管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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「作画のクオリティバブル」についてのお話 

現在のアニメ界は、やたら「作画作画」と騒がれる時代を迎えている訳でございます。
そんな訳ですから、アニメ監督の山本寛氏がその現状を鑑みて「ネット上の一部の作画オタクが制作現場を疲労困憊させている」、「叩かれないようにするには作画クオリティを上げるしか無い」、「世は正に【クオリティバブル】を迎えている」という旨の事を仰るという事態になったりした訳ですよ。

そもそも、アニメに於ける「作画の良さ」というモノは何なのか?
管理人は、「動き」であると思います。アニメーションというのは、絵が動くからアニメーションな訳でして、「如何に面白い動きをするのか?」という点が、管理人が「作画」に求めるモノなのでありますよ。あと、エフェクトとか。ある種の映像的快感を、管理人はアニメに求めている訳でありますね(勿論、ストーリーもですけれども)。金田系作画とか板野サーカスとか、そういったエフェクトやら技法やらが管理人の好物なのでありますよ。「うわぁ、中割りさんも大変だなぁ」等と思いながらコマ送りをするの、愉しいですぞ(いや、気持ち悪いか・・・)。
ですから、管理人の言う「良い作画」というのは、「コマ送りをしてみると面白い作画」の事なんですよね。二次元の絵が三次元的に動いているのがアニメのアニメたる所以であると、管理人は思う訳です。
いわゆる作画オタクというのは、大体「動き」を中心に見ている人が多数派であると管理人は思います。
ところが、冒頭挙げた「作画で騒いでいる人達」を見てみると、どうもあまり「動き」の部分はあまり見られていないんじゃないかなぁ、と思うのであります。

よく、ネット上では「作画崩壊」という言葉を耳にします。
そりゃまぁ、アニメというのは人が描いているんですから(納期が切迫していたり、予算が足りなかったり、理由は様々あるのですが・・・)、作画ミスが起こったりもする訳ですよ。キャラクターの指が6本になっていたり、輪郭がおかしかったり、時には色が塗られていなかったり配色ミスが起こったりもします。そういったモノをして、「作画崩壊」とされる訳ですな。
しかしながら、某巨大掲示板群やら某動画共有サイトで用いられる「作画崩壊」というのは、少し違った用法で用いられている訳ですよ。
キャラクターデザインと少し異なる(作画監督担当者個性による違い)だけで「作画崩壊」と言ったり、酷い時には崩れている中割り(コマ送りしない限り、分からない程度のレベル)を抜き出して「作画崩壊」の烙印を押されたりしているという現状がある訳であります。
管理人は声を大にして言いたいと思います。
それは「作画崩壊」とは言わんだろッ!
近年では、『創聖のアクエリオン』の第19話や『天元突破グレンラガン』の第4話が「作画崩壊」と騒がれておった訳でありますが、あれは作画監督の個性による違いの最たるものであり、「作画崩壊」等と言われるのはお門違いも甚だしい訳であります。
この騒動中、「こんな事でイチャモンをつける)作画オタは気持ち悪いなぁ」という書き込みやらコメントやら個人ブログやらも多くあった訳ですが、寧ろ作画オタクと呼ばれる人達はその違いを愉しんでいた訳であります。
作監の違いや中割りを引っ張り出して「作画崩壊」と言っている人が多数派になっているのを見ると、ちょっとうんざりしますね・・・。

さて、ここで、何故そういった「なんちゃって作画オタク」が誕生するに至ったかを考えてみたいと思います。
・・・とはいえ、これって何のことは無いんですよね。単に「キャラクターを重視するアニメが増えたから」に他ならないんですけれども。
現在も続いている深夜アニメ台頭期に圧倒的多数を占めているのは、いわゆる「萌えアニメ」と呼ばれるアニメであります。こういった作品は「キャラクター」が重視されている訳でありますので、「作監の個性を殺して、できるだけキャラクターデザイン通りに」という制作方針になっていった訳ですな(作画監督」の上にシリーズ通しての統一を図る為に「総作画監督」が立てられる等がそれに当たる訳ですね)。なので、作監による絵柄の違いというのは殆ど消失(よく見れば違いが存在する程度)してしまった訳でございますよ。そういった事を鑑みると、半ば必然的に「作監の違いによる個性が色濃く出た作品」というのは叩かれる対象になる訳ですな。結果的にこの深夜アニメ台頭期というのは、ヘンに目の肥えたアニメ視聴者を増やしてしまったという事になる訳ですよ。
この「ヘンに目の肥えてしまったアニメ視聴者」というのは非常に曲者でして、ヘンにフィルターが存在するから、過去のアニメ作品に対して「絵柄」や「動き」を理由に視聴拒否してしまう、というケースも多々ある訳です。
冒頭の山本監督のいう「クオリティバブル」というのは、萌えアニメに走ったアニメの制作側とそれに乗ってヘンに目が肥えてしまったアニメ視聴者によって起こされたとも言える訳ですね。
・・・山本監督の仰る「一部の作画オタク」というのは「なんちゃって作画オタク」の事であると思うのですが、なかなか指摘される事が少ないような気がします・・・。そのあたりの齟齬が生じているようにも感じるのですが、どうでしょうか。

この10年で「ヘンに目の肥えたアニメ視聴者」が増えてしまいました(実際問題として、管理人の周囲にもそういった人は居ます)。それはアニメ作画界隈にとってとても不幸な事であると、管理人は思う訳です。
こうなってしまっては、制作側としては作画面にのみ神経を尖らせなければならなくなり、演出面やストーリー面が軽薄になってしまう作品なんかも生まれてきますし、山本監督の仰る通り、制作現場の疲労困憊にも繋がるでしょう。
そうなれば個性の出る手描きというのは、もはやアニメとしての必然性が無くなり、業界はアニメーターによる個性の表れの無い3DCGによるアニメーション制作へと移行していってしまうというのは、半ば必然であると言えます。
別に管理人は3DCGでの制作というのに拒絶感は無いのですが(とは言いましても、「人が描いて動かしている」という点が愉しめなくなるのは残念だなぁ、と思います。)、「ヘンに目が肥えたアニメ視聴者」は、3DCGによる制作に対して、拒絶感を剥き出しにしているんですよね。やれ「メカは手描きが良い」だの「車をCGで表現するな」だの、やたらうるさいですから。

そう考えると、やはりこれは悲劇なのかなぁ、と管理人は思います。
こういった現状があると踏まえた上でアニメの作画について発言する等、安易に攻撃的にならない事が求められているのではなかろうかと思います。


【関連記事】
アニメは先細りするのか?
「凄い作品」を見る為に
萌えアニメについてのお話
CGについて
雑談系サブカルラジオ『タイトル未定』 第08回放送


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2011/05/29 06:55|アニメ関連雑記TB:0CM:4

コメント


むしろここでは『価値観を逆転』させて、アニメのそういったところに『わび』や『さび』を見つけるという楽しみ方を提示したほうがアニメ界の将来にとってプラスになるのではないか?

と、『へうげもの』を見ながら思った。

思っただけで、こうして書いたあと後悔したけど(笑)。
ポール・ブリッツ #0MyT0dLg|2011/05/29(日) 12:10 [ 編集 ]

今のアニメはどの回を見てもほぼ同じ絵、という安心感がありますね。
でもそれが当然という世代の人は「1stガンダム」のTVシリーズなんて見れないかも。当時は「第○話は○○氏が作監だから云々」なんてよく言ってたものですがね。本来は作画以上に「第○話は○○氏が脚本担当の回だから・・・」という会話があってもよさそうなものですが、どうしても絵に目がいきます。当時中学生だったし、そこまでマニアでもなかったから。

「人の手描きを見る感動」は絵画と同じで、CGの板野サーカスにはやっぱり手描きの感動がない。
昔は宇宙艦のコルドバが中割りで90度回頭するだけでトピックだったのに。金田伊功のありえねーパースとか、風景が手描きで回り込むだけでも感動しました。
「ザブングル」で中抜きの動きを実験したりなど、アニメ作家たちがリミテッドアニメ表現の可能性を追究していた時代でもありましたねえ。
(出崎氏の逝去は、そういう時代の終焉を感じさせてさみしいです)

こんなことばかり言ってると懐古主義の年寄りみたいですけど、やっぱり、80年代のアニメは面白かった・・・。
矢端想 #1h4OZhZI|2011/05/29(日) 15:41 [ 編集 ]

 「作画崩壊」「CG」「現場の疲弊」など、アニメ界隈が抱える問題は深刻です。

 以前、私がツイッター上でシリーズ構成の方のツイートに意見したことがありました。シリーズ構成という役職は、アニメ制作を俯瞰して予算内できちんと仕事ができる体制を作ることが重要な仕事なのだそうです。

 それは一面として、現場をこれ以上疲弊させないための苦労であり、予算以上のオーバーワークをさせないためのブレーキでもあります。ですが「作画」という仕事のレベルでは、表現の追求として予算を超えた作画をしてしまう者もおり、管理が難しい一方で、そういう作画の暴走こそが、われわれ目の肥えたアニメファンの期待にこたえる作画となるために、逆説的に評価されてしまうとのこと。

 金田伊功氏の仕事は、「書かない」ことや「表現」へのこだわりであったのですが、今は「書く」「書きすぎる」ことでしか表現できなくなるほど、「作画」が統制されてきている状況でもあり、一概に「作画崩壊」なんてことにはならなくなっています。それだけに、現場が疲弊するほどの作画サイドのがんばりや暴走が、ファンに評価されてしまう。これでは現場は疲弊するのは当然でしょう。

 最近では作画自体がアニメ誌でも話題になることが少なくなり、「鉄腕バーディDECODE:02」の話なんかは、貴重な例だと言えます。ニコ動にも「作画崩壊例の動画」というのがありますが、そこで紹介されているのは、現在ファンのレベルで「作画の良しあし」が言われているものとはまったく異なる内容です。

 予算内で作られる仕事としてまっとうなアニメは、作画レベルの低い回があって当然なはず。それを維持しているのは、制作サイドのがんばりでしかない。評価されたアニメは、大なり小なり「赤字」です。それを回収するための「劇場版」というシステムも、場合によっては赤字を生みます。
 作画崩壊を避けるための「クオリティバブル」はファンが望んだ結果なのに、CGを使った画一的な映像は否定する。どんなジャンルのファンもそうですが、あらゆる人間のニーズにこたえることなんて、絶対にできないんですよね。

 では、どうしたら現場が疲弊しなくて済むのか? そのためにはせめて労働環境ぐらい改善してしかるべきでしょう。ファンができることは、関連アイテム等を購入して、消費することしかできないんですけどね。

長文、失礼しました!
波のまにまに☆ #-|2011/05/30(月) 11:22 [ 編集 ]

>>ポール・ブリッツさん
それ以前に、まず「慣れさせる」というハードルがあるような気がします。
綺麗で整っている今の作画から少しでも外れたら拒否反応を起こす人というのが結構居るようなので…。

『へうげもの』、私も観たいのですが、BS(ry


>>矢端想さん
今の若いアニメ視聴者層は、なかなかスタッフまで見てくれない、という人が多いみたいです。
それなのに、作画が云々等と騒ぐのは少し違うんじゃないかと思ったり思わなかったり(笑)。

他は知りませんが、3DCGの板野サーカスは、板野氏自ら監修しているものに関しては、1コマづつモーションをつけているとの事ですよ。


>>波のまにまに☆さん
結局は我々がどうのこうの言ってもあまり変わらないんですよね。
確実にできるのはソフトや関連商品を購入して、少しでも制作に還元する事であると…。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2011/05/30(月) 23:37 [ 編集 ]

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