管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

管理人について

飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
また、最新記事だけでなく過去の記事にも気軽にコメントしていただけたら幸いだと思っております。

当ブログの掲載漫画一覧はこちら

当ブログはリンクフリーでございます。

総来訪者数

有難う御座います!

最新記事10件

カテゴリ

最新トラックバック

月別保存記録

05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10 

空想科学についてのお話 

管理人はSF作品が好きであります。アニメでも特撮でも漫画でも小説でも、SF要素のある作品は好物なのでありますよ。最近は海外のSF小説を原文で読みたくなってきたりしている訳でありますが、何分管理人は英語が壊滅的に出来ない訳でして・・・。もっとちゃんと英語を勉強しておけば良かったかなぁ、と思っている訳なのですが(否、これから勉強すれば良いのだッ!)、そんな事はどうでも良いですな(笑)。
そんな訳でSF好きな管理人ですが、ある時友人にこう言われた訳でございます。
どこまでがSFでどこからがそうじゃないんだ?
これに対して管理人は上手く答える事が出来ませんでした。

考えてみるとこの「SF」という言葉、ジャンルを表すには非常に曖昧な言葉なんですよね。例えば、巨大ロボットが出てくる作品もSFと呼べますし、タイムマシンによる時間改変モノもSFと呼べる訳です。パラレルワールドモノやスペースオペラ、隕石衝突モノにロボットによる社会問題を描いた作品、スチームパンクにサイバーパンク、そして人類終焉モノなんかも、全てSF作品と呼ぶ事が出来るのであります。「SF」の包括力って凄いですな。

実はこの「SF」という言葉は和製英語でありまして、海外で「SF」と言ってもあまり通用しないそうであります。日本では「Science Fiction の略」として世間一般に知られている訳でして、そう考えると結構意外ですよね(因みに、海外では「Sci-Fi」と略すのが一般的であります)。
さて、この「Science Fiction」、どういう意味なのでありましょうか?
直訳すると「科学創作」といった感じになりまして、「科学を元にした創作作品」といった感じの意味合いになりますか。
気になるのは「fiction」という単語に「捏造、嘘」という意味合いもある、という事ですな。この「捏造」というのが非常に面白いと管理人は思っている訳であります。作品によっては大胆に科学法則を捻じ曲げたり、定説とは異なる説を採用したりと、作品や作者によって「科学」に対するアプローチもかなり分かれており、そのあたりもSFを愉しむ要素になってくるのでございますよ。しかし、言い方を変えるとまさしく「捏造」と言ってしまう事が出来る訳でして(笑)。
一般的に「SF」の訳語としては「空想科学」という言葉が浸透しております。管理人、この「空想科学」という言葉が好きなのであります。この言葉には、「現代の科学から未来の世界を想像する」 とか「未知の技術を想像してみる」といった感じのニュアンスも含まれている訳でありまして、そらはまさしくSFであるし、同時に何だか物凄い浪漫が秘められているような気になる訳ですよ。
しかして最近はこの「空想科学」という言葉はあまり使われていないようありまして、「空想科学」と言葉に出すと、決まって返ってくる返事は、
空想科学読本』?
なんですよねぇ(苦笑)。別に『空想科学読本』が悪い訳ではありませんが、なんだかなぁ、と思ってしまいます・・・。

それはともかくと致しまして、時として脚色される「Science」の部分なのですが、実際どのような感じで脚色されるのか。
これがまた厄介な話でして、本当に専門書を読まないと分からない程度の改変から、どうみても魔法にしか見えないようなモノまで幅広くある訳なんですな。実はこれが最も「SF」の定義を定めるに当たっての難関でございまして、「ハードSF小説のみをSFとすべきである」と言う人から、「体系化されているのであれば魔法を題材にした作品でもSFとすべきだ」と言う人、果ては「その人の感性に任せるという事で手を打ちませんか?」と言う人も居まして・・・。SFに於ける科学不要論なんかも出てきている上に本職のSF作家の方々でも意見が分かれておりまして、もう随分と混沌とした様相を呈している訳でございます。
そんなこんなで、もう何十年も論議が為されておりますが、未だに回答が出ないばかりか、日本に於いては「ライトノベル」という新しいジャンルが出来た事によりさらに「SF」の定義が複雑化するという現象も起きている訳です。SF的要素を採用した作品も多いですからね、ライトノベルは。
そんな訳で、「SFマインド(SFを感じさせる要素、といった感じの意味です。」なんていう言葉も出てきまして(現在は割と肯定的な意味でとられていますが、この言葉が出来た当時は否定的な意味合いが強かったそうであります。)、もう半ば「SFは皆の心の中にある!」みたいな空気になりつつあり、最早「何処までがSFか?」なんて言えないような気がするんですよねぇ・・・。どうしたものやら、であります。

しかしここで考えてみますと、いわゆる「古典SF」と呼ばれる作品の多くは、様々なSF的ガジェットを使用しつつ、当時の社会に対しての風刺やら皮肉が織り混ぜられている訳でございます。そう考えてみますと、ガジェットも確かに大切ではありますが、本当に必要なのはそういった作品の芯の部分ではないかなあ、と思う訳ですよ。
しかしそういった寓意的なモノは現代に於いては「まわりくどい」と一蹴されかねない訳でありまして、そうであるならばわざわざSFという手法を使わなくても、となるのでございます・・・。だから「SFの時代は終わった」なんて言われるのかも知れませんな。哀しい話ですが。

Science Fiction」という言葉に拘らなければ、「すこし ふしぎ」というのもある訳であります。これは漫画家の藤子・F・不二雄先生が出した言葉なのでありますが、「日常世界から少し離れた世界」或いは「日常に潜む非日常」といった感じの意味合いになってくるそうです。非科学的SF解釈とでも言いますか。先述の「SFマインド」にも似ているような気はしますが・・・。
しかしこれだとファンタジーなんかもSFの範疇に入ってくる訳でありますな。管理人はこれも好きでありまして、確かにそうであるなぁ、と思う訳でございます。

・・・まあこの話、結局は「個々の感性に任せる」という所に落ち着きそうではありますな。個人的には若干納得がいかんような気がしないでもないですけれども、一人一人がそれぞれのSF観を持つという、そういう意味での「SFマインド」という解釈となっていくのではなかろうかと。
ちょっと寂しいような気がしないでも無いですが、SFはジャンルとして拡がり過ぎたのかも知れません。膨張する宇宙が最後には引き延ばされて四散してしまう、という説がありますが、SFも同じように膨張し過ぎて四散してしまったのでありましょう。
ちょっとSFチックな感じで、〆とさせていただきます(笑)。

【関連記事】
終末観
「深読み」は面白い!

スポンサーサイト
web拍手 by FC2
2011/02/28 10:54|空想科学雑記TB:0CM:5

コメント


「スペキュレイティヴ・フィクション」とか「ジュディス・メリル」とか「SFに何ができるか」とかいう言葉がパッと頭に浮かぶわたしは古い人間でしょうか(^^;)

ニューウェーブは廃れていまや誰も読むものとてない。20世紀は遠くなりにけり。
ポール・ブリッツ #0MyT0dLg|2011/02/28(月) 19:16 [ 編集 ]

>>ポール・ブリッツさん
『SFに何ができるか』は読んでみたいですが、某密林ぐらいにしか無く、まだ読めてないですね…。

仰る通り、本当に20世紀も過去となってしまいましたよねぇ…。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2011/03/01(火) 17:47 [ 編集 ]

一般にSFという言葉からは「宇宙」や「未来」が想起されますが、古典SFにおける「宇宙」「未来」といった舞台設定は、現実世界にはない極限状況に人間を放り込むことで、既存の文芸よりも人間の性質や可能性をもっと深く描出することを企図したものです。もともとSFの核はそこにあるのだと思いますが、そうしたスタンスのSFの中にはファンタジー世界的な舞台設定をするものもあります。逆にSF的な世界観を持つファンタジーもあり、形体としてSFとファンタジーはクロスボーダーなのが現状です。

これらは文壇ではその内実によって明確に区分されていますが、一般の受容者層ではSF=「宇宙」ファンタジー=「魔法」みたいな認識があるので、両者の世界観が混じり合った場合に垣根が判然としなくなるんでしょうね。それは日本ではSFやファンタジーに文芸としての権威が弱く、文芸としてのスタンスが認知されていないことに因る気もしますが・・・。

個人的にはハードSF以外のSFは、全てファンタジーの領域に包括され得ると思いますよ。
Uedy #-|2011/03/02(水) 12:20 [ 編集 ]

言語実験的SFをファンタジーにくくるのはちと納得がいかんのですが。
「スラデック言語遊戯短編集」収録の作品なんか、ハード性はかけらもないけど、SFとしか呼べんもんなあ。
と、難癖をつけて論争したがるSFファンの悪癖(笑)
ポール・ブリッツ #0MyT0dLg|2011/03/02(水) 14:15 [ 編集 ]

>>Uedyさん
はじめまして。
私もファンタジーとSFを一緒にするというのはどうかと思わなくも無いですね。明確に線引きするというのは少し難しいかも知れませんが…。
う~ん…。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2011/03/02(水) 23:11 [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


トラックバックURLはこちら
http://mogera594.blog9.fc2.com/tb.php/745-8e0f8d91

管理人のつぶやき(Twitter)

日々、下らん事を呟き続けております。携帯からのつぶやき多し。

pixiv

只今の日時&当ブログの情報

現在時刻





総記事数:


最新コメント15件

リンク

このブログをリンクに追加する

過去記事10件

当ブログ内の過去記事10件であります。
気が付いたら、更新していっております。


検索フォーム

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

メールフォーム

御用の方は、どうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文:

現在当ブログを見ている人の数

現在の閲覧者数:

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

Copyright(C) 2006 怪獣の溜息 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.