管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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第二次大戦アニメ・ドキュメンタリー 『アニメンタリー 決断』 

この夏の一番の收穫といえば何か?
と訊かれますと、やはり『劇場版 仮面ライダーW』を観れた事なのでありますが、それと同等かそれ以上の収穫が、あった訳でございます。
それが今回御紹介致します、『アニメンタリー 決断』という作品であります。

さて、『アニメンタリー 決断』は、1971年に放映された、タツノコプロ制作の戦記アニメであります。尚、「アニメンタリー」というのは造語でございまして、意味合いとしては「アニメ×ドキュメンタリー」といった感じになるそうです。

全体的には太平洋戦争に於ける「決断」に重点を置いた作品となっておりまして、開戦から終戦に到るまでの、各作戦に於ける各指揮官(時には政治家、下士官)の「決断」が描かれている訳です。
特筆すべきは、日本軍側を描く時も連合国軍側を描く時も、実に淡々とされている訳でありまして、「どちらが良い、どちらが悪い」というような描き方をしていない、という事なのですね。また、この作品には主人公格となる人物が居らず、強いて言えば各回の「決断」を下した人物にスポットが当てられている、というぐらいなのであります。
単純な戦争の反省または戦争賛美では無く、戦場に於ける「決断」を淡々と描いたという点が、『アニメンタリー 決断』の凄いところと言えるでしょう。
歴史考証につきましてはかなり力が入っておりまして、当時としては最高クラス(だと思われる)の歴史考証が為されておりました。これは、原作・監修を作家の児島襄氏が務めているというのが大きいようであります。

作画に於きましては、当時としてはかなりのハイクオリティーなものに出来上がっておりまして、純粋にメカニックの格好良さを堪能できる作品としても仕上がっているかと思います。後のタツノコプロ作品に使われるようになる表現やエフェクトが散在しておりました。
人物に於きましては、当時としてはかなりリアルな画風となっておりました。演技の付け方についてもかなり気が配られておりました。
アニメンタリー 決断』は、日本のアニメの作画に影響を与えている作品のひとつと言えるでしょう。

もう一つ、特徴的なのが、「」の使い方です。
この作品のBGMには、軍歌や戦時歌謡曲をアレンジしたものが多く使われておりまして(場合によっては挿入歌として使用されています)、上手い具合に場面に合致したBGMがかかる訳です。知っている人はかなりニヤリと来るのではないでしょうかね(笑)。
また、SEは実機のエンジン音や実際の爆発音が使われておりまして、それもまた作品の臨場感を上げるのに効果的な役割を果たしていますね。
やはりSEやBGMという「」という部分については、作品の「」の部分でございますから、こういった作品ではかなり丁寧な作りとなっている訳でありますな。

忘れてはならないのが、この作品のシリーズ構成についてであります。
この作品のシリーズ構成には時系列シャッフルが採用されておりました。
時系列シャッフルと言えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年版)等が有名でありますが、この『アニメンタリー 決断』は、日本で初めて時系列シャッフルを採用したアニメ作品であると言われております。

そんな訳でこの作品はまだテレビアニメが「テレビまんが」と呼ばれていた時代に、様々な画期的要素を持ち合わせていた、異色の作品であるといえるでしょう。
しかし、当時としてはやはりリアル過ぎた為か、PTAや教育団体からは激しい抗議があったようです。その影響で作品は打ち切りとなってしまった、というお話もあるようであります。
これほど素晴らしい作品でありましても、やはり出てくるのが早すぎた、という事でありましょうかね。
今この作品をリメイクしてみる、というのも面白いような気もします。


いやはや、淡々と歴史を描き、その中から生きるための教訓を学ぶ、という造りの作品ではありますが、緻密な作画、要所要所で入るナレーションによる解説等、今観ても全く色褪せる事の無い作品(寧ろ、今だからこそ観るべき作品なのかも知れません。)でありました。まさに、隠れた名作と言うべきような感じの作品でありましたね。
皆さんも機会があれば、是非御覧下さい。
・・・とは言っても、なかなかレンタルビデオ店には置いて無いですから、視聴は困難かもしれませんが・・・。DVDBOXが定価22,050円で出ておりますので、お金に余裕のある方は、是非!決して損する内容ではありませんですぞ。

この作品を管理人に紹介してくださったyuzumugeさんに御礼申し上げます。素晴らしい作品を御紹介していただきまして、有難うございました!


【関連ページ】
君は「アニメンタリー決断」を知っているか

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2010/08/27 22:08|その他のアニメTB:0CM:3

コメント


この作品、ケーブルの「ヒストリーチャンネル」で見てました。この夏の終戦記念日に合わせて、7月ごろから放送されており、全部ではありませんが、ある程度拝見しました。実に面白い作品です。全話視聴できなかったので、うちのブログでは紹介ませんでしたが、昨今見直して面白い作品であるのは間違いありません。
この作品、問題はどこまで史実かということですが、あくまで証言をもとにしているため、人間の思惑が入っているのも事実です。けれどこの作品の物語が、あの戦争の一側面を語っていることは真実だと思えます。お金があればDVD買うんだけどなあ・・・・w
波のまにまに☆ #-|2010/08/28(土) 10:43 [ 編集 ]

この「アニメンタリー 決断」が打ち切りになったのには、PTAうんぬんよりも視聴率がまったく振るわなかったのがさらに大きな理由であります。

なぜか?

裏番組が、「仮面ライダー」(最初の)だったからじゃあ!

世はまさに「変身」ブーム真っ只中、良心的なつくりでも、地味で重いアニメが受け入れられるはずがなかったのであります(^^;)

たしかミリタリー漫画家のサトウ・ユウ先生は、「決断」を見るために弟相手に本気で喧嘩をして黙らせる必要があったとなにかで書いておられました。

それからも、80年代後半にビデオが発売されるまで、再放送なんかまったくされない暗く重い時代が続いたそうで……。

今となっては隔世の感ですな。
ポール・ブリッツ #0MyT0dLg|2010/08/28(土) 16:59 [ 編集 ]

>>波のまにまに☆さん
そうですか、ヒストリーチャンネルで…。
歴史的な価値も結構あると思うのですよね。
「放映当時の歴史観」という意味合いからも、この作品は貴重な存在であると思うのであります。

>>ポール・ブリッツさん
いやはや、敢えてこの記事ではその事について触れなかった訳ですが(笑)、『仮面ライダー』は流石に強かった訳ですよね。
当時は戦記物ブームだったそうですが、それにしてもやはり重すぎたのかなぁ、と。
やはり出てくるのが早すぎた、そんな作品だったんでしょうね…。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2010/08/29(日) 03:13 [ 編集 ]

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