管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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福岡市美術館、最後の攻防! 「ゴジラ展 大怪獣、創造の軌跡」、行ってまいりました。 

只今絶賛公開中の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』も、現時点で既に興行収益が21億を突破するという大ヒット作品となり、この12年間の怪獣氷河期を見てきた特撮怪獣ファンの管理人としては「夢じゃないか!?」とこの現実を疑っていたりもするのでありますが、どうやら現実のようであります。
心底嬉しい状況ですね、これは! 実に喜ばしい限りであります。

さて、そんなゴジラ熱の冷め止まぬ管理人は、先月15日から福岡市美術館にて執り行われている「ゴジラ展 大怪獣、創造の軌跡」に行ってきた訳でございますよ。事前に『シン・ゴジラ』の作中で使われたミニチュア等も展示されているという情報を仕入れていた為、ネタバレをシャットアウトする為に『シン・ゴジラ』を数回観たこのタイミングで足を運ぶ事に決めた訳であります。
例によって昨年の「特撮博物館熊本展」や「成田亨展」の時と同様「福岡特撮オフ会」の方々と共に行った訳でありますが、皆さんがどんどん先に行くのに管理人だけ取り残されて気付けば一人になっていたというアクシデントもあり……。誰だよ、「所要時間は2時間見とけば十分」って言ったの! 明らかにじっくり回ったら4時間コースだったじゃねぇか!! 速足で回ったので3時間で済んだけど!!!
……図らずも、こういうの催しに管理人は集団で見に行っちゃいけねぇなという事を痛感した哀しいオフ会と相成ったのでございました(笑)。

大怪獣創造の軌跡 (1)

それはともかく、「ゴジラ展 大怪獣、創造の軌跡」。
特撮博物館に展示されていたミニチュア等とも再会でき、非常に愉しかった訳ですよ。

福岡市美術館!

今回の展示では『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』を作例という事で主軸に据え、西川伸司先生によるゴジラや機龍のデザイン検討からミニチュアの設計、三池敏夫特美監督による特撮セットの飾り込み等を段階立てで展示し、「特撮怪獣映画の出来るまで」を追体験させるというような形の展示が為されておりました。先の「特撮博物館」が特撮技術全般についての展示だったのに対し、今回はその応用編とでも言うべきモノになっていたのかも知れませんね。
まさに、映画というモノが多くのスタッフによって制作される総合芸術であるという事を感じさせる、展示だったように思います。

勿論『東京SOS』のメイキングだけは無く、様々な特撮映画に使用されたミニチュアや着ぐるみ等も幅広く展示されておりまして、3式機龍をはじめSOSゴジラ、『ゴジラ FINAL WARS』版のガイガン、『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』版のキングギドラ、デストロア集合体、グリーンモスラ、そしてスペースゴジラといった怪獣達の着ぐるみ・操演プロップや、スーパーX2、『日本沈没』に登場する潜水艇わだつみ、84年版『ゴジラ』その他で使用された原子力潜水艦や90式メーサー殺獣光線車等のミニチュアも展示されておりました。他には、54年版『ゴジラ』で使用されたオキシジェンデストロイヤーと潜水服や『怪獣大戦争』その他で使用されたゴジラの足も展示されておりましたかね。
幾つかのミニチュアや着ぐるみは「特撮博物館」でも展示されておりまして、「どうも、お久しぶりです!」と、声をかけたくもなったりして(笑)。個人的に目を引いたのは、やはり『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場する対ゴジラロボMOGERAのデザイン検討用雛形でしたかね。MOGERAはいいぞ……!

福岡を襲撃した怪獣という事で、スペースゴジラは撮影可となっておりました。

スペゴジ

ビオランテの昇天に伴って宇宙に飛散してしまったG細胞が宇宙の結晶生物と融合して、

スペゴジ (5)

ブラックホールからホワイトホール経由で襲来した、

スペゴジ (2)

脅威の宇宙怪獣

スペゴジ (4)

の割にリトルゴジラをいじめる等、やる事がいちいち姑息なスペースゴジラさん!

いやぁ、「平成ゴジラVSシリーズ」期の怪獣デザインって、やっぱり怪獣の「格好良い」部分が前面に推し出されたデザインになっていますよね。このスペースゴジラもデザインはゲーム「超ゴジラ」が元になっている訳でありますが、兎に角格好良い怪獣であります。
福岡タワーを通して宇宙エネルギーを吸収するというちょっとよく分からない宇宙的な力を発揮して福岡の街を結晶化させるというのも物凄いのですが、スペースゴジラの真髄は特に誰かに操られていた訳でも無いのに、自分で対ゴジラの作戦を立てて然るべき後に地球を侵略しようとしていたという頭脳プレイが冴えわたっている点にあると思います。多分このヒト、しょっちゅう操られるキングギドラより賢いぞ(笑)!
ゴジラ細胞が凄かったのか、結晶生物の力なのか、はたまたビオランテに組み込まれていた沢口靖子細胞の為せる技なのか!?

さて、ミニチュアやら着ぐるみ以外の展示と致しましては、特撮映画を創るにあたって必要なデザイン画や絵コンテ(ピクトリアルスケッチ)、或いはイメージボード、そして実際に制作されるミニチュアの図面等がメインとなっておりました。
管理人は、書籍なんかで掲載されていたモノは見た事がありましたが、54年版『ゴジラ』の生絵コンテなどは今回初めて見たので、なかなかに興奮しましたね。カット割りや構図なんかもかなり緻密に絵コンテの段階で計算されている訳ですよ……。
また、展示内容はゴジラ映画に限らず、東宝の手掛けた特撮映画全般に渡っておりました。例えば『地球防衛軍』や『妖星ゴラス』といったSF映画や、『ゼロ・ファイター 大空戦』に『日本海大海戦』といった戦争映画のイメージボードなんかも展示されておりまして、「ゴジラ展」とは言いつつも実質的には「東宝特撮映画展」と言った方が良いのかな、という感じになっていましたかね。

そうして最後は、『シン・ゴジラ』で使用されたミニチュアの展示ブースとなっておりました。

※ここから、現在公開中の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』のネタバレになりますので、以下、追記にて!



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シン・ゴジラ』の最終決戦たる「ヤシオリ作戦」の舞台となった、東京駅のミニチュアでございます。

東京駅 (1)

62年もの長いゴジラシリーズで東京駅が破壊されたのは、『怪獣プラネット ゴジラ』(因みにコレは、アトラクション等のイベントで上映されていた作品です。)以来今回が2回目でありまして、映画としては初の事となる訳でありますね。

東京駅 (3)

無人在来線爆弾」の攻撃によって転倒したゴジラが、その勢いのままに東京駅の駅舎を破壊する訳でありますが、あの破壊カットはミニチュア撮影による表現だった訳であります。

東京駅 (2)

シン・ゴジラ』では、「3DCGで表現されたゴジラ」という言葉が割と一人歩きしてしまっている感がありまして、「ミニチュアは使用されていない」みたいな言説で語られる事が多いのですが、部分部分ではミニチュアワークをはじめとしたSFXもふんだんに使用されているんですよね。
爆発エフェクトなんかは実際の火薬の爆炎をVFXで合成したモノも多く使用している訳ですし。まぁ、日本の予算規模での特撮で「全編3DCG」というのはキツイという話もあるようなのですが……。

東京駅 (4)

兎に角緻密な作り込みでありました。

そして、ゴジラの全身立像であります。博多駅に居るのとはまた別の個体のようであります。

シン・ゴジラ立像 (1)

相変わらず禍々しいお姿で。

シン・ゴジラ立像 (3)

どこに行ってもこのヒト、こっちを睨んでくるんですよ。恐ろしいっすなぁ。

シン・ゴジラ立像 (4)

腕が小さい。

シン・ゴジラ立像 (5)

背鰭!

シン・ゴジラ立像 (7)

今回は背面からもバッチリ撮る事が出来ました。逆光になっているのがアレですが。

他にも、撮影禁止となっていましたが、『シン・ゴジラ』の為に制作されたゴジラのアニマトロニクス(機械仕掛けで動く撮影用の人形)も展示されておりました。
実際に実物を見ると分かるのですが、かなり巨大なものになっておりまして、上半身だけなのに迫力と威圧感が物凄かったです。これにVFXで色々な素材を足していくと昨年の『進撃の巨人』の超大型巨人同様、なかなかに迫力のある映像が撮れるような気はするのですが、しかしこのアニマトロニクスゴジラさんは、制作されたは良いが結局本編では使用されずじまいだったとか。
なんだか84年版『ゴジラ』でサイボットゴジラが制作されたのにあまり本編では使用されなかった、みたいな話ですなぁ。いや、今回は本当に使用されなかったので、余計にタチが悪いのか(笑)。
恐らく使用されなかった理由もサイボットゴジラさん同様、メインで使用されていた3DCGと造形的な乖離があった為なのでしょうね。『シン・ゴジラ』で登場する3DCGのゴジラは2号雛形をスキャンして3DCGデータがつくられている訳なので、その雛形と結構違った印象の顔のアニマトロニクスゴジラさんは、使用されないという決断が下されたのではなかろうかと。迫力はあっても顔が違うというのは如何ともし難い訳です……。
それにしても何か、良い具合に供養してやれる機会があれば良いですなぁ。ちょっと不憫であります。

そんな感じで非常に愉しい展示でありました。8月31日までなので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。『シン・ゴジラ』の半券があれば100円割引にもなる事ですし、福岡界隈のゴジラファンは、是非!

因みに、福岡市美術館は今年の8月31日をもって改修工事に入り、2019年3月まで休館となります。
なんだか「ゴジラによって破壊された!」みたいになっちゃっていて面白いのではありますが、慣れ親しんだ美術館が休館になるというのは、ちょっと寂しいっすなぁ。


【関連記事】
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「特撮 meets Classics 伊福部昭の世界 ~ゴジラVSオーケストラ~」に行ってまいりました!
特撮博物館・熊本展、行ってまいりました!
特撮博物館、行ってまいりました!

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2016/08/09 20:36|特撮関連雑記TB:0CM:2

コメント


こんにちは。

シン・ゴジラ、未だ興奮冷めやらず、ですね。興収も50億円越えの見込みもあるという事で一ファンとしては本当に嬉しい限りです。単に収益面、金銭面での記録云々ではなく、世間に対する少なくない評価、注目の度合いにこそ目を見張ります。今作の成功に端を発してこれから54年のゴジラを皮切りに一時代を築いた嘗ての「特撮」ものの復活の狼煙を上げ、引いては日本映画全体のより一層の活性化、躍動に繋がって欲しいと私は心から願っています。

庵野監督自身、「(今作で)日本映画が変わって欲しい」と仰っていましたし、ノスタルジックな要素を基底に施した「仕掛け」は存分に抜かりないのでしょう。そして思い描くところ、それ以上の効果、に繋がって欲しいものですね。

ところで、ひとつこちらも些末ながら疑問に思っていたのですが、総括的な体系は兎も角、当のゴジラに関しては結局のところ告知通り所謂“フルCG”だった、という事でしょうか。

展示内容にある件のアニマトロニクスに関する説明を拝見する限り、従来の手法、パペットなりぬいぐるみとデジタル的な処理とのハイブリッドの採用も早い段階で見送り、ゴジラ描写の方式を今作で根本的に切り替えた、という理解で間違いはないと。

私はハイブリッドはどうあれ、一部ではプラクティカルな手法も用いられていた印象はありました。けれど従来の手法に拘っている訳でもないし、フルCGだとしても一向に構いません。

寧ろどう見ても「ゴム」の質感や所作にしか感じない箇所も実際全てCGで賄ったとなればある意味リアルで驚くべき表現力には違いありませんし、とても面白いと感銘を受けました。

質感の統一感も勿論リアリティを維持する為には必須の条件ですが、作り込まれたアニマトロニクスを用いたシーンも同様に興味ありますけど。進歩や発展を果たした技術はCGやデジタル技術に限った話ではないし、少なくとも今現在において「人の手」あってこその表現だと私も思いますから。
ワン #4Fa3Cym6|2016/08/21(日) 17:58 [ 編集 ]

>>ワンさん
こんにちは。

よもや本当に興収が40億を超える事になろうとは思いもしませんでした。夢のような話です。
これはもう、内容の面からも興行の面からも日本の特撮怪獣映画が完全に復活を遂げたと見ても良いのではなかろうかと(笑)!

>告知通り所謂“フルCG”だった
そうなのでしょうね。
表現の検証の過程で『進撃の巨人』で一定の成功を見たアニマトロニクス+VFX方式では無く、3DCGによる表現となったという点は、表現主体の特撮に回帰したと見ることが出来るような気がします。
「着ぐるみだCGだ」と騒いでいる特撮ファン界隈にも一石を投じるものになっているんじゃないですかね。
「リアリティしか目指していない」と、樋口特技監督も仰っていましたし!

……アニマトロニクスによるゴジラの検討映像は、ひょっとしたらDVDやBDの映像特典についてくるかもしれません。
それはそれで楽しみな気がします。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/08/21(日) 19:04 [ 編集 ]

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