管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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昨今、脚本家が「戦犯」として叩かれ過ぎなのではないか問題 

6月もそろそろ終わりに差し掛かっておりまして、今年の4月期開始アニメも続々と最終回を迎えていっております。
毎クールの事ではありますが、「最後まで観ていて良かったなぁ」という作品から「う~ん、こいつぁイマイチだったぜよ」という作品までありまして、それぞれの作品の良かった点、悪かった点を総括しつつ次のクールのアニメの情報を仕入れていく感じに管理人はなっておるのであります。大体のアニメファンはそんな感じだとは思うんですけどね。

さて、今期管理人が最後まで観た作品のうちの1作『くまみこ』が、最終2話の展開を原作から改変した結果キャラクター達が何かおかしくなってしまったというのがあり、それまで観てきた視聴者は困惑、原作者のブログにもオブラートには包んでおりますが「なぜこうなってしまったのか」的な事が書かれているのもあり、現在ちょっとした炎上案件になっていたりする訳であります。
その展開から主人公が精神崩壊を起こしたようにも見える為、「機動戦士Zガンダム』ないし『重戦機 エルガイム』の再来だ!」とか言われてしまっていて何ともおかしい感じなのではありますが(笑)、しかしネットに於ける集中砲火は専らアニメスタッフ、特に脚本家に向かって浴びせられている訳でありますよ。まぁ、管理人も「あの展開はちょっとなぁ……」とは思うところではあるんですけれども、しかしながら同時に、「全部が脚本家のせいって訳でも無いだろうが」とも思うんですよね。
昨今は、作品が成功した際でも失敗した際でも、何かと「脚本家」が槍玉に挙げられているような印象があるんですけれども、しかしながらそこまで脚本を持ち上げたり叩いたりするのはちょっと違うのではなかろうか、と……。
それはアニメでも、特撮でも、或いは映画なんかでも、兎に角映像作品界隈全体で言えるように思うのですが。

そもそもとして、映像作品に於ける「脚本」は何か?
その答えは、「作品の設計図」とするのが正しい訳であります。物語を構成するのは脚本ではあるんですけれども、しかしながら最終的には映像作品となる訳でありますので、設計図はあくまでも設計図であるに過ぎません。
また、その設計図自体も監督やプロデューサーの意向を元に構成されている訳でありますので、脚本家の仕事は、いかに監督やプロデューサーの頭の中にある「伝えたい事」を文字として、物語として構成するかという部分が大きい訳ですよ。よく言われるのは、「脚本家はインタビュアーである」という事でありますかね。そうして監督やプロデューサーのやりたい事に脚本家の持ち味が幾分かミックスされて、漸く脚本が出来上がる訳であります。原作付きの作品の場合は更にそこに「原作」という要素が加わってくるので、脚本家独自の作家性というのが出にくくなるという話もあります。
そういった性質上、物語全体を俯瞰した場合であっても、そこに脚本家の責を問う事は難しい訳でありますよ。
勿論、脚本ありきでその後に監督やプロデューサー以下スタッフが決まっていったという作品なんかは別になりますけれども。

素材は同じでも、調理の仕方次第で味は変わる訳です。

そして、脚本があくまでも設計図であるが故に、「完成作品が設計図通りに作品が組み上がっているとは限らない」というのもポイントになってくる訳でありますよ。監督や演出家によっては、きちんと設計図通りに組み立てる人も居れば、制作中にアレンジを加える人も居ますし、中には手抜き工事をする人だって居る訳であります。
アニメなんかの絵コンテ集や脚本が出版されていたりもしますが、そういうモノを読み比べてみると、結構絵コンテの段階で脚本からストーリーが変わってしまっていたりもするんですよね。そこが、演出家や監督のアレンジというところになる訳です。
また、実写作品の場合は、ロケ先の天候等の影響で作品の話がガラリと変わってしまう事や、監督のその場のノリと勢いで話の展開が二転三転してしまう場合だってありますし、役者やその事務所がNGを出す場合なんかもある訳です。
管理人が知っている中で一番極端な例は、特撮監督の「こっちの方がドラマチックになるだろう!」という一声で登場人物の乗っている飛行機が爆発炎上、その後のその登場人物のシーンが全部カットされてしまった、というヤツですかね(笑)。監督やプロデューサーと相当モメたらしいのですが、結局その特撮監督の案が採用となって世に出たのであります。もうこうなると脚本家の責任がどうとかいう話じゃ無くなります。まぁ、こんな例はそうそう無いでしょうけどね。

こうした、脚本がどんどん変わってしまうという話で分かりやすいのは、三谷幸喜監督の映画『ラヂオの時間』を観るのが一番手っ取り早いですかね。
この作品は様々な要因やら横やりやらでラジオドラマの脚本がどんどん変わっていって当初の物語が殆ど無くなってしまうというドタバタ喜劇なのでありますが、極端に言えばああいう事がアニメや特撮、映画の現場でも起きている訳でありますよ(笑)。そもそも『ラヂオの時間』自体が、三谷監督が手掛けたドラマの脚本が放送時には全く違うモノになっていたという経験から生まれた作品だったりもするのですが。

脚本」という、一見するとその作品のストーリーを構成している役職であるが故に、その脚本家を「戦犯」扱いにして叩くという風潮が出来てしまったのでしょうが、しかしよくよく見てみると一概に脚本家だけの責任とは言えない訳です。
真に責任を問う事が出来る人物が居るとすれば、それは脚本家では無く、作品全体を統括している監督やプロデューサーであると、管理人は思うんですよね。だからと言って「プロデューサーや監督を叩こうぜ!」と言う訳でも無いんですが(笑)。

映像作品の多くは、個人では無く実に多くの人間が携わって完成している訳であります。それを、あくまでも1セクションに過ぎない役職に居る人をよってたかって「戦犯」にしてしまうというのは、何か違うんじゃないかなぁと思う、今日この頃でございますよ。

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2016/06/23 19:52|アニメ&特撮混合雑記TB:1CM:6

コメント


アニメにとどまらず映像作品に、クリエイターとは別に「殴られ役」という役職を設けてはどうか。

作品がコケたとき、「とにかくそいつが悪い!」と叩かれること「が」その仕事。

非合法組織における「パクられ要員」みたいなもので、名前だけの「プロデューサー」に据えておくとか。

……疲れているらしいので寝ます。
ポール・ブリッツ #0MyT0dLg|2016/06/25(土) 23:15 [ 編集 ]

>>ポール・ブリッツさん
或いは、全員「アラン・スミシ―」名義にするとか(笑)。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/06/27(月) 19:41 [ 編集 ]

くまみこみたいに原作が続いている作品だとどうしても最後はオリジナル展開にせざるえなかったりしますよね。原作通り続けるとすごく中途半端に終わったり、後味悪く終わる事も多々ありますからね。

書かれている通り全てが脚本通りなわけではありませんし、脚本通りだったとしても上なり原作なりからの要望だったり、両方からの要望を取り入れなければならないが為にカオスな内容になる事もありますからね。
第4のペロリンガ #-|2016/07/03(日) 01:48 [ 編集 ]

>>第4のペロリンガさん
『くまみこ』の場合、原作を改変して後味が悪くなってしまった例だと思います。
これでやるのならば、原作通りにやっておいた方が無難だったのではなかろうか、と。

ただ、1クールごとに忘れ去られる有象無象のアニメに比べれば、良くも悪くも印象に残る終わり方をした方が長く記憶に留まって、良いのかも知れないなとは、思いますかね。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/07/11(月) 21:39 [ 編集 ]
脚本家ではなくて
はたして脚本家が戦犯か?という疑問。
あ、ご無沙汰しております、波のまにまに☆です。

ちょいとEDのスタッフロールを見ますとですね、
最近のアニメでもわりと多くクレジットされている名前に、
「シリーズ構成」ってのがあるんです。

名前を見ると、脚本家、あるいはメインライターが
クレジットされている場合がほとんどなので、
無視されがちですが。

実のところ、1話当たりの予算の分配や力の入れ加減などを
コントロールしているのは、このシリーズ構成の人です。
ここは盛り上げどころなので人材も多く投入して、お金も多めにかけて、
でもここは大した話ではないので、人も少なめに、予算も少な目に、
とかって初期段階の仕事配分やペースメーカーの役割を果たす
お仕事なんですよ。

もちろんこの役職が脚本家によるものである場合が多いので、
脚本家が戦犯ではないという理由にはなりはしませんが、
少なくとも、作品を作る上での水先案内人の役ではあるのです。
このシリーズ構成に従い、各話監督やチーフディレクター
などが人材を決めていく。お金のかけられない話には、
作画も国内ではなく海外に外部発注するとか、
見直しにも手直しにも注力できない事情が出来上がることになる。
中には自費を出してまで作画直しをやっちゃう監督もいるそうで。

戦犯は確かにいるんでしょうけど、誰を責めるべきかは難しい話。
でも統括としての監督を責めるのは、仕方がない。
むしろ好きな作品の監督が別の作品で何かをやらかしたら、
好きな作品の監督だけに監督は叩きづらいから、脚本家を叩く。
あるいはその逆もあるかもしれません。

そうそう、脚本は作品作りの設計図でもあるわけで、
その後絵コンテを経て作画をし、修正が加わって
音入れになる時には、「台本」になります。
ってことは、作品作りの過程で脚本は原型をとどめて
おりません。脚本通りってのは、ほとんどないに等しいです。
それでも脚本家が叩かれる。やはり初期段階の設計図が、
どれほど大事かがうかがわれますが。

こういってはなんですが、建設に身を置いていたもの
としては、最初期の設計通りに橋梁やトンネルが
できるなんてことはまずありえませんし、何度も修正設計が
繰り返されて、よりよく予算を使った構造物が出来上がります。
そこに作り手の苦労があるんです。アニメもいっしょ。
波のまにまに☆ #-|2016/07/14(木) 11:28 [ 編集 ]

>>波のまにまに☆さん
お久しぶりです!

「脚本」と言いながらも、現行ではシリーズ構成が
「脚本監督」みたいなものなので、叩かれる場合は専ら
シリーズ構成担当者になるというのが多いですかね。
まぁ、作品によってはユニット化された複数人での
合同会議の結果をシリーズ構成として
反映していく場合もあったりしますけれども。

アニメは集団での制作ですから、
「この人が悪い!」なんて一概に言い切る事は出来ないと
思うんですよね。

しかし結局のところ作品全体の責任は、監督やプロデューサーに
集約されるのかなぁと思います。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/07/16(土) 13:32 [ 編集 ]

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『テレビは脚本化が大事』
 脚本家。  このブログを訪れる方でこの単語をご存じない方は殆ど居ないはずです。アニメやドラマで、大まかなあらすじや登場人物の台詞を書いていくお仕事。  そして、ネット社会では、アニメや特撮に問題があると、真っ先にたたかれる、苦労の多い役職であります。例外的に、富野監督の下で働けば、脚本に不出来があっても富野監督が責任を負ってくださる気がしますが(当然、賞賛の声も持って行きますけどね)、...
アバラボロボロ in BLOG|2016/06/26(日) 20:46

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