管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

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『涼宮ハルヒの憂鬱』という名の青春 

新年度に入って早くも1ヶ月半以上が経過致しました。ゴールデンウィークが終了を迎えてそろそろ梅雨の足音も聞こえ出し、色々と憂鬱な感じになってくるような時期でございますね。
憂鬱といえば、そうだね。『涼宮ハルヒの憂鬱』だね!
と、いう訳で本日は、『涼宮ハルヒの憂鬱』について、書いてみようかなと思うところであります。宜しくお願い致します。……導入が強引過ぎやしないか、今回!?
いや、まぁ、5月に入って久しぶりになんだか『ハルヒ』が観たくなってチマチマ観ていたというだけの話なんですけれども(笑)。
しかしながら遂に、当ブログで『ハルヒ』について書く時がやってきたのでありますなぁ……。

涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱』は、2003年に角川スニーカー文庫レーベルにて刊行された、谷川流原作・いとうのいぢイラストによるライトノベル作品で、アニメ版は06年の4月より、石原立也監督・京都アニメーションの制作で放送されました。その後、2期「改めて放送版」として、09年の春には新作14話を加えた全28話が放送、翌10年の新春には、劇場版である『涼宮ハルヒの消失』が公開される運びとなりました。
いやぁ、06年の4月期開始アニメッ! 今からもう10年も昔ッ!! 何が憂鬱かって、俺ァそれが一番憂鬱だよ……!
同年のアニメとしては、『ゼロの使い魔』、『ひぐらしのなく頃に‎』、『いぬかみっ!』、『武装錬金』、『無敵看板娘』、『すもももももも 地上最強のヨメ』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『タクティカルロア』など……。マジかよ、あの『人造昆虫カブトボーグ V×V』や『MUSASHI -GUN道-』からもう10年!?
普段は70年代や80年代のアニメとか60年代の東宝特撮映画を好んで観る管理人も、結局のところは00年代に中高生だった世代なので、やっぱり、『ハルヒ』には少なからぬ思い入れがあるんですよねぇ。前にも当ブログで書きました通り、アニメオタクにはそれぞれ「俺達の世代のアニメ」があるものなのですが、管理人らの世代にとってはそれが『ハルヒ』だったという訳でございますよ。

俺達の世代を代表するアニメは何だ!? -怪獣の溜息

懐古っぽくはなりますが、しかしながら00年代中盤に中高生だったアニメファンにとっては、多分『ハルヒ』って衝撃的な作品であったと思うのですよ。
管理人も同級生らと作品内容についてあーだこーだの議論を交わしたりもしまして、ネットで膨大に紡がれる『ハルヒ』の二次創作SSを読み耽ったりもした訳であります。関西の大学に進学してからは、アニメ版のモデルになった場所への聖地巡礼にも行きましたし、やっぱりなんだかんだで管理人も大好きな作品なんですよねぇ……。

また、『ハルヒ』と同時期に動画サイトYoutube等の勃興があったりもして、そういった動画サイトに(違法)アップロードされた作品本編が爆発的な再生数を稼ぎ、廻り回って現在のアニメの公式配信の礎となったり、『ハルヒ』以降明らかに深夜アニメに於ける作画・背景美術の質が上がったりもする等、アニメ業界へ与えた影響も少なくは無い訳です。
作品の人気や後に与えた影響等を鑑みるに、管理人らの世代にとっては上の世代に於ける『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『新世紀エヴァンゲリオン』といた作品達と同格の、まさに「俺達の世代を代表するアニメ」なのでございます!
……異論反論あるかとは、まぁ、思いますけれども(笑)。

さて、そのあらすじはこんな感じでありました。

「サンタクロースをいつまで信じていたか?」なんて事は、他愛の無い世間話にもならないくらいのどうでもいい話だが、俺がサンタなどという想像上の赤服爺さんを信じていたかというと、最初から信じていなかった。子供ながらにクリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、宇宙人や未来人、幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織やそれに対抗するヒーロー達がこの世に存在しないという事に気づいたのは相当後になってからだった。いや、本当は気付きたくなかっただけなのだろう。俺は、宇宙人や未来人や超能力者がフラリと俺の前に現れるのを望んでいたのだ……。
中学を卒業する頃には、俺はそんなガキな夢を見る事からも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。俺は大した感慨も無く高校生になり、そいつと出会った……。

「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、私の所に来なさい! 以上」

誰もが冗談だと思っただろう。結果から言うとそれはギャグでも笑いどころでもなかった……。
こうして俺達は出会っちまった。しみじみと思う。偶然だと信じたい、と。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
何をやらせても完璧にこなしてしまうが非常にエキセントリックな言動を取るその涼宮ハルヒという女の子には、本人が無意識のうちに願望を実現してしまうトンデモ能力があった。
ハルヒは、主人公であり本作品の語り手であるキョンとの何気ない会話をきっかけにSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)を立ち上げる。そうして、あれよあれよという間に、銀河系を統括する肉体を持たない情報生命体「情報統合思念体」のコンタクト用人型端末である長門有希、涼宮ハルヒが原因であるとされる次元断層の究明の為に未来から派遣された朝比奈みくる、涼宮ハルヒによって付与された異能力を使う「機関」と呼ばれる組織に所属する古泉一樹の3人が、涼宮ハルヒの手によってSOS団に集結してしまった。
そうして、穏やかなるキョンの日常は、劇的に変化していくのであった……。



物語の構図としては、男の子が女の子に出会うというボーイ・ミーツ・ガールものであると言えるでしょう。そこにSF的な味付けと、90年代の終盤から続いてきていた、いわゆる「セカイ系」の文脈を加味して、この『涼宮ハルヒの憂鬱』は構成されていると思います。
この作品の面白さは何か?
と言われると、正直なところこの作品にまつわる06年当時の様々な思い出やらひたすら読み耽った二次創作SSやら動画サイトで見た関連動画等もひっくるめた一連のムーブメントと切り離して考える事がもう管理人には出来ないのですが(笑)、この作品の面白さは、高校の1室に宇宙人、未来人、超能力者が集まって面白おかしく日常を謳歌しているという1点に集約されるんじゃないかと思うんですよね。「嗚呼、俺もこんなオモシロ設定を持った奴らと一緒に部活動をやりてぇな」と、そう思わされてしまう訳ですよ。
テイストとしては「文化部もの」というジャンルになりますか。類似するテイストで言えば、80年代のゆうきまさみ先生の漫画作品『究極超人あ~る』等がある訳ですが、『涼宮ハルヒの憂鬱』はその延長上にあるような気もするんですよね。そういった意味で『ハルヒ』は、『げんしけん』や『けいおん!』なんかとも姉妹作のような関係にあるような無いような、そんな気がします。
また、ハルヒの「願望を実現する」という舞台装置めいた能力とハルヒ自身の、「自分の周囲こそが世界で一番面白くて、何でもできる、何にでもなれるという感覚と、現実が示すその否定」から来る世界への失望と「ここでは無いどこか」に行きたいとする気持ち、それに対するキョンの「そうじゃない、この世界も案外捨てたもんじゃねぇんだよ」という回答が、結局のところこの作品のキモになっているとは思うのですが、わりとこの辺りは拗らせた中高生(管理人を含む)に共感を持って受け入れられたんじゃなかろうかとも思うんですよね(笑)。それは、いわゆる「セカイ系」と呼ばれる作品群に対するひとつのアンサーでもあり。
どうしようもないモヤモヤとしたやり場のない閉塞感に満ちた気持ち。まさに「憂鬱」と呼ぶに相応しいのですが、『ハルヒ』はそういった気持ちを代弁・昇華してくれたと、そういう気持ちがあったんじゃないかと、今になってみて思うんですよね。当時はよく分からなかったのですが(笑)。
上の世代にとってどうだったかは分かりませんが、管理人ら中高生のアニメファンだった世代にとって、『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品は、大いに共感を持って受容され、だからこその人気作となったという事が出来るのではないでしょうか。

他方、1アニメ作品としての『涼宮ハルヒの憂鬱』は、どうだったのか。
まず度肝を抜かれたのはその放送形態でした。
第1話は「朝比奈ミクルの冒険 Episode:00」。ハルヒらSOS団の面々が文化祭の出し物として制作した映画というとんでもないもので、様々な「自主製作映画あるある」が詰め込まれたモノだったのですが、新しく始まったアニメの第1話でこんなのを見せられたらもうひたすら困惑するしかないじゃないっすか!
困惑した頭で翌週の第2話を観ると本来の第1話に相当する話が来るのですが、第4話に再び第7話に相当する時系列の話が入り込み、以降は物語の本筋を進めつつ合間合間にその後日談となっている話を挿入するという時系列シャッフル方式で進んでいくという、なかなかに斬新な放送形式が採られていたのでありました。
いやぁ、管理人も第1話で「何じゃコリャ!?」とはなったのですが、その謎さに惹きつけられてあれよあれよと続けて観て行った感じでありましたよ。今見返すともう懐かしさしか無いんですが(笑)。
この構成は絶妙としか言いようが無く、後日談相当話がキャラクターの掘り下げと本筋相当話の伏線としても機能しており、結果的に原作既読者にはサプライズを、アニメから観始めた人には真新しさを、それぞれ提供する形となっていたと言えるのではないでしょうかね。
まぁ、09年放送版の時は時系列順の放送ではありましたが、悪乗りしてループ構造の話である「エンドレスエイト」を8回も続けて放送したりしてヒンシュクを買ったりもしましたが(笑)。

構成はそのように奇想天外な感じだったのではありますが、作品の演出としては非常に丁寧で教科書通りとさえ言えるような堅実っぷりだったと思うんですよね。これは、京都アニメーション制作のアニメ全般に言えるんですけれども。
話の流れに沿った暗喩表現や色調、天気に至るまで緻密に画面内の情報を計算された上での演出が為されており、映像作品として非常に優れているという事が言えるでしょう。外連味のあるような演出や度肝を抜くような作画も特に無いのですが、それも作品世界にマッチしての事であり、原作を忠実に映像化している好アニメ化作品としての評価は非常に高いです。
作画面も非常に高品質であり、06年当時の同時期の深夜アニメ作品に比べて頭一つ飛びぬけているクオリティだったように思います。

また、先述の通り『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメ作品が後に与えた影響というのも少なからずある訳です。
この作品のヒットにより、「文化部もの」が明らかに増えたような気がしますし、深夜アニメの作画水準も「ハルヒに続け!」とばかりに、全体的に向上したように思います(まぁこれは、技術・システムの向上という要因もあるとは思いますが)。まぁ、作画や背景美術のクオリティが向上するのは、アニメ業界にとっては痛し痒しだった部分はあるようですが……。

「作画のクオリティバブル」についてのお話 -怪獣の溜息

一番大きいのは、やはり動画サイトへの積極的関与ですかね。今では当たり前となっているアニメの公式配信も、『ハルヒ』の動画サイトからのヒットというのとは無関係では無いでしょう。まぁ、『ハルヒ』が無くても遠からず他のヒットしたアニメから似たような流れになっていったんでしょうけれども。
今もそうですが、深夜アニメというのは必ずしも全国区で放送されている訳ではありません。なので、ネットの動画サイトで視聴して作品のファンになるというプロセスが出来たのは、新しいアニメファンの獲得という点で非常に大きかったようであります。
結果として、Youtube等の動画サイトでの視聴が進んだ結果、作品の映像ソフトやキャラソンCD(オリコン上位に食い込む等といった現象も起きました。)の売り上げが伸びたという事にも繋がった訳でありました。どうやら海外盤の売れ行きにも少なからず影響していたようで、新しい市場開拓という観点もあるみたいなのですが。

と、まぁ、そういった感じで管理人としては思い入れも深い『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品。それ故に、昨年に放送されたスピンオフ作品である『長門有希ちゃんの消失』なんかは割と同窓会気分で観ていたりもしたのですよ(笑)。そら10年も経ってるんだから、同窓会気分にもなりますって。
原作小説は2016年5月現在で11巻まで出ている訳ですが、ここ5年くらいは続巻の話も特に無く、公式の方も特にアナウンスは無かったのではありますが、今年の七夕にアニメの主題歌や挿入歌等を収録したサントラCDが出るようで、今後の新展開に繋がるのか、と、一部では囁かれている感じではあります。しかしコレも7月か、ううむ……!
ぶっちゃけて言うと、『ハルヒシリーズ』って、『憂鬱』が完成系で、その後のシリーズは壮大な後日談でもあるんですよね。それ故に、話の展開も難しいなと感じる部分も多々ありはするんですけれども、それでも新作をまた読みたいというのが本音ではあるんですよねぇ。
もはやアニメ1期の本放送から10年が経過し、ファンである管理人も完全に過去の作品で同窓会気分ではあるんですが、まぁ、気長に新作を待ちましょうやと、そんな気分になっていますかねぇ。

末永く、この作品と付き合っていきたいものであります。


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↑踊れるかどうかがひとつのステータスになっていた時期が、確かにあった……ッ!

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2016/05/20 20:15|SFアニメTB:0CM:4

コメント


ハルヒは私も好きだった作品ですね。確かにハルヒは今の深夜アニメの基礎をつくった感じはしますね。

ハルヒの原作は何故かずっと休刊状態でしたね。谷川流さんの作品は幾つか読んだ事がありますが、ハルヒだけ毛色の違う作品という印象を受けました。
第4のペロリンガ #-|2016/05/22(日) 20:24 [ 編集 ]

>>第4のペロリンガさん
私は、ラノベは殆ど『ハルヒ』から入っていきましたが、それだけにやっぱり思い入れが強い作品になりましたねぇ……。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/05/27(金) 21:53 [ 編集 ]

中途半端な「ハレ晴レユカイ」ダンスはいつか完璧に覚えたいと思います。
なかなかカラオケに入れる勇気のない「恋のミクル伝説」もいつか歌いたいと思います。
矢端想 #1h4OZhZI|2016/05/29(日) 00:20 [ 編集 ]

>>矢端想さん
先程、試しに久々に踊ってみたのですが、案外覚えているもので結構踊れました。
やはり体感は10年経っても残るのですなぁ……。(あまりハルヒとは関係の無い話)
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/05/29(日) 13:51 [ 編集 ]

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