管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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【君と僕の】世界観に歓喜し、客演に感涙、特撮に燃えた2クールだった! 『ウルトラマンX』総括【絆!】 

先日、毎週火曜18時よりテレビ東京系列で放送中の「新ウルトラマン列伝」内にて放送されていた『ウルトラマンX』が無事最終回を迎えました。
管理人は、前々作にあたる『ウルトラマンギンガ』及び前作にあたる『ウルトラマンギンガS』は残念ながら全話リアルタイム視聴する事が叶わなかった訳でありますが、今作『ウルトラマンX』は幸いな事に全話(総集編を除く)リアルタイムで観れまして、これには特撮の神様に感謝したいような気分でありますねぇ・・・。

そういった訳で7月より2クールに渡って放送された『ウルトラマンX』。
全体的に観ると、「怪獣や宇宙人との共存」に重点を置きつつ、大きなテーマとして「」というものを掲げた作品として『ウルトラマンX』は仕上がっていると思います。
そして、各話担当の監督と脚本家の個性をぶつけた、バラエティ豊かな2クール作品だったとも言えます。よく考えるとウルトラシリーズは各話の監督や脚本家の個性を出すシリーズでもあった訳で、新しい方向性ではありながらも全体を通してウルトラの基本に立ち返った作品だったと言えるのかも知れませんね。
ウルトラの醍醐味である特撮も、ヤバいですし。

そんな感じで、折角リアルタイムで追いかけてきた訳でもありますんで、簡単な総括記事を作成しておこうかと思う次第であります。

ウルトラマンX

ウルトラマンX』のあらすじは、大体こういった感じでしょうか。

今から15年前、突如として発生した太陽の異常爆発「ウルトラ・フレア」により、地球上に眠っていたオーパーツ「スパークドールズ」が次々と怪獣化する事態となった。
世界各地で頻発する怪獣災害に対抗するため、地球防衛組織UNVERは対怪獣対策チーム「Xio」を設立。
こうして人類は、怪獣・宇宙人の脅威と隣り合わせの日常を送る事となったのである。

そして現在。
怪獣頻出区である日本のXio日本支部に所属する青年・大空大地隊員は、梅沢市に出現した熔鉄怪獣デマーガの対策に当たっていた折、謎の超人と一体化‐ユナイト‐する。大地は戸惑いながらも、Xioのサポートもあってデマーガの撃破に成功した。
それをきっかけとして大地は、Xio隊員として、そして光の巨人「ウルトラマンエックス」として、様々な怪獣・宇宙人の脅威と戦っていく事になったのである。



いやぁ、何と言いますか、久々に「ウルトラシリーズが帰ってきた!」という感じでありますよね。いや、テレビシリーズとしては『ギンガ』で帰ってきていますし、防衛チームその他のウルトラ要素も『ギンガS』で復活してはいるのですが、専用の戦闘機や各種隊員メカを装備した世界的な防衛チームが登場して怪獣や宇宙人の対策に当たるという構図は『ウルトラマンメビウス』以来と言える訳で、実に8年ぶりにウルトラの基本フォーマットに戻ってきた訳ですよ!
円谷プロが身売り状態になって製作される円谷プロ作品が目に見えて予算が無いという非常に哀しいここ数年の流れを見ると、もう自然に涙が出てきてしまいますね。いやまぁ、『ウルトラマンX』も2クールで終わっちゃったりとかミニチュアセットの壊しが従来から比べたら少ないとか、まだまだ円谷プロが本調子では無いというのが見え隠れするんですけどね・・・。
円谷プロの経営難の話はそれだけで1記事書けそうではありますが(笑)。

ギンガ』から続く「スパークドールズ」のシステムは引き継ぎつつ世界観を一新、怪獣達に自らの意思を持たせたというのには、怪獣好きとしては「よく怪獣に意思を戻してくれたッ!」と賞賛の声を上げたいところですね。いや、だって『ギンガシリーズ』では怪獣は人間や異星人に使役される存在であってその意思を封殺されているかのような演出でしたもん・・・。あのシェパードンだって結局SDになっちゃいましたし・・・。
やはりウルトラシリーズにとって「怪獣」という存在はウルトラマンと同等以上に大切なものであり、いつまでも使役させられるだけの人形にさせておいてはならないと、そういう事なんでしょうかね。
ややこしい事にウルトラシリーズの怪獣は、今や「倒されるべき敵」だけで終わらせてしまってはならないという事態になっていると言う事が出来るのかも知れません。
ゴモラなんかはもうすっかり人間の友達になっちゃった感もある訳ではありますけれども、そういった作劇は「怪獣」というキャラクターを商品にするというウルトラシリーズの戦略から逆算しての事でもあり・・・。非常に微妙なバランスの上で話を創っていかねば、ウルトラの玩具展開は厳しいものになってしまいかねないんですよね。
どんな怪獣でも取り敢えず愛でるという我々のようなおかしな人達からすれば問題は無いと思うんですけれども(笑)、メイン視聴者の子供が相手だとキャラクターとしての怪獣と倒されるべき敵としての怪獣と商品としての怪獣の、どの部分にウェイトを置くかの匙加減が難しい。ここが仮面ライダーや戦隊の怪人とは大きく違う部分ですかねぇ・・・。

そこに来てのこの『ウルトラマンX』の怪獣設定はまさに「そこに居る存在」でありまして、その力には基本的に善悪の概念は無いとされております。人間にとって危険か無害かで怪獣の駆除を判断するという実にシビアな世界観でもあり、更にそこにエックスの、
スパークドールズは生きていると言えるのか?
共存とは言うが、人類へ害の有る無しで判断しているだけではないのか?
といった問いがグサッと刺さってくる訳です。それでも、
いつか、怪獣との共存が実現する日が来る
と言い、それを目指す大地の姿勢は、純粋に応援したくなるんですよね。
なにより、管理人のような怪獣バカにしてみれば、心底羨ましかったりもする訳です(笑)。俺もゴモラと友達になりてぇよ!
大地だけでは無く、各登場人物もそれぞれ自分の中に「怪獣とは何か」というのを持っており、それに基づいて怪獣対策にあたっているというのも良かったですね。

さて、世界観的にはこれまでのウルトラシリーズ以上に「怪獣や宇宙人の居る日常」が強調されていたように思います。
第16話「激撮! Xio密着24時」なんかはその最たる話であり、我々の世界のいわゆる「警察24時」番組を模した作りで一見ふざけた回に見えながら、その実作品世界に於ける怪獣や異星人と一般市民の距離感が明確に示された秀逸な1本だったと思います。
第10話「怪獣は動かない」では、怪獣を利用して村おこしをしようといういかにも現在らしい喜劇が描かれましたし、第9話「われら星雲!」は平穏無事に暮らそうとする異星人トリオの話でありました。第15話「戦士の背中」はXio隊長として、地球の危機の為に家族を鑑みることが出来なかった一人の男の姿が描かれた訳です。
どれもこれも1話完結の物語として秀逸な話ばかりだったと思いますが、そういった「怪獣や異星人が日常的に闊歩する世界」を非常に丁寧に描写した、SF要素の強い世界観として纏まっておりました。
また、『ギンガS』から引き続いて異星人達の「個人名」が設定されるようになったのも良かったですね。今までのウルトラ異星人って、なんだか妖怪然としていて「そういう悪い種族なんだろうな」という感じがするだけであったのですが、普通に考えると何十億人も居て星間航行技術もあったら他の星に行って犯罪行為を行う奴もそりゃ出てくるわな、と。異星人の個人名が出てくる事で、文字通り宇宙警備隊のウルトラマンは宇宙の警察官になる事が出来ると言えるのかも知れません(笑)。
同じ星人でも個々人によって思想や性格は違うし、顔も違うんだぞ、と。

ウルトラマンX絵

世界観と言えば、その共演システムも素晴らしかったですね。『ウルトラマンX』に於いては、ゼロ、マックス、ギンガ、ビクトリー、ネクサスが客演を果たした訳でございますが、実に自然な流れで先輩ウルトラ戦士と共闘できていたように思います。
ウルトラマンメビウス』では、昭和の歴代のウルトラ兄弟達が客演をするというのが売りの作品だった訳ですが、今回の『ウルトラマンX』では平成の、しかも00年代に入ってからのウルトラマン達がこぞって客演してくるという構成になっており、さながら平成版『ウルトラマンメビウス』といった感じになっておりました。
管理人のような『ウルトラマンネクサス』をリアル中二の時に観ていたような世代にとってはもう、たまんねぇ、と(笑)。しかも、オリジナルキャストが出てくるだけでは無く、各作品の雰囲気やテーマをふんだんに盛り込んだ客演だったというのが感涙ものなんですよね。

ゼロはいつも通りの登場でしたし、非常な安定感があります。エックスとゼロの「よく喋るウルトラマン」同士の掛け合いも面白かったですね。
続くマックスの客演。スラン星人クワイラを追ってきた戦士として格好良く登場したのに、エックスを操るゼットンアーマーを無理やりを外そうとするシュールなしぐさをしたあたりが完全にマックスでしたね(笑)。そしてパワータイマーを点滅させる事無くクワイラを倒す姿は、まさに最強・最速っぷりを体現した客演だったと思います。
その次のギンガ組の面々の客演では、前作である関係上スタッフや音楽も同じという事もあり「『X』を観てたらいつの間にか『ギンガS』が始まっちゃった」という錯覚すら覚えるような客演でした。セブン→レオ→ゼロ→ビクトリー→エックスという、シリーズを通して受け継がれる師弟関係の構築もナイス! でも、構図的には3対1のモルド・スペクターさんが可愛そうになってくるような話でもあり(笑)。
極めつけはネクサスの客演でありますよ。第20話「絆 -Unite-」は、『ウルトラマンネクサス』の一編と言っても差し支えないような話になっており、まさに「ネクサスの全てが詰まっている」と言っても過言ではない、明らかに異質な客演回となっておりました。管理人は予告の段階で「あれ、ひょっとして橘副隊長、ネクサスに変身しちゃう・・・?」と思ったのですが、まさか実現するとは。いやぁ、阿部雄一監督以下スタッフの本気に脱帽です。

こういったネクサス客演回のようなものを観ると、タロウに厳しいウルトラ5兄弟とか、頭を焼かれるゾフィーとか、「俺たちはアストラを殺す!」といきなり過激な事を言い放つ初代マンといった、昭和のウルトラの客演が非常にアレな事になっていたのと対比して、今は本当に良い時代になったなぁと、心の底から思います。
特撮界隈全体を見ても『ウルトラマンメビウス』以降、『仮面ライダーディケイド』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』と、オリジナルキャストが出演する過去ヒーローとの共演を描いた作品が出てきている訳でありますので、様々なヒーロー客演モノの流れを汲んでの『ウルトラマンX』の客演という見方も出来るのかな、と。

しかしながら、ウルトラシリーズ45周年記念作品である映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』以降明確に打ち出されたウルトラの多元宇宙、マルチバース設定によって、「各ウルトラ戦士が居るのはそれぞれ別々の宇宙である」という壁はあるにしてもウルトラ戦士の共演が実にスムーズに出来るようになりましたよね。
この設定がある事で完全に新規の世界観を作ったとしても必要とあればどの世界の先輩ウルトラマンが次元の壁を越えて駆け付けてきても良い訳ですからなぁ。しかも、様々な世界を飛び回っているウルトラマンゼロが居るおかげで、「ゼロから話は聞いている!」という一言で共闘が出来るという、これはもはや発明でございますよ! これを「ウルトラマンゼロメソッド」と呼ぼう(笑)。
・・・まぁ、ウルトラマンゼロがメインを張ってきた「ウルトラマン列伝」の系列だからこそ出来る芸当と言えるのかも知れませんけどね。

溶鉄怪獣デマーガ

さてさて、本作『ウルトラマンX』の怪獣面についてのお話であります。
先述の通り、スパークドールズ設定を引き継ぎながらも自らの意思を持つ怪獣達が登場してくる訳なのですが、新旧怪獣達が活き活きと破壊活動を行う様は、やっぱり観ていて楽しくなってきます。
今回は待望の新怪獣が5体(亜種・別形態を含めると8体)も登場してくれました。

第1話「星空の声」に登場した溶鉄怪獣デマーガは紛う事無き大怪獣として出現し、後に第12話「虹の行く先」でダークサンダーエナジーで強化された形態のツルギデマーガに変化してダークサンダーエナジーのヤバさをいち早く体現してくれた、『ウルトラマンX』を代表するような怪獣となってくれました。
第6話「星の記憶を持つ男」及び第7話「星を超えた誓い」に登場した石化魔獣ガーゴルゴンは、知性を備えて作戦を立てた上で地球に飛来するというスペースゴジラもかくやという圧倒的な侵略宇宙怪獣として登場しましたし、ガーゴルゴンと同時に登場したメカ守護獣ルディアンはゴールド星人テルに仕える忠犬っぽさが可愛くもあり、第10話「怪獣は動かない」に登場した不動怪獣ホオリンガは「そこに居る存在」としての怪獣という側面を存分に見せつけた神秘的でかつかわいい怪獣でありました。

そして、第21話「美しき終焉」及び最終話「虹の大地」に登場した虚空怪獣グリーザは、もう訳のわからない恐怖と不条理さを持って襲いかかってきた、おぞましい怪獣でありました。田口監督曰く、「俺の中で増幅された初代ゼットンの恐怖そのもの」。だから虚数! だから無! 測定不能の奇怪な怪獣の登場には、観ながら泣いた子も居たんじゃないっすかね?
そんな虚空怪獣に繋がる絆で勝ったというのは、もう『ウルトラマンX』という作品を体現したかのような勝利でありましたね。絆は見えないけれど、確かにそこに存在している。見えない力に見えない力で勝利する! これは熱かったですね。全乗せアーマーも「そう来たかッ!」と(笑)。

勿論、過去作からの再登場怪獣も新たな魅力を備えて登場してきてくれて素晴らしかったです。
新生態が明らかになったバードン、謎回転攻撃をしかけてくるテレスドン、月面で寝る姿がウザかわいいベムスター、ドリルを換装する間大人しく待っているのがかわいいブラックキング、ゲッターロボもかくやという合体分離を行うキングジョー、ダークサンダーエナジーでゴジラのようになってしまったゴメス、今度は死ななくて本当に良かったピグモン、登場した瞬間に意味も無く建物を破壊するレッドキング、そしてサムズアップをするゴモラ・・・。
いやぁ、どいつもこいつも格好良いし、かわいいッ!
怪獣が怪獣として大暴れしてくれた事に、感謝です。円谷が黒字になってくれて本当に良かった・・・!

最後に、『ウルトラマンX』の特撮面について少々。

以前にも当ブログで書いたように、ミニチュアセットの中に被写体を同居させて撮るという方式は、光源を同一にした極めて自然な画面の一体化を図ることが出来る撮影法であると言えます。
ウルトラマンX』で採用されている撮影手法はまさにそれであり、「ミニチュアセットとスーツによる特撮」であるという事は誰の目から見ても明らかではあるのですが、その自然なライティングは、日本の特撮の合成による色調調整では決して出せない唯一の強みであるという事が出来ると思います。管理人が今年公開の実写版『進撃の巨人』の特撮でストレスを感じていたのは、この「自然なライティング」成分が薄かったからなのかも知れませんなぁ・・・。

第1話より

別に「ミニチュアの手作り感が~」とか「日本特撮特有の温かみが~」とか言い出すつもりは無いのではありますけれども、しかし、慣れ親しんだ撮影手法で撮られているウルトラマンを観ると、何故だか物凄く安心してしまうというのもまた事実な訳で。
例の「ULTRAMAN_n/a」のVFX特撮に覚えた「未知の驚き」とは逆で、『ウルトラマンX』のSFXを主体とした特撮は「既知の喜び」とでも言うべきなのかも知れません。

19話より

しかし「既知」とは言っても、『ウルトラマンX』は毎回予測出来ないアングルで撮ったり旧来からある技術でも複合的に組み込むといった、チャレンジ精神溢れるカットが必ず挿入されるという「日本特撮の可能性」を感じざるを得ない作品でありました。
毎回「うおぉッ!?」となり、録画した映像を巻き戻して観てしまう・・・というのは特撮オタクの性なのではありますが、『ウルトラマンX』はその頻度が非常に高かったです。
ミニチュアをよく見ると、道路に乗り捨てられた車のドアが開いたままになっていたり、衝突した車のハンドルを見るとエアバッグが展開していたり、エックスや怪獣が転倒したあたりを風圧で飛ばされたであろう洗濯物がヒラヒラ飛んでいたりで、見返すたびに「芸が細かいな、ホントにッ!」と思わず叫びたくなるんですよ(笑)。毎回こだわりが尋常では、無い。

また、これは特に田口監督の担当回に顕著だったのですが、寄りと引きをうまく駆使して怪獣やウルトラマンが本当に巨大に見えてしまう一瞬が頻繁にあったというのも、この『ウルトラマンX』の特撮の特徴ですかね。
・・・これは管理人が単に巨大特撮怪獣演出に飢えていたから余計にそう感じただけなのかも知れませんが(笑)。

16話より

そしてそしてSFXだけでなく、VFXに関しても非常にレベルの高い特撮を堪能する事が出来ました。
毎回のXioの航空メカ演出(特に、降下・着地から実車への切り替えが滅茶苦茶自然なんですよ!)も然ることながら、上に貼った第16話での合成カット(これ、本気で「えっ、ミニチュア・・・合成!?」となりました。実景にミニチュアとウルトラマンと爆破を合成していると思うのですが・・・。)や同16話のPOV方式撮影からの銃撃戦の合成・・・。ミニチュアセットの筈なのに中に人が走っていたり、ミニチュアセットかと思ったら実は実景合成だったり・・・。
ミニチュア特撮でも「ええッ!?」となるのに、合成や3DCGでも「えええッ!?」となるので、本当に忙しい作品でありますよ(笑)!
VFX面の極めつけは、1954年公開の特撮怪獣映画『ゴジラ』や1957年公開の特撮SF映画『地球防衛軍』をはじめ、初代ウルトラマンのスペシウム光線を含めた様々な怪獣やヒーロー、メカの光線等の光学作画を担当した飯塚定雄さんが、ガーゴルゴンやグリーザといった怪獣達の光線の光学作画やウルトライザーの光学作画を担当しているという事実であります。
スタッフクレジットを見て管理人は「えええええッ!?!????!!!」となってしまいましたよ。御年81歳! すげぇ・・・。

17話より

そういった感じで、新旧様々な特撮が用いられ、異様な特撮クオリティを魅せたこの『ウルトラマンX』。
聞くところによると、メインの田口監督の手掛けた第1話~第3話の特撮を観て、他の監督達も異様に力を入れたのだとか。
改めて観てみると、坂本監督は予算が無い回に廻されながらもその分カメラワークやナパームを駆使してヒーローを魅せるてんこ盛り丼で勝負してるな、とか、辻本監督はクルマが大好きなんだろうなとか、色々と演出方針やら趣味やらが伝わってきたり来なかったりしますなぁ。いかに格好良くザナディウム光線を撃てるかを各監督で競った、いわゆる「ザナディウム大喜利」も楽しかったですよね!
コレを無料で観てしまって本当に良いのかと心配になるほどに、1話1話が見ごたえのある映像作品として仕上がっていたように思います。

まだ来年春公開予定の劇場版もあったりしますし、2期をやるとかやらないとかいう噂もありますが、兎にも角にもストーリー、設定、世界観、特撮と、毎回様々な趣向を凝らしてきた『ウルトラマンX』もこれにて一旦終了。
続報を待ちつつも、さしあたっては『劇場版 ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン』を楽しみに過ごしたいと思います。
来年も、怪獣の1年になるぞ・・・!

あ、あと『ウルトラマンX』はOPもEDも主題歌が良いんですよね!
管理人はこの6か月間、毎日のように聴いたり口ずさんだりする日々でした。


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劇場版、楽しみっすなぁ・・・!

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2015/12/24 18:32|特撮ヒーローTB:0CM:2

コメント


想像以上に細かいところまで凝っていたんですね。今度DVDで見直してみます。
匿名様 #-|2015/12/24(木) 22:43 [ 編集 ]

>>匿名様
本当に色々と細かい部分まで創り込まれてあって驚きます。
繰り返し、映像ソフトで確認したくなる作品ですよね!
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2015/12/25(金) 20:50 [ 編集 ]

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