管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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アンギラスの勇姿を見よ!  『ゴジラの逆襲』 

1954年公開の元祖特撮怪獣映画『ゴジラ』は、観客動員数は961万人という超特大ヒットに終わり、すぐさま続編製作のGOサインが東宝上層部から出され、そうして1955年、前作の公開からわずか5ヶ月後という異例の早さで公開したのが本作『ゴジラの逆襲』でございます。
この「前作との間5ヶ月」というのは、60年あるゴジラの歴史の中でも最短記録を誇っており、恐らく今後も破られることはまぁ、ありませんでしょう。
因みに本作が白黒で撮られた最後のゴジラ映画でもあります。

ゴジラの逆襲

さてさて、そのあらすじはこんな感じでございます。

東京を蹂躙し、首都圏を壊滅させた世紀の大怪獣ゴジラはオキシジェン・デストロイヤーによって倒された。
だが、ゴジラは1匹だけでは無かった!

魚群探査水上機のパイロットが偶然目撃した、相対する2体の怪獣。それは、山根博士によって予見された「第二のゴジラ」と、古代から水爆実験の影響によって蘇った「暴龍アンギラス」であった。
防衛隊の奮戦虚しく、激闘を繰り広げる2体の怪獣は大阪へと上陸。東京に引き続き日本第二の都市大阪を灰燼と化しながら2大怪獣はいつ果てるともなく戦いを続けるのであった・・・。



前作『ゴジラ』が、反核・反戦的側面を多分に含んだ重い映画だったのに対し、この『ゴジラの逆襲』ではそういった「重さ」はかなり軽減され、純粋な「怪獣対決」に重きを置いた作品となっておりまして、「重厚な第一作の直接の続編なんだ!」という調子で観ると些か拍子抜けしてしまうかも知れません。
作品内での怪獣の扱いも、前作の「大災厄」というような描写から幾分かランクダウンしており、「ちょっと大きな台風」くらいの印象を受けますかね。
物語の方もメインキャラである水産加工会社の従業員達を中心として廻っており、限られた登場人物の描写のみという、世界観的にもスケールダウンしている感は否めません。
記事冒頭でも書きました通り、本作は54年の『ゴジラ』の大ヒットを受けて急遽製作が決定された作品でありまして、製作期間はかなり短かったと伝えられております。それ故に脚本の練り込みや撮影の準備が思うように出来なかったというような事情があったようで、特撮面でも部分部分で目も当てられないような特撮カットが出てきたりもする訳であります・・・。ゴジラのパペットが殆ど棒立ち状態な空撮カットとか、泣けてきますよ・・・。

そういった事情もあり、白黒作品であるというのも相まって、本作『ゴジラの逆襲』はあまり世間一般に知られている作品では無いんですよね。レンタル店にもあまり置いてある記憶が無いしなぁ。
そして、怪獣映画ファンからの評価も概ね良くは無い訳です。というか、「良い悪い」を通り越してもはや「空気」になっちゃっている感が無きにしも非ず・・・(笑)。
極めつけは、田中友幸プロデューサーが本作を「成功作とは言い難い」と言っているという所に尽きるのでありまして、色々と不遇な作品であると言う事が出来るのかも知れません。
歴代ゴジラシリーズで、この作品だけ完全な形の予告編が現存していないというのも泣けてきます・・・。

管理人は哀しいのです。
何が哀しいかって、本作に登場した事により堂々の「東宝特撮怪獣第2号」の称号を得ていながら、作品自体がこういった不遇な状況にあり更に作中でもイマイチぞんざいな扱いを受けてしまっている怪獣アンギラスでございますよ!!
アンギラスは、「暴龍」の異名を持ちながら、しかし放射能火炎を吐くゴジラに対して一切の飛び道具を持たず、ゴジラに対しては四足歩行で肉薄しながら格闘するしかないという、もうこれだけでもゴジラとの格差が凄いのに、結局ゴジラには勝てず物語中盤で大阪城のお堀に沈んで死んでしまうアンギラス・・・。
そしてその勇姿も作品自体が不憫な扱いを受けているせいで広く一般に観られていないというアンギラス・・・。
嗚呼、アンギラス、アンギラス。
アンギラスもゴジラと同じような自出なのに何故ここまで差がついてしまったのか。早く登場したか遅く登場したかの違いでしかないのに、実に哀しいお話でございますよ。
しかもこの先60年のゴジラシリーズ全体を通してアンギラスという怪獣は色々とあまり良くない扱いを受け続ける事となりますよって、まさにこの『ゴジラの逆襲』は、アンギラスの受難の始まりと言う事が出来ると思います。
管理人は、静かに思うのであります。
アンギラスを供養してやるには『ゴジラの逆襲』を多くの人に観てもらうしか無い」と。

先述の通り、あまり他人にオススメ出来るような映画では無いとは思うのでありますが、しかし本作の見所が無いという訳では決して無いのでありますよ。
円谷英二特技監督による初の「怪獣対決」の演出は、色々と粗は見えるものの、試行錯誤段階だったからこそ実現した、非常に荒々しい「怪獣バトル」を堪能することができ、更にその「」の部分からは、以降の怪獣映画に於いてどういった経緯で洗練されていったのか、という事を考える足がかりにもなっているのではないかと思います。
昭和の怪獣対決映画では主戦場が高原だったり平原だったりするのに対し、本作は大阪のド真ん中で行われている訳でありまして、そういう観点からすれば貴重な作品と言えるのかも知れませんし、本作に於けるゴジラとアンギラスの死闘は、後の怪獣対決映画や、延いては『ウルトラマン』や各種ロボットアニメの源流となっていると言っても過言ではありません。
また、怪獣対決だけで無く、本物の氷を撮影に使用した本作ラストの氷山に埋もれていくゴジラは、一見の価値のあるものとなっております。

特撮パートだけでは無く本編パートも色々と見るべき点は多いのでありますよ。
ゴジラとアンギラスが上陸する直前の大阪での一連のシークエンスは、緊張感と高揚感の高まるシリーズ屈指の名場面であると管理人は思います。
また、ゴジラに爆撃を仕掛ける自衛隊員が旧海軍の元爆撃機搭乗員だったりと、「戦後10年の映画」であるというのを感じさせられる設定も出てくる訳でありますが、直接「第二次大戦を体験した登場人物」が出てくるゴジラ映画は、本作が最後となっているんですよね。
そして、『ゴジラ』の直接の続編という事もあり、志村喬が山根博士の役で前作から引き続いて登場しているのですが、後の昭和の東宝特撮映画では同一の俳優であっても前作(まで)とは異なる配役で出演しているのを鑑みると、ある意味では前作と同一のキャラクターが登場するのは貴重であると言えるのかも知れません。

そういう訳で、粗は多いがそれ故に愛すべき点も多い本作。「空気」のままにしておくには些か勿体無い映画でございます。
是非ともアンギラスの勇姿を、見届けてやってください。


【当ブログ内ゴジラシリーズレビューマラソン】
前作: 『ゴジラ』
次作:『キングコング対ゴジラ』

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2014/06/13 16:15|特撮怪獣TB:0CM:6

コメント


どうも、こんばんはです。
アルコール入ってますので、多少変なコメントになろうかと思いますが、まぁ、この映画にちなんで早急に書きたかったので、どうかご容赦をば。

この映画は3か月で撮った割には特撮シーンの出来が素晴らしいのが見どころですよね、
(2か月で撮った惑星大戦争・・・ブワッ;ω;)
レバニラが一緒に「ゴジラ×メガギラス」を見に行った親戚の子は、それ以降怪獣映画を見続けた結果、この映画を絶賛しておりまして、
曰く「大阪城が出てくる怪獣映画の中で、この映画の大阪城がベストですね」との事でした。
 ・・・あと、間違ってコマ落としで撮ってしまったゴジラとアンギラスの格闘シーンが結果的に「動物同士の獰猛な格闘」感を生んでいるのも見逃せないですね。

 以降、親戚の子供は「やっぱりゴジラは昭和シリーズが一番ですよ」と、GMKを見に誘ったレバニラに言い放って、
まさしく「ブルータス、お前もか!!」な気分でした。
レバニラ #LkZag.iM|2014/06/13(金) 23:03 [ 編集 ]

>>レバニラさん
>2か月で撮った惑星大戦争
それを言ったら3週間で撮った『ゴジラ対メガロ』が……(笑)。

コマ落としは円谷監督が以後の怪獣映画でも部分部分で使ったりといった感じで、まさに「怪我の功名」ですよね!

図らずとも昭和ゴジラ原理主義となってしまったご親戚のお子さんという事ですが、「何に重きを置いて怪獣映画を観るか」というあたりにポイントがあるような気がします……。
これについては、自分でも少し考えてみたくなってきました。
また怪獣記事が増える……(笑)。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2014/06/14(土) 23:46 [ 編集 ]

めんどくさい事言うと・・・当時からしたら撮影期間3ヶ月って結構長いよ?大体54年版だってそんなもんのハズだし。当時、映画って毎週のように新作作って封切ってたんで撮影自体1周間とかってのもあったようだし、今だってよっぽどのものじゃない限り1ヶ月位で撮っちゃうよ。
ちなみに『パペット棒立ちのゴジラ』ってあれゼンマイ仕掛けの歩行おもちゃの改造でよく見ると足が前後に動いてるから。
な、めんどくさいだろ?(苦笑)
麻田起奈 #-|2014/06/20(金) 22:56 [ 編集 ]

>>麻田起奈さん
Twitterの方ではお世話になっております!

映画黄金期なので、現在の尺で考えてはいけない、という事でありますかね。その部分は修正致します。
ただ、色々な書籍にも「準備期間不足」という旨の事が書いてありましたので、『ゴジラの逆襲』という映画自体は、製作期間含めて色々と準備不足だったのかも知れません。

>よく見ると足が前後に動いてる
確認致しました。確かに動いてました。
これまで、棒立ちとばかり思っていました……。こちらも、修正致します!

今後とも、宜しくお願い致します!

飛翔掘削 #GpEwlVdw|2014/06/22(日) 18:38 [ 編集 ]
三匹目の怪獣?
 初めて投稿いたします。

 『ゴジラの逆襲』の予告編(完全なものはないそうですが)を見て、ちょっと気になったことがあります。予告編の最後に「否、それだけではない。もっと恐ろしいものが生まれた。それは」というテロップが出て、ゴジラのものでも、アンギラスのものでもないと思われる咆哮が響いているのですが、これってもしかしたら三匹目の怪獣が登場する予定がこの映画にはあったのでしょうか?だとしたらどんな怪獣だったのか気になりますね。

 さて、アンギラスは私も大好きです。温厚で健気な2代目もいいですが、凶暴で好戦的な初代もかっこいいと思います。香山滋の原作ではアンギラスも放射火炎を吐けるという設定があったのですが、映画ではなくなってしまったことが惜しまれますね。
 『ゴジラの逆襲』。前作には及ばないにしても、私はよくまとまった物語だと思います。傑作と呼べなくとも十分に良作、佳作と言えます。それでは。
オーバーロード #Dp0g9hEU|2016/08/13(土) 22:50 [ 編集 ]

>>オーバーロードさん
はじめまして。

この予告は、『空の大怪獣ラドン』の予告編の流用です。『ゴジラの逆襲』の予告編が残っていない為の措置なのでしょうけれども。

私はアンギラスと言えば2代目、特に『ゴジラ対ガイガン』のアンギラスが初めて触れたアンギラスだったので、どうしてもそのイメージに引っ張られてしまうのですが、『ゴジラの逆襲』でのアンギラスは、物語中盤でゴジラにやられてしまうものの、獰猛かつ俊敏な、まさしく「暴龍」と呼ぶに相応しい怪獣として演出されていたと思います。
「物語的にはスケールダウンした」といった感じで記事を書いてはいますが、怪獣達にやられたからといってへこたれず、復興を誓う登場人物達の精神性等、映画全体がポジティブ志向になっているんですよね。このポジティブ志向こそが後の明るく楽しい東宝特撮にも繋がっていると考えると、54年版『ゴジラ』との対比だけでは無い印象にもなってきます。

今後とも、気軽にコメントしていただければ、幸いです!
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2016/08/18(木) 21:42 [ 編集 ]

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