管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
また、最新記事だけでなく過去の記事にも気軽にコメントしていただけたら幸いだと思っております。

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日本が怪獣氷河期になってしまった要因について考える 

全世界で大ヒットしております、ギャレゴジことギャレス・エドワーズ監督版『GODZILLA ゴジラ』でございますが、この度早くも続編の製作が決定したようであります。いやはや、喜ばしい事でございますよ!
しかしながら、日本ではまだ公開すらしていないのに、続編製作決定・・・。日本は蚊帳の外感が物凄いっすね。嗚呼、何故東宝はギャレゴジを7月公開にししてしまったのだッ!?

しかしながら今回のギャレゴジ、日本の特撮怪獣界隈に対して大きな衝撃である事は確かな事であります。

当ブログでも散々書き散らしてきておりますように、現在日本では怪獣氷河期であります。
大規模な怪獣映画などというモノは創られなくなってしまって久しくなり、怪獣がウリのウルトラシリーズも円谷プロの資金難(最近やっと黒字転換を果たしたようです。やったぜ円谷!)もあって、今一歩元気が無い状態が続いております。ウルトラ以外には怪獣が出てくるような新規の特撮巨大ヒーロー作品もここ数年暫く出てきておらず、唯一東映の『スーパー戦隊シリーズ』が巨大ロボ戦をやっている、くらいでありますか。

そもそも何故日本は怪獣氷河期に入ってしまったのか?色々と要因があると思うのでありますが、管理人は以下の三つの要因が複合して特撮怪獣氷河期へ突入したのだと考える次第であります。

要因壱:『平成ガメラ三部作
この一連の作品群は、特撮怪獣映画の中でも群を抜いてクオリティが高い作品群であると言って良いと思います。
しかしそれ故にこの三部作は日本特撮怪獣界隈に重くのしかかって来た訳でありまして、その後制作された和製怪獣映画は、特撮面・ストーリー面含めて、否が応でも同三部作を念頭に置いた創りになってしまったとも言えるんですよね。スタッフが意識的にしろ無意識的にしろ・・・。
更にはこの『平成ガメラ三部作』を観て、ヘンに舌が肥えてしまった特撮怪獣ファンという存在も出来ちゃった訳でありますよって、90年代後半以降の特撮怪獣映画については何かと言うと「平成ガメラと比較して~」というのが枕詞になってしまったという人が少なくないのは否めない訳であります。
結果として、特撮ファン・特撮怪獣制作陣が「脱・平成ガメラ」を達成しきれず、長らく袋小路に迷い込む遠因となってしまったと言えると思います。

要因弐:98年公開のローランド・エメリッヒ監督版『GODZILLA』(通称・「エメゴジ
まぁ、御存じの通りこの映画に登場するゴジラは、イグアナのような姿をしていた上に、放射能火炎も吐かなければ通常兵器で殺処分されてしまうという、本家の東宝ゴジラとは似ても似つかぬ存在であったという事が出来ます。
勿論全世界中のゴジラファンからは「あんなのゴジラじゃねぇ!」と言われちゃいまして、今日に於いてもいまだにネタにされてしまう珍作という扱いになってしまった訳であります。でもこの映画、日本での興行収益は51億円で、その前後のゴジラ映画や平成モスラと比較すると物凄い売り上げを誇っているんだよなぁ。皮肉な話であります。
そういった感じでありましたので、この『GODZILLA』に対する失望が、世間一般からの「怪獣映画全体に対しての失望」に繋がっていったのではなかろうかと思う次第であります。

要因参:『平成ゴジラミレニアムシリーズ』
エメゴジの出来とその評判を受け、95年公開の『ゴジラVSデストロイア』で長い眠りに入った筈のゴジラを、東宝は復活させるに至った訳でございますね。「世界よ、これがゴジラだ!」と(笑)。
そうして始まっていった『平成ゴジラミレニアムシリーズ』でありますが、これはゴジラの復活が「早すぎた」と言えるのかも知れません。
特撮面では時代の流れもあり、確かに『平成ゴジラVSシリーズ』よりも更に高い水準の特撮とはなっていたのですが、過去の東宝特撮映画から地続きの設定になっている等どちらかといえば「マニア向け」になってしまった感は否めず、ゴジラのイメージも『平成ゴジラVSシリーズ』に引っ張られてしまいがちで、いまいち「万人に向けた新しいゴジラ」を打ち出すには至れなかった訳です・・・。背鰭の尖ったゴジラ、格好良いんですけどねぇ・・・。
平成ゴジラミレニアムシリーズ』は、「シリーズ」というよりも「作品群」と言った方が適切でありまして、興行収益の面でも『平成ゴジラVSシリーズ』には今一歩届かず、という結果になってしまっていった訳であります。根本的に客層を見誤った感のある、『ハム太郎』との同時上映という迷走もありましたし・・・。

このシリーズ、作品一つ一つを観ていくと決して悪くは無い出来なんですけれども、如何せん「シリーズ」として見た場合は、芯になる部分が無く散漫になってしまった感が否めないんですよね。シリーズとして再始動させるには、あまりに準備期間が短かった、と。
その反動として『ゴジラ FINAL WARS』以降10年という、休眠最長記録を更新している訳でありますので・・・。
結果として非怪獣映画ファン層やメインターゲットであるはずの子供からは、エメゴジの失敗との相乗効果で、「特撮怪獣映画に対する関心が無くなってしまった」というのが決定的になってしまったのではないかと思う次第であります。

以上の3つの大きな要因が複合した上に、VFXの発達により海外(特にハリウッド映画)の予算と時間をかけた特撮と日本の特撮との乖離が決定的となり、日本のミニチュアや着ぐるみを主体とした特撮では、もはや観客への求心力を失ってしまい、怪獣映画の主なターゲット層である子供は「怪獣」の要素を引き継いだ『ポケモン』や各種カードゲームに取られてしまい、そうして怪獣氷河期へと突入していったのだと、そのように管理人は感じております。
他にも、娯楽の多様化で映画そのものに対する需要が無くなってきているとか、色々あるとは思うんですけれども・・・。

06年に『小さき勇者たち -ガメラ-』(この映画に関しましては、近日中に記事にしようと思います。)が公開して以降、レイゴーとかゲハラとか復活ギララとかデスカッパとか、そこそこの数の怪獣がスクリーンには登場した訳でありますが、しかしどれもこれも「マニア向け」の作品でありましたし、昨年公開の『パシフィック・リム』も、盛り上がったのは主に怪獣映画ファン・ロボットアニメファンでありました。
結局「怪獣」という存在は完全に過去のものとなってしまい、現行の作品はどこまで行っても「マニアにだけ嗜好される」という、非常に閉じたコンテンツとなってしまったと言わざるを得ません。

それだけに、今回ハリウッドで生まれ変わったゴジラには、多大なる重圧がかかっていると言えるんですよね。
大げさでなくギャレゴジの日本での公開は、完全に日本特撮怪獣が潰滅してしまうか、それとも再び盛り返す起死回生の一発となるのかという、大一番だと思うのです。

もう俺達は何も言わん! なんとか日本でもヒットしてくれ! そして、日本の怪獣映画界隈にも活気を戻してくれ!

他力本願で非常に情けないとも思うのでありますが、しかし日本の映画界のローバジェット作品ではどう考えても現状を打破できるような怪獣映画を創るのは難しい訳でありますので、恥も外聞もかなぐり捨てて何が何でもギャレゴジの日本での成功を祈るのみでありますよッ!
東宝が海外各国より2ヶ月も日本での公開を送らせたのも、「全世界で大ヒットしたゴジラ、日本で遂に堂々凱旋公開!」という宣伝戦略を打つためではないかとも言われておりますし、確かに海外で大ヒットの現状を見ると「公開までに泊が付いた」と言って良いと思います。ノリとしては、かつて54年版『ゴジラ』が海外で再編集されて大ヒットし、それが『怪獣王ゴジラ』のタイトルで再上映されたのと同じであります(笑)。

なんとかギャレゴジには日本でも大ヒットして欲しい。
ギャレゴジの日本公開まであと約2ヶ月! あと約2ヶ月!!
盛り上げていきたいっすね。


【関連記事】
54年版『ゴジラ』のデジタルリマスター作業が本気だった!
特撮怪獣ファンの世代間軋轢を無くすにはどうすればれば良いのか……。
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2014/05/19 17:37|特撮関連雑記TB:0CM:5

コメント

想いは同じ!
ご無沙汰しております。
想いは同じですよ。ゴジラ、ヒットしてほしいです。「パシフィックリム」はあくまでロボットものとしても怪獣ものとしてもヒットしたのであれば、こちらもあれを超えるようなヒットになってほしい。そのための前フリは十分だと思ってます。あとは出来次第(こちらも大丈夫だと思いたい)。
それでもいろいろ言う人は出てくるでしょうね。日本にはいまだリアルタイムで最初のゴジラを見た人が大勢いらっしゃいますから。そういった人たちが言い訳できないような作品となっていてほしいですね。
波のまにまに☆ #-|2014/05/20(火) 11:02 [ 編集 ]
思いは同じ……なのですが
自分も子供の頃に怪獣映画を見漁った怪獣好きで、飛翔掘削
さんの思いはかなりわかります。
ちなみに飛翔掘削さんより少し上、20代半ばなので小学生の時にデストロイアが上映されてましたね。ガメラ2は試写会に当たって母親と見に行きましたw
ただ、怪獣復活へのご意見は本当に同感なのですが、正直思うのはこのギャレゴジがヒットしても、日本のスクリーンやTVに怪獣が舞い戻ってくるのかということ。
ぶっちゃけ、曲がりなりにもギャレゴジと比較対象足りうるレベルの作品を日本の映画業界が作れるのかといえば、微妙じゃないかと思ってます。
元から予算や映像じゃ逆立ちしたって勝てませんが、それにとどまらず脚本やゴジラへの想いですら、なんだかあのギャレゴジには届かないように思えてならないのです。
というか、新ゴジラの存在はそれこそ『平成ガメラシリーズ』のハイエンド版になってしまう気しかしないという……。

ギャレゴジのヒットは怪獣王の復活の雄叫びであるとともに、パシフィックリムに続いて日本のお家芸だった筈のものが、アメリカという新天地で花開き、古き故郷を離れていってしまったことの悲しくも決定的な証左になってしまう、そんな気がしてなりません。
ずももも #-|2014/05/20(火) 22:26 [ 編集 ]

>>波のまにまに☆さん
お久しぶりです!

ギャレゴジにはもう、圧倒的な作品のパワーと、大ヒットを望みます。
しがらみも派閥闘争も思い出補正も怪獣氷河期も、全てをぶっ壊して欲しいですね。

海外で絶賛&大ヒットしているという事なので、もう後はただただ公開の日を待つのみであります。
期待して、盛り上がりながら待ちたいと思います。



>>ずもももさん
はじめまして!

確かに、特撮の面でも脚本の面でも、そして「愛」の面でも、今の日本映画界に『パシリム』や今回のギャレゴジに匹敵するような怪獣映画が創れるのか?
というと、甚だ疑問ではあります。
『パシリム』の、崩れる建物の中から車や家財が出たり潰れるコンテナの中から自転車や車、冷蔵庫が出てくるのを見て、格好良すぎて涙を流しながらも、
「嗚呼、今の日本じゃこんな映像は創れない!」
と、思ってしまいました。

しかしながら、ハリウッドの大作怪獣映画を見せられてしまったら、尚更和製怪獣映画を観たくなってしまっているというのもまた事実なのであります。
どれだけ特撮がハリウッドの大作映画の特撮に比較してチープであろうと、脚本がアレだろうと、かまわないから「日本製の新作ゴジラ」を観たくなってしまうのです。
ギャレゴジが日本でヒットして「怪獣モノもまだ需要がある!」と、日本映画界に思わせなければ何も始まりませんので……。

逆説的に考えると、今回のギャレゴジの世界的なヒットで「ゴジラは海外でも売れる!」という事を確認した日本映画界、もっと言えば東宝が、
輸出を前提にして十分な予算と時間をかけてハリウッドの大作怪獣映画にも勝るとも劣らないゴジラ映画が誕生するという可能性も無きにしも在らずな訳であります!
……というのは、流石に妄想が過ぎますが(笑)。

どちらにせよギャレゴジが日本でヒットしない事には結局どちらにも転ばない訳ですから、今はただヒットを心の底から願ってやみません。
ヒットする事がまず第一条件でありますから……。
日本でヒットしなければ、涙を呑んで問答無用で海外に、「ゴジラを、怪獣を、これからよろしくおねがいします……!」と、頼む他なくなってしまいますし……。

何はともあれギャレゴジには是非とも日本でヒットして欲しいですよね。

機会がありましたらまた、当ブログに遊びにいらっしゃってくださいね!
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2014/05/21(水) 01:30 [ 編集 ]

管理人さん熱いですね
怪獣映画生きるか死ぬかこの一戦にありっ!!って感じですか

ギャレゴジがヒットして怪獣映画は増えそうです
ポコ #-|2014/05/21(水) 01:34 [ 編集 ]

>>ポコさん
熱いというか、ゴジラ復活でおかしくなっているだけです(笑)。風邪ひいてうなされているようなもんです。

何はともあれ、ギャレゴジには日本でもヒットして欲しいっす。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2014/05/23(金) 02:35 [ 編集 ]

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