管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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メカ少女のこれまでと『ガールズ&パンツァー』と第二次大戦メカの展望 

先日、『ガールズ&パンツァー』が最終回を迎えました。
いやもう188トンの重量を誇るドイツの欠陥兵器として有名な超重戦車マウスと対峙する大洗女子戦車道チームという構図がさながら怪獣映画(舞台も富士山麓ですし!)でありましたし、最終回でも管理人イチオシの戦車である八九式中戦車は大活躍でしたし、最終決戦の一騎打ちはさながら西部劇でしたし、戦車道を通した少女達の成長も観れたしで、管理人大満足の最終回でございました。アニメ好きで、戦車好きで、本当に良かった!
さてさて、その『ガールズ&パンツァー』でありますが、管理人はこの作品をいわゆる「メカ少女」ものの、ひとつの到達点であると思うのであります(尤も、『ガールズ&パンツァー』という作品は「メカ少女」の文脈的にはかなり変化球ではある訳ですけれども・・・。そもそも純粋な意味での「メカ少女」というのは「身体の一部、または全部がメカな少女」の事を指す訳でありまして、女の子達が戦車を操縦する『ガールズ&パンツァー』と言う作品は、厳密に言えば「メカ少女」では無い訳です。が、同系列の作品である事は間違い無いと思う次第であります)。

メカ少女」というジャンルがメジャーになったのは00年代に入ってからという、比較的最近の新興ジャンルのようにも思われますが、しかし「メカ少女」自体は、『マジンガーZ』の女性型巨大ロボや『キカイダー01』に登場するビジンダー、遡れば『鉄腕アトム』に於けるアトムの妹・ウランちゃんにまで遡る事が出来ます。
管理人の主食である特撮怪獣映画にもメカ少女は登場しておりまして、1975年公開の映画『メカゴジラの逆襲』に登場する少女・桂は、サイボーグ化された上にメカゴジラをテレパシーによって操り都市を破壊するという、色々な意味で時代を先取りしたキャラクターだったのでありました。

さて、現在の「メカ少女」の流れは、80年代頃にアニメファンの間で興ったメカと少女を合体させる遊びにあるようです。
当時の模型専門誌なんかにはメカと少女を融合させたフィギュアの読者投稿写真なんかもあったそうですし、アニメのロボットを少女に擬人化させる同人誌なんかも徐々に増え、『ガンダムシリーズ』のMSを擬人化した、いわゆる「MS少女」等というモノや、第二次大戦中の戦車や戦闘機、戦闘艦艇を女の子に擬人化させたものも出現しました。この遊びは現在でも行われておりまして、最近だと『魔法少女まどか☆マギカ』と『機動戦士ガンダムAGE』の合体技・まどかタイタスあたりが有名でありますな(ちょっと趣旨がズレてますが)。
しかしながら当時のオタクの「メカ」と「女の子」という好きなモノ2つを合体させちゃおう!という発想には、ただただ脱帽する限りでありますよ。

そうして時代は下り90年代後半、インターネットが発達すると、そういった「メカ少女」のコミュニティー等の交流も盛んになっっていった訳であります。折しもその頃は『新世紀エヴァンゲリオン』を発端とする、第三次アニメブームの真っ最中。深夜アニメもどんどん増えていき、それに伴いアニメの「原作」となる作品もメジャーマイナーを問わず、幅広いジャンルから採られていく事になっていった訳です。「原作」を求める業界はネット上や同人界隈で隆盛であった「メカ少女」にも目をつける訳であります。
そうして、「メカ少女」で有名だった同人作家なんかが商業誌で作品を発表するようになったり、更には「メカ少女」に焦点を当てた雑誌なんかも出て来る事になる訳ですが、しかし「メカ少女」はまだまだマイナーなジャンルでありました。まぁ、マイナーなジャンルとはいえども『ちょびっツ』や『最終兵器彼女』といった「メカ少女」を中心に据えた作品も少しずつ増えてはいったんですけれどもね。

00年代に入ると「メカ少女」は一気に飛躍していく事になります。
深夜アニメの主軸となるのは「美少女」であり、そう考えるとメカと美少女の融合体であるメカ少女が飛躍するのはある意味当然の流れとも言えますね(そうかな?)。
管理人がエポックメイキング的だと思う作品は、やはり04年放送のTVアニメ『魔法少女リリカルなのは』でありましょう。同作は「魔法少女」と謳いつつも実質的にはファンタジーというよりもSF的な要素が非常に強く、主人公らが使用するのも「魔法のアイテム」というよりも「SF的メカニック」と言った方が近いガジェットなのでありました。
そうして、同作のヒットを歯切りに「後に続け!」とばかりに、様々なアニメ作品でメカを扱う少女や、少女とメカを融合させたようなキャラが増えていったように思います。
・・・まぁ、そもそもメカと少女の組み合わせというのは昔から相性が良いですからなぁ。「バイクと少女」とか、「銃器と少女」とか。そういったモノが脈々とアニメや漫画ファン界隈の根底に流れており、それもあって00年代の「メカ少女」ブームに繋がっていっているのかも知れません。

その流れの中、07年には『スカイガールズ』、翌08年には『ストライクウィッチーズ』が、それぞれ登場となる訳です。
この二作はいずれもイラストレーターであり『ガールズ&パンツァー』のキャラクター原案も担当した島田フミカネ氏が関わった作品であり、『ガルパン』の企画に少なからぬ影響を与えた作品であると言えます。氏は00年代初頭に第二次大戦中の兵器を擬人化させるイラストを同人活動・商業誌で発表しており、そこから『ストライクウィッチーズ』や『スカイガールズ』といった作品の原案として参加していった訳でありますね。

ストライクウィッチーズ』の企画自体は03年に発足しているのでありますが、この企画は「呪われた企画」でありまして、アニメの監督を担当する人がなかなか決まらず、当初シリーズ構成を担当する筈だった人は降板し、更にはアニメーション制作を行う予定であったGONZOは経営不振に陥り、なかなかアニメ化の目途が立たず、07年に「取り敢えず」出したOVA版はサッパリ売れず、アニメ企画が倒れそうなギリギリの状態なのでありました(尚、同作はアニメだけでなく漫画展開も「呪われた企画」であり、連載された漫画作品が次々と打ち切りになってしまったりした訳であります・・・)。
結果として後発企画の『スカイガールズ』の方がアニメとしては先に登場する事となった訳です。

スカイガールズ』は、メカ少女のアクションフィギュアシリーズである「武装神姫シリーズ」(こちらも後にアニメ化されました。島田フミカネ氏もキャラデザとして参加しています。)のメディアミックス展開を行っていたKONAMI主導のアニメであり、元々は「武装神姫シリーズ」に続く立体物を中心としたメディアミックス展開が為される予定でありました。
アニメ作品としての完成度は非常に高かったのではありますが、当時同時期に放送していたのが『ひぐらしのなくころに解』、『CLANNAD』、『School Days』、『みなみけ』といったアニメファンの話題をかっさらうとんでもねぇ作品群であることに加え、翌年放送の『ストライクウィッチーズ』が全てを持って行ってしまった為、いまいち影の薄い作品という評価に留まってしまっているのであります・・・。
だから最近パチスロ化したという事に物凄く驚いた訳ですよ。これを期にこの作品もBDBOXにでもなってくれたら良いと思うのでありますがね。

スカイガールズ』が(商業的には一応採算ラインではあったものの)いまいちパッとしなかったあおりを受け、『ストライクウィッチーズ』も殆ど期待されていなかったのではありますが、しかし蓋を開けてみればぶっ飛んだ様々な設定もさることながら、実に堅実な王道的展開のアニメであった為(また、世界観考証・軍事考証がしっかりしていた為)、大ヒット(スカイガールズ』対比約4倍)してしまう訳です。
この作品、第二次世界大戦をモチーフにしている訳でありますので、そのあたりにどうしても抵抗する層も少なからずいる訳で、『スカイガールズ』よりもヒットの見込みは薄いとされていたんですよね。いやぁ、ヒットしてくれて本当に良かった!
ヒットした為に二期が制作され、劇場版も制作された訳でありまして、同作のヒットはアニメ業界に「第二次大戦ネタはイケる!」と思わせる事が出来たのか、『ガールズ&パンツァー』の企画を起こさせるのには十分だったようであります。

ストライクウィッチーズ』のヒット以降、『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』や『そらのおとしもの』、といったメカ少女の流れを汲む作品が次々とヒットしていき、その流れで先述の『武装神姫』がアニメ化されたりもする訳です。
そんな流れの末に、今回の『ガールズ&パンツァー』があるのでございます。

ガールズ&パンツァー』はあらゆる意味で奇跡的な作品でありました。
第二次大戦をモチーフにした『ストライクウィッチーズ』がヒットしたからと言って、安易に第二次大戦をモチーフにした作品を出すとただの「二番煎じ」になってしまいますし、実在兵器をそのまま出すとなると、当然「人殺しの道具」として兵器を扱うのかどうか、という話になります。そんな中で為された発表は「女の子たちのハートフルな日常」等と書いてある訳で、「このアニメはどの層をターゲットにしとるんじゃ?」と、放送前から管理人は実に不安なのでありました。
蓋を開けてみたら何の事はありませんでした。
この作品は「戦車道」という設定を作る事によって、「戦争」では無く「スポーツ」として戦車を扱った訳です。しかも、ストーリーラインだけ見ると「名門校から転校してきた主人公が紆余曲折あって弱小チームをまとめて全国優勝を目指す」という、王道スポーツ作品のプロットそのまんまなんですよね。この部分が多くの人の共感を呼び、戦車にあまり興味の無い層にも響いた作品となった訳であります。
管理人は、最初はどうかと思っていたのではありますが、観ていくうちにどんどんハマっていってしまいました。決め手はやはり八九式中戦車が大活躍したからでありましょうか(笑)。
しかしながらこの作品の戦車の造り込みは半端じゃ無く、それぞれの戦車に、特徴的な駆動(戦車の性能や操縦しているキャラの個性を反映させたものとなっておりました。)付けが為されており、監督以下スタッフの物凄いこだわりが見えました。だからスケジュール破綻を起こして12話中2話が総集編、最終2話だけ別枠で放送という事になってしまった訳です・・・。

ガールズ&パンツァー』の人気はアニメファンの間に留まらず、戦車模型界隈にも派生していった訳であります。
下記関連商品のように、『ガールズ&パンツァー』に登場した戦車の劇中モデルが発売したり、普段はアニメを扱う事の無いような模型雑誌で『ガールズ&パンツァー』の特集が組まれたりした訳であります。『ガールズ&パンツァー』効果で戦車模型に手を出す人も増えたりもしており、戦車模型界隈は現在かなり活気付いているようであります。
また、『ガールズ&パンツァー』の舞台となった茨城県大洗町では地域タイアップ企画が盛んに打ち出され、『ガールズ&パンツァー』の各種イベントが行われたり、先月24日に行われた大洗町商工会による「大洗春まつり 海楽フェスタ」では、『ガールズ&パンツァー』にちなんだ様々な企画を行ったり、『ガールズ&パンツァー』のキャラの特別住民票を大洗町役場が販売したり、と言った感じで、先の津波で被害を受けた大洗町は『ガールズ&パンツァー』効果で、活気付いているようです。

ガルパンが大洗にもたらしてくれたもの 大洗ホテルスタッフブログ

加えて言うと、現在自民党幹事長を務めている石破茂氏から『ガールズ&パンツァー』のトークショーにビデオメッセージが送られたりもしています。氏はミリタリーファンでもあり、アニメや特撮にも造詣が深い事で知られている訳ですが、マジかよ・・・。

・・・と、まぁ、兎にも角にもこのような感じの流れで「メカ少女」は発展してきた訳でありまして、『ガールズ&パンツァー』と言う作品は「メカ少女」というジャンルのひとつの到達点を見せてくれたのではないかと思います。
この大成功と言える『ガールズ&パンツァー』の成功を受けて、「メカ少女」界隈がこれからどうなっていくのか、愉しみなところであります。

また、第二次大戦終結から今年で68年になる訳でありまして、『ストライクウィッチーズ』や『ガールズ&パンツァー』は、「今だからこそ純粋にメカとして第二次大戦中の兵器を紹介できる」という事を証明してくれたようにも思います。
平成ゴジラVSシリーズ』等の特技監督を担当した川北紘一監督も「今だからこそ第二次大戦中の兵器を純粋なメカとして描写してみる事に価値があるのかも知れない」という旨の事を仰っていましたし、今回の『ガールズ&パンツァー』のヒットを受けて、同作に続く第二次大戦兵器が純粋なメカとして描かれるという作品が出て来るのか、というあたりも愉しみにしたいところであります。
ガールズ&パンツァー』のヒットの後、間もなく放送が始まる『宇宙戦艦ヤマト 2199』の宇宙戦艦ヤマトが、日本海軍の戦艦・大和を下敷きにしたメカであるというのが、なんだか偶然では無いように思えてならないんですよね(笑)。


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コメント


なるほど、やはりこれからはエリーよりメカエリーの時代か。

今後ウチではエイプリルフールネタがエイプリルフールネタでなくなってきそうなので、乞うご期待。
矢端 想 #1h4OZhZI|2013/04/04(木) 20:55 [ 編集 ]

>>矢端 想さん
ウチのキャラだと、『僕はロボット』のスーちゃんが「メカ少女」の枠に入りますね。あと、ガートルトさんも一応メカ少女で良いのかも知れません。

>エイプリルフールネタがエイプリルフールネタでなくなってきそうなので
本格的にエリーちゃんのメカが出たり変身したりするようになるのですか!
楽しみです。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2013/04/04(木) 22:34 [ 編集 ]

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