管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の謎についてなど 

と、いう事でございまして、『ヱヴァ:Q』の考察記事となります。
管理人なりの考え方でありますから、完結編が公開されて「なんだ、この解釈、全然間違ってたじゃないすか!やだー!」となる可能性も無きにしも非ず。まぁ、それはご愛嬌という事で。

当記事では、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』だけでなく『新世紀エヴァンゲリオン』の設定を比較対象として挙げつつ考察を進めていきたいと思います。


今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』では、多くの謎が提示されました。
そもそも『Q』は完結編との同時公開となる予定であった訳でありますが、しかし、結局分割公開という事になった訳であります。同時上映だったならばこのように皆がモヤモヤするような事にはならなかった訳ですな。しかし、エヴァに於いては謎解きとか考察といったモノはある種のお決まりみたいな部分がある訳でありますから、寧ろ謎解きをやる時間が与えられたというのは、ある意味では喜ばしい事なのかも知れませんね。商業的にも謎解きやら何やらで盛り上がってくれた方が良いでしょうし。
しかし、いわゆる「謎本」が腐るほど出た14年前とは状況が違いますので、今回の「『ヱヴァ』考察ブーム」はネットの掲示板とか個人ブログ・個人サイトが中心になるんでしょうなぁ。

しかしながらこれは、庵野監督的にはあまり喜ばしい事では無いのかも知れませんね。『EOE』前後のインタビューを見たりすると、エヴァファンによる謎解きやら考察やらに嫌気がさしている旨の事を仰っていますもん。
エヴァは衒学的だ、何もないんだ、あんなものはただの絵なんだ。こんなモノに夢中になってないで、現実に帰れ。そこで生きろ
そんな訳で『EOE』はあのような創りになった訳でありますな。
で、今回の『』。案の定ネットの掲示板やら個人ブログでは、まるで14年前の再来であるかの如く考察合戦が繰り広げられている訳です。かく言う管理人もこんな記事を書いている訳で・・・。
庵野監督的にはこれはどうなのでありましょうか・・・。

そもそも管理人は、考察というのは作品の愉しみ方の1手段であると思います。
しかし、『エヴァ』に関して言えば、この「考察」というのは、その大半が「する必要の無い事」なのではなかろうかと思うのであります。
エヴァ』という作品の本筋は、「碇シンジの物語」なのであり、ゼーレの陰謀がどうとか、人類補完計画がどうとか、エヴァが何なのかとか、使徒とは何者なのかとか、そういう大半の疑問は「分からないまま」にしていても良いのだと、管理人は思うんですよね。
考察すべきは、「シンジの置かれた状況」と「各キャラの心情」であると思うのです。あくまでもその他の「」を解き明かすのは、「キャラの心情を理解する為の補助的なもの」でしか無い訳でありまして、そっちを本筋に捉えてしまうというのは違うと思うんですよね。

では、その上で何故、考察するのか?
・・・いやだってそりゃ愉しいからじゃないっすか(笑)!
設定を考察したりするのは、知的好奇心がそそられるからであり、それ以上の何者でも無い訳です。
庵野監督が「わざと敢えて矛盾するように作ってある」と言おうとも、こればっかりは仕方が無いじゃないのです。矛盾しているのであればそれを補完してやれば良いのです。
どこまで行っても自己満足になろうとも、その道を突き進むしか無いという訳です。

と、言う訳で、レッツ考察!


エヴァンゲリオン
本作のタイトルとなっている汎用人型決戦兵器。『ウルトラマン』に於けるウルトラマンであり、『マジンガーZ』に於けるマジンガーZであります。
しかし、その機体は存在そのものが「」となっているのでありました。

エヴァって何なんだ!?」というのは、『新世紀エヴァンゲリオン』からの命題のひとつであります。
エヴァ』に於けるエヴァは、零号機、初号機は第2使徒リリスをコピーして建造(庵野監督は空母マニアでありまして、それ故に艦船を造る時に使用される「建造」をエヴァに用いたのでありました。)された機体であり、弐号機以降は第1使徒アダムをコピーして建造された機体でありました。コアには人間、それも女性が取り込まれており、それ故にエヴァのパイロットはコアになっている母親の子供でなければならない(シンクロ不可能な為)のでありました。尚、零号機と量産機には魂がありません。綾波が零号機とシンクロが可能になるまで長い時間がかかったのはこの為なんですね。

しかし、今回の『ヱヴァ』では、その建造方法はよく分かっていないんですね。「Mark.06は普通の建造法とは違う」という事くらいしか明言されていません。そもそも「普通の建造方法」が分からないのですから。
今回2号機(ヱヴァ』では「弐号機」ではなく「2号機」表記なんですよね。今回は日本での設計では無いのでありましょうか?)は改2号機という名称になっており、左腕が義腕パーツになっていました。そういえば仮設5号機も半身機械のサイボーグなエヴァでありましたな。
』ではマリの「義手パーツは無理矢理シンクロさせている」という旨の台詞がありましたが、改2号機はそのような描写は見受けられませんでした。

しかし、今回の『』で、分かった事がひとつありますね。そうです。「アダムスの器」ですな。
今回の『ヱヴァ』における「セカンドインパクト」は、原因は語られてはいませんが、南極に4体の光の巨人(=アダムス)が現れたとされています。
つまり、「アダムスの器」というのはこのアダムスに装甲版(拘束具?)を取り付けて制御できるようにしたものであるものと推測されますね。
それが、「Mark.〇」とされる機体の正体なのではないかと思う次第です。Mark.06もMark.09も、そういうシロモノなのでしょう。そうなると、後の2体のアダムスはどこに居るのか、というのが気になりますね。
そして、今回新たに出てきた第13号機という機体に至っては完全に謎です。どうやって建造されたんでしょうか。

また、コアの存在も気になります。取り敢えず初号機の中にはシンジ君の母さん、碇ユイが入っているのは冬月先生の説明で確かなのではありますが、他のエヴァのコアはどうなっているのでしょうか。
』でリツコさんが「パイロットもバックアップがきくようにできている」という旨の事を言っていましたし、実際にマリが2号機に乗っていましたし・・・。
ザ・ビースト」等を見るに、ひょっとしたらそこら辺にいた怪獣を捕まえてきて、拘束具を装備しただけなんとちゃうんか?とか思ってしまうのですが、真相やいかに。
人の域にとどめておいた「エヴァ」が・・・」とかリツコさんが言っていましたから、初号機に関しては何か超常的なトンデモ存在なのでしょうが・・・。

次回予告にて、「2+8号機」なる、半身2号機半身8号機の機体が登場しましたが、アレは何なんでしょうか?2号機と8号機を融合させた機体・・・?
しかしまぁ、昭和の特撮ヒーロー(大野剣友会っぽかったですね。)みたいな動きをしていましたなぁ(笑)。まぁ、庵野監督の趣味ですな。
・・・半分こ怪人・・・仮面ライダーWかッ!?或いは、キカイダーか、メタルダーなのかも知れません。


使徒
本作に於ける「」でありますな。『ウルトラマン』に於ける「怪獣」に相当します。
エヴァ』の使徒は、高度な文明を持つ宇宙の先住民族である、第1始祖民族(=『ふしぎの海のナディア』でのアトランティス人の祖先=M78星雲人)が何らかの理由で宇宙中にばらまいた「生命の種」のひとつである「白き月」より生まれた第1使徒・アダムから誕生した存在であるとされています。
使徒は自己の生存の為、同じく地球に辿りついた「白き月」と同種の「生命の種」である「黒き月」より生まれた第2使徒・リリスの子リリンを殲滅、あるいはリリンとの接触を試みる為、それぞれ行動していたのでありました。
リリスと接触しリリンを滅ぼそうとした使徒」、「リリンとの共存の道を探る為に接触を図った使徒(思考パターンが人類と根本から異なった為「精神汚染」として処理されてしまっていましたが・・・。」、「リリンに鹵獲されてしまったアダムを取り返す為に行動した使徒」など、様々な使徒が存在しました。中には「何も考えず取り敢えずエヴァに引かれて来た使徒」も居た訳でありますから、能天気なものです。
身体の構成素材はまちまちでありますが、遺伝子信号の配置と座標は99.89%人類と一致しています。これは第一始祖民族が造り出した存在であるから、という事なんでしょうね。
コアと呼ばれる発光体には、S2機関(スーパーソレノイド機関」の略。二重螺旋構造を形成するDNA分子の集合体を利用したある種の対消滅エンジンであり、無限のエネルギーを引き出す半永久機関であります。ゼーレは「命の実」と呼んでいます。)と魂が宿っており、この部分を破壊すると使徒は活動を停止します。

さて、『ヱヴァ』ではどうなっておるのか?
ヱヴァ』では使徒の設定はもう根本的に設定が変わっているようなんですよね。そもそもS2機関の設定もなくなっているのではないでしょうか?
コアが弱点」、「識別コード・パターン青」等、基本的には『エヴァ』と同様ではありますが、「コアを破壊すると形象崩壊を起こし赤い液体と化してしまう」というところが大きな違いでありますね。
エヴァ』では第4使徒シャムシエルをはじめ、コアを破壊されても身体は残った使徒が結構いましたが、『ヱヴァ』では全ての使徒が形象崩壊を起こしております。形象崩壊を起こした後に残る赤い液体は、LCLにも見えますが、しかし真相は未だ不明。やはり情報不足ですな。

エヴァ』の使徒の始祖であるはずの「アダム」も、『ヱヴァ』では複数形である「アダムス」になっていますし、『』ではアダムスの魂を持つカヲル君が「第13使徒に墜とされる」とか言ったりしていますし、う~ん、謎です。

』の「セカンドインパクト」時の映像を見ると、「ガフの扉」が開いているような描写と共に白き月らしきモノが浮上しているのが分かります。
また、『』で起こりかけた「フォースインパクト」描写を見ると、「ガフの扉」が開き、やはり地下から「黒き月」らしきモノが浮上しかかっているんですよね。
と、いう事はやはり『ヱヴァ』でも使徒と人類は第1始祖民族が生み出した存在、という事になるのでありましょうか。
もし、「第1始祖民族」の設定が『ヱヴァ』でも残っているのであるとすれば、『エヴァ』での「地球」と『ヱヴァ』での「地球」はそれぞれ別の惑星であり、それぞれで似たような事象が起きているのである、という解釈も出来なくは無いですね。同じ民族が造ったモノでありますから、似たような展開になった星があっても不思議では無い筈ですから。宇宙は広いですからなぁ。
そう考えると、『エヴァ』と『ヱヴァ』の使徒の差異も理解できるような気がしますね。「」ごとによる個体差若干の違い、という事なのでありましょう。


ガフの扉
現実世界での、「ガフの部屋」というユダヤ・へブライの民話に登場する、 「天国の神の館の中の魂の住む 部屋で生まれてくる子供の魂が集まっている部屋」というのがモチーフになっているものと思われます。
エヴァ』では「黒き月」に存在する(恐らく、「白き月」にも存在すると思われます。)生命の始まりと終わりの部屋となっており、ゼーレ主導の「人類補完計画」はココに全ての魂を集結させる事でありました。

さて、『ヱヴァ』ではどうなっているのか?
いやもう全く分からんのでありますよ(笑)!情報不足でありますな。
ただ、『』では覚醒した初号機がガフの扉と直結して綾波を救い出しておりますから、今回の「ガフの部屋」は、何かエネルギーの貯蔵庫のようなモノという側面もあるのかも知れません。


ゼーレ
エヴァ』では中世ヨーロッパで誕生した宗教組織であり、20世紀初頭には既に世界の権力を裏で操る組織であったとされています。その教義は「不老不死」であり、発見された(ロンギヌスの槍の取説であり対使徒用の攻略本でもある)「裏死海文書」を預言書とし、それに沿った形で計画を立てた訳です。使徒殲滅もエヴァ建造もこの計画に沿ったものでありました。
不老不死の世界を実現する為に、「全ての魂を一つに」する事が可能な「人類補完計画」を立案したのでありました。
世界的な権力組織だから、日本政府(戦略自衛隊)くらい簡単に動かせる訳です。

しかし、今回のゼーレは怪しげな宗教団体、という訳では無いようでありますな。というより、どうやらモノリス自体が本体のようであります。
エヴァ』でのモノリス(1968年公開の映画『2001年宇宙の旅』以下SF小説『宇宙の旅シリーズ』に登場する、人類の進化を促進させた1 : 4 : 9の比率になっている黒い四角柱のオブジェ。ゼーレは人類を補完へと導く存在であるから、モノリスの意匠が採られたんでしょうな)は単なる通信用のモノでしかなかった訳でありますが、『ヱヴァ』ではモノリスそのものがゼーレであるかのように描かれておりました。

映画『2001年宇宙の旅』は、大雑把に言うと、以下のような感じであります。

モノリスが太古の昔地球に降り立ち、まだ人間ではなかったヒトザル達を進化させた。
時は流れ2001年。進化した人類は月に降り立ち、そこでモノリスを掘り当てる。そのモノリスは木星方向と通信をしているようだ。
そうして、調査の為、宇宙船ディスカバリー号は木星へと向かうのであった・・・。


モノリス=異星人(正確には、「異星人が開発したコンピュータのようなもの」ですが)という『2001年宇宙の旅』からの引用だとすると、つまり『ヱヴァ』のゼーレは異星人ないし異星人が開発したコンピュータという事になりますね。
事実、ゲンドウが「人類を代表して御礼申し上げます」みたいな事を言っていましたので、やっぱり『エヴァ』に於ける「第1始祖民族」か、それに準ずる存在なのでありましょうか。

』で冬月先生がゼーレの生命維持装置をバチバチ消して行っておりましたが、あれはさながら『2001年』のコンピュータ「HAL 9000」の電源を落として行っているシーンのような様でありました。まぁ、オマージュでしょうなぁ。
モノリス=ゼーレ=第1始祖民族」というのが正しければ、「神殺し」のシーンであったという事も出来ますね。
・・・神殺しのシーンと言えば、『装甲騎兵ボトムズ』の最終回で主人公であるキリコが、アストロギウス銀河を裏で支配する電子化された神「ワイズマン」を「殺した」シーンとダブって見えました。
ボトムズ』のこのシーンも『2001年宇宙の旅』のオマージュである為、これはもう意図的にやっていたんじゃないかと思う次第です(笑)。


シンジの孤食
2001年宇宙の旅』ネタと言えば、シンジ君に出されたネルフの食事も、『2001年』で登場するペースト状の宇宙食にそっくりでありましたね。栄養はあるんでしょうが、あんまり美味そうにないっすなぁ。加えて、孤食ですし。
このあたりは「食事は楽しい」と言った『』での綾波の台詞と対になっていて面白いですね。


14年という歳月
』のラストで初号機に取り込まれ、『』でサルベージされたシンジ君でありますが、その間には14年の歳月が流れており、まるで浦島太郎の気分になったかのようでありました。
この状況は『2001年宇宙の旅』でディスカバリー号から放り出され冷凍睡眠状態になり、約10世紀後、『3001年終局への旅』で目覚めて浦島太郎状態になったフランク・プールを彷彿とさせられます。

さて、何故「14年」なのか?
別に「シンジ君を浦島太郎状態にさせたい」のであれば、5年であっても10年であっても、別に良かったんじゃないかと、そう思ってしまいます。しかししかし、今回の『』、延いては『ヱヴァ』、更に延いては『エヴァ』という作品に於いて「14年」というのはとても重要な数字であると言えます。

エヴァのパイロットは皆14歳でありますから、「14年」という歳月はそれに被せてきた、と、考えるのが妥当であると思います。

メタ的な観方をすると、「14年の歳月」というのは『EOE』から『』の脚本を書くまでの時間だったんじゃないかと思うのです。『』の脚本は震災後に書きなおされたと言う話も(嘘か誠か)飛び交ってますからね。
今回の『』には多分、庵野監督なりの震災・原発事故への表象という側面があると思うんですよね。その上で『EOE』を超える、「その先」を目指すのであれば、文字通り「あれから14年後である現在の『エヴァンゲリオン』を創らなければならない」という考えに至り「14年後」にしたのではないかと管理人は思う次第であります。

まぁ、このあたりの真相は庵野監督以下制作スタッフの発言を待たねばなりませんが。


ヱヴァの呪縛
綾波はクローンですし、カヲル君は使徒だから除外するにしても、アスカ、マリの容姿は14年前とは一切変化していませんでした。
アスカ曰く、「ヱヴァの呪縛」という事らしいのですが、これは一体どういう事なのでありましょうか?

』ではやたらとリツコさんが、「ヒトに戻れなくなる!」と叫んでいた印象があります。ひょっとしたら「ヱヴァの呪縛」というのはコレに関係しているのではないかと思うのです。
リツコさんが「ヒトでなくなる」と言ったのは、アスカが3号機の起動実験にてプラグごと3号機側に引きずり込まれて行った時とシンジ君が覚醒したエヴァ初号機で綾波を助けようとしていた時でありました。
両者に共通するのは、「プラグ深度」でありましょう。
プラグ深度」がエヴァ側に傾くと、エヴァからパイロットへの汚染が始まってしまうようです。
つまり、プラグ深度がマイナスになり、エヴァ側からの「汚染」を受けた結果、年を取らなくなり、それをしてアスカが「ヱヴァの呪縛」と呼んでいるのではないかと管理人は思うのであります。

また、マリに関しても『』にて2号機の獣化第2形態である裏コード「ザ・ビースト」を発動させた為にエヴァからの汚染を受け、「エヴァの呪縛」にかかったと考える事が出来る・・・のではありますが、それ以上にマリは謎が多い訳でありますよって、もしかしたら「ザ・ビースト」を発動させる前から「ヱヴァの呪縛」にかかっていた可能性も否定できないんですよね。寧ろ逆説的に「エヴァの呪縛」にかかったからこそ汚染を厭わず「ザ・ビースト」を発動させる事が出来たのかも知れませんし。
今回の『』でもアスカが「コード777」を発動、「ザ・ビースト」と同等かそれ以上の獣化を見せました。これは既にアスカが「エヴァの呪縛」にかかっているからこそ出来たとも言える訳でありますね・・・。

そして、「エヴァの呪縛」にかかってしまった者はヒトでは無くなってしまい、だからこそ「リリスによって汚染された区画」に立ち入る事が出来たのでありましょう。アスカも人類の事を「リリン」と呼んじゃっていましたし。

・・・メタ的に考えれば、「14年経っても変わらない姿」という部分から「未だにエヴァを観続けている人達(管理人含む」に対する皮肉と「未だにエヴァを創っている庵野監督自身」への自虐という側面があるのではないかと考えたりもする訳です。
しかしまぁ、「エヴァ」という呪縛、別に解かなくても良いんじゃないかと管理人は思うんですよね。
観たけりゃ好きなだけ観りゃ良い。それで良いじゃないですか!


ニア・サードインパクト/サードインパクト
今回一番の謎がコレ。『』の後、一体何が起こったのでありましょうか?
サードインパクト」という響きからは、『EOE』のそれを連想させられます。
EOE』で発生したサードインパクトは、ゼーレによって発動した人類補完計画そのものであります。
今回の『ヱヴァ』シリーズは設定が『エヴァ』とはかなり異なり、人類補完計画の内容もまた異なるようです。う~む・・・。

結局、「何やら凄い事が起こって人類の大半が消滅ないしそれに準ずるカタチとなってしまった」という事ぐらいしか分かりませんね。しかし、ネルフ本部地下に黒き月らしきものが現れたり、セカンドインパクト時に白き月らしきものが現れたりしておりますので、その関連性が気になるところであります。
また、月が『EOE』で分割線が入った黒き月のような、とんでもない状態になってしまっておりました。やはり、『EOE』に近い事が起こったのでありましょうか。
このあたりの謎は後述の<人類補完計画>の項で考えたいと思います。

さて、『』のラスト、シンジ君は綾波を助けるというただそれだけの為にエヴァを動かし、綾波を使徒から奪い返したましたが、しかしその代償として世界は崩壊してしまいました。・・・正確には、「世界崩壊のトリガーとなった」と言った方が正しいのですが・・・。
』では第2使徒リリスが動き、エヴァMark.06の体内に第12使徒が寄生したという事が判明。『』では初号機の覚醒に呼応して動きはじめる描写がありました。
と、いう事から、本格的なサードインパクトは初号機に触発されたリリスとエヴァMark.06=第12使徒の2体によるものであると見るのが妥当なんでしょうか。
しかし、いつの間にMark.06の中に使徒が入り込んだんだ?ひょっとしたら最初から仕組まれてていたのかも・・・。
現時点ではあまりにも情報が少ないため、完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開が待たれるところであります。


人類補完計画
エヴァ』に於ける人類補完計画は、『EOE』の内容が全てであると言えます。
ゼーレの補完計画は、群体生命として行き詰った人類を全人類ごとアンチATフィールドで包んでLCLにまで還元させ、全ての魂をガフの扉に集結させて生命の進化を1からやり直すというものでありました。
そして、ゲンドウはこの計画を利用し、アダムとリリスの融合によって強制的に人類を魂の状態にまで還元させた上で全ての魂をガフの部屋ではなくエヴァ初号機に集結させ、新しい生命体となる事で人類の進化とする、という計画でありました。しかし表向きは「人類の進化」ではありますが、しかし、ゲンドウの本当の目的は「初号機に取り込まれたユイに会う」という事でありました。純愛に生きるという、なんと情熱的なおっさんでありましょうか!
・・・人類にしてみればどちらも良い迷惑な事には変わりありませんが(笑)。

で、『ヱヴァ』ではどうなっているのか?
・・・まぁ、現時点では殆ど何も分からないというのが正直なところであります。
しかし、何となくゲンドウの目的は『エヴァ』と同一であると思うんですよね。「自分の願望はあらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ」とか言っていますし。
そうなると、ゼーレの目的とする「人類補完計画」は何か?というのが非常に気になるところであります。

先述の「ゼーレ=第1始祖民族」というのを当てはめると、今回は純粋に人類を進化させる為の計画であると読み解けると思うんですよね。
で、あるならば、『』で登場した「インフィニティ」と呼称される巨人の存在が気になるところであります。ひょっとしたらアレは人類が進化した存在であり、しかし「サードインパクト」では完全に進化する事が出来なかった為、「インフィニティのなりそこない」となり、インフィニティ達は活動を停止したのではないかと思う次第です。
そして、ゲンドウの目的が「ユイに会う」という事であれば、自らを「完全なインフィニティ」へと進化させ、エヴァ初号機と同等の存在となる事で「会う」という目的を果たそうとしているのではないかと、考えるのです。
で、あれば、ゼーレの面々が「良い。全ては、これで良い」とか言って安らかに死んでいったのも納得が出来るような出来ないような、そんな気がします。ゲンドウベースの補完計画でも結局人類の進化は成るのですから。

気になるのは、『』で突如登場した「ネブカドネザルの鍵」なるアイテム。「人類補完の扉を開く」らしいのですが、これはどういう意味があるのでしょうか。
ネブカドネザル」とは、古代メソポタミアの王様の名前で、イシン第2王朝の王・ネブカドネザル1世、新バビロニアの王・ネブカドネザル2世、アケメネス朝に反旗を翻しネブカドネザル3世を名乗ったニディントゥ・ベール、ネブカドネザル3世の反乱が鎮圧された後にアケメネス朝に反旗を翻したアラハがネブカドネザル4世とされております。
・・・が、単に「4人の王」と「4体のアダムス」をかけてのネーミングなんじゃないっすかね、これ(笑)。名称にはこれといって意味はつけられていないというのが『エヴァ』ではいつものパターンになっていますからなぁ・・・。

で、その効果ですが、恐らく「補完された魂を導く鍵」なのではないかと思うのです。「インパクト」でLCLに還元された人々の魂の行きつく場所を指定する為の道しるべとなる存在、それが「ネブカドネザルの鍵」なのであり、ゲンドウはコレを用いて人類を「インフィニティ」へと進化させるつもりなのではないか・・・・と、管理人は思うのでありますが、如何せん完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開まで待つしか無いですなぁ。
しかし、人類の進化、巨人化というのは、ディファレーター光線によって巨人化・超人化したという『ウルトラマンシリーズ』のM78星雲光の国の歴史を彷彿とさせますな。
ウルトラマン好きの庵野監督の事ですから、恐らくこれも狙ってやっているんでしょう(笑)。


・・・と、いう感じでございまして、さしあたっての気になる用語やら何やらについて考えてみたのですが、まぁ、アレでありますね。
結局完結編が公開するまで殆ど何も分からない
という事ですな(笑)。

当記事で取り上げた「」以外にも、「飛行戦艦ヴンダーとは何なのか?」とか、「何故ミサトさん達はネルフに反旗を翻したのか?」とか、「真希波・マリ・イラストリアスは何者なのか?」とか、「今回の母さんこと碇ユイの目的は何なのか?」とか、疑問は尽きません。
尽きませんが、しかし現在開示されている情報はあまりにも少ない訳でありますから、やはり完結編の公開をただただ待つのみという事でございますかねぇ。
しかし気付けば当ブログの最長記事となっておりました。『エヴァ』、恐るべし・・・。

色々と書きましたが、管理人はシンジ君とアスカが幸せになってくれたらもうそれで良いです、ええ(笑)。


【関連記事】
『EOE』以来の衝撃! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

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コメント


考察といえば冬月がシンジくんに見せた綾波ユイの写真に真希波に似ている女性が写っていたことから真希波はアスカの母のクローンじゃないのかという考察をどこかで見たことがありますのです
これなら破でマリが2号機に乗れたのも説明がつくしアスカと仲がいいのも納得がいくのでオモシロイと思ったでありますのです
それとヴンダーの形が女性の膣と子宮と卵管に似ているという考察もどこかで見ましたでありますのです
神殺しの船の形が子宮・・・
そして、Wunderという名前はおそらくドイツ語で「傷」
う~ん、まさに考察してくれと言わんばかりの謎!
庵野監督は衒学的と言いながらも否が応にも考察したくなるような材料を出しまくるなんてアンビバレンツでありますのです。
キングハナアルキ #SqN0A6sw|2012/11/28(水) 17:50 [ 編集 ]

>>キングハナアルキさん
「マリ=アスカの母親(or母親のクローン)説」は、私は懐疑的ですね。
『序』のゲンドウらの会話で、「綾波レイと初号機の接触は危険」とされています。今回の綾波の魂がリリスのものであったとすれば話は別ですが、「ユイの魂とユイのクローン(=綾波)の接触は危険である」という意味であれば、アスカの母親(『旧世紀版』では「キョウコ」という名前でしたが、)のクローンとアスカの母親の魂が取り込まれている2号機との接触は危険である筈です。
描写を見る限りでは何ら危険は起きていないですし、『破』では、2号機のコアにアスカの母親が取り込まれているという事の否定とも取れる発言をリツコさんがしていますし。
そういう理由から、マリはアスカの母親(or母親のクローン)では無いと思うのですが、しかしとはいえ、「マリ=アスカの母親(or母親のクローン)説」を否定出来る確証にはなりませんけれども(笑)。

思わせぶりだからこそ「衒学的」なんだと思います。
しかして本筋はシンジ君の成長物語なのですから、そこを見失わないように考察なりをやりたいところでありますね。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2012/12/01(土) 22:01 [ 編集 ]

今を去ること二十年近く前、使徒も人類補完計画もエヴァもなにもかもが、シンジを取り巻く、いや、シンジの年頃の若者たちや庵野監督を取り巻く、「理解不能な大人のルール」の象徴であり、ところどころはわかるものの全体としては不条理で不合理でカフカの「城」みたいなものだと悟った時点でエヴァとは縁を切りました。

結末がどれだけ不条理なものでも、「大人のルール」に若者が振り回されたすえに「こんなはずじゃなかった」現在にたどり着いたことのメタファーとして表されただけのことにすぎないようなドラマ、誰が見るか、であります。

基本的にミステリファンなもので、たいていの場合、話が誰にでも理解可能なひとつの方向に収束しないとつまらないのであります。

エヴァともツインピークスとも相性が悪かったなあ……。
ポール・ブリッツ #-|2012/12/02(日) 21:28 [ 編集 ]

>>ポール・ブリッツさん
『エヴァ』最大の謎は「何故ここまでウケているのか?」という事だと思うのです。
要素、話、その他諸々見ても、あまり一般受けするような作品ではないと思いますので、何故ここまで大きく取り上げられているのかが分からないのであります。

キーワードとなるのは、「時代性」、「パチンコ」、「(マスコミえおはじめとした)宣伝効果」なんでしょうけれども、決定的な「答え」は私には分からないのです……。
飛翔掘削 #GpEwlVdw|2012/12/06(木) 15:49 [ 編集 ]

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