管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
別名義で漫画描いてる人です。
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企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣 『シン・ウルトラマン』、本格始動! ウルトラファンの庵野監督が手掛ける新作は、果たしてどのようなものになるのか。 

まずはこちらの発表をご覧ください。

『シン・ウルトラマン』映画化に関するお知らせ ‐スタジオカラー

庵野秀明と樋口真嗣のタッグによる新作ウルトラ映画だとぅ!?
……はい。
いや、実はウルトラファン界隈では密かに囁かれていたんですよね。「円谷プロが庵野監督に作品制作を打診しているらしい」という噂が。管理人がその噂を耳にした後に週刊大衆が「庵野監督がウルトラを作るらしい」と報じて騒動になったり、樋口監督が何らかの作品に携わりはじめたという事をイベントで示唆していたりしていたのを見て、管理人は「あ、これは本当に庵野版ウルトラが来るかも……」と思っていたのですが、この度正式発表と相成った訳でございますね。
樋口監督の話を見るに本来はもう少し先の発表の予定だったようですが、先日週刊大衆が再度「庵野監督がウルトラを作るらしい」という記事を出しちゃったから予定を早めての発表となった、という所でしょうか。

いやぁ、『シン・ゴジラ』ラストの「ゴジラの尻尾から人型の巨人が生まれ(かけ)た」というのは日本特撮史的なメタ視点(1954年の『ゴジラ』で怪獣ブームが起き、その中で1966年に『ウルトラマン』が生まれた)を組み込んだモノだったと思うのですが、そのまま「人型の巨人」の映画を庵野監督が手掛ける事になるというのはもう笑うしかない訳ですよ。
もうね、我々は『シン・ゴジラ』があそこまでの作品として完成しているのを知っている訳ですから、出来に関して何も心配する事は無い訳じゃないですか。後はどういった方向性の作品になるかという話なんですが……。
今回は企画・脚本を庵野監督が、作品自体の監督を樋口監督がそれぞれ務めるという点がポイントになってくるんでしょうかね。庵野監督は監督でも総監督でも無いという事が作品にどういった風を吹かせる事になるのか。
既に脚本は脱稿済との事で、庵野監督は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が完成次第『シン・ウルトラマン』の制作に移行するとの事。エヴァの制作が終わって庵野監督が現場を見ているうちに「俺がやる!」となってディレクション作業に入ってくるとかが無い限りは樋口監督がメガホンを取る形になるのでしょう。『エヴァ:||』の公開は2020年6月ですから、『シン・ウルトラ』は撮影中か撮影が終わっているかという頃合いでしょうから、庵野監督が大きく関わるのはVFXや編集等のポスプロ段階なのではないかと思われます。現場で「カメラを1mm動かしてください」とかいうような事は無いのでしょうが、ひょっとしたらVFXに関しては「プリビズ通りにやってください」みたいな『シン・ゴジラ』の再来という事もあるのでは(笑)。

いさや、当たり前のように「3DCG主体で制作される」みたいに考えちゃっていますが、今回監督を務める樋口監督は「ミニチュアアーク主体のSFXでもまだ出来ることがあるのではないか」という事を度々言っているんですよね。と、いう事はですよ。今回の『シン・ウルトラマン』ではミニチュアワークや着ぐるみといった従来からの特撮技術を主体として制作される可能性も無くは無いっちゅう事にはなりませんか? そもそもこの撮影手法で現在も続けているシリーズこそが現行ウルトラである、という話もあります。
そうした樋口監督の意向や現行ウルトラの流れもあるので、
企画・脚本:庵野秀明
監督:樋口真嗣
特技監督:田口清隆

みたいな座組みが実現すると管理人がとても喜ぶのですが、果たして……ッ!?

……しかしまぁ、究極的には予算の問題ではないかという話になるんですけどねぇ……。ウルトラマン最大の敵は怪獣でも異星人でも無く、予算なんですわ。
現行ウルトラは怪獣の着ぐるみも色々と使いまわしてやりくりしたりそもそも放送期間が2クールだったりと、かつてのウルトラシリーズと比較すると割とリーズナブルな体制ではあるんですよね。それは円谷プロ自体が一回潰れかけたという事が大きく、長年蓄積されたその傷はいまだ癒えていないという現状もある訳です。更に、ウルトラの持っている興行規模はいかほどか……という話もあります。諸々複合的に見て、あまり大規模な予算が組まれるという訳では無さそうな気もするんですよね。
ミニチュアワークと着ぐるみをはじめとしたSFXを主軸でやるのか3DCGをはじめとしたVFXを主体でやるのかは分かりませんが、どちらにしても庵野脚本を完全に近い形で実現するにはそれなりの予算が必要となるのではなかろうかと管理人は思います。願わくば、脚本を忠実に再現した完成度の高い映画になるだけの予算を……どうか予算を……ッ!!

その予算面に関してですが、気になるのは今回の『シン・ウルトラマン』は円谷プロと共同制作&配給が東宝であるという点ですかね。『シン・ゴジラ』での大成功がある訳ですから、東宝が結構出資してくれているのではなかろうかという期待はあります(笑)。
しかしながら、円谷と東宝ですか。
古くから円谷とタッグを組んで様々な映画を配給してきているのは松竹映画な訳ですが、そもそも円谷は東宝傘下の企業であり、作品によっては東宝配給で公開している作品もあった訳です。『長篇怪獣映画ウルトラマン』とか『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』とか。しかし、90年代頭頃に喧嘩別れのような形で円谷は東宝傘下から離脱している訳で、今回の東宝配給によるウルトラ新作映画というのはなかなかに衝撃的でもある訳ですよ。歴史的和解と言っても良いのかも知れません。
いやぁ、これも庵野監督の紡いだ縁という事になるんですかねぇ……。

シュワッ!

あとは脚本というか、どういうストーリーになるのかという話でしょうか。
広く知られている通り、庵野監督はウルトラシリーズ好きであります。学生時代に自主制作映画『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』を監督し自らもウルトラマン役として出演していますし、代表作たる『エヴァ』などは特にウルトラシリーズへのオマージュに満ちている作品でもあります。『新劇場版』の方でも昭和のみならず平成のウルトラネタも随所に仕込んできているくらいですから、庵野監督のウルトラ作品に対しての造詣と愛は広く深いものであると言えるでしょう。また、庵野監督は常々、「ウルトラマンは原典が完璧だからリメイクする必要は無い」みたいな事を言っているので、原典に極めて忠実な再現をするか、或いは全く新しいウルトラマンを提示するかのどちらかだと思うんですよね。
シン・ゴジラ』形式に則るとすれば、「現代社会にもしも怪獣(或いは侵略異星人)とウルトラマンが出現したら」というシミュレーション的な作品になると思うのですが、しかしそれは04年公開の映画『ULTRAMAN』がやった事でもありますから、庵野監督は避けそうな気もします。
ではどうなるのか……。
キーになるのは、2021年公開という点ですね。そうです。帰ってきたウルトラマン』の放送開始50周年なんですよ!!
そして、帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックの異名のひとつは「新ウルトラマン」である訳です。
やっぱりこれは初代ウルトラマンでは無く『帰ってきたウルトラマン』のリメイク的な作品になるのではなかろうかと、管理人は睨んでいるのですが、果たして……。


2012年の「特撮博物館」、2016年の『シン・ゴジラ』、2017年のNPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構」設立、2019年の「特撮アーカイブセンター」設立、そして2021年の『シン・ウルトラマン』……。
特撮博物館」で庵野監督が言っていた「特撮技術・特撮文化の保存&継承」が着実に成されている事をなかなかに感慨深くなります。
シン・ウルトラマン』、ウルトラファンとして、庵野ファンとして、楽しみに待ちたいと思います。


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2019/08/01 18:09|特撮関連雑記TB:0CM:1

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