管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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東宝特撮陣のキングコング愛が詰まった、怪獣対決映画の決定版! 『キングコング対ゴジラ』 

今月の頭頃、ゴールデンウィークの最中に、日本映画専門チャンネルにて失われていたフィルム(後述)が再発見された為、『キングコング対ゴジラ』の4K解像度によるデジタルリマスターが実現したという発表が為されました。

特撮怪獣ファンの間では有名な話なのですが、1962年の公開以後はオリジナルの尺での再上映をしてはならないという契約の為、70年代頃のリバイバル上映の際にオリジナルのネガフィルムにハサミを入れてのカット編集が行われた結果、カット部分のフィルムが紛失、80年代の半ば頃に発見されLD版が出されたのですが、その後再び紛失し、以降DVDやBD等の映像ソフトでは退色したポジフィルムを繋ぎ合わせる事で対応しており、該当カット部分は他の部分に比べて画質が落ちていたりした訳であります。
そうして、それがこの度歴史的なフィルムの再発見という事で高画質化(技術としては、2014年にリバイバル上映された54年版『ゴジラ』のデジタルリマスターと同じものが使われているようです。)されたというのは、実に喜ばしい限りであります。
特撮怪獣ファンの中には、「何回紛失して何回再発見されてるんだよ!?」というツッコミもあるようではありますが(笑)。
歴史的なフィルムの再発見と、12年ぶりの東宝製ゴジラである『シン・ゴジラ』の公開が同じ年に起きたというのは、もうコレは奇跡としか言いようがありません。実にめでたい話であります。
と、いう事でその奇跡を祝して本日は、『キングコング対ゴジラ』について、少し書いてみようかなぁと思います。宜しくお願い致します。
……本当はゴールデンウィーク明け頃にこの記事を書こうと思っとったのですが、何分映画を観てブログを更新する時間が無くて……(笑)。

キングコング対ゴジラ

キングコング対ゴジラ』は、1962年に公開された特撮怪獣映画。東宝創立30周年記念作品でもあります。
制作はこの時期の東宝特撮映画では毎度おなじみの製作・田中友幸、監督・本多猪四郎、特技監督・円谷英二、音楽・伊福部昭の布陣で組まれました。安心と信頼の制作スタッフ陣でありますね。
この作品は「ゴジラシリーズ」の1作品として数えられている訳でありますが、御存じの通りキングコングは映画の本場・ハリウッドのRKO社が1933年に制作した、特撮怪獣映画の金字塔『キング・コング』に登場したキャラクターであります。それを1960年代に東宝が版権を取得して制作された訳でありまして、詰まる所この映画は日米怪獣対決という、夢の対決を描いた作品なのであります。
観客動員数は実に1255万人に達し、ゴジラシリーズとしては歴代最高、62年当時の歴代映画動員数ランキングでは2位(2016年5月現在は13位)にランクインしました。
現在に於いても、ゴジラシリーズでは高い人気を誇る本作でございますが、そのあらすじは以下の通り。

自社が提供するTV番組「世界脅威シリーズ」の聴視率が芳しく無い事が頭痛のタネであるパシフィック製薬の多胡宣伝部長は、起死回生の一手として南太平洋ソロモン群島のファロ島に伝わる「巨大なる魔人」伝説に目を付ける。
多胡部長によってテレビ局員である桜井と古江は、探検隊に仕立て上げられ、嫌々ながらにファロ島に向かうのであった。
島民の協力を得てファロ島に滞在する二人であったが、二人は島民達が畏敬する巨大なる魔人=キングコングの実在を身を持って知る事となった。
キングコングは島民達の祈りの歌と赤い汁によって眠りについたのだが、ここで桜井はキングコングを日本へ持ち帰る事を思い立つ。
これによって多胡の目論み通りコングの来日が大変な話題となり、「世界脅威シリーズ」の注目度もうなぎ上りになるのであった。

一方、北極海で海水温が急上昇するという怪現象が発生。調査の為にアメリカ軍の原子力潜水艦が調査に向うが、氷塊から突如出現したゴジラによって沈められてしまう。原潜を沈めたゴジラは南進、一路日本へ向かって進撃を開始する。
日本へのゴジラ再襲来が近付くにつれ、キングコングで沸き立っていた世間は一気にゴジラの話題で持ちきりとなってしまい、苛立ちを隠せない多胡部長。
しかし、ひょんなことから彼は、キングコングとゴジラを戦わせるという前代未聞の興行を思い立つのであった。

……こうして、日本全土を巻き込んだ、二大怪獣の戦いの火蓋が切って落とされた!



物語はコメディ調で、怪獣の描写も割と擬人化が為されており、全体的な作品のノリとしてはまさに「明るく楽しい東宝映画」といった感じでありましょうか。
この映画は怪獣対決も然ることながら本編も非常に秀逸に出来ておりまして、「怪獣映画」という枠以上に、痛快娯楽映画として仕上がっていると思うんですよね。登場人物達のウィットが効いたやりとりは観ていて心地良いですし、有島一郎が怪演した多湖宣伝部長などは二大怪獣を喰ってしまう程の存在感ですし(笑)。
物語の展開も非常にスムーズに流れ、キングコングとゴジラの対決に至るまでの道筋が過不足無く描かれております。ただまぁ、海外での興行との兼ね合いからか最終決戦が富士山~熱海城になるのはちょっと強引なような気もしますが、しかしそこはキングコングの対策に話が移ってしまってゴジラがふて腐れて富士登山をはじめていたみたいで、そこはかとない可愛らしさもあり(笑)。

何故か富士登山中だったゴジラ

また、高島忠夫演じるテレビ局員の桜井が冒頭でドラムを叩いているのが後にキングコングを眠らせる作戦で活きてきたり、冒頭で出てきた特殊繊維のワイヤーがキングコング輸送作戦に使用されたり、キングコングの初登場時に雷雲が立ち込めているのがキングコングの帯電体質によるパワーアップに繋がっている等、映画の前半から後半に向けての伏線も結構随所に敷かれていて、かなり丁寧な作りにもなっているんですよね。
他方、劇中で明言された「キングコングによる被害の一切はパシフィック製薬が被る」という案件は割と有耶無耶にされてしまっていたのですが、キングコングが南洋に帰ったあの後は、キングコングによってもたらされた各地の被害の補償はパシフィック製薬が損害賠償を支払ったり、場合によっては失往来危険罪や業務上過失致死傷罪等の罪を問われる事になり、結局宣伝のためにとやった事で会社を潰してしまう事になったのでは(笑)。パシフィック製薬の本当の戦いはこれからだッ!
……割と喜劇調に描かれているので流してしまいがちなのですが、本作では当時勃興し始めていたTVに於ける宣伝広告に対する批判的な視点も盛り込まれている訳なんですよねぇ。まだ当時はTVも新しく登場したメディアであり、映画業界とTV業界が現在のようなタッグを組むような構図でも無く、両者の間に溝があったという点もポイントになるのでしょうが。
パシフィック製薬の顛末は、なかなかにブラックな笑いと言えそうであります。

この時期は日本の映画業界の全盛期でありました。東宝も例外では無く、SFや怪獣モノ等の特撮映画だけでは無く、森繁久弥の「社長シリーズ」や加山雄三の「若大将シリーズ」、クレージーキャッツの「東宝クレージー映画」等のヒットシリーズを多数制作、他にも、戦争映画や文芸映画、黒澤明監督による時代劇映画等も多数制作されている、まさに乗りに乗っていた時期であったんですよね。管理人は全作品観ているという訳ではありませんけど、この時期の東宝映画は兎に角「楽しい」映画が多いんですよ。まさに、高度経済成長期に「娯楽の王様」として映画が君臨していた時代なのだなぁと、そう感じる次第であります。
キングコング対ゴジラ』はそういったこの時期の東宝映画の「」のオーラが映画全体から満ち溢れている作品であると言っても過言では無いと思います。それがまた今から見ると眩しく輝いた映画として映るんですよねぇ……。
結局その数年後にTVの台頭によって日本映画業界は斜陽の時を迎える訳ですが、そう考えると『キングコング対ゴジラ』に於けるTVの批判的な構図は、なんとも皮肉なものであるなぁと思ってもみたり。

さて本作は、円谷英二特技監督以下特撮スタッフによる「キングコング愛」が大炸裂している映画でもあるんですよね。
東宝の「特技監督」として様々な映画の特撮パートを担当している円谷監督ではありますが、1933年の特撮怪獣映画『キング・コング』には大きな衝撃を受け、1954年公開の『ゴジラ』に於いても『キング・コング』のオマージュを盛り込む等、その後の円谷特撮に多大な影響を与えたとされております。
この『キングコング対ゴジラ』の制作にあたり、当時の日本でもキングコングの人気が高く、また東宝の創立30周年記念映画だったとはいえ、東宝はキングコングの使用料を5年で8000万円という当時としては破格の値段(現代の感覚に直すと、大体10億円くらいでしょうか。)で買っている訳でありますが(結果的に『キングコング対ゴジラ』の大成功で回収出来たのですが。)、一説には円谷監督の存在があったからこその話だったとかなかったとか。
兎にも角にも、その円谷監督がキングコングを撮るという事で、当人以下特撮スタッフ陣には並々ならぬ思いがあったのではないかと思います。

当然のようにこの『キングコング対ゴジラ』には、南海の孤島から人間の都合で連れてこられるコングであったり、コングが列車を襲う部分であったり、女性を片手に高い建物に登るコング(特撮映画ではよく破壊される事でおなじみの国会議事堂なのですが、形状が原典『キング・コング』のエンパイア・ステート・ビルによく似ている為の本作での起用になったのではと思います。)であるとか、部分部分にストップモーションアニメーションによる表現が使用されている等、原典『キング・コング』のオマージュがふんだんに盛り込まれている訳でございます。
また、単なるオマージュのみならず、「演出するんであれば、俺達の新しいキングコング像を打ち出してやろうぜ!」という気概もあったようであります。帯電体質による強化(まぁ、これは飛び道具を持つゴジラに対するコングへの救済措置とも言えそうですが。)や、本物の猿やゴリラを参考にしたコングの動き(特に顕著なのは、原典のコングの胸を叩くドラミングの際の指がグーだったのに対して、本作のコングのドラミングの際の指は本物のゴリラに準じてパーになっている点ですかね。)を盛り込んだ描写、原典とは違いニホンザルの意匠を盛り込んだ造形(これはRKO社からの「原典とは顔を変えて欲しい」という要請もあったからのようですが。この造形は、本場・アメリカのキングコングファンからの評判はあまり良くないようです。)、そして45メートルという巨躯になっている点でありましょう。海の向こうからやってきた怪獣は、まさにゴジラと並び立つ巨大怪獣として再構成されたのであります。まぁ、ゴジラと並び立つ大きさにならないと対決映画にならないというのもありますが(笑)。
ゴジラとの最終決戦は引き分けに終わり、キングコングは故郷であるファロ島に帰っていくのですが、これもスタッフのキングコング愛だと、管理人は思うんですよね。原典の『キング・コング』に於いてコングは、人間の身勝手によって南洋からニューヨークに連れてこられて結局人間の身勝手の為に殺されてしまうという哀しい怪獣でありました。そこに来ると本作『キングコング対ゴジラ』では、故郷に帰っていくコングで幕が降りる訳でありまして、これはもう原典を踏まえると感動的でありますよ。と、いうか、この記事を書くに当たって『キング・コング』と『キングコング対ゴジラ』を観直したのですが、その際管理人はファロ島に帰っていくコングを見て、不覚にも泣いちゃいました(笑)。
まぁ、「夢の対決はドローゲームで終わらせるのがお約束」という話もありまして、制作スタッフに「原典では出来なかったコングを故郷に帰らせてやる」という意図があったのかというと微妙なところではありますけれども、或いは、そういう意図もあったのかも知れないなぁ、と。

さて最後に、本作の特撮面についてであります。
もうこの頃になってくると東宝特撮スタッフ陣もミニチュアワークや操演、着ぐるみ演出には慣れたものになっているので、非常に安定感のある特撮が愉しめると思います。特にこの『キングコング対ゴジラ』に於ける特撮面での新しさとしては、「人間の目線で見た巨大怪獣」を意識したカットが随所にある、というのがポイントでしょうか。
巨大怪獣を演出するに当たって人間の目線で見たカットというのは基本であり、勿論それまでの東宝特撮でもそういったカットは使用されたはいたのですが、この『キングコング対ゴジラ』では、多湖宣伝部長らがコングとゴジラの対決を見守っているという感じの目線で両怪獣の対決が撮られていたり、桜井らがキングコング輸送作戦の成り行きを見守る為にヘリに乗り込んで、上空から見下ろすカット等、「登場人物の目線」が意識された印象的なカットがいくつもあるんですよ。

キングコング輸送作戦をヘリから見下ろしたようなカット

そういったカットでは臨場感が出てリアルな雰囲気が溢れると言う、まさに本編と特撮の融合が起きる訳でございます。着ぐるみの筈のゴジラやキングコングが「本物の巨大怪獣に見える」一瞬が、同時期の他の東宝特撮映画と比べて多いような印象があるんですよね。
やっぱりそれは54年の『ゴジラ』以来、様々なSF・怪獣映画でタッグを組んできた本多監督と円谷監督だからこその連携プレイと言えるのでしょうね。

夜の街を往くコング巨影

他にも、本物のタコを特撮セットに連れてきて撮影したファロ島に登場する大ダコ(コレが海外ではウケたらしく、後に『フランケンシュタイン対地底怪獣』や『サンダ対ガイラ』で大タコが登場する要因となったようです。)や、コングとゴジラを観測する為に両怪獣を自衛隊のヘリが常に追跡しているという細かい部分、広いセットを存分に活かして手前に俳優を配置して奥に特撮セットとゴジラを置くという後にも先にもこれっきりの「直接合成」とでも言うべきカット、1カットしかないのに広大なミニチュアセットを組んだりするいつもの円谷特撮、といった具合で、愉しい特撮部分は目白押しであります。国会議事堂周辺に戦車が集まってくる、なんて特撮映画ならではのカットもありますしね。
また、怪獣バトルも当時の「力道山ブーム」の影響からか、どこかしらプロレスライクな戦闘スタイルが採られています。

「直接合成」

そんなこんなで非常にエネルギッシュで完成度の高い『キングコング対ゴジラ』ですが、この夏に放送される予定の4K高画質版が非常に楽しみでありますなぁ。コレも全国でリバイバル上映をやってくれませんかね、東宝さん!?
また、ハリウッドではレジェンダリー・ピクチャーズによる『ゴジラVSキングコング(仮題)』が2020年公開を目指して制作進行中でもあります。
世界的な怪獣映画ブームの中で再度注目を浴びてきたこの『キングコング対ゴジラ』。この機会に観直してみるというのも、また一興ではないでしょうか。


【当ブログ内ゴジラシリーズレビューマラソン】
前作:『ゴジラの逆襲』
次作:『モスラ対ゴジラ』

【関連記事】
東宝の本気を観てきたッ!! デジタルリマスター版『ゴジラ』

【予告編】


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2016/05/29 12:59|特撮怪獣TB:0CM:0

新しい作品の展開を「待つ」事に慣れてしまうと、感覚が狂ってしまうというお話。 

アニメやら特撮やらのファンなんてのを長らくやっていると、そうでない人との感覚の乖離が激しくなってしまう、なんていう事は往々にしてある訳ではございまして、これまでも当ブログ内で何回かその乖離についてのお話を書いたような気がするのですが、本日の記事もそういった感覚の乖離問題についてのお話であります。

先日の話なのでありますが、とある非怪獣映画ファンの方と「今年の夏にはゴジラがやりますねぇ」という話になったのですよ。まぁ、オタクの会話では無いただの世間話だった訳でありますが、話の流れから今度の『シン・ゴジラ』が12年ぶりの東宝製ゴジラであるという話に。
僕も子供の頃はゴジラを観に行ってたけど、そういえば最近は怪獣映画も全然やっていないよねぇ
そうですね。今度のゴジラで12年ぶりになる訳ですし。
12年! 長いねぇ。そんなに間が空いちゃったら、ゴジラのファンも相当数離れちゃたんじゃない?
とんでもねぇ、待ってたんだ!
管理人は12年前の『ゴジラ FINAL WARS』から12年間、ずっとゴジラが銀幕に帰ってくる日を心待ちにしておった訳なのではありますが、どうにもその感覚というのは普通では無いと、そういう事のようです。

12年待った

それとなく色々な人に話を聞いてみたところ、ひとつのコンテンツに於いて次の展開を待てるのは半年から1年くらいが限度であると、どうやらそういう感じみたいなんですよね。片や管理人がどっぷり浸かっているアニメやらゲームやらラノベやらのファン界隈に於いては、新作が出るまでに10年待つなんてのは割と普通である訳ですよ。
世間一般に於いては5年も10年も待てるというのは異常であると、そのような認識のようであります。
しかしながら、ファンというのはそういうモノなんじゃないかと思うんですよね。完結していない作品であれば、出るまで待ち続ける。シリーズの完結宣言が為されても、いつか来る新作を信じて待ち続け、ごく稀に出る関連商品を買って飢えをしのぎ、時としては二次創作活動を行って自給自足を試みたりもする。それは「待つ」という行為に留まらず、一種の業とでも呼ぶべきものなのかも知れません。
ハタから見たら「いつ出るかも分からんモノ待ち続けて何やってんのあんたら」って感じになってしまうのかも知れませんけれども(笑)。

そんな感じで「待つ」事すらもエンターテイメントの一種にしてしまおうとする逞しいコンテンツのファン界隈ではあるんですけれども、しかし近年は「待たされる」のが常態化し過ぎてはおらんか、とも、同時に思うんですよね。
先述のゴジラみたいに12年も待つようなコンテンツは流石にそうそう無いのではありますが、例えばアニメなんかは人気が出る(或いは出なくとも場合によっては)と2期や劇場版が制作される事になるじゃないですか。1期と2期の間は、あらかじめの2期構成で無い限りは年単位で空く事になると思うんですよね。そうして、2期、3期と作品が続いていく事になり、1期から足かけ5年7年10年かけての完結となるアニメも出てくる訳です。
見方によっては「いつまで経っても同じアニメが続いている」という状況にもなる訳でありまして、「X年前の作品」という感覚が無くなってしまう事にも繋がる訳ですよ。そりゃ俺も、ハルヒが10年前のアニメだという感覚も無くなる訳でさァ。
待たされる事に慣れて狂った感覚でいると、製作側も「あっ、まだ待ってくれるんだ」みたいな感覚になっていってしまう事もままあり、作品の循環という点から見るとちょっとこれはマズいのではないかなぁとも思わなくもないんですよね。まぁ、制作会社もいっぱいあるので、新しい作品は絶えず供給されていっているので、続き物を待ちつつ別の作品も愉しめるという体制になっているので、そこまで深刻なマズさでは無いんですけれども……。

年単位を跨いでも新作が出てくれるというのは、作品のファンとしては嬉しい事でありますし、待つ事自体が楽しみの一環にもなっている。それはそれで良いのではありますが、しかし同時にそのファン界隈での感覚が麻痺してしまいがちとなり、結果として非アニメ・特撮ファンの人達との感覚の乖離が起きてしまうというのは、これまたひとつ「オタクは訳のわからない人達だ」という烙印を押されてしまう要因が増えたという事になる訳で、ちょっと複雑な気持ちではありますねぇ。
……今更か。


【関連記事】
要は、「そう見られている」として行動するしか無い、という話に落ち着く訳なのですが。
一括りにされてしまうのはアレであります……。

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2016/05/27 21:31|混沌雑記TB:0CM:4

『涼宮ハルヒの憂鬱』という名の青春 

新年度に入って早くも1ヶ月半以上が経過致しました。ゴールデンウィークが終了を迎えてそろそろ梅雨の足音も聞こえ出し、色々と憂鬱な感じになってくるような時期でございますね。
憂鬱といえば、そうだね。『涼宮ハルヒの憂鬱』だね!
と、いう訳で本日は、『涼宮ハルヒの憂鬱』について、書いてみようかなと思うところであります。宜しくお願い致します。……導入が強引過ぎやしないか、今回!?
いや、まぁ、5月に入って久しぶりになんだか『ハルヒ』が観たくなってチマチマ観ていたというだけの話なんですけれども(笑)。
しかしながら遂に、当ブログで『ハルヒ』について書く時がやってきたのでありますなぁ……。

涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱』は、2003年に角川スニーカー文庫レーベルにて刊行された、谷川流原作・いとうのいぢイラストによるライトノベル作品で、アニメ版は06年の4月より、石原立也監督・京都アニメーションの制作で放送されました。その後、2期「改めて放送版」として、09年の春には新作14話を加えた全28話が放送、翌10年の新春には、劇場版である『涼宮ハルヒの消失』が公開される運びとなりました。
いやぁ、06年の4月期開始アニメッ! 今からもう10年も昔ッ!! 何が憂鬱かって、俺ァそれが一番憂鬱だよ……!
同年のアニメとしては、『ゼロの使い魔』、『ひぐらしのなく頃に‎』、『いぬかみっ!』、『武装錬金』、『無敵看板娘』、『すもももももも 地上最強のヨメ』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『タクティカルロア』など……。マジかよ、あの『人造昆虫カブトボーグ V×V』や『MUSASHI -GUN道-』からもう10年!?
普段は70年代や80年代のアニメとか60年代の東宝特撮映画を好んで観る管理人も、結局のところは00年代に中高生だった世代なので、やっぱり、『ハルヒ』には少なからぬ思い入れがあるんですよねぇ。前にも当ブログで書きました通り、アニメオタクにはそれぞれ「俺達の世代のアニメ」があるものなのですが、管理人らの世代にとってはそれが『ハルヒ』だったという訳でございますよ。

俺達の世代を代表するアニメは何だ!? -怪獣の溜息

懐古っぽくはなりますが、しかしながら00年代中盤に中高生だったアニメファンにとっては、多分『ハルヒ』って衝撃的な作品であったと思うのですよ。
管理人も同級生らと作品内容についてあーだこーだの議論を交わしたりもしまして、ネットで膨大に紡がれる『ハルヒ』の二次創作SSを読み耽ったりもした訳であります。関西の大学に進学してからは、アニメ版のモデルになった場所への聖地巡礼にも行きましたし、やっぱりなんだかんだで管理人も大好きな作品なんですよねぇ……。

また、『ハルヒ』と同時期に動画サイトYoutube等の勃興があったりもして、そういった動画サイトに(違法)アップロードされた作品本編が爆発的な再生数を稼ぎ、廻り回って現在のアニメの公式配信の礎となったり、『ハルヒ』以降明らかに深夜アニメに於ける作画・背景美術の質が上がったりもする等、アニメ業界へ与えた影響も少なくは無い訳です。
作品の人気や後に与えた影響等を鑑みるに、管理人らの世代にとっては上の世代に於ける『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『新世紀エヴァンゲリオン』といた作品達と同格の、まさに「俺達の世代を代表するアニメ」なのでございます!
……異論反論あるかとは、まぁ、思いますけれども(笑)。

さて、そのあらすじはこんな感じでありました。

「サンタクロースをいつまで信じていたか?」なんて事は、他愛の無い世間話にもならないくらいのどうでもいい話だが、俺がサンタなどという想像上の赤服爺さんを信じていたかというと、最初から信じていなかった。子供ながらにクリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、宇宙人や未来人、幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織やそれに対抗するヒーロー達がこの世に存在しないという事に気づいたのは相当後になってからだった。いや、本当は気付きたくなかっただけなのだろう。俺は、宇宙人や未来人や超能力者がフラリと俺の前に現れるのを望んでいたのだ……。
中学を卒業する頃には、俺はそんなガキな夢を見る事からも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。俺は大した感慨も無く高校生になり、そいつと出会った……。

「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、私の所に来なさい! 以上」

誰もが冗談だと思っただろう。結果から言うとそれはギャグでも笑いどころでもなかった……。
こうして俺達は出会っちまった。しみじみと思う。偶然だと信じたい、と。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
何をやらせても完璧にこなしてしまうが非常にエキセントリックな言動を取るその涼宮ハルヒという女の子には、本人が無意識のうちに願望を実現してしまうトンデモ能力があった。
ハルヒは、主人公であり本作品の語り手であるキョンとの何気ない会話をきっかけにSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)を立ち上げる。そうして、あれよあれよという間に、銀河系を統括する肉体を持たない情報生命体「情報統合思念体」のコンタクト用人型端末である長門有希、涼宮ハルヒが原因であるとされる次元断層の究明の為に未来から派遣された朝比奈みくる、涼宮ハルヒによって付与された異能力を使う「機関」と呼ばれる組織に所属する古泉一樹の3人が、涼宮ハルヒの手によってSOS団に集結してしまった。
そうして、穏やかなるキョンの日常は、劇的に変化していくのであった……。



物語の構図としては、男の子が女の子に出会うというボーイ・ミーツ・ガールものであると言えるでしょう。そこにSF的な味付けと、90年代の終盤から続いてきていた、いわゆる「セカイ系」の文脈を加味して、この『涼宮ハルヒの憂鬱』は構成されていると思います。
この作品の面白さは何か?
と言われると、正直なところこの作品にまつわる06年当時の様々な思い出やらひたすら読み耽った二次創作SSやら動画サイトで見た関連動画等もひっくるめた一連のムーブメントと切り離して考える事がもう管理人には出来ないのですが(笑)、この作品の面白さは、高校の1室に宇宙人、未来人、超能力者が集まって面白おかしく日常を謳歌しているという1点に集約されるんじゃないかと思うんですよね。「嗚呼、俺もこんなオモシロ設定を持った奴らと一緒に部活動をやりてぇな」と、そう思わされてしまう訳ですよ。
テイストとしては「文化部もの」というジャンルになりますか。類似するテイストで言えば、80年代のゆうきまさみ先生の漫画作品『究極超人あ~る』等がある訳ですが、『涼宮ハルヒの憂鬱』はその延長上にあるような気もするんですよね。そういった意味で『ハルヒ』は、『げんしけん』や『けいおん!』なんかとも姉妹作のような関係にあるような無いような、そんな気がします。
また、ハルヒの「願望を実現する」という舞台装置めいた能力とハルヒ自身の、「自分の周囲こそが世界で一番面白くて、何でもできる、何にでもなれるという感覚と、現実が示すその否定」から来る世界への失望と「ここでは無いどこか」に行きたいとする気持ち、それに対するキョンの「そうじゃない、この世界も案外捨てたもんじゃねぇんだよ」という回答が、結局のところこの作品のキモになっているとは思うのですが、わりとこの辺りは拗らせた中高生(管理人を含む)に共感を持って受け入れられたんじゃなかろうかとも思うんですよね(笑)。それは、いわゆる「セカイ系」と呼ばれる作品群に対するひとつのアンサーでもあり。
どうしようもないモヤモヤとしたやり場のない閉塞感に満ちた気持ち。まさに「憂鬱」と呼ぶに相応しいのですが、『ハルヒ』はそういった気持ちを代弁・昇華してくれたと、そういう気持ちがあったんじゃないかと、今になってみて思うんですよね。当時はよく分からなかったのですが(笑)。
上の世代にとってどうだったかは分かりませんが、管理人ら中高生のアニメファンだった世代にとって、『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品は、大いに共感を持って受容され、だからこその人気作となったという事が出来るのではないでしょうか。

他方、1アニメ作品としての『涼宮ハルヒの憂鬱』は、どうだったのか。
まず度肝を抜かれたのはその放送形態でした。
第1話は「朝比奈ミクルの冒険 Episode:00」。ハルヒらSOS団の面々が文化祭の出し物として制作した映画というとんでもないもので、様々な「自主製作映画あるある」が詰め込まれたモノだったのですが、新しく始まったアニメの第1話でこんなのを見せられたらもうひたすら困惑するしかないじゃないっすか!
困惑した頭で翌週の第2話を観ると本来の第1話に相当する話が来るのですが、第4話に再び第7話に相当する時系列の話が入り込み、以降は物語の本筋を進めつつ合間合間にその後日談となっている話を挿入するという時系列シャッフル方式で進んでいくという、なかなかに斬新な放送形式が採られていたのでありました。
いやぁ、管理人も第1話で「何じゃコリャ!?」とはなったのですが、その謎さに惹きつけられてあれよあれよと続けて観て行った感じでありましたよ。今見返すともう懐かしさしか無いんですが(笑)。
この構成は絶妙としか言いようが無く、後日談相当話がキャラクターの掘り下げと本筋相当話の伏線としても機能しており、結果的に原作既読者にはサプライズを、アニメから観始めた人には真新しさを、それぞれ提供する形となっていたと言えるのではないでしょうかね。
まぁ、09年放送版の時は時系列順の放送ではありましたが、悪乗りしてループ構造の話である「エンドレスエイト」を8回も続けて放送したりしてヒンシュクを買ったりもしましたが(笑)。

構成はそのように奇想天外な感じだったのではありますが、作品の演出としては非常に丁寧で教科書通りとさえ言えるような堅実っぷりだったと思うんですよね。これは、京都アニメーション制作のアニメ全般に言えるんですけれども。
話の流れに沿った暗喩表現や色調、天気に至るまで緻密に画面内の情報を計算された上での演出が為されており、映像作品として非常に優れているという事が言えるでしょう。外連味のあるような演出や度肝を抜くような作画も特に無いのですが、それも作品世界にマッチしての事であり、原作を忠実に映像化している好アニメ化作品としての評価は非常に高いです。
作画面も非常に高品質であり、06年当時の同時期の深夜アニメ作品に比べて頭一つ飛びぬけているクオリティだったように思います。

また、先述の通り『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメ作品が後に与えた影響というのも少なからずある訳です。
この作品のヒットにより、「文化部もの」が明らかに増えたような気がしますし、深夜アニメの作画水準も「ハルヒに続け!」とばかりに、全体的に向上したように思います(まぁこれは、技術・システムの向上という要因もあるとは思いますが)。まぁ、作画や背景美術のクオリティが向上するのは、アニメ業界にとっては痛し痒しだった部分はあるようですが……。

「作画のクオリティバブル」についてのお話 -怪獣の溜息

一番大きいのは、やはり動画サイトへの積極的関与ですかね。今では当たり前となっているアニメの公式配信も、『ハルヒ』の動画サイトからのヒットというのとは無関係では無いでしょう。まぁ、『ハルヒ』が無くても遠からず他のヒットしたアニメから似たような流れになっていったんでしょうけれども。
今もそうですが、深夜アニメというのは必ずしも全国区で放送されている訳ではありません。なので、ネットの動画サイトで視聴して作品のファンになるというプロセスが出来たのは、新しいアニメファンの獲得という点で非常に大きかったようであります。
結果として、Youtube等の動画サイトでの視聴が進んだ結果、作品の映像ソフトやキャラソンCD(オリコン上位に食い込む等といった現象も起きました。)の売り上げが伸びたという事にも繋がった訳でありました。どうやら海外盤の売れ行きにも少なからず影響していたようで、新しい市場開拓という観点もあるみたいなのですが。

と、まぁ、そういった感じで管理人としては思い入れも深い『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品。それ故に、昨年に放送されたスピンオフ作品である『長門有希ちゃんの消失』なんかは割と同窓会気分で観ていたりもしたのですよ(笑)。そら10年も経ってるんだから、同窓会気分にもなりますって。
原作小説は2016年5月現在で11巻まで出ている訳ですが、ここ5年くらいは続巻の話も特に無く、公式の方も特にアナウンスは無かったのではありますが、今年の七夕にアニメの主題歌や挿入歌等を収録したサントラCDが出るようで、今後の新展開に繋がるのか、と、一部では囁かれている感じではあります。しかしコレも7月か、ううむ……!
ぶっちゃけて言うと、『ハルヒシリーズ』って、『憂鬱』が完成系で、その後のシリーズは壮大な後日談でもあるんですよね。それ故に、話の展開も難しいなと感じる部分も多々ありはするんですけれども、それでも新作をまた読みたいというのが本音ではあるんですよねぇ。
もはやアニメ1期の本放送から10年が経過し、ファンである管理人も完全に過去の作品で同窓会気分ではあるんですが、まぁ、気長に新作を待ちましょうやと、そんな気分になっていますかねぇ。

末永く、この作品と付き合っていきたいものであります。


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↑踊れるかどうかがひとつのステータスになっていた時期が、確かにあった……ッ!

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2016/05/20 20:15|SFアニメTB:0CM:4

2016年の夏は怪獣の酷暑! 

ノタノタしている間にもう5月も半分が終わろうとしている事に管理人は驚愕するしきりなのではございますが、皆様に於かれましてはいかがお過ごしでしょうか?
管理人は引き続き色々と忙しくなっており、なかなかブログを更新する時間が作れずに実に遺憾であります。『ブレイブウィッチーズ』ももうすぐ色々な情報が出てくるという事ですし、おじさん達がいいぞいいぞと言っていた『ガールズ&パンツァー 劇場版』も映像ソフト発売に伴って()全国153館でリバイバル上映がされるとの事で、そういったアニメ関連のイベントと、合間合間のお絵かきなどをしてなんとか精神の平衡を保っている感もあります。今期のアニメ『くまみこ』と『ふらいんぐうぃっち』が、疲れた精神の癒しになっておるんじゃ……。
まぁ、お仕事はお仕事でそれはそれで愉しかったりする部分もありはしますが、しかし兎にも角にも、ブログが更新出来る程度でも良いから、時間が欲しいところでありますね。

さて、冗長な管理人の近況などは割とどうでも良いのではありますが、今年も来ますよ、怪獣の夏が!
2013年以降、夏は怪獣の季節となった感がある訳なのではありますが、今年の夏・7月29日には、何と言っても12年ぶりの東宝製ゴジラたる『シン・ゴジラ』の公開が控えておる訳であります。管理人は例によって前売り券は既に入手しており、後は公開日を待つばかりなのではありますが、しかしやはり今回もやってきている怒涛のゴジラ関連グッズの販売情報ですよ……ッ!
フィギュアやらTシャツやらキーホルダーやら1番くじやら、兎に角「今がゴジラの売り時じゃ!」とばかりに、様々なゴジラグッズが打ち出されております。そして、「10年以上の怪獣氷河期から明けたばかりの日本、ゴジラだけじゃ弱い!」とばかりに、同じ庵野監督の作品である『エヴァンゲリオン』とのコラボグッズも続々と登場しており、エヴァ初号機カラーの機龍(メカゴジラ)の立体物付きの『シン・ゴジラ』前売り券が出たりもしている訳ですよ。
一昨年の、ギャレス・エドワーズ監督版『GODZILLA ゴジラ』の時以上に展開されるゴジラグッズ戦略でございます……!
我が福岡市に於いても、6月には、演目にライブシネマ式で54年版『ゴジラ』の演奏が含まれている「伊福部昭の世界 ~ゴジラVSオーケストラ~」という演奏会イベントが執り行われますし、7月には全国巡業中の企画展「大ゴジラ特撮展」が福岡市美術館にやってくる訳であります。
いやぁ、熱いゴジラの夏になりそうでっせ……!

熱いゴジラの夏!

否、ゴジラだけにあらず。2016年7月には、特撮怪獣関連の様々な映画や映像ソフトが次々に公開・発売されるのですよ……!
ゴジラに対抗するかの如く、河崎実監督による特撮怪獣映画『大怪獣モノ』が公開!
ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ガメラ2 レギオン襲来』、『ガメラ3 邪神覚醒』、『小さき勇者たち ガメラ』の4作品を4K画質でリマスター収録した「平成ガメラ4K復元版Blu-ray BOX」が発売!
劇場版ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン』のBlu-ray・DVDが発売!
特撮怪獣テレビドラマ『MM9-MONSTER MAGNITUDE-』Blu‐ray BOX発売!
戦前から現在に至るまでの様々な特撮技術についてまとめられた書籍「日本特撮技術大全」が発売!

2016年7月、特撮怪獣ファンの財布は核の炎に包まれた!!

もうね、アホちゃうか!?
ゴジラ関連の商品やイベントはともかくとしても、諸々の怪獣作品の映像ソフトや高額書籍なんかの客層は大体管理人みたいなボンクラ特撮・怪獣ファンでそれぞれに客層もダダ被りな訳ですから、少しは販売タイミングをズラすとかそういう事は出来なかったのかと(笑)。夏のボーナス期だからと言ってこんなにいっぺんに出されたら対応出来ませんって!
怪獣の夏」どころか、「怪獣の酷暑」ですよ、これじゃあ!
そういえば、新作のウルトラマンである『ウルトラマンオーブ』も7月から放送開始じゃないっすか。なんてこったい!

……まぁ、数年前の怪獣氷河期の閑古鳥が鳴いているような状況を思えば嬉しい悲鳴ではあるんですけどね。
いやぁ、去年の今頃は『ラブ&ピース』や『進撃の巨人』がどうなるかとかでワイワイ騒いでいた訳ですが、アレはまだ平和だったんですなぁ……(笑)。
今から夏にかけての金策を、練る必要がありそうです。

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『小さき勇者たち〜ガメラ〜』とは、何だったのか
或いは、怪獣映画文化のある日本だからこその映画と言えるのかも知れません。 『ラブ&ピース』
世界観構築の妙と、人喰い巨人による圧倒的絶望感! 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
ストーリー面では大小含めて様々な粗がある。しかし……快作! 『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
おかえりなさい、ゴジラ。 『GODZILLA ゴジラ』
轟く重低音! 吹き飛ぶパンツァー! 破壊される大洗町! 戦車道、ここに極まれり! 『ガールズ&パンツァー 劇場版』
ゴジラ対エヴァンゲリオン!? 何故、『シン・ゴジラ』の総監督に庵野秀明なのか

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2016/05/14 01:36|特撮関連雑記TB:0CM:0

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