管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

管理人について

飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
また、最新記事だけでなく過去の記事にも気軽にコメントしていただけたら幸いだと思っております。

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『シン・ゴジラ』ラクガキと、インターネット界隈に於ける謎の『レッドマン』ブーム 

どうも、お疲れ様です。
今月の14日からの一連の熊本地震、福岡住まいの管理人は幸いな事に被害は無かったのですが、暫く余震も続き、揺れているのか揺れていないのか分からないような感覚になってしまいました。
震災関連で色々と慌ただしくなっておりますが、一日も早い地震の収束を願うばかりであります……。

そんなこんなで管理人は14日以降何かと忙しくブログも更新し難かった訳でありますが、取り敢えずここらでお絵描きでも上げてお茶を濁しておこうとか、そんな感じのアレでございます(笑)。

シン・ゴジラ!!

シン・ゴジラ』の予告編を繰り返し観ているうちに描きたくなったので描いたゴジラであります。
これまでのゴジラは、共演怪獣や公開年、出演者や作品名を取ってそれぞれ「モスゴジ」、「84ゴジ」、「ラドゴジ」、「モゲゴジ」、「デスゴジ」、「ギラゴジ」、「GMKゴジ」「釈ゴジ」等と呼ばれている訳なのではありますが、さて、この『シン・ゴジラ』に登場するゴジラは何と呼ばれるようになるのでしょうか。一部では「シンゴさん」等と呼ばれているとかいないとか(笑)。
個人的には、庵野秀明監督によるゴジラなので、「庵ゴジ」等と呼びたいような気がします。

しかしながら、この庵ゴジさんは、ぱっと見は怖いんですが、いざ描いてみると割とひょうきんな顔をしているのかなぁと感じました。焦点の合っていない眼などは、なんだかボケーっとしているようにも見えますし、尻尾をブラブラさせながら歩いている姿は割と可愛らしいのではないかと思います。
一方でその全身が傷痕だらけというのは、なかなかに痛々しいなぁ、可哀相だなぁとも感じさせられます。
物語的にどうなるかというのはまだ分かりませんが、このゴジラが日本を蹂躙する姿を、早く観たいですなぁ……。


さて、もう一枚。

レッドファイッ!

流行に便乗して、レッドマン

円谷プロのYouTube公式配信チャンネル「ウルトラチャンネル」にて、先日より特撮ヒーロー作品『レッドマン』の無料配信が始まりました。
配信が始まると同時に、ネット界隈では『レッドマン』の謎のブームが巻き起こっており、Twitterのトレンドワードに『レッドマン』関連の語が上がってくるなど、連日様々な『レッドマン』に関する話題がネットを駆け巡っているという奇妙な状態になっているんですよね。面白いのは、普段特撮などを観ない人達もこの『レッドマン』ムーブメントに乗っているという点であります。色々な人が「レッドファイッ!」と言っている状況は、何とも面白すぎる(笑)。
レッドマン』自体はもう40年以上も昔の作品なのではありますが、この謎の『レッドマン』ムーブメントは、『レッドマン』が現在のネット界隈の空気にマッチしたからだと、管理人などは思うところでありますかね。

レッドマン』は、1972年に「おはよう! こどもショー」という番組内で放送された作品でありまして、円谷プロの作品に登場する怪獣達と正義のヒーローレッドマンが戦う2分半程度のショートコーナーであります。
フォーマットだけを見るとどこにでもあるヒーローモノなのではありますが、しかし2分半という尺と低予算から、怪獣が街を破壊しているような描写は無く、荒野でレッドマンが出合い頭に怪獣達(その多くは単に散歩しているだけのように見える)に襲いかかっているかのように見えてしまう為、特撮ファンの間では「赤い通り魔」等と称されておる訳であります。2012年以降全国を巡回した「特撮博物館」に於いても『レッドマン』は「赤い通り魔」と紹介されており、「赤い通り魔」というのは半ば公式の扱いなのでしょうね。
レッドマン』という作品自体は、怪獣とヒーローが戦うだけというまでにストーリーが短縮されてしまった為、結果的に「正義の力と言ってもその本質は暴力である」という、多くの子供向けヒーロー作品が回避、或いは向き合ってきたモノが一切無くなってしまい、完成した映像はもはやレッドマンによる圧倒的な暴力のように見えてしまうという怪作であると言う事が出来るかと思います。「おはよう! こどもショー」の本放送時には、『レッドマン』本編の前に怪獣解説コーナーがあり、レッドマンの正義に正当性が付与されているという構造になっているんですけどね。『レッドマン』単体で観ると「レッドマン怖ぇ!」と(笑)。

そんな感じの愉しい『レッドマン』ではございますが、この謎のブームに於いては、
レッドマン怖ぇ! やべぇ!
というような感想から、
いや、映像に映っていないだけでレッドマンは怪獣が街に到達する前に未然に僕らを護ってくれているんだ!
という肯定的な意見、果ては
レッドマンは実は怪獣墓場の番人であり、怪獣墓場を抜け出そうとする悪い怪獣を人知れず倒しているのである。怪獣達が『ウルトラマン』や『ミラーマン』の登場怪獣という点も妙にくたびれている点も、「怪獣墓場」だからという事で全て説明が付くのだ
というようにレッドマンに新たなる設定を付け加える人達に、
レッドマンの身長は42m、つまりあの田んぼや竹林も相応に巨大である為、あれは地球では無く巨人族の住む星なのか?
みたいな感じで本編から読み取れる情報だけを頼りに果てしなく深読みしていく人達も出てきて、プロアマ問わないインターネットお絵描き勢が様々なレッドマンイラストやらレッドマン漫画を描いているという状況になっている訳でありますよ(笑)。

レッドマン』がアレな作品だという事を知っていた特撮ファンとしてもこのブームは予想外のものでありまして、特に深読み考察をする人達や勝手に新たな設定を付与していく人達が出てくるという流れが面白過ぎると思うんですよね。怪獣との共存・共栄をひとつのテーマにした『ウルトラマンX』の放送直後で「新ウルトラマン列伝」もその仕様のままという絶妙なタイミングも、ブームを盛り上げるのに一役買っているのではないかと思います。

昨今のインターネット界隈に於きましては、「インパクトのある映像・画像・作品」が話題になるという傾向にあると思うんですよね。
レッドマン』に於いては、2分半という本編の短さから手軽に観れるという点と、荒野でレッドマンが怪獣相手にエグい技で戦っている上にヒーロー作品らしからぬサスペンス調の劇判が流れているという要素が、その「インパクト」になったのでしょうなぁ。
特撮関連では、00年代の終わり頃に『行け! ゴッドマン』や東映版『スパイダーマン』が話題になったという事があった訳ですが、今回のレッドマンブームもそれらに続く過去特撮作品再評価の流れと言えるのかも知れませんね(そうかな?)。
この調子で『トリプルファイター』とか『クレクレタコラ』といった、アレな事で一部で有名な昭和の特撮TVドラマの配信がまかり間違って始まってしまったりするとまた面白くなりそうですね……!

市街地でレッドファイッ!

レッドマンを市街地で戦わせてみたの図です。背景は上のゴジラ絵からの流用というあたりが、低予算作品のレッドマンっぽいというアレ。

レッドマン』の本編を観る限りでは、普通に歩いているだけ(場合によっては初めから逃げているだけ)の怪獣がレッドマンに辻斬りされてしまうだけなので、市街地に置いてやれば、過激な戦闘スタイルであっても「街を守る」という正義の説得力が生まれる訳であります。設定上はレッドマンも身長42メートル・体重3万トンの巨大ヒーローなのですから、カメラの外ではこういう戦いが繰り広げられていた可能性もある訳ですよ……!
尚、この絵の怪獣は「豪炎怪獣グレイガス」という名前で、登場怪獣が円谷作品からの流用であった『レッドマン』に於ける新規デザインの怪獣の1体だったのですが、結局着ぐるみも制作されず、登場の機会は無かったという幻の怪獣なのであります。まさに、レッドマンが市街地で戦うに相応しい怪獣なのだッ!


巨大怪獣が市街地に出現している絵も、色々と工夫して良い絵が描けるようになりたいものでありますなぁ……。


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【レッドファイッ!】


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2016/04/27 20:57|落描き的なアレTB:0CM:7

『シン・ゴジラ』予告編公開! 「現実 対 虚構」というキャッチコピーに見る怪獣映画の真髄 

と、いう事でございまして本日、2016年7月29日公開予定の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』の予告編が公開されました。
まずはその予告編をご覧ください。



本日は『シン・ゴジラ』の前売り券が販売される劇場の情報が解禁されるとの事だったので、それに合わせたタイミングでの予告編公開なのでありましょう。Twitterでも「ゴジラ」がトレンドワードに浮上し、色々と盛り上がっていたようであります。
いやぁ、こうやって予告編を観れるようになると本当に新作の東宝製のゴジラ映画が公開されるのだと、実感する事が出来ますね。色々と込み上げてくるものもあります。これはまた今年の夏も昨年(ラブ&ピース)・一昨年(GODZILLA ゴジラ)・一昨昨年(パシフィック・リム)に引き続いて管理人は映画館で怪獣見て泣いてしまう可能性が高いのでは(笑)。

やはり今回の『シン・ゴジラ』はシリアスな物語展開になりそうでありますね。これまでのゴジラシリーズの歴史を見ても、復活ゴジラというのは往々にしてシリアスな映画であった訳ですし。
管理人はこれまで『シン・ゴジラ』は1954年公開の『ゴジラ』のリメイク的要素が強い映画になるのではなかろうかと思っていたのでありますが、この予告編を見るに、案外1984年公開の『ゴジラ』のリメイクという要素の方が強いのかなというような印象を受けました。
今回の予告編の構成としては、日本の街を闊歩するゴジラと、ゴジラ対応に追われる日本政府、そして陸海空の自衛隊によるゴジラ迎撃という感じでありまして、ドラマパートでは日本政府周りが描写されていくのではなかろうかと思うんですよね。その構成は1984年版の『ゴジラ』をどことなく彷彿とさせられます。

1984年公開の『ゴジラ』は、ゴジラ復活作であった訳ですが、それと同時に『日本沈没』や『東京湾炎上』、『地震列島』といった東宝特撮災害パニック映画の延長上にあった作品でもあります。それらの映画では、災害やテロに対して政府がどう動くのかという事を中軸に据えた物語構成になっており、それは84年版『ゴジラ』にも継承されております。あの映画の主役は実質総理大臣ですし。
今回の『シン・ゴジラ』には、この予告編を見ても分かるように2011年3月11日に起きた東日本大震災の表象という側面が多分にあると思うんですよね。実際の災害をモチーフとしたゴジラ映画という事であれば、その趣は84年版『ゴジラ』に近くなるというのも頷ける話であります。災害映画の文脈ですよ、こいつぁ……!
奇しくも、84年版『ゴジラ』は樋口真嗣監督が初めて映画の現場に入った作品でもあります。ひょっとしたら今回の『シン・ゴジラ』は、樋口監督としては84年版『ゴジラ』のリベンジという向きも、或いはあるのではないかなぁと。……無いのかも知れませんけど(笑)。

シン・ゴジラさん

予告編と同時に、
現実<ニッポン> 対 虚構<ゴジラ>
という、『シン・ゴジラ』のキャッチコピーも公開されました。この「現実VS虚構」という構図は、ある意味では怪獣の本質を突いたものではないかと思うんですよね。
怪獣映画に於ける「怪獣」という存在は、勿論虚構のモノであります。しかしながらその虚構の存在たる怪獣に対して、人類が現実の世界に実在する各種兵器を用いて立ち向かっていったり、または怪獣によって都市や人々の生活、日常が破壊されるというのが、怪獣映画の基本構成である訳ですよ。
そこに来ると「現実<ニッポン> 対 虚構<ゴジラ>」というキャッチコピーは、この『シン・ゴジラ』という映画が何を描こうとしているのかというのを明確にしたモノであると言えそうでありますね。
実際の予告編映像でも、ゴジラによって破壊される日常風景や日本政府の混乱というのが見て取れますし、10式戦車や機動戦闘車やMLRS、こんごう型護衛艦にF-2戦闘機といった実在する自衛隊の装備(または配備が予定されている装備)がゴジラの攻撃に向かっている様子も描かれております。
まさに、2016年現在の日本が迎える、かつて無い「怪獣」という、「ゴジラ」という災害に、いかにして立ち向かうのか、或いは向き合うのかという映画になるのではなかろうかと、そう思うんですよね。これは期待が高まりますよ……ッ!
……或いは、「ゴジラは行き詰った日本人が見ていた幻想であって存在なんてしていなかったんだ」というオチになるのか。いや、そんな押井守監督が撮りそうな話が脳裏に浮かびそうなキャッチフレーズでもありますもん! そう思うと、予告編の風景を映すカットも押井守ライクな気がしてきたぞ(笑)。

他方、今回の『シン・ゴジラ』予告編で、「フル3DCGで表現されたゴジラ」という旨で報道されたりもしておりますが、恐らくはこの『シン・ゴジラ』も昨年の『進撃の巨人』同様に着ぐるみなり操演パペットなりを3DCGをはじめとしたVFX合成で加工したものになっているのではないかと思うんですよね。というか樋口監督も、その方式でやるという旨の事を仰っていましたし。誰だ、フルCGって言い出したのは!
映像面でも、まだポスプロ作業をやっている最中でしょうから、この本編はこの予告編から更にVFX加工されていくのでありましょう。あくまでも「予告編」である、と、そういう事だと思います。予告編を観ても具体的な物語は依然として謎のままですし、まずはビジュアル・映像の告知であると言うあたりでしょうか。

いずれにせよ、予告が出た事により『シン・ゴジラ』の公開がまた一層楽しみになってきたところでございます。
今後はまた公開に向けた各種企画なんかも盛り上がってくるでしょうし、今年も怪獣の夏が熱くなりそうでありますなぁ……!


【関連記事】
10年ぶりの怪獣戦、いかに描写されれるのか?
↑この記事での管理人の考えはどの程度合ったっていたのかというのも、『シン・ゴジラ』では観れそうな気がします。楽しみっすなぁ。
和製新作ゴジラの監督に、庵野秀明監督&樋口真嗣監督だとォ!? ‐両監督の作品の傾向から想像する新作ゴジラへの期待
これは、庵野秀明総監督の挑戦!? 果たして、『シン・ゴジラ』がニッポンに勝つ事は出来るのだろうか……。
『シン・ゴジラ』に対する期待やら不安やらについてのお話
ゴジラ対エヴァンゲリオン!? 何故、『シン・ゴジラ』の総監督に庵野秀明なのか

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2016/04/14 18:28|特撮関連雑記TB:0CM:2

13万HIT記念イラスト 

そういった感じで、13万HIT記念イラストでございます。

13万HIT記念絵

新怪獣娘であります。メカ怪獣カイザーちゃん。諸々の設定等は後でpixivの方に上げた際やそのうち作成する怪獣娘図鑑記事で書く予定でありますが、設定上は怪獣娘に対抗すべく建造された兵器です。多分開発には例によって芦模が携わっています。
イメージ元は管理人の描く漫画にちょくちょく登場するダイカイザー。メカ怪獣娘として誕生したのに「怪獣」要素が薄いようなデザインな気がするのは気のせい。

それはそれとして、2週連続でお絵描きで休日が飛んでいくマンでした。お絵描きは非常に愉しいのですが、如何せん時間が飛んでいくのが、なんとも。

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2016/04/10 22:16|記念イラストTB:0CM:0

祝! 13万HIT! 

ウルトラマンメビウス』が放送開始10周年という事でニコニコ生放送で一挙配信を行っているのですが、それを観ている間に当ブログのアクセスカウンターが13万を回っておりました。
開設以来のべ13万人もの方が当ブログに足を運んでくださったという事でありますね。本当にありがとうございます!

そして、これからも当ブログ【怪獣の溜息】を、宜しくお願い申し上げます!

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2016/04/09 23:59|記念等TB:0CM:0

やっぱり好きだ! 『超時空要塞マクロス』 

4月に突入しましたので、2016年の4月期開始アニメも順次開始しております。
そして今期は、『マクロスシリーズ』の最新作である、『マクロス⊿』も放送されておる訳でございますよ。管理人の住む地域では先日第1話が放送と相成ったのでありますが、やはり自分は『マクロスシリーズ』が好きだなぁと、痛感しきるような、そんな第1話でありました。
と、いう事で本日は『マクロスシリーズ』の第1作目、『超時空要塞マクロス』について、ちょいと書こうと思うところであります。
あ、『愛・おぼえていますか』では無く、当記事はあくまでTV版の方です。あしからずッ!

超時空要塞マクロス

超時空要塞マクロス』は、1982年から1983年にかけて放送されたSFロボットアニメでございます。この時期は丁度『機動戦士ガンダム』によるアニメブームが起きていた頃でもありました。「ガンダムに続け!」とばかりにリアルな戦争の概念をロボットアニメに持ち込んだ、俗にいう「リアルロボットアニメ」が隆盛してきており、『マクロス』もその流れを汲んだ、SF考証・軍事考証が為されている作品であります。
超時空要塞マクロス』以外の80年代頭のロボットアニメとしては、『宇宙戦士バルディオス』、『伝説巨神イデオン』、『機甲創世記モスピーダ』なんかが管理人は好きですかね。……どれも打ち切り・放送短縮の憂き目にあった作品じゃねぇか何てこった!

制作スタッフとしては、『宇宙戦艦ヤマト』にてアニメーションディレクターを務めた石黒昇監督がシリーズディレクター(監督)、『機動戦士ガンダム』にてSF設定・脚本を担当した松崎健一氏をシリーズ構成に据え、アニメ・特撮ファン層からアニメ界に入ってきた当時の若いスタッフ達の「やりたいこと」をふんだんに盛り込んだ制作体制となっておりました。
その後の『マクロスシリーズ』の総監督ポジションとなる河森正治監督はメカニックデザイン・絵コンテ・監修として参加していますし、後に『新世紀エヴァンゲリオン』の制作会社として名を馳せるGAINAXの中核スタッフが、各話演出や原画として参加していたりもします。
また、後に特撮作品に深く関わる事になる人達も多く本作の製作スタッフになっているんですよね。河森監督は特撮ロボット映画『ガンヘッド』でメカニックデザインを担当していますし、本作では各話原画を担当していた板野一郎監督は00年代の『ウルトラシリーズ』の3DCG演出を担当しています。同じく各話の原画担当の前田真宏監督は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のデザインに抜擢されておりますし、これまた同じく各話の原画を担当した庵野秀明監督は、16年夏公開の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』の総監督を務める事になりました。
超時空要塞マクロス』と特撮、なんとも不思議な縁でありますなぁ。それだけアニメ・特撮界で活躍する事になる才能のある人達が集まった、そんな作品だったという事が出来るのかも知れません。
尚、音楽担当は羽田健太郎先生。印象に残る劇中歌や劇判曲が非常に多い! ……特撮関連で言うと、羽田先生は『復活の日』や『さよならジュピター』の音楽担当でもあります。

さて、『超時空要塞マクロス』のあらすじはこんな感じです。

西暦1999年7月、太平洋上の孤島・南アタリア島に全長1200メートルもの巨大な宇宙戦艦が墜落した。宇宙戦艦に異星人の姿は確認されなかったが、人類の科学力をはるかに凌駕したそれは、オーバーテクノロジーによる技術革新をもたらすと共に宇宙での戦争を示唆していた。
人類は宇宙からの脅威に備えるべく、国境・人種・宗教・思想などの垣根を超えた地球統合政府を樹立。しかし、これに反対する勢力も少なからず存在し、「統合戦争」と呼ばれる戦乱も勃発し、長期化した。

戦乱が終結し、反統合同盟軍も一掃された2009年、改修の終わった宇宙戦艦……SDF-1マクロスは、進宙式を迎える。
しかしその日、地球付近の宙域に異星人の軍隊「ゼントラーディ軍」の艦隊が出現した。その存在を感知したマクロスの主砲が自動的に動作、ゼントラーディ軍の宇宙艦隊を撃破してしまう。マクロスは、ゼントラーディ軍と敵対する「監察軍」が仕掛けたブービートラップだったのだ。
この日人類は、未知の異星人との戦争へと突入してしまったのである。

ゼントラーディ軍の包囲網から脱出する為、マクロスは月の裏側への空間跳躍―フォールド―を試みる。しかし、フォールドの制御がきかず、マクロスは南アタリア島一体ごと冥王星起動付近に跳躍してしまう。
フォールドシステムは消失してしまい、通常推進での地球帰還を余儀なくされたマクロスは、シェルターに避難していた南アタリア島の住民達を収容し、地球へ向けての航海に出る。
闇を切り裂き、遠く輝く青い星を目指して……。



1999年7月に空からとんでもないモノが落下してきてその後大規模な戦争に繋がるというのは、やはり「ノストラダムスの大予言」が下敷きになっているのでしょうね。結果的にゼントラーディとの戦争で地球人類の大半は死滅してしまう事になっちゃいましたし。
しかしながら現在・2016年から見ると、1999年にマクロスが落ちて来る事も無かったですし、2009年にゼントラーディ軍が攻めてくるなんて事も無かった訳です。俺達はなんとも味気無ぇ未来に来ちまったもんだ……。

それはともかくとして、1990年生まれの管理人などは本作のヒロイン・早瀬未沙と同い年(学年で言えば早瀬さんの方がひとつ上なのですが)だったりもする訳でありまして、丁度09年の頃などは管理人も大学入学と同時期にSDF-1マクロスの進宙&第1次星間戦争の勃発という「フィクションと現実が交差する奇妙な時間」を過ごしているという感覚を覚えていたりもする訳です。特に自分と同じ年の生まれという設定のキャラが居ると、物凄く親近性を持ってしまいますよね(笑)。
そして、『マクロスシリーズ』の年表に於いて今年・2016年の7月には、一条輝君や未沙さん、そして第1次星間戦争を終結に導いた伝説的歌姫であるリン・ミンメイを乗せた宇宙移民船メガロード-01が銀河系中心部にて消息を絶つというイベントが控えている訳でございますよ……。いやぁ、何とも言えませんなぁ。
完全後追い視聴組の管理人ではありますが、「登場人物と同世代」というのは、近未来を描いた作品に於ける、リアルタイム視聴世代に無い後追い世代の特権であると思うところであります。

さて、実のところ、『超時空要塞マクロス』という作品、管理人は大好き作品なのではありますが、しかし「優れている作品か?」と聞かれると、「う~ん……」となっちゃうんですよね(笑)。
物語的には戦いしか知らない異星の巨人と文化を持つ地球人類が、戦争の果てに融和するという異文化交流モノという事が出来ます。そこに「」、「アイドル」、「恋愛ドラマ(三角関係」といった要素が絡みこんで来る訳なのですが、正直なところそれらの要素が結構散漫になっちゃっている感が否めないんですよね。
新しい事をやろう!」、「好きな事をやろう!」というスタッフの意気込みが結構空回りしちゃっている感じも無きにしもあらず、といったところでしょうか。本来であれば2クール目で最終回となるところが、玩具展開の売り上げが好調だったという理由で1クール分引き伸ばされてしまったというのも痛い所であったと思います。
更に、作画の面では、当時のTVアニメの水準から見ると最高級の作画があった後に当時のTVアニメの水準からみると最底辺(単にキャラクターの絵が微妙になるだけでは無く、映像そのものが作画枚数不足でカクつく「電動紙芝居」と揶揄されるほどのモノもありました。)の作画があるなど、作画のバラつきも非常に気になります。近年の『超時空要塞マクロス』BD発売の折には、「当時最高の作画と最低の作画がBDの超高画質に!」等と言われてしまったりもした訳です……(笑)。

しかしながら、そういったアレな部分も多々ありながらも、戦闘機がロボットに変形するという可変戦闘機のシステムと、アクロバットなミサイルが乱舞するスピーディーな戦闘描写、「宇宙戦艦の中に街がひとつ入って、そこで人々が暮らす」というセンスオブワンダーな展開、そして何よりも「歌で戦争が終わる!」という荒唐無稽な物語を強引に魅せ切る構成は見事なものでありまして、管理人の心を鷲掴みにして離さんのです。考えてみたら、航海モノ、巨人、異文化交流、宇宙戦艦、戦闘機と、管理人の好きな要素がこれでもかというくらいに詰め込まれている訳で、好きにならない方がおかしいという話もありますが(笑)。
特に「異文化交流」の部分は、ゼントラーディが地球の文化を知っていく過程がかなり丁寧に描かれており、非常に面白い出来になっていると思います。引き伸ばしになった1クール分も、「終戦後の、人類文化に溶け込んだ、或いはなかなか馴染めないゼントラーディ人たち」が緻密に描かれており、世界観に深みを与える味わい深いものになっていると思うんですよね。

本作の主役メカとも言えるバトロイド(人型ロボット)に変形する「VF-1バルキリー可変戦闘機」は、実在するF-14トムキャット戦闘機をイメージモデルとしつつ、ロボットから戦闘機への変形を逆算してデザインが為されたそうであります。
バルキリーの玩具制作中に偶然バトロイド形態とファイター(戦闘機)形態の中間形態であるガウォーク形態が発見され、そのままアニメにも登場となったという冗談みたいな話もあるのですが、兎に角ファイター、ガウォーク、バトロイドの三形態に変幻自在に変形する戦闘メカは、そのスピーディーな戦闘演出とも相俟って滅茶苦茶格好良いんですよね。先述の通り完全変形を再現した玩具は当時人気を博して番組延長の要因にまでなったほどですし(笑)。いや、管理人も子供だったら憧れますもん、こんな戦闘機!

VF-1ガウォーク形態

近年は『マクロスシリーズ』を題材としたゲームも登場し、3形態に変形するメカを操縦する事も出来るんですよね。
管理人も実際にそういったゲームでVF-1を操縦する事もある訳ですが、ガウォークの汎用性が兎に角高いんですよ(笑)!
ガウォークは戦闘機というよりは攻撃ヘリに近い運用の仕方だったりするのではありますが、空対地攻撃は勿論、ドッグファイトにもある程度は対応可能、更には近接戦闘(殴り合い)までこなすことが出来る! 敵機の居る現場まではファイター形態で飛んで行って、会敵したらガウォークに変形、臨機応変にガウォークとファイターを使えるようになれば、あまり操作が上手く無くてもなんとかなんとかなるんですよね。でも、上手い人はちゃんと形態を使い分けてより良いスコアを出しているんだよなぁ……。
そういったゲームで逆説的に、劇中で3形態を完全に使いこなせていたマックスやフォッカー少佐の「スゴ腕」っぷりが分かったりもする訳です。柿崎は変形があまり上手くなかったから全方位バリアの暴走に巻き込まれて死んでしまったんじゃ……。
変形」と言うと、宇宙戦艦であるマクロスが人型に変形するという奇想天外さも良いですよね。最初は居住区に被害が出るけど次第に住民も慣れていっているというのも面白い。

最後に、キャラクター面も少々。

よく言われているのは、戦争を終結に導く役回りであるミンメイが、割とワガママな女の子として描かれているという点でしょうか。『マクロスシリーズ』の2040年代頃になると「リン・ミンメイは伝説の歌姫だった!」みたいに語り継がれちゃっていたりもして、「ええっ……」となったりもする訳ですよ(笑)。
しかしまぁ、ごくごく普通の歌が好きだった女の子が宇宙戦艦の街でアイドルになり、果ては戦争終結の歌姫にまでなるというのは、考えてみると凄い話であります。マクロスの出航から戦争の終結まで1年ちょっとくらいの期間でありますから、ミンメイにとってはその実感が殆ど無かったというのが実情じゃなかろうかと思うんですよね……。そうした感覚のズレが第27話以降の「戦後編」での彼女の転落に繋がっていく……と。
しかし、宇宙戦艦の街に暮らすという、生活が大きく変わってしまう中でも天真爛漫に振る舞えるというのは、リン・ミンメイという女の子は天性のアイドルだったと言えるのかも知れません。

一方で、主人公の輝君は輝君で相当に煮え切らない奴だったりするんですよね。そりゃミンメイは気分屋でワガママ娘で振り回されてしまうというのはあるんですけれども、「戦後編」に於ける彼は優柔不断過ぎやしませんか、と。「優柔不断だ」と言われる今時の深夜アニメの主人公でももうちょっとちゃんとしてますって! いくらなんでも早瀬さんとのピクニックの約束をすっぽかしてミンメイに会いに行くのはいただけねぇぜ……!
超時空要塞マクロス』全体で見ると、輝君は主人公なのに「アイドル」や「異文化交流」、「可変戦闘機」等の要素に埋もれちゃっている感があるんですよね。作劇的に我を主張せずに割と空気みたいな扱いなんですもん……。キャラクターとしては、フォッカー少佐にマックスやミリア、柿崎にオペレーター三人娘やグローバル艦長、ワレラ&ロリー&コンダのスパイ三人組達の方がどう考えても立っているんですよねぇ。下手したら町会長さんとかにも負けているぞ、輝君! キャラクター的な影の薄さとその優柔不断な性格もあって、ちょっと感情移入し難い主人公なのかなぁと、思いますかね。
ある意味では、輝君は可哀相な役回りなのかも知れません。主人公なのに……!

さて、早瀬未沙さん。
上の方で「管理人と同い年だぜ!」と書きましたけど、作中の役回りとしては「お姉さん」なんですよね。仕事に恋に悩む一人の女性として描かれておりました。魅力的なお姉さんですよ。
最初の方は野暮ったい髪形の口うるさい女の上官という感じなんですが、輝への恋心を自覚し始めてからは弱さをさらけ出したり、作画もだんだん可愛らしい感じにシフトしていくという演出が為されていっておりました。
いや、多くは語りますまい。早瀬未沙、いいよね……。
そして、彼女には、輝君よりも感情移入できてしまいます(笑)。

こういった輝君が優柔不断過ぎたりミンメイがワガママだったりするような点は『愛・おぼえていますか』の方で改変・改善されているんですよね。輝君も男らしくなるし、ミンメイもプロ意識のある歌姫になっている。
こっちの方のミンメイなら伝説になっても然るべし、ではあるんですけれども、逆にTV版のミンメイが後世で伝説的な扱いになってしまうというのも、ある意味ではリアルなのかなぁ、とも思ったり(笑)。


と、いった感じで、『超時空要塞マクロス』についてダラダラと書き散らしてきた訳でございますが、当記事を作成したのは『マクロス⊿』の放送に際して『超時空要塞マクロス』を全話観直していたからだったりもするんですよね。
再視聴の結果、やっぱり俺、マクロス好きだわ、と、再認識するしきりでありました(笑)。
マクロスシリーズ』は全作品観ているのではありますけれども、シリーズで一番好きなのはやっぱりこの『超時空要塞マクロス』なんですよ。確かに粗も多く洗練されているとは言い難い作品ではあるのですが、それ以上に魅力的だと感じる部分が多いのであります。
それは、当時の若い制作スタッフのエネルギーがぶち込まれているからなのか、単に管理人の波長が合ったからなのか……。

マクロス⊿』の放送も非常に楽しみですし、また『マクロスシリーズ』が盛り上がっていくと、良いですね。


【関連記事】
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何故、『シン・ゴジラ』の総監督に庵野秀明なのか

【OP】


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2016/04/08 17:35|SFアニメTB:0CM:0

「ゴジラ対エヴァンゲリオン」と、「仮面ライダー放送開始45周年」 

先日の「ゴジラ対エヴァンゲリオン」を無性に描きたくなって、つい勢いで描いてしまったというアレです!

ゴジラ対エヴァンゲリオン!

いやぁ、シン・ゴジラを描くのは思いの外愉しかったっす。『シン・ゴジラ』に於けるゴジラの身長は118.5m、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズに於けるエヴァ初号機の身長は80mなので、その設定で対峙したらこれくらいの体格差になるのではなかろうかと。テレビシリーズ&旧劇場版仕様(こっちは、40~200mという身長設定で、割と場面の見栄え重視で可変するので、この絵でも設定通りと言えば設定通りなのですが。)のカラーリングにしてしまったのは間違いだったかな……。
あと、YAGR-3B描きたかったのよ、YAGR-3B。

ゴジラ対エヴァンゲリオン!? 何故、『シン・ゴジラ』の総監督に庵野秀明なのか ‐怪獣の溜息

その昔、2ちゃんねるのエヴァ板には「ゴジラVSエヴァンゲリオン」というスレがあり、割と皆真剣にゴジラとエヴァが戦ったらどうなるのかという検証が行われていたものじゃ……。何もかもみな懐かしい……。
先程、エヴァ板を覗いてみたら、「ゴジラVSエヴァンゲリオン」のスレがあったので「おおっ!」と思って覗いてみたら、どうやら先のエイプリルフール企画の後に立てられたようで、ちょいとがっくしであります。

ゴジラとエヴァが本当に戦ったとすれば俊敏な動きが出来るエヴァの方が有利かと思われますが、エヴァの攻撃が脅威の生命力を誇るゴジラに通るのかという問題があります。取り敢えずパレットライフルでは無理でしょう。
格闘戦は、体重のあるゴジラの方が優位に立てるか……? とすれば、近接戦闘に於いてエヴァは、プログナイフを突っ立てて突進するのが一番のような気がします。
或いは、ポジトロンスナイパーライフルで遠距離から狙撃が一番安全な気もしますが、ゴジラもゴジラで大気圏外の敵を放射熱線で狙い撃ったりしますからねぇ……。
ゴジラの放射熱線をA.T.フィールドで防げるのかという問題もあります。大気圏外から落下してくる巨大な使徒を受け止めるだけの力があるので、放射熱線程度なら防げるような気もしますが、庵野監督が「いや、ゴジラのバーンスパイラル熱線ならA.T.フィールドを貫通する事も可能だ!」とか言い出しそうな気もします(笑)。

まぁ、ゴジラ対ガメラ然り、ゴジラ対ウルトラマン然り、マジンガーZ対ガンダム然り、ヤマト対マクロス然り、「夢の対決」というのはアレコレ思案するのが愉しいんですよね。

さて、もう1枚。
本日4月3日は、『仮面ライダー』の放送開始日であり、今年は45周年という事になります。
という事で、これまた勢いで描いてしまった新1号。

仮面ライダー

先日、現在公開中の『仮面ライダー1号』を観に行ったのですが、管理人は思わず感涙してしまいました……。
やはりライダーは、本郷猛は、俺の中の心のヒーローであり続けているのだなぁと心底痛感したしきりでございますよ。まぁ、『仮面ライダー1号』自体はあまり他人にオススメできるような映画じゃ無かったのですが……(笑)。
ブログ記事として感想を書くかどうか、ちょいと悩む所でもあります……。

【仮面ライダーの】でもやっぱり『仮面ライダー』と言ったら、本郷猛と一文字隼人、そして滝和也、なんだよなぁ……。 ~映画『仮面ライダー1号』公開にあたって~【思い出】 ‐怪獣の溜息

兎にも角にも45年というのは、管理人がこれまで生きてきた年数の2倍近くの年数であります。
それだけの本郷猛の、藤岡弘、の重みが感じられた映画でありました。


そんなこんなでお絵かきしていたら休日が終わっちゃったじゃないすか! やだー!
お絵描きするのは非常に愉しいのではありますが、如何せん時間がかかってしまうというのがネックでございますよ。
市街地に怪獣が出現している絵も、3時間くらいでパパっと描く事が出来たら良いんですけどねぇ……。

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2016/04/03 20:54|落描き的なアレTB:0CM:2

ゴジラ対エヴァンゲリオン!? 何故、『シン・ゴジラ』の総監督に庵野秀明なのか 

皆さんこんにちは。当ブログ管理人・飛翔掘削でございます。

そんな感じで4月に突入した訳でございますが、本日はエイプリルフール、4月馬鹿な訳でありまして、ネット界隈の様々な場所がエイプリルフール便乗企画を立ち上げておる訳であります。
そして、今夏公開予定の特撮怪獣映画『シン・ゴジラ』に於いてもそれは例外では無く、こんな企画が打ち立てられたのでございますよ。

ゴジラ対エヴァンゲリオン

シン・ゴジラ』及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の公式サイトが完全にコラボレーション仕様となり、遂に「ゴジラ対エヴァンゲリオン」という夢のような映画が誕生すると、そういうお話であります!
……劇場版公開決定というのは勿論4月馬鹿のお遊びではあるのですが、グッズ展開等をしていくというのは本当の話のようであります。今後色々なゴジラとエヴァのコラボ商品が出てくると考えると、また楽しみでありますなぁ……。
4月23日からは『シン・ゴジラ』の前売り券も発売されるようですし、実に楽しみであります。

ゴジラ対エヴァンゲリオン 特設サイト

さて、一方ではこの「ゴジラ対エヴァ」という企画は、ゴジラとエヴァ界隈に少なからぬを招いているようでもあります。ちょっとその声を聴いてみましょう。

うるせぇ! 庵野はゴジラなんか作るよりエヴァやれよエヴァ!
そもそもなんで庵野がゴジラの監督やるんだよ!?
早くエヴァ作れ!
こんなことやってる場合じゃ無いだろ!
庵野がジャージ姿で巨大化する映画なら許す
巨神兵も出そう

怒号飛び交う地獄インターネットが形成されておる訳でございますが、まぁ正直な話こうなる事は大体分かっていましたよ(笑)。
しかしながら、「何故、庵野監督がゴジラをやる事になったのか?」という疑問が出るのも頷ける話ではあります。庵野監督が新作ゴジラの監督をやると発表されてから今日で1年が経過する事になるのですが、いまだその疑問があちこちで口にされているという現状もあります。主に、若い世代に於いて。

そこで本日は、「何故、『シン・ゴジラ』の総監督が庵野秀明なのか?」という事について、少し書いてみようかと思います。まぁ、「なんで庵野がゴジラを!?」と言っている方が当ブログを読みに来るともあまり思えませんが……。
結論から言うと、一種の「オタク・ドリーム」なんですよね、これ。

庵野監督が幼少期の頃は、アニメ・特撮がひとつの隆盛を極めていた時代であり、テレビを付ければ仮面ライダーが、ウルトラマンが、マジンガーZが、ブラウン管狭しと暴れまわっていた頃であります。庵野監督は特に『帰ってきたウルトラマン』に熱中していたそうであります。
それから少し経つと『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』といった作品が登場していき、アニメブームが形成されていく事になる訳ですが、庵野監督は『ヤマト』や富野由悠季作品に傾倒、そのままアニメ業界の道に進む事になる訳であります。
庵野監督は大学在学中、第20回日本SF大会をきっかけに立ち上げられた自主映画制作集団「DAICON FILM」に所属、日本SF大会に於けるオープニングアニメーションや、『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』に『愛國戰隊大日本』、『八岐之大蛇の逆襲』といった自主制作アニメ・特撮作品に、作画や監督、美術スタッフとして参加していく事になった訳です。
一方同時期、『超時空要塞マクロス』や『風の谷のナウシカ』にアニメーターとしても参加、本格的にアニメの現場へと足を踏み入れていく事になるのでありました。

庵野秀明は緻密なメカニック描写や爆発エフェクトを得意とするアニメーターとして名を馳せ、ファンの間では「庵野爆発」、「アニメSFX」という呼び名で親しまれておりました。
実際に庵野監督が手掛けたエフェクト作画やメカ描写は凄まじいものがありまして、特にアニメ映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』のロケット発射シークエンスなどがその最高峰であると管理人は思います。ヤバいっすよ、アレは……。

80年代後半から90年代にかけては、先述の「DAICON FILM」がアニメを中心としたゲーム・映像制作会社「GAINAX」として企業化、OVA作品『トップをねらえ!』やNHKで放送されたアニメ『ふしぎの海のナディア』、そして『新世紀エヴァンゲリオン』といった作品の監督として、庵野監督は注力していく事になる訳であります。
庵野監督のひとつの理念として、「小さい頃からアニメ・特撮に慣れ親しんだ我々は完全なオリジナルを創る事は出来ず、何かしらの模倣になってしまう。そうであるならば、それを自分のものとして作品に昇華してやるしかない」というのがあるようでありまして、庵野作品には何かしらの作品がモチーフ元になっているモノが多数登場してきます。
初監督作品の『トップ』には、もうありとあらゆる部分にアニメ・特撮・映画・漫画・小説を問わず様々なオマージュ元があるという凄まじい作品ですし、『ナディア』は『ヤマト』や『怪獣総進撃』、『緯度0大作戦』等がオマージュ元になっています。
そして、庵野監督の完全オリジナル企画である『エヴァ』は、『ウルトラマン』や『ゴジラ』をはじめとする怪獣映画や永井豪先生率いるダイナミック・プロの作品群を主なオマージュ元にして構成されている作品であるんですよね。
様々な作品に於いて多様なオマージュ元を用いつつ自分のやりたいことをやるというのが庵野監督の作風であるという事が出来るのですが、やはり庵野監督の芯にあるのは、ウルトラマンや怪獣映画をはじめとする特撮作品であるのです。
2012年には、東京都現代美術館にて「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」を企画・主催し、『巨神兵東京に現わる』という特撮映像のプロモーション的短編作品も制作された訳であります。それは、庵野監督曰く、ひとつの「恩返し」でもあるのだ、と……。

そういった様々な流れを鑑みるに、『シン・ゴジラ』の総監督として庵野監督が抜擢されたというのは、非常に自然な流れでもあるのです。
ゴジラと言えば、日本のアニメ・特撮・ゲームといったサブカル界隈の、ある種原点とも言える存在な訳です。ゴジラが居たからこそ怪獣ブームが起き、怪獣ブームが起きたからこそロボットアニメブームが起き、その流れで『ヤマト』も『ガンダム』も制作されました。怪獣が巨大だからこそ、ロボットアニメのロボットは巨大になったのであります。ガンダムの全高が18メートルなのは偏に、ゴジラが居たからなんですよ(笑)!
日本サブカル界に多大な影響を与えたゴジラを、日本サブカル界に多大な影響を受けて『エヴァ』を制作し、その後の日本サブカル界に大きな影響を与えた庵野監督が撮るというのは、もうそれだけで凄い事なのでございます。

GvsE

あのジャージ姿でウルトラマンを演じていた男が、ゴジラの監督になった。まさにひとつの「オタク・ドリーム」と言える訳ですよ。
それが『八岐之大蛇の逆襲』以来、『トップ』、『ナディア』、『エヴァ』、『キューティーハニー』等、様々な作品で組んできた樋口真嗣特技監督とのタッグともなると、もう感動的ですらあります(笑)。
なので寧ろ管理人としては、ゴジラファンとしてもエヴァファンとしても庵野秀明ファンとしても、全力で『シン・ゴジラ』を応援したいところであるんですよね。

これからは夏の公開にかけて、『シン・ゴジラ』の情報が色々と出る事でありましょう。そしてプロモーション的には、「『エヴァ』の庵野監督が撮るゴジラ」という向きで紹介されるのでしょうね。
きっとその度に「ゴジラなんかやってないでエヴァやれ!」という声が上がるのでしょうが、どうかエヴァファンも庵野監督の『シン・ゴジラ』を応援して欲しいなと、そう思うところであります。

……と言っても、それは難しいのでしょうなぁ。
世ン中、悪意に満ちておるんじゃ……。


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