管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

管理人について

飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
また、最新記事だけでなく過去の記事にも気軽にコメントしていただけたら幸いだと思っております。

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最近見た悪夢の話など。 

なんかえらく久しぶりに【睡眠】カテゴリの記事を書くような気がしますなぁ。1年と3ヶ月ぶりくらいでありましょうか。

ここ1年くらいは別段眠れなかったりとか長く眠ってしまったとか日中眠くなったりといったような事は無く、実に快適な睡眠生活を送っておる管理人な訳なのでございますが、ここ1ヶ月くらいの間、そこそこの頻度で「悪夢」と呼べるような夢を見ているような気がします。


悪夢その1
最初は些細なご近所トラブルだったのに、いつの間にか互いに嫌がらせの応酬になっていき、最終的には猟奇殺人にまで発展してしまう隣人らを見て管理人の精神が崩壊して病院に放り込まれる夢。
この夢はなんだか物凄く現実味がありました。警察が介入するも逮捕には至らず、隣人らはトラブっている相手以外にも疑心暗鬼になり、管理人ら近所に住んでいる人に対しても監視カメラを仕掛けたり、時には呪詛の言葉が書かれた手紙がポストに投函されていたり・・・。
いやはや、夢で良かったっすなぁ。

悪夢その2
よく分からない戦場に放り出されて、周囲の人間がどんどん死んでいき、最終的に管理人も死に、死んだら今度は管理人の意識が他人に乗り移り、他人の視点で戦場を見て、そしてまた戦友が死んでいき、更にその人も死に、死ぬとまた別の人に意識が乗り移り・・・というのを延々と繰り返す夢。
いやはや、無限ループというのは恐ろしいもんですなぁ。起きた時に暫く「俺はちゃんと俺なのか!?」と、自問自答してしまいました。
しかも、人が死ぬ描写がまた妙に生々しいんですな。脳漿が吹っ飛んだり、内臓が飛び出たり、上半身と下半身が泣き別れになったり・・・。管理人は腹から腸が飛び出て「まだ死にたくないよぉ!」と呟いて痛みながら死んでいきました。即死が良かったのに、痛みが長引きながら意識が失われる感覚を味わいながら死んでいくのは全く以って気分の良いものではありませんでした。
俺、グロいのは苦手なんだよ・・・。

悪夢その3
何故か管理人が、一昔前の「TVチャンピオン」みたいな番組の特撮やらアニメやらのクイズ選手権みたいなやつに出る事になってしまった夢。
いえ、これだけならば別に悪夢でも何でも無い筈なのですが、この夢の悪夢たる所以は、管理人がアニメ、漫画、特撮等に関する知識を全て失ってしまっていた、という点であります。普段の管理人ならスラスラ出るような怪獣の名前やらアニメ監督の名前やら特撮技術やらについての知識がスッポリと失われてしまい、1問も答えられず、しかも何故か番組も延々と続き、目が覚めるまで終わらなかったという、地獄のような夢でありました。正直な話、精神崩壊したりエンドレスに死んだりする夢よりもよっぽど怖い夢でありました。
なんでアンギラスの名前が出てこなかったんだ!?なんで宙明先生の曲が分からなかったんだ!?UFOロボといったらグレンダイザーしか無いだろ!
しかもアニメや特撮だけの知識では無く、雑学はおろか一般教養、果ては小学生でも分かるような問題にも全く答えられなかった訳です。
これは本当に恐ろしい夢でありました。人間って本当に知識が無ければ何もできない生き物なんですね・・・。


他にも高い所から落ちる夢や重いものに押しつぶされて苦しくなる夢や隕石が落ちてきて地球が爆発する夢といった、月並みな悪夢も見たりしている訳ですが、ここ最近の悪夢ベスト3は以上の通りであります。
管理人は大学に入るまでは、悪夢なんてものは風邪や体調不良で寝込んだ時によく見る謎の暗い地下道を無限に歩き続けるだけの夢くらいしか見てこなかった(というか、覚えて無いだけなんでしょうけれども。)訳ですが、大学に入学してからそこそこバリエーションに富んだ悪夢を見るようになりました。しかしながら、ここまでの頻度で悪夢を見る(悪夢を覚えている」と言った方が正確かも知れませんが。)ような事例はこれまで生きてきた中ではちょっと無い事でありますので、どうしたもんかなぁ、と、思っておるところでございますよ。
まぁ、悪夢には精神の浄化作用、ストレス軽減作用があるんだそうで、大学に入った事で環境が変わり悪夢のバリエーションが広がり、大学を卒業した事でまたまた環境が変わった事で悪夢を見る頻度が上がった、というあたりなんでしょうかね。悪夢とはいえどなかなかどうしてそれを愉しんでもいる訳でございまして。

眠っている時に見るのは何も悪夢だけでは無く、愉快な夢もちゃんと見ているんですけどね。
勇気を出して告白してOK貰った女の子が実はふたなりっ娘だったとか、西暦30000年という超未来からやってきた未来人と一緒に地球の果てまで「キャッキャウフフ族」なる謎の民族に会いに行ってみたり、五式戦闘機に乗って『ストライクウィッチーズ』の世界でネウロイ相手にウィッチと一緒に戦ったり・・・。
しかしながら管理人はここ1年くらい、1ヶ月に1度くらいの頻度で『ストライクウィッチーズ』の夢を見ているような気がします。特撮怪獣系の夢や東宝特撮系の夢は滅多に見ないのに・・・。

まぁ、大体夢なんてもんは混沌そのものであり、訳の分からないムニャムニャな訳です。何故人間は夢を見るのかという根本的な事も、どういう原理で夢を見るかという正確なところも、我々の科学では解明されておりません。
で、あるならばやはり、エンターテイメントとして愉しめば良いじゃないかと、そういうところなんでありますかね。


【関連記事】
睡眠を娯楽にできないものか
外部による夢への干渉?

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2013/06/29 09:46|睡眠TB:0CM:4

偉大な勇者はダイカイザー 

ここ数日ブログを更新する暇どころかPCを立ち上げる暇すら無かった訳でありますが、漸くその悪しき忙しい日々から解放されました。まぁ、解放されたらされたで色々とまた不安やら何やらが押し寄せてくる訳でありますが・・・。
そういう訳で久しぶりにPCを立ち上げ、ブログのカウンターを見ると、数日前のアクセス数が100近くという普段よりも2倍近く多い訪問者数になっている上に、ブログ内人気記事6位に管理人の漫画に度々登場する巨大ロボ・ダイカイザーの主題歌の記事が上がってきているではありませんか。急いでアクセス解析を見てみると、案の定ここ数日の間に「ダイカイザー」という語で当ブログにアクセスする人が急増していた訳です。
管理人が描いた漫画や管理人が唄った歌を聴きに来た訳では無いでしょうから、これは一体何があったのでありましょうか!?

と、思って調べてみましたところ、ブシロードが展開し、アニメ版も日曜の朝に放送中のトレーディングカードゲーム「カードファイト!! ヴァンガード」にて、「超次元ロボダイカイザー」なるロボのカードが出たというのが原因らしいです。
そして、グーグルでもヤフーでも「ダイカイザー」で検索すると、見事にウチのブログのこの記事がトップに来るという事なのであります。因みに、その下に来るのは管理人が唄ったコレが、その下には矢端想さんが唄ってくださったヴァージョンのYouTube動画ページが、それぞれ来ております。
管理人は「ヴァンガード」には明るくありませんが、ひょっとしたら管理人は「ヴァンガード」のファンの恨みを買ってしまっているのではないかと、そんな状況を今知って結構ビビっている訳でございますよ(笑)。

で、その「超次元ロボダイカイザー」ですが、デザインを見るとやたら勇者ロボっぽいんですよね。
と、いう事で・・・

勇者擊闘ダイカイザー
必殺!カイザー剣!

勇者といったらやっぱりこのポーズでありますね!

なんだかヴァンガードファンの方々に怒られそうで恐縮なのではありますが、当ブログの方は立ち位置的に元祖ダイカイザーとして、勝手に色々と盛り上がっていきたいと思うところであります。
・・・と言ってもダイカイザーの漫画を描いたりする予定は無いのですが(笑)。

しかしながらダイカイザーが本格的にウチの看板ロボと化してきつつありますなぁ・・・。


【関連漫画】
怪獣の憂鬱
怪獣のいる風景

【関連動画】


記事タイトルの元ネタはグレートマジンガーなのに・・・。
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2013/06/22 23:59|落描き的なアレTB:2CM:7

2013年も、もう6月ですからっ! 

6月ですから

山田「……ってな感じで俺の担当さんが一昨日結婚式を挙げたんだ」

ガートルト「なんとっ!私のプロポーズと一緒じゃないですかっ!」

山田「いや、何もかも違うだろ!」

ガートルト「おんなじじゃないですか~」

山田「何の脈絡もなく押しかけてきて『好きになりました。結婚してください!』はおかしいだろ」

山田「俺ァあんなもんプロポーズとして認めん」

ガートルト「そんな事はありませんっ!地球に来る、山田さんを好きになる、プロポーズをする!Q.E.D.っ!」

山田「『Q.E.D.』じゃねーよ!何も証明できてねえよ!」

ガートルト「さぁ早く結婚式を開きましょっ!」

山田「聞けよ人の話!」

ガートルト「だって、地球では6月に結婚したら生涯幸せな結婚生活が送れるって・・・」

山田「ジューンブライドの事か」

山田「……ああ、だから担当氏は今月に挙式を……」

ガートルト「私、割と験を担ぐタイプなんですよ?」

山田「験とかそういう次元じゃないの」

山田「得体の知れない感情で得体の知れない相手からプロポーズされて『はい、そうですか』と結婚する奴がどこに居る?」

ガートルト「結婚してから育まれる愛もありますよねっ!」

山田「だから聞けよ人の話!」





ガートルトさんの母星での活躍を描いた漫画も描きたい今日この頃です。
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2013/06/12 01:28|季節イベントSSTB:0CM:6

【ジグザグに飛ぶ】「そういうもの」という文脈が成り立たない【メーサー光線】 

6月に入って暫く経ってしまいましたが、管理人はなんとか生きとります。しかしながら、どうもただただ時間を無為に過ごしているだけのような気がして、得体の知れない恐怖感と焦りを感じてしまっている今日この頃でございますよ・・・。
そんなこんなな6月初旬でありますが、先日公開された新海誠監督の新作アニメーション映画『言の葉の庭』を観てまいりました。いやはや、この作品、管理人にとっては5年に1本くらいのストライク作でありまして、劇場にて先行販売しているBDをそのまま衝動買いしてしまう程の衝撃でありました。いやぁ、実に良い映画でありました。もう一回は劇場で観たいところであります・・・。
・・・ですが、当記事は『言の葉の庭』についての記事ではございません。こんな出だしなのに当記事は何故か特撮のお話なのでございます。

そう言う訳で、素晴らしい作品だという事で、休日に友人を呼んで『言の葉の庭』鑑賞会をやった訳であります。友人の反応としては、「良い作品ではあるが、クオリティが高いからこそ逆に粗の部分が気になってしまう」といった感じのものでありまして、暫く『言の葉の庭』談義をやっていたのでありますが、話の流れは何故か特撮映画の話題へ移っていった訳です。
何故、そしていつの間に特撮の話になったのかは管理人にもちょっと覚えていないのですが、取り敢えず、『巨神兵東京に現わる 劇場版』を観賞、その後暫く特撮談義と相成った訳であります。その話の流れで『巨神兵東京に現わる』の中に登場したあからさまなぬいぐるみの犬の元ネタの話になり、部分的に『フランケンシュタイン対地底怪獣』を観る事に。
その流れで『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『モスラ』、『海底軍艦』、『地球防衛軍』、『日本沈没』、『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ヤマトタケル』、『ゴジラ対メガロ』といった作品を話に合わせる形で部分的に観ながら特撮談義を続けていった訳でありますが、『サンダ対ガイラ』のL作戦部分を観ながら友人が一言。
なんでメーサー光線はジグザグに飛んでいるんだ?
管理人にとっては衝撃の一言でありましたよ。メーサー光線といえばジグザグに飛ぶものであり、「そういうもの」としてとらえてきた管理人は、「何故ジグザグなのか?」なんて考えた事も無かった訳です。

1966年公開の特撮怪獣映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』で初登場したメーサー殺獣光線車は、パラボラ状の砲塔と光学作画によるジグザグの光線が特徴的な、東宝特撮超兵器であります。

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』より

この魅力的なメカは時代が変わっても形を変えつつ東宝特撮作品に登場し続け、『平成ゴジラVSシリーズ』では「92式メーサー戦車」や「ツインメーサータンク」等として、『ゴジラ×メカゴジラ』では「90式メーサー殺獣光線車」として登場しました。

『ゴジラVSビオランテ』より

『ゴジラ×メカゴジラ』より

他にも「メーサー」と名のつく装備を搭載した東宝特撮メカは数知れない訳でありますが、いずれもベースは『サンダ対ガイラ』にありまして、メーサー兵器は基本的にギザギザ光線であり、光線がジグザグに、稲妻のように飛んでいくよう描写されてきた訳でありまして、「なんでジグザグに飛んでいくんだ?」なんて、管理人は疑問にも思いませんでした。

何故、メーサー光線はジグザグに飛ぶのか?
そのルーツは、1957年公開の特撮SF映画『地球防衛軍』にあります。
これは異星人からの侵略を描いた映画でありまして、作中、侵略者ミステリアンの基地のドームから発せられる怪光線が、ジグザグに表現されているんですよね。

『地球防衛軍』より

異星人の進んだ科学文明の超兵器」を表現するイメージ元となったのは雷、稲妻だった訳でありますよ。雷、稲妻は古くから「超常的な力」という意味合いが込められてきておりますので、超科学文明を持つミステリアンの兵器としてうってつけの表現であったと言えます。
しかもこのジグザグ光線は、単純に「凄い光線」の意匠というだけに留まらず、ジグザグに光線を動かし続ける事により光線そのものに躍動感を持たせるという事にも繋がっている訳であります。ここからアニメに於ける「金田系作画」をはじめとした様々な表現技法へと繋がっていっていたりもする訳でありますが、兎にも角にもこの「ジグザグ光線」という光線表現は、当時としてはかなり画期的なものだった訳であります。
そしてその後1964年に登場した宇宙怪獣キングギドラの吐く「引力光線」もまたジグザグに表現されているのでありますな。
キングギドラは金星の文明を滅ぼしたとされる恐るべき怪獣であり、ゴジラ・ラドン・モスラの三大怪獣が束になってようやく宇宙に追い返せるという実力の持ち主でありました。
決して直線に飛ばず、ミステリアンの怪光線よりも更にジグザグ度が増したキングギドラの引力光線は、その大胆な都市破壊の描写とも相俟って強烈なインパクトを打ち出す事に成功しております。
まさに、「宇宙から来たすげぇ奴」な訳でありますな。

『三大怪獣 地球最大の決戦』より
しかし、地球に来るなり鳥居を破壊するなんて、何とも罰当たりな怪獣であります。
だから奴と奴の一族は未だにゴジラにもモスラにも勝てないのであります。
まぁ、この映画自体が「【地球の神々(=ゴジラ・ラドン・モスラ)】VS【神も科学文明も恐れぬ宇宙の怪獣】」という構造になっていますからなぁ・・・。


そういった感じで、『地球防衛軍』から『サンダ対ガイラ』までの間に東宝特撮に於いて「ジグザグ光線」は「凄まじい威力を持った光線」としてジグザグの光線表現が用いられるという流れができていた訳でありまして、メーサー殺獣光線車もその流れを汲んでいる為に光線がジグザグで表現されているのであります。
木を薙ぎ倒しながら怪獣・ガイラに大ダメージを与えていくジグザグ光線を放つメーサー殺獣光線車は、その「殺獣」という名称に見合った、凄まじい超兵器として描写されているのであります。
・・まぁその後、メーサー兵器が戦車や戦闘機等の通常兵器と同列の扱いになってしまった事で、メーサーもジグザグ光線も「物凄いもの」ではなくなっていく訳ではありますが・・・。

何故、メーサー光線はジグザグで表現されるのか。それは、突き詰めていけば格好良くて躍動感があるから、なんですよね。別に科学的に正しいとか正しくないとか、そういう話では無いんです。特撮はインパクトですぞ!
・・・と、いった感じで管理人は友人に説明をしたのですが、そこで友人はこう切り替えしてきたのであります。

光線は、【直進線もしくは線で表現されるべき曲線】と俺は認識している。だから、【ジグザグに飛ぶメーサー光線】が光線に見えず、【光線ではない別の何か】、詰まる所【稲妻】そのものもしくは【電撃】に見えて違和感が凄いんだよなぁ・・・

そんなに違和感があるのか・・・。
じゃあ、アニメはどうなんだよ。ジグザグビームを放つロボットはいっぱい居るし、プリキュアだってジグザグビームを放つぜ?

アニメや漫画だと、絵であるが故に様々な表現が許容されるが、特撮は実写であるが故に現実的であり、だからこそ現実との差異が如実に表れ、そこが俺にとっては違和感として感じてしまうんだ

しかしなぁ。特撮っていうのは何も現実的・写実的に描写する為だけのツールでは無いんだ。
そりゃ『日本沈没』のような災害パニックものや特撮戦争映画のように、写実性が求められる特撮もあるだろう。
でも特撮は、巨大怪獣や未知の異星人、超科学メカといった現実には存在しないものを表現する為のツールでもあるんだ。

そりゃそうなんだが、今では3DCGやアニメーションの表現が発達したから、そういった表現は実写には不向きの、言ってしまえば完全に架空の世界のものになってしまったんだよ。詰まる所、実写でのジグザグ光線表現というのはもう古い

あははは・・・。そう言われちゃもう俺は何も言えねぇや・・・。

つまりですね、特撮に慣れ親しんでいない友人にとっては、「そういうもの」という文脈が成り立たない、という事でありますね。これはなかなかどうして深刻な問題のように思う訳でありますよ。

特撮、特に日本のミニチュアを中心に据えた特撮は「見立て」の概念で見なければならない部分があるという事が出来るかと思います。
見立て」の概念が無ければ極端な話、作品内に登場するミニチュアで表現されたビルを「ビル」ではなく「ミニチュアのビル」として見てしまうという事になってしまいかねない訳です。そうなるともう怪獣映画なんかはたちまち「ミニチュアのセットを怪獣の着ぐるみがぶっ壊している映像」になってしまう訳で、もう怪獣の巨大感がどうのとか見慣れた風景に怪獣という異質な存在が居るというカタルシスがどうとか、もうそんな次元の話では無くなってしまう訳でありますね。
ここまで極端では無いにしろ、友人は「ジグザグの光学作画アニメーションで表現された光線」を「物凄い光線」と見てはくれなかった訳です。
また、友人はこんな事も言っていました。

轟天号は飛ぶようなデザインじゃないし、飛んでいるようにも見えない。【浮かんでいる】という表現が適切かな

ええっ、飛んでるだろ!
格好良いじゃないか、轟天号!

いや、そんなに格好良いとは思えない

『海底軍艦』より

ドリル戦艦、格好良いっすよねぇ?ねぇ!?

いや、俺、ドリルってあんまり強いとか格好良いとかっていうイメージ無いし・・・

・・・。

これもまた見立ての問題でありますね。格好良い悪いという話は感性の問題だから良いとして、「飛ぶようなデザインに見えない、飛んでいるように見えない」という点。
特撮的にここは、轟天号が映像の中で空を飛んだその瞬間から、「これは空を飛ぶ万能戦艦なのだ」と見なければならない訳です。

・・・今回の特撮鑑賞談義で、ひとつ分かった事があります。
非特撮ファンは見立ての文脈を持っていない。
そういうもの」という文脈が成り立たないのでありますな。特に古い作品に於いては、古い故に技術的な事情もあり、よりその傾向が顕著になるようです。
実際問題、友人は『巨神兵東京に現わる』に対してはかなり好印象という評価を下している訳ですから・・・。
そう考えると、『巨神兵東京に現わる』に登場するぬいぐるみ丸出しの犬が非特撮ファンに叩かれてしまっているという事も理解出来る訳でありますね。

そう考えると、過去の特撮作品を非特撮ファンに観せても、特撮技術やミニチュアの良さといったものを分かってもらうのはやはり難しいのでしょうね。
非特撮ファンの観客は「凄いミニチュアや特撮」では無く、「リアリティ溢れる、特撮とは分からないような特撮」を求めている、という事になりますから。
特撮技術やミニチュアの保存の為には、多くの人の理解が必要であると思います。その為にはやはり、『巨神兵東京に現わる』のような実験的な短編映画だけではなく、今の時代に沿った新しい特撮映画を撮らなければならない、という事なのかも知れません。


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