管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

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元祖特撮怪獣映画 『ゴジラ』  

管理人が昨年最後に観た「年納め怪獣映画」は、1954年公開の『ゴジラ』でございました。
そして、管理人の今年最初に観た「年始め怪獣映画」もまた1954年公開の『ゴジラ』でありました。
・・・いえ、この「年始め怪獣映画」、実は観ようと思って観た訳では無く、とある理由から偶然観る事になった訳であります。
不思議な巡り合わせだなぁ」等と思っておりましたところ、本日もとある理由で1954年公開の『ゴジラ』に関連する文章を読んだり書いたりする事になり、「なんだ?今年に入ってから初代『ゴジラ』に何かと縁があるぞ!?」と思いつつ帰宅し、ポストを見たところ、なんとデアゴスティーニの「東宝特撮映画DVDコレクション」の第一号、つまり1954年公開の『ゴジラ』の誤植訂正シールが送られてきたではありませんか!
もうこれはゴジラのお告げじゃなかろうかと管理人は思います。今年はゴジラ関係で何かあるぞ・・・。
・・・と、いう事でございまして、ゴジラのお告げ記念という事で、本日は1954年公開の映画『ゴジラ』について少し書こうかなと思う次第でございます。

水爆大怪獣映画 ゴジラ

1954年公開の『ゴジラ』・・・。まぁ、ゴジラ自体は長らくシリーズも続いておりますし、ハリウッドでは日本キャラクターとしては初めて殿堂入りを果たしております。また、前世紀末には日米の怪獣映画ファンからの評価は低いですが、ハリウッドで『GODZILLA』のタイトルでリメイク映画が創られました。そして、昨年末引退を表明した大リーガーの松井秀喜氏の愛称としても知られておりますね。
世間一般への怪獣「ゴジラ」の影響は非常に大きく、その影響力は日本で最もポピュラーな国語辞典「広辞苑」にも「ゴジラ」の項目があるという事からも、うかがい知る事が出来ます。
また、国内外の創作作品に於いても多大な影響を誇ります。ゴジラが居なかったらその後の怪獣ブームは来ず、ウルトラマンも仮面ライダーもマジンガーZさえも生まれなかった訳で、現在の日本のサブカルはまた違った様相を呈していた事でございましょう。ゴジラが居なかったら今年の夏に公開される『パシフィック・リム』も存在しなかったに違いありません。かく言う管理人も1954年公開の『ゴジラ』が無ければこんなブログを開く事も無かった事でありましょう。
そんな感じで、1954年公開の『ゴジラ』は、あらゆる意味で本当に凄い映画なのでございますが、しかし、今日に於いて1954年公開の映画『ゴジラ』を観た事があるという人は少ないのではないでしょうか。
いや、まぁだって1954年公開の映画ですもんねぇ(笑)。もう60年弱も昔の映画ですし、しかも白黒映画であります。管理人の世代だと、怪獣映画好きや映画好きの人くらいしか観ていないんじゃないかと思います。
実際、管理人の周囲の友人や先輩や後輩に訊いてみても、特撮好き以外の人は皆「観ていない」と言うのです。いやはや、哀しいですなぁ。

まぁ、そんなこんなな1954年公開の『ゴジラ』でございますが、企画段階では1933年公開の米国の怪獣映画『キングコング』の公開以来、世界中で流行っていた怪物・怪獣映画の流行に便乗する形で、東宝の田中友幸プロデューサーが1953年公開(日本では1954年12月(=『ゴジラ』の公開後)に公開)の米国の怪獣映画『原子怪獣現わる』に着想を得て立てた企画でありました。
その企画が進行している最中に、米国のビキニ環礁での水爆実験と、それに伴う第五福竜丸被曝事件が発生、国内世論の反核運動が盛んになった事もあり、その結果としてこの1954年公開の『ゴジラ』は、戦争や核兵器といったものを直に想起させるような、反戦・反核色の強い映画となった訳でございます。
ゴジラ』は、単なるモンスターパニック映画に終わらず、戦争と核兵器の表象という側面が多分に含まれた、そんな映画だったのであります。

して、そのストーリーはと言いますと・・・。

貨物船「栄光丸」が、太平洋上で異様な白熱光に包まれ沈没した。救助に向かった船舶や漁船も、次々と謎の沈没を遂げる。唯一の生存者である小笠原諸島・大戸島の青年漁師が発したのは、「巨大な生物に襲われた」というものであった。

それから数日後、暴風雨の夜の事。島に巨大な生物が上陸し、家屋が破壊され、住民・家畜に死傷被害が出る。
被害を受けた大戸島の住人は陳情団を設立し、政府へ陳情する。陳情を受けて政府は大戸島に調査団を派遣する事を決定した。

そうして、大戸島に向かった調査団の一行であったが、彼らがそこで見たのは、巨大な生物の足跡とジュラ紀の古生物であるトリロバイト、大量の放射能汚染であった。
驚愕する彼らの前に、不気味な足音が響く。その足音の主こそ、大戸島に伝わる伝説の怪獣・呉爾羅(ゴジラ)であった・・・。


まぁ、こんな感じでありましょうか。
いやもう『ゴジラ』、元祖特撮怪獣映画にして完璧な創りでございますよ!管理人は特撮怪獣映画の中では『ゴジラVSスペースゴジラ』が一番好きなのでありますが、純粋な映画としてはこの『ゴジラ』が怪獣映画の中では一番だと思っております。全ゴジラシリーズ通しても、一番怖いのは1954年公開の『ゴジラ』ですからなぁ。
ゴジラを殺したくない」と考えつつも状況がそれを許さず苦悩する生物学者の山根博士。核兵器を超える殺戮兵器になりかねない新技術「オキシジェン・デストロイヤー」を造ってしまった若き天才・芹沢博士の苦悩。そして、ドキュメンタリータッチであくまでも淡々と進行するストーリー展開。ゴジラを前に「もうすぐ、お父ちゃまの所に逝くんだよ」と、子供達を抱きかかえる母親(恐らく、この家族の父親は戦争で徴兵されてそのまま帰って来なかったんでしょうね・・・。そう思うと一層泣けてきます。この当時はこの親子達のような家庭が日本には沢山あったのでしょうね)。ゴジラの放射能を浴び、もはや助ける術の無い幼い子供(ガイガーカウンターを向けたお医者さんが無言で首を振るというのがまた・・・)。無言で母の亡骸を見送る女の子。そして、ゴジラと共に海底深く消える芹沢博士。
もう散々色々な所で『ゴジラ』は褒め称えられている訳でございますが、それでも管理人は言います。ただただ「すげぇ!」と(笑)。
1954年公開の『ゴジラ』を、僕らのジャガーが出て来る『ゴジラ対メガロ』とかメルヘンタッチで少年の成長を描いた『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』等と同じ気持ちで初めて観ていた幼少期の管理人は、もうあまりの凄惨さにトラウマになってしまったくらいでありました(笑)。それだけに、何度観ても色褪せない、不朽の名作でございます。

さて、この映画の中で最も興味深いのはやはりその表題にもなっている怪獣ゴジラの存在でございます。
先述の通り、本作でのゴジラには「核兵器」や「戦争」の象徴そのものであります。
核実験により放射能を全身に帯び、放射能を撒き散らし、都市を蹂躙するその様は、戦争・核兵器そのものであるという事が出来ると思います。実際に2度目のゴジラの東京破壊の進路である「芝浦岸壁→札の辻→田町駅前→新橋→銀座尾張町→銀座4丁目→数寄屋橋→国会議事堂→平河町→上野→浅草→隅田川→勝鬨橋→東京湾」というのは、第二次大戦時の東京大空襲に於ける米軍爆撃機部隊の爆撃進行ルートそのものであり、制作側が意図的に「戦争」を想起するように創っている事が伺えます。また、ゴジラが小笠原諸島(東京を空襲した米爆撃機は、小笠原諸島南端付近の硫黄島から出撃してきていました。)からやって来たというのも、この事と無関係では無いでしょう。
しかしながら、このゴジラ、単に「核・戦争の申し子」であるという訳では無いのであります。ゴジラにはその他にも様々な側面があると思うのでありますよ。

まず一つが「神様」。ここで言う「神様」というのは何も「全知全能の神」等というものでは無く、極めて日本的な(八百万神的な)、自然信仰の「土着神」であります。
作中での「ゴジラ」という怪獣の名称の由来は、大戸島に古くから伝わる怪獣・呉爾羅(ごじら)であるとされています。この呉爾羅は大戸島の伝説を知る爺様によると、「海の底に住み、魚を喰い尽くすと陸にまで上がって人間を喰らった。昔は長く不漁が続くと島の娘を生け贄に捧げ、沖に流した」との事であります。

こういった伝説は、現実世界の日本各地にも存在しており、明治時代頃までは実際に生け贄の風習があった村や島も結構存在していたんだそうです。
日本の自然神、土着神というのは畏敬すべき神様達であり、その由来は様々な自然現象でありました。島国の農耕民族である我々大和民族は、信仰対象として大いなる大自然を選んだ訳でありますね。そこが八百万信仰に繋がり、仏教が入ってきて文化的に融合したりキリスト教が入ってきたりで色々あって現在の日本の宗教観になった訳でありますが、自然信仰や八百万信仰等は我々の文化の根本に完全に根を張っており、今や「信仰」とすら感じないほどになっていると言っても過言ではありません。
日本人は無宗教だ」等と言ったりしますが、寧ろ宗教が文化と融合してしまっていて信仰や宗教に見えないだけ、と言った方が正しいような気もします。

・・・といった背景の中に、『ゴジラ』の大戸島の呉爾羅信仰がある訳でありますよ。それにしてもこの爺様の「昔は長く不漁が続くと島の娘を生け贄に捧げ、沖に流した」というのは、妙な説得力と恐ろしさがありますね。何せこの映画が公開したのは1954年ですから、仮にこの爺様が67歳(演じていた高堂国典さんの公開時の実年齢より。)だとすると、彼が幼少期の頃はまだ明治中期であり、そういった生け贄をはじめとした信仰が脈々と受け継がれ、行使されていたという事でしょう。そう考えると、なかなかどうしてリアルな台詞であります。これもまたこの時代の表象のひとつなのでしょうなぁ。

・・・しかしながら、現実の小笠原諸島の歴史と照らし合わせてみると、この呉爾羅信仰はちょっと無理があったりするんですよね。歴史上、小笠原諸島に初めて足を踏み入れたのは16世紀のスペイン人という事になっていますし、日本人による大規模な探索が行われたのも江戸時代に入ってからであります。人の出入りが活発になるのは19世紀になってからであり、それも欧米人の入植によるものが多かったとされ、日本の統治下に入ったのは明治9年の事であります。尚、人の出入りが活発になるまではポリネシア系の人々が暮らしていたとされています。
このような歴史的観点から見ると、呉爾羅信仰はちょっと怪しいんですよね。まぁ、これは「フィクションならではの嘘」という事なのではありますが(笑)。

怪獣=神様(土着神)という考え方は、このゴジラの他に、『大怪獣バラン』のバランが、最上川上流の周囲から隔絶された村の神様・婆羅陀魏山神として崇められていた、というのがありますね。
人智を超えた畏敬すべき神様でありますから、通常兵器ではびくともしないのであります。相手は荒ぶる大自然なのでありますからね。人間ごときがちょっとやそっとの力で倒せる筈が無いのであります。

また、ゴジラ=土着神という図式から、核実験によって安住の地を追われてしまったゴジラは、「核兵器によって傷つけられてしまった大自然の人類文明に対するしっぺ返し」という観方もまた出来る訳であります。
ゴジラが文明の象徴である都市=東京を破壊するのは、行き過ぎた文明に対する大自然の怒りである訳です。
作中に山根博士の「ゴジラに光を当てないでください!益々怒るだけです!」という台詞がありますが、これはゴジラの、核の炎=文明の光に対する怒りや憎しみを表したものであるとも取れる訳ですね。
しかし、最後はオキシジェン・デストロイヤーによって葬られるという結末が待っている訳であり、ここには「人間は大自然をも凌駕しつつある」という意味が生じているとも言え、それ故に「水爆実験が続く限り、ゴジラの同族が世界のどこかで現れるだろう」と言った山根博士の台詞が、我々に重く圧し掛かってくるのであります。人間がこれ以上自然を犯し続けると、人智を超えた域に足を踏み入れ続けると、再び自然は我々に牙を向けるぞ、と。

他にゴジラが内包している側面としては、「人間」というのがあると思います。
あれ、神様って言ったのに人間なの?」とか言わんでくださいよ(笑)?
ゴジラは水爆実験の影響で安住の地を追われてしまった被害者であります。しかし同時に、放射能を撒き散らし、都市破壊を行った加害者でもある訳です。この被害者と加害者の二面性というのは正に人間そのものであると管理人は思うのであります。
また、山根博士が国会でゴジラの説明をするシーンでジュラ紀を「200万年前」と発言していますが、これは間違いでは無く意図的(香山滋氏の原作から「200万年」と表記されていた訳で、これはもう意図的なものでありましょう。)であり、当時の学説で信じられていた「人類の発生は約200万年前」というのに被せたものであると言われております。ここには、「ゴジラもまた人類なのである」という制作者の意図を感じますね。

ゴジラ=人間。そう考えると、色々と想像が出来るような気がします。
被害者と加害者の二面性。「放射能」を使う方も人間であるのならば、受ける方もまた人間なのです。
そして、放射能に汚染された地域から離れざるを得なくなってしまったのもまた人間です。現在、福島第一原発の事故により汚染地域である故郷から離れて暮らさなければならない方が居る訳でありますが、第二次大戦時、広島と長崎に落された原子爆弾によって広島や長崎を離れざるを得なくなってしまった人も大勢居た訳であります。また、ビキニ環礁での米国による水爆実験では、被害が及ぶであろうとされた範囲に住む人は立ち退くしかありませんでした。
ゴジラが核実験によって安住の地を追い出されたというのは、核兵器によって故郷を離れざるを得なくなった人達の暗喩とも取れるのであります。

・・・とまぁ、このようにゴジラの存在そのものについてだけでも色々と考える事が出来る訳でありますよ。本当に凄い作品であります。
他にも、「原子力エネルギー」と「核兵器」の暗喩であるオキシジェン・デストロイヤーや、「大災厄に見舞われた大都市」というシチュエーション、「原点にして既に完成形」であるとも言える程レベルの高い特撮等々、様々な観点がこの1954年公開の『ゴジラ』にはあると思います。

この時勢だからこそ、今一度、観直してみるのも良いのではないでしょうか。

【当ブログ内ゴジラシリーズレビューマラソン】
最新作:『GODZILLA ゴジラ』
次作:『ゴジラの逆襲』

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実況鑑賞ラジオ タイトル仮定 第03回放送
↑『ゴジラ』の実況鑑賞です。
レンタル店の店頭に特撮怪獣作品を並べてくださいお願いします

【予告編】


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2013/01/21 18:23|特撮怪獣TB:0CM:7

やっぱり画力の問題だッ! 

時間の合間を縫いつつ、「獣壱号計画」の方はゆっくりと進んでおりまして、どうやら全10章前後の漫画になりそうな感じであります。
現在のところプロットが10章中4章ほど完成。ついでにイメージボード的な感じで幾つか絵に起こして検討していっているところであります。
もうここまできたらブログ掲載だけでは無く、同人誌としても出そうかとも画策しておる訳でありますが、さて、どうなる事やら、予定は未定の飛翔掘削でございます。

しかしまぁ、アレですね。構図なんかは割とポンポンとは思い浮かぶのですが、如何せん画力が追いついて来ない、と。
漫画に取り掛かるまでにこれは画力の底上げをせにゃならんと思う次第であります。
取り敢えず細かい〆切(大きな目標としては、今年中の完結を目指します。)を設けず、妥協せず創っていこうと思う次第であります。

それにしても年明けて下宿先に戻ってきてからなかなか時間が作れません・・・。
う~む・・・。

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2013/01/13 21:22|漫画制作雑記TB:0CM:2

獣壱号計画 

高校の頃つくった映画を漫画として再構成するという「示号計画」を発動中なのではありますが、同時進行で「獣壱号計画」という連続漫画計画も打ち出そうと思います。

こちらは、王道的特撮怪獣映画のプロットに則りつつ、様々な視点で「怪獣という状況」を描くという漫画になります。

実のところ先日、今年7月に公開予定の米国産の特撮怪獣映画『パシフィック・リム』の予告映像を観て、そのあまりの「怪獣映画っぷり」と映像的衝撃から、純粋に「すげぇ!早く観たいッ!」という気持ちと、「『トランスフォーマー』でロボットもので実写巨大ロボット特撮で後れを取り、そして日本の専売特許である特撮怪獣映画でもとうとう米国に先を行かれてしまうのか・・・」という気持ちが入り乱れてしまったのであります。
それで、「特撮怪獣ファンとして、俺にも何か出来ないか!?」と思い、今回のこの「獣壱号計画」を打ち立てた次第であります。
俺には映画は撮れないが、漫画なら何とか描ける!それで勝負だ!(※勝負になりません。

まぁ、アレです。肩の力を抜いて、「日本の特撮怪獣とはこういうものだ!」という感じの漫画を描けたら良いなと、そう思っております。
世界よ、これが日本の特撮怪獣だ!」みたいな(笑)。
漫画の時点で特撮でも何でも無いんですけれども。

こちらも、時間をかけてじっくりとやっていきたいと思います。
取り敢えず、今年中に完結できれば良いですかなぁ。


【関連動画】

コレですよ、コレ。
この映像を見る限り、この巨大生物は「モンスター」では無く「怪獣」ですね。
米国で本気の予算をかけた「特撮怪獣映画」をやってくるとしたら・・・。
なんてこった、です。


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2013/01/09 04:09|漫画制作雑記TB:0CM:4

俺達の世代を代表するアニメは何だ!? 

管理人のオタク的要素の根底を支えているのは『ゴジラ』をはじめとする特撮怪獣映画作品であります。次いで特撮ヒーロー作品、ロボットアニメ作品・・・といった具合で管理人のオタク的要素は構成されております。
しかしながら、そういった特撮怪獣映画作品やらロボットアニメ作品やらSF小説やら架空戦記小説やらといったモノの殆どは、管理人が生まれる以前や、生まれていても熱心にそういったジャンルを観たり読んだりする以前の作品なんですよね。『宇宙戦艦ヤマト』も『仮面ライダー』も、管理人の父親の世代の作品でありますし、『新世紀エヴァンゲリオン』も管理人よりも10歳くらい上の世代の作品。
・・・まぁ、なんだかんだ言っても特撮は幼少期にリアルタイムで遭遇した「俺のゴジラ」、「俺のウルトラマン」、「俺のスーパー戦隊」、「俺のメタルヒーロー」がある訳でありまして、これに関しては本当に「特撮」という文化が日本に根付いていてくれて良かったなぁと思う次第なのでありますが、問題はアニメなんですよねぇ。

1990年生まれである管理人は「オタク第四世代」と呼ばれる世代に属しているのでありまして、復刻ブームや親世代の影響から60年代、70年代の特撮やアニメ、漫画等も観たり読んだりする者が多い、という特徴を持っているとされています。まぁ、管理人も実際そうなのでありますが(笑)。
しかしながら、「古い作品が好きだ」だの何だの言っても、結局管理人は90年生まれで、90年代後半~00年代のアニメを多く観てきた訳であります。そういう訳でありますので、自分の世代に「これだ!」と言えるようなアニメ作品が生まれなかったというのは、上の世代の人達に対する、ちょっとしたコンプレックスなのであります。
どこまで行っても過去に創られた作品というのはその放映当時の視聴者に向けられて創られている訳でありまして、後追いである管理人の為には創られてはいないのであります。
更に言えば、上の世代には『ヤマト』や『ガンダム』や『エヴァ』といった、アニメファンには共通認識となり、非オタク層にまでその存在が浸透している程の大きな作品がある訳であります。しかし、管理人の、「第四世代」にはそれが無いんですよね。「俺の大好きな『ヤマト』も『ガンダム』も『エヴァ』も、全部俺の世代の作品(モノ)じゃ無い!」と(笑)。
70年代のヤマト、80年代のガンダム、90年代のエヴァ」。では、「00年代」の、世代を、時代を代表するような作品は、何だったのか。結局答えの出ないままに10年代に突入してしまい、今年はもう2013年であります。思えば遠くに来てしまいましたなぁ・・・。

勿論、00年代のアニメで、好きな作品は沢山あります。
ストライクウィッチーズ』然り、『スカイガールズ』然り、『天元突破グレンラガン』然り、『OVERMANキングゲイナー』然り、『神魂合体ゴーダンナー』然り、『スクライド』然り、『デジモンテイマーズ』然り、『アームズラリー』然り、『SDガンダムフォース』然り、『かみちゅ!』然り、『灼眼のシャナ』然り、『とらドラ!』然り、『電脳コイル』然り、『フリクリ』然り、『雲の向こう、約束の場所』然り、『マイマイ新子と千年の魔法』然り・・・といった具合で、挙げていけばいくらでも挙げる事が出来ます。
そもそも00年代という時代は、1963年に日本初のTVアニメ作品である『鉄腕アトム』が放送されて以降、最も1週間あたりのアニメの本数が多かった時代なのでありますから、そりゃそんな時代のアニメを観てくれば「好きな作品」の数も相対的に増えるというものであります(そうかな?)。
しかしながら、上記の作品達は全部確かに00年代の作品達であり、管理人らの世代に向けられて創られた作品達であり、尚且つ管理人が好きな作品達なのではありますが、如何せん「このアニメが00年代を代表するアニメなのか?」と問いかけられたら、甚だ疑問なのであります。いやだってそりゃ、殆どが深夜アニメなんだもん・・・。

00年代という時代は、様々な理由からアニメが深夜帯に移り、「玩具」ではなく「映像ソフト」を売る事を前提としたアニメが増え、リスクを分散化させた「製作委員会方式」のアニメが一般化し、「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」≒「セカイ系」と呼ばれるアレやコレやらがアレしてドーンとなって、その過程で色々なエロゲ(18禁ゲーム)がアニメ化したり、ライトノベルが台頭してアニメの原作として業界を根底から支えるようになったりしたけれども「結局どの作品も『エヴァ』を超える事は出来なかったね」と言われるようになり、深夜アニメの劇場版の小規模興行が捗るようなり、ネットでの評判が作品の売り上げに影響を与えるようになり、それらと同時に「日常系」と呼ばれるアレやらコレやらがブワーっと広がり、今に至るという、そういう時代であります。
アニメ史的にはこんな感じなのではありますが、しかししかし、アニメファンの間で共通認識となるような、延いては非アニメファンにまでその存在が浸透するような、そんなでっかい作品は生まれなかったのであります。

えっ、『ワンピース』?いや、それは何か違うだろうと、管理人は思うのであります。
そもそもアレはさしてアニメファンに共通認識として共通認識の対象とされている訳でも無いし、『ドラゴンボール』や『北斗の拳』といったジャンプ漫画原作の作品群と同じような感じのアレなのではないかと管理人は思う次第です。
ヱヴァ』もまた非アニメファンに浸透している感がありますが、この作品はそもそも90年代の『エヴァ』ありきの作品ですから・・・。
似たような理由でジブリ作品も「00年代代表アニメ」には入れないように思います。
〇年代代表アニメ」というのは少なくとも「アニメ史に何らかの影響を与える」というのが条件であると管理人は思います故・・・。

ヤマト』も『ガンダム』も『エヴァ』も、大局的に見ると後のアニメに影響を与えまくりなんですよね。大局的に見て、後の作品にまで影響を与えた作品というのは00年代には存在しない・・・訳でも無いのですが、しかし、「共通認識」と「知名度」という2点でどれもこれも弱いんだよなぁ・・・。
強いて言えば、やっぱりと言うかなんというか、2006年放送のTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が「俺らの世代のアニメ」という事になるんでしょうか。

涼宮ハルヒの憂鬱』は、今にして言えば、いわゆる「セカイ系」に対しての一種の回答を提示しつつ、当時幅を利かせていたいわゆる「ハーレムもの」に対するアンチテーゼも含まれており、その上で今日に続くいわゆる「日常系」の流れも汲んでおり、「00年代中期のアニメ作品」として、後続のアニメにある種の指針を示したというポジションにあるアニメであったという事が出来ると思います。
更に言えば、この作品が動画共有サイト「YouTube」に(違法)アップロードされた事により、動画サイトを中心としたネット界隈で流行、更には海外での売り上げが伸びるといった現象が起き、今日のインターネットに於けるアニメの公式配信の礎を作った作品であるという事も言える訳であります。
そう言う訳でありますので、00年代以降の作品に少なからぬ影響を与え、尚且つアニメファンの間である種の共通認識化も起きましたし、一時期は「漸く【ポスト・エヴァンゲリオン】足り得るアニメが出てきた!」等とも言われていた作品であります。

しかしなぁ。アニメファンの間での「共通認識化」というのはともかくとしても、深夜アニメ故の非アニメファン層への「知名度」という点から考えると、やっぱり弱いなぁと思わざるを得ない訳でございますよ。
いやね、管理人も高校生の頃にこのアニメを観て原作のシリーズも全部買って読んで、ある意味では確かに「俺の(オタク的)青春を支えたアニメのひとつである!」と胸を張って言える作品なのではありますが、「【00年代の『ハルヒ』】と呼べるのかと言われるか?」と言われると、やっぱり怪しいものがある訳でございます。
これに関しては管理人の友人や同世代のアニメファンの方々も概ね同感らしく、結局のところ「強いて言えば」という枕詞が無ければ『涼宮ハルヒの憂鬱』を「俺達のアニメだ!」と、強く言う事が出来ないのであります。
どう考えても『ハルヒ』という作品の立ち位置としては、80年代に、『ガンダム』と『エヴァ』の間に創られた、アニメファンの間では名作というポジション付けとなっている『マクロス』や『ボトムズ』、或いは『パトレイバー』等といった作品と同等の扱いにしかならないように思うんですねぇ・・・。

そうこうしているうちに00年代は終了してしまい、様々な意味で00年代を総括するアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』が2011年に登場、更には「次の世代」である「オタク第五世代」と呼ばれるべき人達の発言がネットに書き込まれつつあり、現状として我々「第四世代」はもう「若い世代」では無くなってきているとも言える訳なのであります。
つまり、「第五世代」を代表するようなアニメ作品はこれから登場するかも知れませんが、我々「第四世代」を代表するアニメ作品は「無い」もしくは、「強いて言えば、『ハルヒ』」という、よく分からない言い方をしなければならないという事になってしまいつつあるという、そういう事になってきているんでありますなぁ。実に哀しいお話であります。

・・・と、いった事を「キッズステーション」で放送されていた劇場用アニメ作品『涼宮ハルヒの消失』を観ながら思いました。
しかしまぁ、実情としてはこの通りなんだから、それを受け入れて生きるしか無いんでしょうなぁ。
00年代のアニメは、「消費」されるものであったと言うことが出来るかと思います。その場その場で「取り敢えずは売れれば良い」という考え方の下次々と創られた、大量生産・大量消費のアニメ作品達。そんな時代に後々にまで語り継がれる程のアニメが誕生するのは、難しい話だった、と、言う事なのでしょうか。
強いて言えば『ハルヒ』」、かぁ・・・。
そうであるならば、「各々が自分で選んだ最高のアニメ作品がその時代の代表という事で良いんじゃねえか?」という考え方に行きついたりもしますが、さてはて。その場合、管理人の「00年代最高のアニメ」は『ストライクウィッチーズ』と言う事になる訳でありますが・・・うむむむむ。


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しかし、「70年代の『ヤマト』」とはよく言いますが、後の影響力という事でいえば『マジンガーZ』のような気がしなくもないのは、管理人だけでありましょうか・・・。
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2013/01/05 14:18|アニメ関連雑記TB:0CM:9

2013年は40周年祭りです。 

ここ数年はやれウルトラマンが生誕45周年だの『仮面ライダー』が40周年だの『スーパー戦隊シリーズ』が35作目だの『宇宙刑事ギャバン』が30周年だの、『マジンガーZ』が40周年だのと、アニメ・特撮界隈で「~周年」というのが何かと盛り上がったりしておりますね。
そして今年は2013年。そうです。特撮40周年記念ラッシュの年なのであります!

今から40年前の1973年は、1971年放送開始の特撮TVドラマ『仮面ライダー』のヒットを受け、様々な特撮ヒーロー番組が創られた「第二次怪獣ブーム」の真っ只中、それも、「1週間のうちにヒーロー番組が無い日は無い」と言われた年なのでございますよ。嗚呼、生まれてくる時代を間違えた・・・!

今年40周年を迎える特撮TVドラマは、管理人が覚えているだけでも以下の通りです。

『スーパーロボット レッドバロン』
『恐怖劇場 アンバランス』
『風雲ライオン丸』
『キカイダー01』
『仮面ライダーV3』
『イナズマン』
『クレクレタコラ』
『ダイヤモンドアイ』
『鉄人タイガーセブン』
『ジャンボーグA』
『行け!グリーンマン』
『ファイヤーマン』
『魔人ハンターミツルギ』
『ウルトラマンタロウ』
『流星人間ゾーン』
『白獅子仮面』
『ロボット刑事』

また、これらに加え、勝手に巨大化する事で有名なロボット「ジェット・ジャガー」が登場する映画『ゴジラ対メガロ』も40周年でありますね。やったぜ!僕らのジャガー!

いやはや、本当に多いですなあ。
これらの作品群はウルトラやライダーのように長期シリーズ化した作品は無いですし、はっきり言ってマイナーな作品ばかりです。著名なヒーローのような、40周年記念映画が創られたりするような感じの派手な祝われ方をする事は無い(一部東映特撮ヒーローはライダー映画で出てくるかも知れませんけど。)でしょう。
しかし、彼らヒーローの活躍は我々特撮ファンの心に残り、今なお愛され続けている訳です。

特撮ファンにとって2013年という年は、そういったヒーロー(と、作品に登場した怪獣や怪人)達の40周年を静かに祝う、そんな1年なのであります。
40周年という事でそういった作品群に興味を持ってくれる若い世代の人が増えると良いなあ、と、思う正月でございます。

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2013/01/02 23:59|特撮関連雑記TB:0CM:5

新年の御挨拶 

あけましておめでとうございます!

今年最初の更新は、携帯からの更新となります(「生さだ」を観ながら)。
いやはや、今回の年越しのテレビは、紅白でも「笑ってはいけない~」でも格闘技でもなく、まさかのアニメ『猫物語 黒』であったという事になりました。まさかアニメを観ながらゆく年を見送るとは思わなかったですなあ・・・。
昨年は最後の最後まで「俺得」な年だった、と、いう事でありましょうか。

そういった訳でございまして、新年・2013年が始まってしまいました。
新年という事で気持ちも新たにまた1年間戦っていこうと思う次第でございます。

と、いう事でございまして、今年も宜しくお願い致します!

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2013/01/01 01:14|記念等TB:0CM:6

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