管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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日本怪獣史 ~怪獣と共に歩んだ我が国の歴史~ 

昨年2016年11月に出現した怪獣は神の如き大破壊を行い、結果として我が国日本の首都・東京を壊滅させました。危急の事態に日本政府によって設立された巨大不明生物特設災害対策本部=巨災対によってかの怪獣は凍結されるに至った訳ではありますが、戦後の怪獣災害としては、1954年のゴジラの東京襲来、1996年のレギオン(草体)による仙台壊滅に次ぐ大災厄だったという事が出来るでしょう(……地球全体を暗雲で覆った1973年のムルロアや、全世界を闇で覆い尽くした2010年のガタノゾーア等の全世界規模の怪獣災厄は別として、ですが)。
気象庁・特異生物部の発表によりますと今回東京を壊滅させた怪獣は「ゴジラ」であるとされており、「ゴジラ・シン個体」という通称が為されておりますが、数度による変態や背鰭・尻尾からの熱線放出など、これまでに確認されてきたゴジラの生態とはあまりにもかけ離れている為、怪獣学会論壇では本当にアレはゴジラだったのだろうかという論議も起きているんだそうです。しかしまぁ、これまで確認されてきたゴジラ種は、空を飛んだり身振り手振りで意思を伝えたりする等の生態も見せておりますので、今更その程度で「ゴジラだったのだろうか」という議論が起きるのもどうなんだ、と思わなくもないですかねぇ……。

蒲田に出現したゴジラ
従来の「ゴジラ」とは一線を画したゴジラの出現……。これは何を意味するのでしょうか。

昨年の日本の大きな怪獣災害としては、11月のゴジラ襲来を除くと4月の閻魔獣ザイゴーグの東京襲来と、5月のKaiju・オニババの東京襲来(オニババ事件)、12月のマガタノオロチの東京襲来ですかね。昨年は本当に東京が怪獣に狙われた1年でした……。
2013年のアックスヘッドのサンフランシスコ襲来以降世界的に拡大した怪獣災害は留まるところを知らず、日本でも雀路羅原発から羽化したムートーに門前市を襲った人を喰らう人型怪獣の群れ、都庁を破壊した謎の亀怪獣等といった大規模なものから、スパークドールズの実体化や魔王獣と称される怪獣の出現等の週一で起きる比較的規模の小さいものまで、実に多くの怪獣災害が起きております。
まさに現在は、「第三次怪獣頻出期」に差し掛かったと見て間違い無いでしょう。そうした状況を鑑みて、日本でもシャッタードーム建設の気運が高まってきた折であります。

そこで本日は、我が国が付き合ってきた怪獣災害の歴史を、ちょっくら振り返ってみようと思いうんですよね。これまでの歴史を振り返る事で、東京のゴジラ・シン個体の襲来の惨劇を経てもなお続く諸々の怪獣災害への備えの一助になればと思い、本記事を作成するところであります。
それでは、宜しくお願い致します。


※お気付きの方も多いと思いますが、当記事は「もしも怪獣が出現する創作作品が全部現実だったら!?」という、バカ話記事でございます。
1990年生まれの一般市民の視点から、「怪獣が存在している世界」の歴史を俯瞰して見てみようという試みであります。詰まる所「スーパー特撮怪獣大戦」がやりたい! という、そういう趣旨の記事でありますので、ご笑読いただければ幸いであります(笑)。
と、いう事で、1万7千字にも及ぶやたら長い記事になってしまいましたので以下追記にて。





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2017/01/30 20:03|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:4

【個人でできる】最近頻出してきた怪獣災害への対策【怪獣対策】 

丁度2年前、2013年8月10日に、米国のサンフランシスコに怪獣・アックスヘッドが出現して以降、全世界的な怪獣災害が深刻化しているのは、皆さんご存知の通りでありますね。
我が国・日本に於いては、1954年のゴジラ襲来以来、実に多くの怪獣が押し寄せてくるという怪獣災害大国ではありましたが、ここ10年程は目立った怪獣災害も無く、平和な日々が続いてきました。しかしながら今年に入ってからは、都庁が亀型の怪獣に破壊されてしまったり、太陽の異常に伴うスパークドールズの怪獣化等、再び怪獣災害が発生する頻度も高くなってきております。更には、人を主食とする人型怪獣の群れによって街がひとつ壊滅したという未確認情報すら入ってきております。
翻って、海外ではこの10年間、キング・コングの再出現や、「ハカイシャ」と名付けられた怪獣がニューヨークを襲うなど、中規模~大規模な怪獣災害がそれなりの頻度で起きてきておりました。
ここ10年の間ですっかり怪獣に不慣れになってきている感もある日本。そこで本日は、様々な過去の例を教訓として、怪獣災害から我々個人が生き延びる術を、考えてみたいと思います。

まず前提として、「そもそも怪獣とは何か?」というお話でありますね。
よく勘違いされているのは、「ただの巨大な生物である」という事。これは実に危険な間違いであると管理人は思うんですよ。
1954年、戦後すぐにゴジラが出現した際、発足したばかりの自衛隊が出動し、戦車等で攻撃を試みましたが、全く効果を見る事は出来ませんでした。以降、いかな作戦を自衛隊が立てようと、ゴジラをはじめとした多くの怪獣は、涼しい顔で兵器の攻撃を受け流してしまっております。
確かに、現代の兵器は非常に強力な威力を誇っております。現代は、第二次大戦中の戦艦の主砲並の威力を持つ兵器を歩兵が携行出来るような、そんな時代でありますし、兵器の小型化・高威力化はどんどん進んでいっていると言う事が出来るでしょう。
しかしながら人類の兵器がどんどん進歩しているにも関わらず、怪獣はそういった兵器群の攻撃を受けてもビクともしません。
ご存知のように昨年にはゴジラ及びムートーという大型の怪獣が米国に出現し、米軍が核兵器を運用したのですが、結局核兵器は怪獣達の「」以上にはなりませんでした。
こんな、核兵器すらなんともないような人智を超越した奴らにかなう訳がありません。だからこそ怪獣がもたらす被害は「怪獣災害」と呼ばれる訳でありますよ。一回怪獣が都市部に出現してしまうと、数千人~数万人単位の死傷者が出てしまう訳ですので・・・。

我が国の自衛隊では、様々な怪獣の出現に伴い、多様な装備を整えてきました。
現在、自衛隊には90式メーサー殺獣光線車や、92式メーサー戦車、93式メーサー攻撃機等のメーサー搭載兵器が対怪獣用の主力として配備されております。個人的には海に没した3式機龍の後継機を建造するべきだと思うのですが、何故かそういった案は国会にも提出されていないみたいなんですよね。やっぱり、あの暴走事故がいまだに尾を引いて政権交代にまで発展してしまったのが原因なのかも知れません・・・。
となれば海外組織に・・・という気にもなりますが、今ではGフォースもかなり規模が縮小してしまい、メカゴジラやMOGERAといったロボット兵器の建造は難しいようです。
しかし、ついこの間新しく組織された環太平洋防衛軍が、「イェーガー」と呼ばれる人型巨大兵器を続々と建造しているという話が、先日公開されましたね。日本でも自衛隊と在日米軍が共同運用する「コヨーテ・タンゴ」がロールアウト間近という事で、そのあたりにも期待を持つべきなのかも知れません。既にロールアウトした米国のイェーガーである「ブロウラー・ユーコン」や、ロシアのイェーガー「チェルノ・アルファ」は、実際に怪獣を倒す事に成功しているようですので、一刻も早い「コヨーテ・タンゴ」のロールアウトを求めます・・・!
また、地球防衛組織UNVERの実働部隊であるXioが運用を目指している、データを実体化させる技術を応用した、いわゆる「サイバー怪獣」にも、十分に期待が持てるところであります。
いつでもあの光の巨人、いわゆるウルトラマンが来てくれるとも限らないと思うので、様々な対怪獣兵器は開発しておくに越したことは無いですよね。・・・その分、税金は上がってしまいますが、安全には変えられません・・・。

自衛隊や防衛軍の戦力により、怪獣を殺すには到れなくとも、進行を遅らせたり、ある程度進路の誘導をさせられる事はこれまでの怪獣災害出動の例や、1999年に完成したあの「怪獣ランド」を見ても明らかであります。問題は、その自衛隊や防衛軍が稼いでくれた時間の中で、どのように逃げるか、という話でありますよね。
怪獣災害の場合は、地震や津波等の他の災害と異なり、被害が局所的になる場合が非常に多いと言う事が出来ます。当たり前の話ですが、基本的には怪獣が通った場所しか、被害が出ない訳でございますよ。
なので、怪獣が出現したらまずその位置情報を確認する事が大切です。位置を確認したら、怪獣からできるだけ遠くに逃げる事が先決でありますね。しかし、怪獣の歩行速度は、50メートル級で時速60キロ程度、100メートル級で時速120キロ程度と意外に早いので、怪獣の進行方向はよく確認してください。怪獣の進行方向に逃げてしまうと、悲惨な事になってしまいますので・・・。
最近は気象庁の「緊急怪獣速報」も開始しましたし、スマートフォンの怪獣情報アプリなんかも充実してきている訳でありますので、そういったものを予めインストールしておくと便利ですよ。
また、自衛隊や防衛軍の発表する対怪獣作戦の情報も注視するという事も大切であります。怪獣の大まかな身長や体重、固有能力等も同時に公開される為、こういった情報は身を守る為にかなり役立ちますよ。

いつ怪獣が出現しても良いように、備えましょう。
こちらの写真は、先日出現した「双角怪獣ゾザイラス」が市街地に侵入した際に撮られたものです。
近年は携帯電話やスマートフォン備え付けられているカメラで一般市民が事件や事故、或いは災害等の決定的瞬間を捉える、という例も多くなってきておりますが、このような近距離で怪獣を撮るのは大変危険です。ベテランの怪獣カメラマンでも、必ず怪獣からの1キロ以上の距離を保つそうです。
近距離に怪獣が居る場合は写真など撮らず、できるだけ離れる事を第一に考えましょう。


1954年のゴジラの襲来や翌年のアンギラス出現時には、自衛隊があまり情報を出さなかった為、被害が拡大してしまったという側面がありました。その反省から、自衛隊や防衛軍の立てる作戦に対するマスコミへのリーク等が積極的に行われるようになったんですよねぇ。
06年には防衛組織CREW GUYS JAPANのヒビノ・ミライ隊員がM78星雲「光の国」からやってきたウルトラマンであるという事が公表されまして、ウルトラマンと防衛チーム、自衛隊の三協力体制での対怪獣要撃プランが発表されたのは、記憶に新しい(と、言ってももう10年前の話ですが・・・。)ところだと思います。
怪獣がテレビや新聞を読む訳ではないので、こういった対怪獣作戦については情報を広く開示してくれるというのが嬉しいですよね。
・・・ただ、地球に潜入している異星人の目もありますので、そのあたりは本当に難しいところです。本当か嘘かはかなり怪しいところだと管理人は思うのですが、ヲタ芸を打つメトロン星人であるとか、江戸っ子のような言葉で流暢に喋ったバルタン星人などの話もよく聞きますし、案外、近くに驚異は潜んでいるのかも・・・。
なんとも間抜けなようにも見えますけれども、しかし、恐ろしい話ですよね。

また、怪獣災害対策として、住居をどこにかまえるか、というのも重要なポイントとなってきますよ。
いくら地価が下がってきているからと言って、沿岸部に住居を構えるのは愚の骨頂であります。これまでに出現した怪獣の多くは、海から出現しております。だからこそこの全世界的な怪獣頻出に際して沿岸部の地価が下がって来ている訳でありまして、そこに家を建てるなんてもってのほかとしか言い様がありません。
よく広告なんかでは「土地の値段が下がった今こそ、沿岸の眺めの良い格安の一軒家を!」なんて謳い文句があったりもする訳ですけれども、あんなのに踊らされてはいけませんよ。
しかし、スパークドールズが怪獣化するという現象も現在では起きている為、実質的にはどこに怪獣が出現してもおかしくはないんですよねぇ・・・。しかし、これまでの傾向上、山間部や郊外にスパークドールズが眠っている場合が多い訳でございますよって、怪獣災害対策として住むのに適しているのは、実は都市部なのかも知れません。
都市部だと怪獣が好んでやってくる、というイメージがどうしても強いのではありますが、しかし、都市部だからこそ、自衛隊や防衛軍が、そこに怪獣が至るまでの時間を稼いでくれたりもするんですよね。その間に遠くまで避難する事は十分に可能であります。
都市部に怪獣が侵入してしまったとしても、怪獣は自分より高い建物が嫌いなのか、人間よりも建物を対象とした攻撃を行うため、大きな建物から離れれば取り敢えずは人間の方に攻撃が飛んでこないというメリットもあります。これが郊外になると、怪獣に直接狙われたりする事がありますので。1965年のバラゴン然り・・・。
また、様々な怪獣対策設備も充実しており、都市によっては怪獣専用のシェルターが設置されているところもあります。そうでなくとも、地下鉄や地下街が即席の怪獣シェルターになる為、実は意外に都市部というのは怪獣災害には強い構造をしているんですよね。
怪獣対策という事を考えると、やはり都市部に住むのが一番であると言う事が出来るのかも知れません。是非、皆さんも都市部への引越しを検討してはいかがでしょうか? 今は怪獣災害に関する様々な保険プランも存在している訳ですし、色々と住みやすくなってきていると思うんですよね。
しかし、その分家賃も土地の値段も高いんですよねぇ、都市部は・・・。

さて、先程、「怪獣は局所的な被害しか出さない」と書きましたが、しかしまれに広範囲の光線攻撃を持つタイプや、街ごと異次元に転送してしまうようなタイプ、街ごと爆発するような破壊攻撃を繰り出すようなタイプの怪獣も出現します。宇宙怪獣レギオンによる仙台の消滅や、海外では「スモッグモンスター」の名でも知られる、1000万人の死傷者を出した公害怪獣ヘドラなどが有名なところでありますよね。あのゴジラやガメラが苦戦するような相手ですからね。そりゃ被害も甚大になりますよ・・・。
こういうのが出てくるのは10年に1度くらいなので、正直なところ、来てしまったら運がなかったと諦めるしかないですかね・・・。こういった類の怪獣は、出現もまた唐突である場合も多く、気象庁の特異生物対策部も予測が付けられないというのが実情のようであります。大自然に対して、人間はあまりに無力であります。やはり、今後の研究が待たれるところでありますか。
幸いにして、環太平洋防衛軍の研究機関が、様々な怪獣に対する研究を急速に行い出したので、そうした特殊なタイプの怪獣に対する予測も、今後は比較的楽に立てる事が出来るようになるのではないでしょうか。それにより、1975年に発生した、シルバーブルーメによるMACステーション壊滅事件のような突発的な悲劇も、今後は防げるようになっていくものと思われます。
人類の叡智を、科学力を、信じたいですね。迫り来る妖星の衝突を地球を移動させることで回避した事だってあるのですから!

そういった感じで、「個人に出来る怪獣対策」という事で色々と考えてみた訳でありますが、いかがでしたでしょうか?
究極的には、「自分を守れるのは自分だけである」という事なんですよね。
自衛隊や環太平洋防衛軍、Xioといった防衛組織や、ウルトラマンのような地球外の守護者、ガメラやモスラといった人類の守護怪獣は、我々が生き延びる事をサポートはしてくれても、完全に守ってもらえる訳では無いのであります。
これは怪獣災害に限らずどんな災害に対しても言えると思うのですが、常に備えるという事が、自らを生かす事に繋がっていくのであります。
怪獣頻出期に入ってしまった地球ですが、なんとか皆で生き延びましょう!


【関連記事】
10年ぶりの怪獣戦、いかに描写されるのか?
漫画『怪獣のいる風景』

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2015/08/10 20:01|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:2

10年ぶりの怪獣戦、いかに描写されれるのか? 

今年は、特撮板『進撃の巨人』、『ラブ&ピース』という2作の怪獣映画が公開します。ウルトラも2年ぶりの映画が公開しますので、「怪獣がスクリーンで暴れる映画」が合計4本公開(※特撮板『進撃の巨人』が前後編2部構成の為)する訳であります。そして何と言っても来年には東宝の大怪獣・ゴジラが復活と相成るのでありますから、まさに怪獣氷河期が終焉を迎えたと言っても過言では無いでしょう!
そういう訳でここ10年間元気の無かった日本怪獣界隈が、にわかに活気づいた感のある2015年。しかし、この約10年間で、世の中の情勢も色々と変わりました。そら10年も経っている訳ですので色々と変わりますよ。管理人だって中学生から社会人になってしまう程度には変わってしまう訳であります。
そんな色々な物事が変わってしまうという、10年の年月。怪獣映画で怪獣と真っ先に戦うのは、いつも自衛隊の役目でありました。怪獣氷河期の間に防衛庁も防衛省へ格上げされたとは言え、ここ10年近くまともに怪獣が出現していない日本でありますので、自衛隊もあまり対怪獣という意識が無いのではないかと、非常に危惧されるところでございますね(笑)。気分としては『ウルトラマン80』のUGMや『ウルトラマンメビウス』のGUYSでありますよ。
と、いう訳で本日の記事では、「これからの怪獣映画では、対怪獣戦はどのように描写されるのか?」という事について、現実世界の自衛隊の対怪獣戦闘能力なんかも踏まえて、考えてみたいと思います。

さてさて、しかしながら「対怪獣戦闘能力」等と言ったところで、現実世界に怪獣が出現したとういう事例はまだ無い訳でありますよって、当然自衛隊が対怪獣を想定して装備を整えているという訳では無い訳でございます。
自衛隊の装備の大半は対人戦闘を想定してのモノな訳でございまして、そういった装備群を対怪獣用に応用したらどの程度効果があるのか? という事に注目しながら、考えて行きたいと思います。
まぁ、悲しいかな自衛隊が怪獣映画に登場した場合は大抵あまり役に立たず粉砕されてしまうのがお決まりなんですけれども・・・。そういった装備群が役に立たないからこその怪獣だッ! というのもあるのですが。


1:海上戦
いつの時代も多くの怪獣は海からやってきます。映画の冒頭で漁船を襲うのが、映画怪獣の鉄板と言えるでしょう。まぁ、山や地底、宇宙からやってくる怪獣も少なくはないですが、自衛隊創設以来最大の敵は深海からやってくるゴジラでありますので、海の備えは万全にして欲しいですね。
四面を海に囲まれた我が国に於いては海軍力がとても重要でありまして、海上自衛隊の装備は非常に充実していると言えます。一説には世界2位とも3位とも言われるその海軍力、果たして10年代以降の怪獣映画ではどのように描写されていくのでありましょうか?

はやぶさ型ミサイル艇
沿岸部に怪獣がやってきた場合、足の速いミサイル艇の出番となる筈なのですが、怪獣映画では全く出番が無い訳です。実に不憫であります。護衛艦出した方が見栄えが良いからかなぁ。40ノット超の機動力を持つミサイル艇にも、対怪獣戦の機会を与えて欲しいですね。
ミサイル艇に限らず、怪獣に対する艦艇の一撃離脱戦法とかも見てみたいのですが、ちょこまかとヒットアンドアウェイするよりも砲撃中に粉砕される方が見栄えが良い、というのは実に哀しい話であります。


海上自衛隊の装備は対潜水艦に重きを置かれていますので、海を泳いで来る怪獣を捕捉するのには対潜索敵能力が大いに活用されると思われます。全通甲板のヘリコプター護衛艦であるひゅうが型護衛艦なんかがその中核を担うのではないかと思われますが、さて、10年代の怪獣映画では、対怪獣の索敵はどのように描写されるのでありましょうか?
でも、索敵は画面栄えしないから省略されそうでありますね・・・。
P-3Cや対潜ヘリがぶわーっと飛んで怪獣を索敵している様はなかなか良い画になるような気もしますし、潜水艦による怪獣索敵とかも、それ一つで映画が出来るくらい面白そうな気がしますが。

さて、怪獣映画では怪獣が洋上に出現すると護衛艦を展開させ、艦砲射撃やミサイル攻撃を行っている訳でありますが、いつも怪獣に接近しすぎてやられている感があるんですよね(いや、勿論それは画面の見栄を良くする為の措置であるという事は十分わかっておりますが!)。本当に洋上に怪獣が出現すれば海自艦艇は、敵怪獣の攻撃が当たらないアウトレンジから艦砲射撃なりミサイル攻撃なり魚雷攻撃なりを行うでしょう。
怪獣相手には艦対艦誘導弾や対潜誘導弾(アスロック)が最も有効であると考えられます。また、射程範囲内であれば陸上自衛隊が装備する地対艦誘導弾も使用されるでしょうし、空対艦誘導弾を装備した航空自衛隊のF-2戦闘機などが飛んでくる事になると思います。
そういったミサイル群の射程は大体100kmから300km程度でありますので、いかに早く怪獣の存在を捕捉し、怪獣を射程に捉える距離に艦艇を送り込むかが勝負になると言えます。

しかし、相手が核兵器にも耐えるようなゴジラみたいな怪獣だった場合、そういったミサイル群の攻撃を行ったとしてもあまりダメージを受けるという事にならないでしょう。そうなると怪獣への攻撃はあくまでも進路の誘導という事になってくる訳でありますので、アウトレンジからの攻撃だと、怪獣側としてはどこから攻撃されているのかが分からず、怪獣の進路を変更させる事に繋がらない可能性もあります。
で、あるならばやはり、怪獣の目に見える範囲に艦艇やヘリを配置し、そこから攻撃しているのだという事を怪獣に教えてやる必要が出て来る訳で、結局怪獣映画で描写されている感じの海上戦になってしまう訳でありますね。
大体怪獣映画で行われる怪獣要激戦は、通常兵器では歯が立たない事を前提としてあくまでゴジラ達の進路を変更させる事を旨として作戦展開が行われている訳でありまして、そうするとあの近距離での戦闘は理にかなっていたと言える訳でありますなぁ・・・(それでも接近し過ぎなきらいはありますが)。なんか意外ではあります。

怪獣が恒久的に出現するような事態になれば、一発あたりのコストが高いミサイル類での攻撃というのは見直される事になるかも知れませんね。そうなれば、大口径の艦砲を装備した対怪獣用の専用艦なんかが建造される事になって欲しいなるのではないかと思います。また、怪獣に接近して戦わなければならないという関係から、強力な装甲を装備する必要性も出てきます。つまり、大砲と強力な装甲を併せ持つ戦艦が主力となる大艦巨砲主義大復活でございますよ!!
・・・マジメに考えるなら、現在米軍で試験中のレールガン搭載艦とか、世界中で実験が行われているレーザー兵器、マイクロ派兵器を実用化させて艦に載せる、という事の方が現実的なんでしょうけれども。
しかし、レーザーにレールガンにマイクロ波兵器・・・兵器関連は本当にSFを地で行っているのだから恐ろしいものであります。
でも一回やって欲しいんだよなぁ、戦艦対怪獣の映画。えっ、戦艦大和と怪獣が戦う『深海獣レイゴー』でもうやってる!?
いや、低予算の作品じゃなくて、それこそ戦艦ミズーリが異星人の宇宙戦艦と戦う映画『バトルシップ』くらいのクオリティで観たいんすよ、戦艦対怪獣戦を!

洋上での対怪獣戦は、東宝の特撮大プールも取り壊しになってしまった2015年現在では、3DCGで表現される可能性が高いように思います。
アニメでも3DCGを駆使したハイクオリティな艦隊戦が描写される昨今、着ぐるみと実景と3DCGを併用した特撮で洋上戦が描写されるのではないかと管理人は思うのでありまして、そうなるとこれまでの特撮怪獣映画には無い、新しい洋上での対怪獣戦が展開される事になるでしょう。どう描写されるのか、楽しみでありますね。


2:陸上戦
洋上での戦闘によって怪獣の上陸を阻止出来れば良いのですが、そうならなかった場合は陸上戦にもつれ込む事になります。怪獣映画では怪獣が上陸しない事には話にならん訳でありますが、現実に怪獣が出現し、陸上戦にもつれ込むというシチュエーションは、やむにやまれぬ最終決戦であると言えるでしょう。
その場合、海からやってくる怪獣は洋上戦でそこそこのダメージを負っているでしょうからまだ良いでしょうけど、地底や異空間、宇宙から直接やってくるような怪獣が出現してしまった日にはもう絶望しか無いですね。
生物学的には、「新種の野生動物が1匹発見されたら最低でも20以上の個体が居ると考えるべし」という事らしいので、ゴジラとかバランみたいな「最初から居た」系の怪獣は映画に出ていないだけであんなのがあと20体以上も居るのかと思うと、背筋が凍りつきます。そこに来ると単発映画に終わらずシリーズ通して多彩な怪獣が出現しているウルトラシリーズとかに至ってはどんだけ怪獣が跳梁跋扈してんだよ、という地獄絵図も良いところになってしまいます。

さて、怪獣が上陸したら本格的に陸上自衛隊の出番となります。
想定外」と言われるような自然災害が多発し、陸自の災害派遣も大きくクローズアップされる事も少なく無い昨今ではありますが、10年代以降の怪獣映画ではどのように描かれていく事になるのでしょうか?

10式戦車
世界最強クラスとも言われる陸上自衛隊の10式戦車。しかしながら、戦車定数の削減によってその代替として機動戦闘車の配備が進められるという事になり、10年代以降の怪獣映画では10式が主力になるのか、機動戦闘車が主力になるのかで、一部界隈では議論になっているとかいないとか。
以前の特撮怪獣映画で使用していた74式戦車や90式戦車のミニチュアを流用・改造出来るから10式戦車に軍配が上がるかどうかというところですが、3DCGに表現が置き換われば、機動戦闘車の出番も増えるのかも知れません。
変身巨大ヒロイン漫画『まりかセヴン』では、10式と機動戦闘車が仲良く対怪獣の作戦行動を行っている様子が描写されておりますが、さて、怪獣映画ではどうなるのでありましょうか。


現実に即した考え方でいけば、対怪獣の陸上戦も海上戦と同じく主な戦法はアウトレンジからのミサイル攻撃及び砲撃となると思います。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の冒頭で国連軍が第4の使徒に対して行った攻撃がイメージとしては一番近いのでありますが、地対艦誘導弾や多連装ロケット砲、そして射程範囲内の護衛艦による対艦誘導弾なんかを一気に叩き込んでやるのが一番効果的でありましょう。こういったアウトレンジからの攻撃は、90年代の平成ガメラシリーズや00年代の平成ゴジラミレニアムシリーズでも少なからず描写されておりましたし、絵的にも非常に派手になるので、怪獣映画でも積極的に用いられていくと思います。

しかし、現実的に考えると、場合によっては区画ごと焼け野原になってしまう可能性もあるこの戦法は、ビルや家屋の立ち並ぶ街中では被害を気にして使えたもんじゃねぇよなと思わざるを得ません。怪獣に破壊された訳でも無いのに自衛隊の攻撃によって折角建てた家が破壊されたとかなると、色々と社会問題化しそうではあります。
そのあたりは、各種保険会社が怪獣災害用の保険プランを作ったり、国による補償を義務付ける法律が出来たりしそうではありますけれども、その分財政が傾きそうでありますなぁ。
自衛隊を動かす金はかかるし、怪獣に蹂躙された街の復興費はかさむし、海外からの旅行客は減るし、円安が進むだろうし・・・怪獣一匹出ただけで国が滅びかねません。ただ、そうなった場合は世界経済に与える影響も大きいでしょうから、日本だけの問題では無く、国際的な対怪獣組織が編成され、日本国に対して軍事的・経済的な支援が施される事になるんでしょうけれども。
そのあたりの経済事情を緻密にシュミレーションしたような怪獣映画とかも、観てみたかったりしますね。『ゴジラ ファイナンス ウォーズ』みたいなタイトルで(笑)!

そういった被害を避けるのであれば、やはり有視界での砲撃によって怪獣を誘導する、という戦法になっていきそうではあります。
怪獣の進路誘導」という事であれば洋上での戦闘と同様、戦車や自走砲、戦闘ヘリや攻撃機による、怪獣の視界内からの攻撃という戦法になるのでしょう。怪獣映画的にも非常にオーソドックスな構図での戦闘になりますので、これも10年代以降の怪獣映画に引き継がれて行くと思います。
後は先述のように、10式戦車が主力になるのか機動戦闘車が主力となるか、というところでしょうか。

F-4EJ改
海上戦・陸上戦を問わず、怪獣には航空機による爆撃も非常に有効であります。現行だと、F-2戦闘機とF-4EJ改戦闘機が対怪獣攻撃機の主力として用いられるでしょうが、今後は退役の進むF-4EJ改に代わりF-35が配備される事が決定しておりますので、これからの怪獣映画でも同様にF-2とF-35が対怪獣攻撃機の主軸となっていくのでありましょう。
F-4戦闘機が活躍する怪獣映画って『メカゴジラの逆襲』と『ガメラ 大怪獣空中決戦』くらいしか無いので、退役前にF-4EJ改が活躍する怪獣映画を是非とも創って欲しいのであります。F-2やF-15はしょっちゅう活躍してるんですけどねぇ・・・。不憫。

そういった地上戦もまた3DCG技術の発達により、00年代の平成ゴジラミレニアムシリーズよりも精巧なミサイルや航空機の描写が為されるのではないかと思いますよって、実に期待が持てますね。
特に対飛行怪獣戦だと3DCG技術の進歩が顕著に見られる訳でありまして、99年公開の『ガメラ3』、そして04年公開の『ULTRAMAN』から更に進んだ空中戦が、10年代以降の怪獣映画では観れるようになると思うと、今から楽しみであります。


3:超兵器
メーサー兵器に冷凍兵器、首都防衛移動要塞もあれば、艦首に絶対零度砲を装備した海底軍艦が浮上、怪獣の骨格を利用したサイボーグ怪獣が暴走したと思ったら、合体分離機構を備えた巨大ロボットが出撃・・・。
特撮怪獣映画に於いて、現実の科学技術を超越した「超兵器」が登場するのは、割と日常茶飯事だったりします。中には正義の心に目覚めて勝手に巨大化する奴も居る訳でありますから、今更どんな超兵器が特撮怪獣映画に登場しても、我々は驚いたりはしません。

しかしながら、現代は割とリアル志向の作劇が望まれている時代でありますので、特に何の説明もなくメーサー殺獣光線車やメカゴジラを登場させたりするのは難しいのかも知れません。
超兵器が出てくるとリアリティが一気に無くなってしまうという見方も確かにあるのではありますが、しかしその「現実には存在しないモノ」をいかにリアルに魅せるのか、というのが怪獣映画のひとつの楽しみでもあると管理人は思うところであります。
良いじゃないか、超兵器! バンバン出して欲しいと思います。どうせ通常兵器じゃ怪獣は倒せないんだからさ!

怪獣VSロボ
巨大ロボとか。

海の向こうでは何故かジェットジャガーが人気だそうでして、そうであるならばシリーズ展開が決定しているレジェンダリー版のゴジラで僕らのジャガーが大復活なんて事ならないかなぁと、楽しみだったりする訳であります。
日本の復活ゴジラでも、シリーズ化すればまたメカゴジラの再登場となると思うのではありますが、しかしメカゴジラが登場するとシリーズが終焉するというジンクスがあったりなかったりする訳で・・・。
メカゴジラだけで無く、お馴染みのメーサータンクや轟天号、そしてまだ見ぬ超兵器を登場させて欲しいなぁと、思わざるを得ません。

とは言え、超兵器ってゴジラの、もっと言えば「東宝特撮映画」の世界観だから出せる、みたいな部分は無きにしも非ずだと思うんですよね。
そこに来ると、東宝以外の怪獣映画で超兵器を出すのは案外難しい事なのかも知れません。平成ガメラで超兵器を出さずリアル志向に舵を切ったのも、実のところこのあたりが理由だったのかなぁ。


と、いった感じで、別段軍オタでも無い管理人が無い知恵を絞って考えてみた訳でありますが、実のところどうなんでしょうか。「対怪獣戦」という事で本職の自衛官の方や軍オタの方が考察するとまた結果も違ってくるでしょうけど。
まぁ、60年を超える日本怪獣映画の歴史がありますので、10年代以降の怪獣映画もその伝統に則りつつ更にその先の「対怪獣戦」が描写されていく事でありましょう。
来るべき新時代の怪獣映画、自衛隊には是非とも頑張っていただきたいですね!


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↑初版は20年以上前に出た本なのでありますが、「対怪獣戦」という事について詳しく考察されている本であります。
冷戦終結から20年経って自衛隊の装備も色々と変化している訳でありますので、2015年版とかも出ないかなぁ、と思う今日この頃であります。


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2015/02/11 21:37|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:4

巨大ヒーローや巨大ロボットはどこで戦っているのか問題 

管理人は幼少期から古今東西を問わず様々なヒーロー作品やアニメを観てきました。
まぁ、一番好きなジャンルは怪獣映画な訳でございまして、大人になった今でも、街を歩くと怪獣の出現や怪獣迎撃の為に自衛隊が展開する様を夢想したりもする訳であります。・・・我ながらアブナイ大人になっちゃったなぁ・・・。
で、そんな夢想をする大人になってしまった訳ですが、先日、巨大怪獣が出現する様を夢想する際にふとこんな事を考えました。
こっちからは見えないだけであのビルの向こう側にもビルが建っている筈だから、そのビルは怪獣に破壊されてしまうよなぁ。そのビルの更に向こう側もまたビルだし、ビルが隣接して立っている区域は怪獣が破壊する分には良いけど、ヒーローには戦い辛い場所かも知れないなぁ
特撮作品に於いては、手前にミニチュアを配置するという手法で奥行き・巨大感を表現している為、ビルの向こう側には怪獣とヒーローが格闘する為のスペース(通称・「怪獣広場)がある訳なのですが、現実的に考えると、「怪獣広場」は本来存在しない訳ですからね。
これはちょっと考えてみると面白そうだったので、ちょいとブログで書いてみっかと思い、当記事作成の運びとなったのでありました。

初代ゴジラは身長50m。
初代ウルトラマンは身長40m。
日本を代表する怪獣とヒーローでございますが、その身長設定は実に巨大でございます。ウルトラマンの40mという身長は日本の成人男性の約24倍に相当しますし、ゴジラの50mというのは、キリンの体高の約10倍に相当します。我々が暮らす街というモノは当然人間を基準に作られている訳でありますので、そんな場所に怪獣やヒーローが出現した日には歩きづらい事この上ないというのは、火を見るよりも明らかであります。ましてそこで格闘したりするのは、現実的に考えると難しいんじゃあないかなぁ・・・。

お前ら一体どこで戦っているんだ?
↑これは管理人が先日描いた巨大ロボットダイカイザーと甲殻怪獣娘ヴァラガロンちゃんのイラストでありますが、これが分かりやすいですね。手前にビルとか電柱が立っていますが、本来であればその奥にもちゃんとビルや建物が存在している筈であり、ダイカイザーやヴァラガロンちゃんは、街を踏み潰しながら戦っている訳でございます。
ヴァラガロンちゃんは別に怪獣だから良いとして、ダイカイザーは正義のロボットだからもっと足元見て戦場を選べと言いたくなりますね。


そもそも、ヒーローやロボットが怪獣や敵ロボットと格闘するにあたり必要なスペースとは、どれくらいのものなのか?
いや、まぁ、広ければ広いほど良いんでしょうけれども、取り敢えず最低限格闘に必要なスペースは、どれくらいのサイズなのか、というのを算出したいと思います。
手っ取り早く格闘技のリングを見てみますか。

ボクシング・リング・・・・・・・1辺が16~24フィートの四角形=約30~53m²
プロレス・リング・・・・・・・・・1辺が6m前後の四角形=約36m²前後
柔道場(国際大会規定)・・5畳(1辺が9.1mの四角形)=約83m²
相撲の土俵・・・・・・・・・・・・・直径4m55cmの円の内側=約16m²


いやぁ、こうして見ると、柔道場って広いっすなぁ。逆に相撲は、他の格闘技よりも狭い場所で取組を行っているんですね。土俵ってもっと広いイメージがあったんですが。
さて、この格闘技4種目の試合場の平均面積は47m²となる訳であります。これをウルトラマン基準に置き換えると、24倍で1128m²となる訳でございますな。このサイズだと、大体中規模の公園ひとつとかマンションがひとつ収まるくらいのスペースでありますかね。
そんなスペースが街中にあるかいッ!!
まぁ、名古屋と広島にある「100メートル道路」とか、大阪の大阪府道2号大阪中央環状線の幅員が122mある一部区間とか、東京湾岸道路(最大幅100m超)みたいな大きな道路が街中を走っている場所なら格闘するスペースも十分あるでしょうけど、普通「大通り」と呼ばれるような場所でも精々幅50メートルが関の山でありまして、ウルトラマンにとっての50メートルを人間換算すると大体2m程度になる訳ですから、決して格闘するにあたっては広いスペースとは言えません。
しかも、あくまでもこの1128m²というスペースは「格闘するにあたっての最低ライン」であります。宇宙拳法を会得しているウルトラマンレオとかならまだその範囲内で戦う心得もあるかも知れませんが、飛んだり跳ねたり側転したりのアクロバットな戦闘を得意とするウルトラマン80あたりはもうどうしようもありません。いや、逆に言えば、「よくそんな狭い場所で器用に側転できるなぁ!」と感嘆するべきなのかも知れませんが(笑)。

いや、別にビルが破壊される事を考えなければそんなスペース云々を考えなくても良いですし、散々ウルトラの皆さんもビルを盾にしたり投げつけたり転んで頭から突っ込んだりしている訳でビルの破壊云々という事にあまり気をつけてらっしゃらない節はありますし(まぁ、「ウルトラシリーズ」の一つのウリがミニチュアによる派手な破壊描写な訳なので(笑)。)。
我々は地球を防衛しているんであって、人類や街を防衛している訳では無い!」とかウルトラマンが言い出しても別に不思議では無いような気もします(笑)。
地球防衛軍の一員となって異星人から地球を守るゲーム「THE 地球防衛軍」に於いて、敵との戦闘を有利に進めるために接敵前にマップ内の建物を破壊して更地にする、というプレイ戦術があるのですが、ひょっとしたらウルトラマンら巨大ヒーローは、事前に戦闘に邪魔な建物を破壊して更地にしといてから怪獣と戦っているのではあるまいな!?
怪獣広場」は特撮の関係から画面に「映ってしまう」ものだと思っていましたが、実は・・・みたいな話だったら嫌っすなぁ(笑)。
まぁ、06年放送の『ウルトラマンメビウス』では怪獣と戦った結果街が廃墟と化してしまい、「バカヤロー! なんて下手糞な戦い方なんだ!」と言われた結果、色々と考えて戦闘を行うようになった訳でございまして、少なくともメビウスはちゃんと街の損害を気にした戦闘をしてくれていた訳でありますね。
そういえば最新のウルトラマンであるウルトラマンギンガの身長は30m前後・・・。ウルトラの皆さんは伸縮自在という設定でありますから、よもやビルを避けての戦闘をしやすくする為に敢えて普段よりも巨大化時の身長を下げて来たのではあるまいな・・・ッ!?

予算の無い作品では、市街地が主戦場では無い場合が多く、荒野や山林での戦いが繰り広げられる訳でありますが、よく考えるとアレは「キチンと戦場を選んでいた」と言う事が言えますね。
作品によっては予算の無い事を逆手にとって「なんとしても都市への侵攻を阻止するんだ!」みたいな台詞も出てくる訳ですが、現実的に考えるとヒーローは怪獣の侵攻を郊外で食い止めなければ戦い辛い市街地を戦場としなければならない訳で。

そういった事を鑑みると、『勇者王ガオガイガー』のディバイディングドライバーは画期的ですよね。空間を湾曲させて街中に巨大な空間を生成するのですから、街の損害を考えずに思いっきり戦闘を行う事が可能です。
あと『元気爆発ガンバルガー』の青空町や『新世紀エヴァンゲリオン』の第三新東京市のように、街そのものが敵を迎撃する為の設備である、という設定の作品も良いです。特に第三新東京市の場合、エヴァと使徒が格闘しやすいように非常に広い道路が整備されている訳ですし(笑)。「リアル・怪獣広場」ですね。実に合理的であると言えます。
そして、『機動警察パトレイバー』のような、電線よりも低い全高という現代日本で極めて戦い易い巨大ロボットとか(笑)。巨大ヒーローから派生した巨大ロボットは、その戦場を求めて小型化していった、という事が出来るのでありますな。

考えれば考えるほど「巨大ヒーローや巨大ロボットは現実的では無い」という事を突きつけられているような気がしてアレではありますが、アニミズムとイマジネーションっすよ、巨大ロボも怪獣も!
そういうの、大切にしたいですよね! ね!(なんだこの締めは。


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2014/12/16 22:29|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:6

和ちゃんが怖い!? 

大分寒くなってまいりましたね。
東北や北海道では初雪、積雪が観測される等、いよいよ冬も本番たけなわというような感じがするのでありますが、しかしてまだ11月中旬。これからまだまだ寒くなっていくのを考えると、気が滅入ります・・・。
しかしながら、そんな鬱になるような冬にも、愉しみな行事が待っておる訳でございますよ。
そのうちのひとつに、『劇場版 けいおん!』の公開も含まれております。
いえ、管理人はそこまで熱烈に『けいおん!』のファンと言う訳では無いのではございますが、一期も二期も観てきた訳ですし、ここまでくれば劇場版を観なきゃアカンだろうと、そう思っている訳であります(笑)。
で、まぁ、そんなこんなで12月3日公開の『劇場版 けいおん!』なのではございますが、それに関して友人と『けいおん!』についてイロイロと話していた訳であります。
その中でちょっぴり背筋の寒くなるような話があったので、当ブログにて書き留めておきたいと思った次第であります。

記事タイトルにもありますように、「『けいおん!』登場人物の真鍋和ちゃんが怖ろしい」というお話であります。
友人曰く、「和ちゃんは怖い!俺にとっては恐怖の対象でしかないね!」とのこと。
和ちゃんといえば、唯の幼馴染で生徒会長をやってた眼鏡のあの娘ですよね。

真鍋和ちゃん和ちゃん

別にどこも怖く無いではないか。あと、和ちゃんには結構コアなファンも居るみたいだぜよ?
と、管理人は言いました。すると友人、こんな事を言いだしたのであります。
いや、何というか・・・。このキャラからまず生気が感じられないんだよね。基本的に無表情だし・・・
そんな馬鹿な。無表情だからって生気が感じられないって、そりゃまた・・・。
この無表情が恐怖を煽る要因になっているんだわ・・・。何を考えているのか分からない上に、こっちから話しかけても本当に話が通じるか分からなそうな部分が尚怖い。コイツ、本当に生きているキャラのか!?という疑問が先行しちゃって、直視できないのよ。あと、あの抑揚のない独特の喋り方。あれもまた怖い。
う~ん・・・。キミは和ちゃんの持つ要素の何もかもが怖ろしく感じるという、そういう事なんかね?
お前・・・本当に怖いんだって!道端で合ったらどう対応したら良いか分からず、発狂すると思う・・・
ふうん・・・。
特に二期の後期OPで、無表情で倒れていく和ちゃんが最上級の怖さだった。あれは呪怨』を観たときに次ぐ怖さだったね!・・・『けいおん!』の世界観に居ちゃいけないキャラなんだよ、和ちゃんは!
お前の中ではそこまでホラーな存在なのか、和ちゃんは!?
※一部、脚色アリ。

・・・などと突っ込んではみたのでありますが、内心この話を聞いて、管理人も段々和ちゃんが得体の知れない何者かに見えてきてしまったのであります・・・。
しかもこの話をしていたのは夜。和ちゃんが突然フラっと出てこないかと、夜道をビクビクしながら帰りました
しかしまぁ、翌日になってよくよく考えてみると、そんな事は無いじゃないかと、あの時はただ単に雰囲気に呑まれてしまっただけなんじゃないのかと、そう思った訳であります。で、確認の為にネットに転がっている『けいおん!!』の後期OPを観たのでありますよ。



・・・こ・・・怖いじゃねぇか・・・!?
これは一体どういう事でありましょうか。無表情で押し流されていく和ちゃんに生気が全く感じられません。コマ送りしてみると、無表情で倒れかかっている和ちゃんが最高に怖く感じられるのであります。
何か友人に負けたような気がしまして、また、個人的に気にもなったので、即日けいおん!』及び『けいおん!!』のDVDを借りてきて和ちゃんのシーンをイロイロと検証しつつ観る作業に入りました
するとまぁ、アレですよ。管理人も友人同様和ちゃんが怖くなってしまった、という事ではございませんが、友人の言いたいことが大体分かったんであります。
マストポイントは、言動のかみ合わなさですね。
妙なところでズレた発言をしたり、会話の流れをぶった切って「そうなんだ、じゃあ私生徒会行くね」と切り出したり・・・。



この娘・・・なかなか侮れんぞ・・・!

この『けいおん!』という作品では、京都アニメーションの演出の粋を集めてキャラクターの演技付け(作画)が為されている訳なんですけれども、和ちゃんの演出としては、「表情の起伏を少なく」という演出方針がとられていたのか、あまり表情の変化が無く、確かに「何を考えているのかちょっと分かりにくいかなぁ」という印象を持ちます。
別に恐怖を抱くほどの事ではありませんが、しかし部分部分で「なんだこれ、ちょっと怖いぞ」という瞬間が、この和ちゃんにはあるので侮り難いのでございます・・・。

とは言いましても、今回の作業を通して「和ちゃん、怖い!」という印象よりも寧ろ「和ちゃん、気の廻せる良い娘じゃないか!」という印象の方が強かったんですけれどもね(笑)。
まぁ、捉えようによっては恐怖を感じてしまう要素も孕んでいるキャラクターであると、そういう事なのでありますかな。

何はともあれ、12月3日公開の映画が楽しみな今日この頃です。


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2011/11/17 23:30|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:4

「サザエさん時空」に対しての妄想 

サザエさん時空」という用語があります。
まぁ、意味はご存知の通り、国民的作品である『サザエさん』が何年経っても作中時間の経過を起こさないという所が元になった、いわゆる『サザエさん』的作中時間経過を採用している作品の時間軸の事を指します。
ちびまる子ちゃん』、『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、『名探偵コナン』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』・・・等々、国民的作品の多くはこの時間軸を採用している訳でありますな。まぁ、「サザエさん時空」を採用している作品でも、例外的に以前の話が持ち上がったり伏線が回収される等の時間的つながりがあったりもする訳ですが。

サザエさん時空」という概念が作られた根底には、作品を長く続けていく事で生じてくる「加齢」という問題を解決する為に編み出された手法であると言えます。本家『サザエさん』も、初期の頃は加齢描写もありましたが、長く作品を続けていく事により波平が老衰・・・等という事態にならないよう配慮された結果である訳でありますな。
まぁ、それ故に作者が亡くなった後も続けられていく事になっている訳ですが。良いのか悪いのか。
萌え4コマ漫画の世界に於いても「サザエさん時空」が採用されている作品が多かった訳ですが、『あずまんが大王』の登場以降、連載と共に作中の時間も経過する、という作品が主流になりましたね。これはこれでまた興味深かったりもする訳ですな。
・・・連載が続いて「大学編」なんかも始まってたりする訳でして、それはそれで良いのか悪いのか・・・と思ってしまわなくも無いです。複雑な気分でありますなぁ。まぁ、時代の流れと言われたらそうなんですけれども。

まぁ、そんなこんなな「サザエさん時空」でありますが、個人的に気になるのは作中でキャラクター達がどう認識しているか、という所に興味があります。
毎年4月1日になると同時に1年巻き戻るという、そういう感覚は一体どうなっておるのでありましょうか?
単純に記憶リセットであれば話は簡単です。作中のキャラクター達が認識していないのですから。しかし、以前の記憶を持ったまま1年巻き戻っているとしか思えない作品もある訳です。『ドラえもん』など、のび太がドラえもんに
ほら、前出してくれたやつ!
等と言って随分前の秘密道具をせがむ時だってある訳です。これは一体どういうことなのでありましょうか・・・?
また、『サザエさん』では、
漫画だから歳をとらない
という旨の台詞があったりする訳です。キャラクターが歳をとらない事を自覚し、尚且つ自分が漫画のキャラクターであるという事を認識している・・・!
・・・これはアレでしょうか。度重なるループのうち、段々と記憶が深層心理に蓄積され、ある日自分が逃れられないループ構造の中に居るという事を悟り、「漫画のキャラクターである」と考えなければやりきれなくなったという事なのでしょうかッ(※勿論、メタ的なギャグなんですけど(笑))!そう考えると、サザエさん一家は壮絶な1年を送っているという事になりますが・・・。
否、『サザエさん』だけではありません。長期連載のサザエさん時空状態となっている作品ならば、1度はそのことに対するメタ的なギャグをやっている訳です。その作品の数だけキャラクターがループ構造に気付いているというシチュエーションになっている訳で・・・。
こう考えると、気付いてしまったキャラはホントに不憫ですな。

等と書いてきましたけれども、実は管理人、こういう考えを持っている訳でありますよ。
一般に【サザエさん時空】と呼ばれているモノはループ構造では無く、パラレルワールドなのではないだろうか?
一時期、『サザエさん』で携帯電話が出てきて話題になったりもした訳ではございますが、パラレルワールドと考えればそれなりに納得できる訳ですよ。数多あるパラレルワールドの中には昭和30年代でも携帯電話が発明されていた世界もあるでしょう。『サザエさん』に於ける携帯電話の登場は、このように説明がつく訳ですな(そうかな?)。
サザエさん』だけではなく、「サザエさん時空=パラレルワールド」説を各作品に当てはめると、様々な矛盾が解決します。繰り返し開催される同じ学年での運動会等のイベントや季節ネタ等の矛盾はパラレルワールドでカタはつきますし、条件付けにより4月の段階では出会っていないキャラ同士も出会っている事に出来ちゃう訳です。いやぁ、パラレルワールドって便利ですね!そんなネタで『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』の劇場版をやらないでしょうかね?強大な敵の前に別世界から駆けつける、みたいな感じで。やらないでしょうけど(笑)。

しかしどうでしょうか、「サザエさん時空=パラレルワールド」説。個人的には案外気に入っているんですが、さてはて。

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2011/04/11 20:08|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:5

怪獣の溜息 

当ブログは「怪獣の溜息」という名前なのでありますが、今日、ふと気になりました。
怪獣って、溜息をつくことなんてあるのか!?
思えば、溜息なんてもんは人間にしかつけない芸当であります。というか、フィクション以外で溜息をつく動物など見たことも聞いたこともありません。とすると、架空の存在である「怪獣」が溜息をつくと言う事はあり得る・・・?なんてメタな話に逃げても仕方がありませんな(笑)。
・・・とは言いましても、怪獣映画等で怪獣が溜息をつく場面を描いた作品なんて無いし・・・。う~ん・・・(まぁ、「怪獣」の定義を何処に持ってくるのか?という事にもよりますけど。サンダやガイラのような連中や、『ウルトラマン』に出てくる宇宙人も「怪獣」と呼べない事も無い訳ですし。また、『仮面ライダー』に出てくる怪人も怪獣の類である、としてしまう人も居る訳で。当記事では取り敢えず、ゴジラのような怪獣を想定して書いております)。

そもそも、「溜息」とは何か?広辞苑第五版にはこのように書かれてあります。

ためいき【溜息】
失望・心配または感心したときなどに長くつく息。長息。大息。(以下略


何か落胆した時やら疲れた時なんかにも溜息をつく訳ですが、何かにえらく感動した時なんかにも溜息をつく事がある訳です。しかして、ニュアンスとしてはなんだかネガティブなイメージがあるのは気のせいでしょうか?・・・まぁこの世の中、暗い気持ちになって溜息をつく事の方が多い訳ですし、自然と「溜息」がネガティブなイメージとして定着してしまうというのも無理の無い話のような気もします。
溜息をつくと幸せが逃げていく」とか、「溜息をつくと寿命が縮まる」なんて話もある訳でして、そういうのを考えるとやっぱり「溜息」にはネガティブなイメージが先行してしまうのかなぁ、と。
しかして「溜息」には、副交感神経を刺激し、自律神経の調整をするという役割があるそうでありまして、早い話がストレス発散行為として有効であるという話も聞きます。そこから考えるに、「溜息」というのは人間関係その他様々なストレスから身を守る為に人類が独自に進化した自己防衛機構のうちの一つ、という事になるのでありましょうか。いや、それとも我々が知らないだけで、生物の自己防衛機構としてもとから備わっていたものなのでありましょうか?そういったコトを研究していらっしゃる方は居ないんですかな・・・?
いずれにせよそういった感じで、世の中には腹式呼吸を応用した溜息健康法なるものもあるようでありまして、なかなか興味深い世界が広がっておりますぞ。そういう訳で、是非とも皆さんも溜息をついてストレスをガンガン発散していただきたいものであります。はぁ~・・・。

・・・何の話でしたっけ?・・・怪獣は溜息をするか?というお話でありました(苦笑)。
もし「溜息」が進化の過程で人類のみに身についた自己防衛機構であるとすれば、怪獣が溜息をつくような事は無いとも言えますが、よくよく思い出してみると怪獣って結構頭が良かったりしまして、中には会話能力を有している怪獣も居る訳です。
おい、アンギラス
なんだい?
ていさつしてこい
オーケー
なんて会話をしちゃったりもする訳でありまして・・・。
会話能力、コミュニケーション能力がある、という事はですよ。怪獣には社会性があると考えられない事も無い訳です。現にアンギラスはゴジラのパシリとして使われていた訳で。そうでなくともモスラがテレパシーでラドン&ゴジラを結束させてキングギドラに立ち向かうよう説得したりしている訳でして。『ゴジラシリーズ』ならずとも、様々な作品で怪獣の社会性(まぁ、その殆どは上下関係だったりするんですけれど。)を確認する事が出来るんですよね。そうすると、海獣達にもストレスは人間同様溜まってくる。しかも、人間と同じような立場で、人間と同等かそれ以上の知性を持つ怪獣が・・・。
で、あるならば。いじめられっ子の立場に居る怪獣は、ストレスのはけ口として「溜息」を使うという事が考えられなくも無い訳ですね。
畜生、ゴジラの野郎、俺をパシリに使いやがって。何で俺が防衛隊なんかと闘かわにゃならんのだ・・・。はぁ・・・」という、アンギラスの溜息が聞こえてきそうです(笑)。

結論。
怪獣は、十分に溜息をつく可能性がある。
そういう事にしておきませう(笑)。

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2011/03/23 23:10|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:4

ウルトラ防衛隊の謎 

先日書いた「おやっさんの謎」という記事(下記【関連記事】参照)でありますが、それを書いているうちにこんな疑問が浮き上がってきました。
『ウルトラシリーズ』に登場する防衛組織も、よく考えたら謎な存在だよなぁ・・・
ムラマツキャップ=立花藤兵衛、谷源次郎=加藤隊長という説を上げるにあたり、管理人はこのように書きました。

ムラマツキャップと加藤隊長にも面識がありそうですし、ムラマツキャップ=おやっさん説の信憑性を増してきますね。


・・・コレ、「科学特捜隊とMATに何らかの関連性がある」という前提条件の下に書いちゃってますよね。まぁ、理由は後述の通りなのですが・・・。
と、言う事で本日は『ウルトラシリーズ』に登場する防衛組織についての馬鹿話を書いていこうかと思います(笑)。

ウルトラマンメビウス』の設定を見ると、科学特捜隊からGUYSまでの防衛組織は、何らかの統一組織に所属していたという事になっているようです。実際『メビウス』の本編でもサコミズ隊長は科学特捜隊の宇宙勤務でしたし、タケナカ最高総議長は『ウルトラセブン』に登場した地球防衛軍極東基地のタケナカ参謀その人でありました(設定によるとタケナカ参謀は科学特捜隊とも何らかの接点があり、以降の防衛組織の設立にも関わっていたそうであります。何かウラがありそうだと勘繰ってしまうのは管理人だけではないでしょう(笑))。
しかし、ここで疑問が。
同一の組織なら度々名称を変更しているんだ!?
まぁ、『ウルトラセブン』制作当時は『ウルトラマン』との関連性は考えられていませんでしたし、『メビウス』時の設定は完全に後付け設定であるのですが、そんな事言ってちゃ面白くありませんよね。と言う事で、各組織の前後関係等、徹底的に考えてみましょう(笑)。
その前にまずは設定等の整理。『ウルトラシリーズ』長しと言えども、基本的に世界観が同一なのはいわゆる「光の国シリーズ」と言われるシリーズであります。劇場用作品を除くと『ウルトラQ』~『ウルトラマンレオ』、『ウルトラマン80』、『ウルトラマンメビウス』の9作品がこの「光の国シリーズ」にあたります。微妙なのは、海外作品及び『ウルトラマンネオス』、『ウルトラマンゼアス』でありまして、これらの作品群は「光の国シリーズ」と共有設定を持ちながらイマイチ繋がりが明確では無いんですよね。ウルトラの設定マニア泣かせな作品達です(笑)。取り敢えずここでは除外して考える事にします。
また、最近の『大怪獣バトル』の設定によると、全てのウルトラシリーズの世界が融合したというギャラクシークライシスなる大変事が起こったそうですが、ややこしくなるのでここでは考えないようにしましょう(苦笑)。
それを踏まえた上で各組織の特徴等を見つつ、前後組織の関連性を考えてみましょう。

ウルトラマン』に登場した科学特捜隊
設定によると、国際科学警察機構の下部組織であり、正式名称は科学特別捜査隊言います。本部はパリにあり、世界各国に支部がある世界的な組織のようです。「やっぱりジャミラ!
基本的には怪事件調査の為の組織で、怪獣との戦闘は特別任務。しかし、諸文献を見るとウルトラマンが地球にやってくる遥か以前から怪獣との戦闘を行っていたようで、特別任務とは名ばかりだったのではないかと管理人はニラんでおります(笑)。ムラマツキャップによると、設立されてから20年以上が経過しており、伝統のある組織である事が伺えますな。文献によっては『ウルトラQ』に登場した一ノ谷博士らが設立に関わっているとのこと。この事から、『ウルトラマン』は『ウルトラQ』から20年以上後のお話と言う事に・・・。ジャミラが死んだのが1993年である事は有名なお話ですが、そこから逆算すると『ウルトラQ』は1970年代のお話、と言う事になります。しかし、『ウルトラマン』の時代設定は明確では無く、話や書籍によっては1970年代だったりするんですよね。そうすると『ウルトラQ』は1950年代の話と言う事に・・・。ウルトラの設定マニア泣かせの時代設定です(笑)。まぁ、『ウルトラマン』に限らず、昭和ウルトラシリーズは時代設定を始め細部の設定が変わるというのは(意図的な場合もそうでない場合も)よくある事でして、それがまた魅力でもあったりする訳で、この記事では各作品の時代設定は基本的には考えないようにします、ハイ。

ウルトラセブン』に登場したウルトラ警備隊
300人が勤務する地球防衛軍極東支部の中の精鋭チームが、いわゆる「ウルトラ警備隊」と呼ばれている訳でありますね。科学特捜隊が(自衛隊より強いのにあくまでも警察組織であったのに対し、ウルトラ警備隊は立派な軍隊の一部なんですな。「これで海底も我々人間のものだ!
激化する異星人の地球侵略行為に対抗して地球防衛軍が設立されたそうですが、管理人は肥大化した国際科学警察機構がそのまま地球防衛軍になったような気がしてなりません(笑)。
その装備は科学特捜隊のそれよりも遥かに強化されているように見え、異星人の円盤や怪獣等を多く倒しておりました(が、怪獣を倒した数は科学特捜隊に劣っていたりします)。いやぁ、格好良かったです。その一方で、「モロボシ・ダン、とでもしておきましょうか」等と発言する正体不明の怪しい風来坊を入隊させるなど、軍事組織としては少々疑問が(ry

帰ってきたウルトラマン』に登場したMAT
この組織から横文字になりますね(因みに、科学特捜隊は「SSSP」、ウルトラ警備隊は「UG」と表記される事があります)。「Monster Attack Team」の略であり、訳は「怪獣攻撃隊」。対怪獣戦闘や怪事件捜査が主な任務で、国際平和機構の地球防衛庁の下部組織だそうです。本部はやっぱりパリにあるようですが、事ある事に上部組織から解散宣言が言い渡されておりました。不憫な組織ですなぁ・・・。しかし、解散しちゃったら怪獣に立ち向かう組織が無くなっちゃうのに、と、管理人は幼いながら思っておりました(笑)。「失敗したらMATは解散だぞッ!
思うに宇宙からの侵略が和らいだ結果、地球防衛軍の必然性が無くなり、その結果として地球防衛軍は国際平和機構に解体・再編されたのではないでしょうか?
・・・この頃になると長官が「いざというときはウルトラマンが来てくれるさ」等と発言するなど、ウルトラ戦士の皆さんの存在も大きく見られていたようですな。それはそれで困りものなんですけれども(笑)。
そういった発言や隊長の交代劇なんかを見ると、MATという組織はウルトラ警備隊よりもユルい組織になっていたという事が伺われます。

ウルトラマンA』に登場したTAC
Terrible-monster Attacking Crew」の略で、訳すと、「超獣攻撃隊」。全滅した地球防衛軍に変わって誕生した世界的な防衛組織のようです。
・・・ん?地球防衛軍は解体・再編されたのでは?(※管理人の勝手な妄想です。)と、思いましたが、よくよく考えるとMATはしょっちゅう解散宣言を出されていた組織。結局ウルトラマンジャックが帰っちゃった後は何らかの問題を起こして本当に解散しちゃった可能性が非常に強いです(まぁ、MATの基地も壊滅してましたし、そっち方面の可能性も否定できませんが)。と、いう事で、MATは解散、国際平和機構ごと再編され、地球防衛軍が再結成したという流れになってもおかしくは無いですね。寧ろおかしいのはベロクロン一匹に全滅させられてしまった地球防衛軍です。戦闘機が数十機撃墜されただけで壊滅って、どんだけ貧弱なんですか!?・・・等と散々色んなところで突っ込まれておりますが、よく考えたら地球防衛軍上層部が「我々の装備では太刀打ち出来ない!新しい組織を設立するしか無いな、こりゃ」と判断しただけ、というのが真相なのでは無いでしょうか(笑)?
それにしても『帰ってきたウルトラマン』の登場人物である次郎君が『ウルトラマンA』第10話の時点でまだ小学生であった所を見ると、MATはどれだけスピード解散だったんだよ!?と突っ込まざるを得ませんな(笑)。郷さんが次郎君に「大きくなったらMATに入れ」等と言っておりましたが、哀しいかなその約束はMAT解散により果たせなかったんですね。郷さん、無念・・・。って、MATに対する突っ込みばっかりになってしまったじゃないですか(笑)!
TACはウルトラマンエースと共に異次元人ヤプールの操る超獣その他に、果敢に立ち向かっておりました、ハイ。しかし、急ごしらえの組織だった故か、(MAT程ではありませんでしたが)上層部からの圧力は結構強かったですなぁ。そのせいか、現場の人間関係は最悪・・・。しかも超常現象を基本的に嘘であると決めつけがちという、ウルトラ防衛組織にあるまじき態度の組織でありました。正直な話、こんな組織には勤めたくありません!本当なんです!信じて下さい!!
最終回に於ける「やさしさを失わないでくれ・・・」というウルトラマンエースの最後の言葉が胸を刺します。1年にわたってこんな苦しい職場に勤めたエースにとっては本当に切実な言葉だったんですなぁ。エースは捨て子という設定を考えると、擦れた性格になっていないか心配ですが、ウルトラの父と母に育てられたおかげか、心優しいウルトラ戦士に成長していたんでしょう。この最終回の台詞が全てを物語っております。
・・・話が脱線致しました(笑)。

ウルトラマンタロウ』に登場したZAT
Zareba of All Terrestrial」の略(Zareba」って何だよ!?)で、訳すと「宇宙科学警備隊」。地球外からの脅威に立ち向かう特殊編成部隊で、やっぱり世界的な組織であります。本部はニューヨーク。
かなりアットホームな雰囲気や、ユニークな対怪獣メカ、面白作戦等、色々とアレな評価を下されがちですが、怪獣を撃破した数は全ウルトラ防衛組織中トップであります。いやはや。「夕べカレー食べた奴、いるか?
ヤプールが居なくなった為、急ごしらえのTACを発展させたものであると思われますが、ひょっとしたらTACで労災が起き、社会問題になったという可能性も無きにしも非ず・・・。
かくして、ZATは誕生した訳ですが、特筆すべきはそのユニークな兵器群。なんでそんなモノがあるんだよッ!?と思わず突っ込みたくなる兵器が目白押しであります(笑)。巨大なバケツとか巨大なトリモチとか巨大なコショウとか・・・。
恐らく、科学特捜隊設立以来、様々な怪獣や宇宙人との戦闘で、あらゆる状況に対処できるよう、様々な兵器がZATの武器庫に格納されているものと思われますな。それで良いのか(笑)!?

ウルトラマンレオ』に登場したMAC
Monster Attacking Crew」の略で、訳は「宇宙パトロール隊」。例外無く世界的な組織でございます。しかしこれまでの防衛組織とは少し趣が異なるようで(まぁ、やっている事はいつも通なんですが)、宇宙船の航行の安全確保及び怪獣や宇宙人の襲来をいち早く察知して撃退することが主な任務であります。
かなり強固な防衛力を誇ったZATからは一変して、ウルトラファンからは殉職MAC全滅MAC等と揶揄される程、隊員の殉職率が高い組織です。どうしてこうなった・・・。TACとは別の意味でMACには就職したくないです(笑)。「MACの最後は俺が見届ける!
思うに、ZATは強くなりすぎたんでしょうな。恐らく、怪獣の出現数が減少し、ZATの存在意義が世間に問われた結果、宇宙時代になった(任務に「宇宙船の航行の安全確保」というのを見ると、そう考えるのが妥当なのではないでしょうか。)という事も相俟ってMACに再編、という流れになったのではないかと思います。しかし、装備をZAT時代よりも軽くした事が仇となり、結局は基地ごとシルバーブルーメ呑みこまれ、全滅・・・と。何故MACはシルバーブルーメを発見出来なかったのだろうかと、昔から気になっておったのですが、本当に何ででしょうか・・・。隊員達の断末魔がトラウマです。
・・・MACの全滅は制作の予算が無くなり、基地セットを使った特撮が撮れなくなった事による苦肉の策な訳ですが、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか・・・。

ウルトラマン80』に登場したUGM
Utility Goverment Members」の略で、特に訳名は設定されていないようです。世界中の軍隊を統合する国際連合直轄の総合軍事組織「地球防衛軍UNDA」にの末端組織で、怪獣・怪奇現象専門の精鋭チームらしいです。
いやはや、全世界の軍事組織が統合、ですか。大きく出ましたなぁ(笑)。実際にメカ描写も軍事色が強かったですし。「フォーメーション・ヤマトで行くぞ!
恐らくMACはアジア本部基地全滅の責任をとる形で解散、「全世界はやはり我々が守らなければならない!」と、米国あたりが主導する形で設立されたものと思われます。恐らくこの際、科学特捜隊~MACまでの組織を参考にされてUGMが設立されたものと思われます。なんとなくウルトラ警備隊以来の強固さを誇る組織というイメージがあるのは気のせいでしょうか(笑)?いえ、確かにZATも強かったですけど、イメージ的に(ry

ウルトラマンメビウス』に登場したGUYS
Guards for UtilitY Situation」の略で、訳は「あらゆる状況のための防衛隊」。UGMを解散させた後10年の歳月をかけて創設された防衛組織であり、やはり世界的な規模の組織であります。陸上実働部隊のCREW GUYS、海上担当のGUYS オーシャン、宇宙担当のGUYS スペーシー、南極担当のGUYS アンタクティカの4つのチームから為り、日夜怪獣や異星人からの侵略に備えておりました。科学特捜隊以外の他の組織が短命な組織だったのに対し、このGUYSは25年の歴史を持つ・・・と言えば聞こえは良いのですが、実際は25年間怪獣や宇宙人が襲来しなかった訳で、GUYSの入隊資格も日本では就職に役に立つという認識となっているという体たらくでありました。妙にリアルな設定ですよね(笑)。「GUYS sally go!
いやはや、ウルトラ戦士の能力を解析して作ったメテオールなる超兵器や、火星より調達した物質を使用したスぺシウム弾頭弾、メテオールを応用して作ったマケット怪獣等のZATとはまた違った意味での超兵器を多数所有しております。

・・・とまぁ、イロイロと見てみた訳ですけれども設定を見なおして創られた『ウルトラマンメビウス』で全ての防衛組織に関連があったという設定が出た為にそういった考えが浮かんだりするようになった訳ですが、その昔は「なんで科学特捜隊とウルトラ警備隊は協力しないんだろう・・・?」とか思っていた訳なんですよね(笑)。まぁ、MACの設定で「モロボシ・ダンが過去の功績を認められて隊長になった」とか書かれている訳で、関連性が無い訳では無いようでしたけれども・・・。
しかし、怪獣図鑑等に書かれている防衛隊の隊員のプロフィール等を見ると、隊員歴の年数なんかが書いてある訳でして、それから逆算するとウルトラシリーズで描かれている「時間」は70年以上となったりしまして、ウルトラシリーズの歴史がエラい事になるんですよねぇ(笑)。GUYSのタケナカ最高議長は何歳になるんだよ!?
あ、時代設定に対する突っ込みはしないと書いたのに・・・。

まぁ、そんな感じの馬鹿話でありました。
・・・いずれ海外作品や『ウルトラマンゼアス』、『ウルトラマンネオス』なんかの防衛組織についても考えてみたいところでございます(笑)。


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2011/03/15 22:18|アニメ・特撮馬鹿話TB:1CM:3

おやっさんの謎 

昭和の『仮面ライダーシリーズ』に於いて、シリーズを通してライダーの支援者として登場する人物が居ます。その名は、立花藤兵衛
彼は『仮面ライダー』から『仮面ライダーストロンガー』までの5作品に出演し、ライダー達を応援してきました。そんな彼は、ライダーや周囲の人から「おやっさん」と呼ばれ、親しまれていた訳であります。
しかし管理人は『仮面ライダーシリーズ』を観ていて、こう思った訳です。
このおっさん、何者だッ!?

まず謎なのはその職業であります。
仮面ライダー』ではスナックのマスター兼バイクレーシングチームのオーナーとして登場しましたが、いつの間にかバイク屋を開き、少年仮面ライダー隊の隊長になったりしてました。続く『仮面ライダーV3』では、スポーツ用具店の店長をやっており、『仮面ライダーX』ではコーヒーショップを営んでいらっしゃいました。そうかと思えば『仮面ライダーアマゾン』ではバイクレーサーとして登場。『仮面ライダーストロンガー』では若いバイクレーサーを探して全国を放浪の旅・・・って、無職!?
・・・とまぁ、こんな感じでおやっさんは職を転々としておった訳ですが、無職になっても生きていくのに困っていない所を見ると、それなりの金は持っていそうですよね。実は資産家で、老後の道楽として職を転々としていたりレーサーになったりしていたんじゃありますまいな(笑)?(しかし、老後って程歳はいってませんよね・・・。
まぁ、若い頃はレーサーとして活躍し、引退してからはレーサー時代に貯めていた金で悠々自適の生活を送っていた、というところかも知れませんが、さて・・・。

次に謎なのはその技術力であります。
仮におやっさんが元レーサーだったとして、引退後バイクのエンジニアになった、と考えれば無理のないような気はしないでもないのですが、しかしておやっさんが整備するのは専らバケモノのようなスペックを誇るライダーマシンです。否、整備だけでなく時としておやっさんはライダーマシンの設計・開発・組み立てもこなしてしまう訳でありますよ。
原子力エンジンとかいう物騒なエンジンを搭載したマシンや、古代インカ帝国の秘宝が原動力のマシンをホイホイ設計したり組み立てたり整備したりしていらっしゃるところを見ると、やはりおやっさん、只者ではありません。どこでそんな技術力を手に入れたんでしょうか・・・。
本郷あたりに教えてもらっていた可能性も否定できませんが、そんな姿はあまり想像できません

その次に謎なのは、戦闘力です。
改造人間でも無いのに、戦闘員ぐらいなら結構倒せてます。また、ライダー達と特訓をする事もあり、そのトレーナーとしての能力はショッカーがスカウトにくるほどです。しかし「ショッカーなんかに協力できるかッ!?」みたいな事を言っていたのに、いざイカデビルのトレーナーになると、「そんなんでライダーに勝てると思っているのかッ!?」などと言って鞭をふるうおやっさん・・・。まぁ、敵の弱点を見る、という目的があったとは言え、割とノリノリじゃないですか!
まぁ、怪人と戦おうとすると負けて磔にされたり火あぶりにされたりする訳ですケド。
しかし戦闘員って常人の1.5~2倍の戦闘力であるとされていますから、それを倒せるおやっさんの戦闘力は確かに謎です。どこでそんな護身術を身につけたんでしょうか(尤も、ライダーガールズの皆さんなども戦闘員を倒したりしていた訳ですが(笑)。彼女らの戦闘能力も謎ですな)。

最後に謎なのは、その人脈です。
城北大学のエリートである本郷猛と知り合いだった事をはじめ、高坂博士や二代目おやっさんこと谷源次郎とも面識がある等、謎の人脈がある訳であります。
偶然だった、では済まされないような気がするのは、管理人だけでありましょうか・・・?

このように、おやっさんには多くの謎が付き纏う訳であります。本当にこのおっさんは何者だったのか・・・。
すごい科学で守ります!』的解釈で考えますと(唐突かつ強引ですが)、おやっさんの正体はウルトラマン』に登場した科学特捜隊のムラマツキャップだったのではないかと(爆)。
そう考えると謎の技術力、戦闘力、人脈等、様々な謎が解明されますね。また、地球防衛組織に勤務していた為羽振りも良かったと。
科学特捜隊解散後は暫く地球防衛組織に勤務していたんでしょうけど、何らかの事情があり退職、趣味だったバイクに専念するようになって数年、ショッカーとの戦いに巻き込まれ・・・というようなところでは無いでしょうか?
また、谷源次郎との繋がりからこんな事も考えられます。
谷源次郎の本名は結局明かされないままでしたが、実は帰ってきたウルトラマン』に登場した怪獣攻撃隊MATの加藤隊長だったのではないかと。そう考えるとムラマツキャップと加藤隊長にも面識がありそうですし、ムラマツキャップ=おやっさん説の信憑性を増してきますね

そういう訳で、特撮ファンなら誰もが一度は考える馬鹿話でございました(笑)。おやっさん、実に魅力的なキャラクターですよね!
しかしおやっさんって、ホント何者だったんでしょうかねぇ?萬画版『仮面ライダー』では本郷家の老執事でしたが・・・。気になりますな(笑)。


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ミステリアンは本当に侵略者だったのか? 

大掃除も終わり暇だったので、往年の本格的空想科学特撮映画・『地球防衛軍』を観ておりました。
いやはや、何度観てもモゲラには萌えるよね!・・・という話では無く、本当にミステリアンは本当に侵略者であったのか否か、という疑問でございます。

地球防衛軍

この『地球防衛軍』に登場する【怪遊星人ミステリアン】は、SF作品に出てくる侵略者としては物凄く穏当な連中ですよね。

住むべき星を失い、アステロイドベルトで数千年耐え忍んで過ごていたが、限界に達した為、地球へ移住する事を決定。富士の裾野にドームを建設、圧倒的な科学力を誇示・威嚇した後に「半径3Kmの土地と地球人との混血の自由」という、侵略者と言うには恐ろしく控えめな要求をして来るのであった・・・。

涙ぐましい話ではありませんか!
宇宙を旅して目についた」から地球を必ず支配しようとするようなどこかの侵略者なんかとはえらい違いです。
ここでポイントとなるのは、アステロイドベルトで数千年過ごしたという点であります。彼らは地球人類の10万年先の科学力を持っているという話です。やろうと思ったら母星が爆発・四散した時点で地球に移住してくれば良かったにのに、それをやらなかったという事は、地球人類に配慮しての事でしょう。
我々の事情で地球生物を巻き込む訳にはいかない!我々はアステロイドベルトで生きよう!
当時のミステリアンの主導者は、きっとこう言ったのでありましょう。
それでも数千年後に地球にやってきたのは、のっぴきならない事情があったからでありましょう。低重力によるカルシウムの流出やら放射能汚染による影響やら・・・そういう事情があったからなんでしょう。いよいよ種の存続が危なくなったから、地球にやってきたのでありましょう。
その証拠が、
半径3Kmの土地と地球人との混血の自由
という彼らの要求なのです。まぁ、異星間混血が可能なのか?という疑問はありますが、きっと10万年先の科学力でなんとかするのでしょう。とにもかくにも、ミステリアンは自分達の遺伝子を残したかっただけなんだと思うのですよ。
また、劇中の時代設定は明確にはされておりませんが、公開当時と同じなのであれば1957年という事になりますよね。恐らくミステリアンは、地球上で長らく続いた戦争の時代がようやく終結し、戦後十数年の経過である程度落ち着いたと踏んで、来地球したのでありましょう。
もしもミステリアンが戦時中にやってきていたらどうなっていたか・・・。ミステリアン、色々と考えています(笑)!

そこまで考えてやって来たミステリアンに対して地球人は断固としてこれを拒否した訳です。
それくらいの要求なら呑んでやっても良かったんじゃないか?と思うんですけどねぇ(笑)。
地球人がそんな対応だからミステリアン、ついに怒る訳です。
半径100km以内の土地を占領する!
怒るのも当然ですよ(笑)!考えてみれば、ミステリアンが地上でやった事は、
・モゲラその辺で歩かせる
・自衛隊の攻撃に対する自衛の為の攻撃

ぐらいなんですよね。そりゃ、モゲラを歩かせて被害を出しちゃったのはちょいとマズかったですが・・・。
そんな訳で、地球側は「地球防衛軍」を設立、マーカライト・ファープ等の東宝特撮超兵器を駆使し、ミステリアンを撃退してしまいます
彼らは永遠に宇宙の放浪者です!
・・・って、それじゃァミステリアンがあまりにも不憫では無いでしょうか!?

ミステリアンはきっと、地球人はもっと穏当な人種だと思っていた筈です。しかし、攻撃をしてきた・・・。その結果、地球人に対抗する為の兵器を開発せねばならないと、そういう事で地下基地を建設していたんでしょうね。
それを地球人は勘違いをして・・・これは悲劇ですよ
教訓。
異星人側は間違ってもモゲラなどを歩かせてはならない!まずは話し合い。
着実な相互理解が、平和と繁栄を生むのです。

こんな感じで、ミステリアン視点から『地球防衛軍』を描いた『新約・地球防衛軍』なんて作品があっても面白そうですね(というか、描いてみたいです(笑))。

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地球人は侵略者になってしまうのだろうなぁ。 怪獣の溜息

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2010/12/29 20:03|アニメ・特撮馬鹿話TB:0CM:4

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