管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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【君と僕の】世界観に歓喜し、客演に感涙、特撮に燃えた2クールだった! 『ウルトラマンX』総括【絆!】 

先日、毎週火曜18時よりテレビ東京系列で放送中の「新ウルトラマン列伝」内にて放送されていた『ウルトラマンX』が無事最終回を迎えました。
管理人は、前々作にあたる『ウルトラマンギンガ』及び前作にあたる『ウルトラマンギンガS』は残念ながら全話リアルタイム視聴する事が叶わなかった訳でありますが、今作『ウルトラマンX』は幸いな事に全話(総集編を除く)リアルタイムで観れまして、これには特撮の神様に感謝したいような気分でありますねぇ・・・。

そういった訳で7月より2クールに渡って放送された『ウルトラマンX』。
全体的に観ると、「怪獣や宇宙人との共存」に重点を置きつつ、大きなテーマとして「」というものを掲げた作品として『ウルトラマンX』は仕上がっていると思います。
そして、各話担当の監督と脚本家の個性をぶつけた、バラエティ豊かな2クール作品だったとも言えます。よく考えるとウルトラシリーズは各話の監督や脚本家の個性を出すシリーズでもあった訳で、新しい方向性ではありながらも全体を通してウルトラの基本に立ち返った作品だったと言えるのかも知れませんね。
ウルトラの醍醐味である特撮も、ヤバいですし。

そんな感じで、折角リアルタイムで追いかけてきた訳でもありますんで、簡単な総括記事を作成しておこうかと思う次第であります。

ウルトラマンX

ウルトラマンX』のあらすじは、大体こういった感じでしょうか。

今から15年前、突如として発生した太陽の異常爆発「ウルトラ・フレア」により、地球上に眠っていたオーパーツ「スパークドールズ」が次々と怪獣化する事態となった。
世界各地で頻発する怪獣災害に対抗するため、地球防衛組織UNVERは対怪獣対策チーム「Xio」を設立。
こうして人類は、怪獣・宇宙人の脅威と隣り合わせの日常を送る事となったのである。

そして現在。
怪獣頻出区である日本のXio日本支部に所属する青年・大空大地隊員は、梅沢市に出現した熔鉄怪獣デマーガの対策に当たっていた折、謎の超人と一体化‐ユナイト‐する。大地は戸惑いながらも、Xioのサポートもあってデマーガの撃破に成功した。
それをきっかけとして大地は、Xio隊員として、そして光の巨人「ウルトラマンエックス」として、様々な怪獣・宇宙人の脅威と戦っていく事になったのである。



いやぁ、何と言いますか、久々に「ウルトラシリーズが帰ってきた!」という感じでありますよね。いや、テレビシリーズとしては『ギンガ』で帰ってきていますし、防衛チームその他のウルトラ要素も『ギンガS』で復活してはいるのですが、専用の戦闘機や各種隊員メカを装備した世界的な防衛チームが登場して怪獣や宇宙人の対策に当たるという構図は『ウルトラマンメビウス』以来と言える訳で、実に8年ぶりにウルトラの基本フォーマットに戻ってきた訳ですよ!
円谷プロが身売り状態になって製作される円谷プロ作品が目に見えて予算が無いという非常に哀しいここ数年の流れを見ると、もう自然に涙が出てきてしまいますね。いやまぁ、『ウルトラマンX』も2クールで終わっちゃったりとかミニチュアセットの壊しが従来から比べたら少ないとか、まだまだ円谷プロが本調子では無いというのが見え隠れするんですけどね・・・。
円谷プロの経営難の話はそれだけで1記事書けそうではありますが(笑)。

ギンガ』から続く「スパークドールズ」のシステムは引き継ぎつつ世界観を一新、怪獣達に自らの意思を持たせたというのには、怪獣好きとしては「よく怪獣に意思を戻してくれたッ!」と賞賛の声を上げたいところですね。いや、だって『ギンガシリーズ』では怪獣は人間や異星人に使役される存在であってその意思を封殺されているかのような演出でしたもん・・・。あのシェパードンだって結局SDになっちゃいましたし・・・。
やはりウルトラシリーズにとって「怪獣」という存在はウルトラマンと同等以上に大切なものであり、いつまでも使役させられるだけの人形にさせておいてはならないと、そういう事なんでしょうかね。
ややこしい事にウルトラシリーズの怪獣は、今や「倒されるべき敵」だけで終わらせてしまってはならないという事態になっていると言う事が出来るのかも知れません。
ゴモラなんかはもうすっかり人間の友達になっちゃった感もある訳ではありますけれども、そういった作劇は「怪獣」というキャラクターを商品にするというウルトラシリーズの戦略から逆算しての事でもあり・・・。非常に微妙なバランスの上で話を創っていかねば、ウルトラの玩具展開は厳しいものになってしまいかねないんですよね。
どんな怪獣でも取り敢えず愛でるという我々のようなおかしな人達からすれば問題は無いと思うんですけれども(笑)、メイン視聴者の子供が相手だとキャラクターとしての怪獣と倒されるべき敵としての怪獣と商品としての怪獣の、どの部分にウェイトを置くかの匙加減が難しい。ここが仮面ライダーや戦隊の怪人とは大きく違う部分ですかねぇ・・・。

そこに来てのこの『ウルトラマンX』の怪獣設定はまさに「そこに居る存在」でありまして、その力には基本的に善悪の概念は無いとされております。人間にとって危険か無害かで怪獣の駆除を判断するという実にシビアな世界観でもあり、更にそこにエックスの、
スパークドールズは生きていると言えるのか?
共存とは言うが、人類へ害の有る無しで判断しているだけではないのか?
といった問いがグサッと刺さってくる訳です。それでも、
いつか、怪獣との共存が実現する日が来る
と言い、それを目指す大地の姿勢は、純粋に応援したくなるんですよね。
なにより、管理人のような怪獣バカにしてみれば、心底羨ましかったりもする訳です(笑)。俺もゴモラと友達になりてぇよ!
大地だけでは無く、各登場人物もそれぞれ自分の中に「怪獣とは何か」というのを持っており、それに基づいて怪獣対策にあたっているというのも良かったですね。

さて、世界観的にはこれまでのウルトラシリーズ以上に「怪獣や宇宙人の居る日常」が強調されていたように思います。
第16話「激撮! Xio密着24時」なんかはその最たる話であり、我々の世界のいわゆる「警察24時」番組を模した作りで一見ふざけた回に見えながら、その実作品世界に於ける怪獣や異星人と一般市民の距離感が明確に示された秀逸な1本だったと思います。
第10話「怪獣は動かない」では、怪獣を利用して村おこしをしようといういかにも現在らしい喜劇が描かれましたし、第9話「われら星雲!」は平穏無事に暮らそうとする異星人トリオの話でありました。第15話「戦士の背中」はXio隊長として、地球の危機の為に家族を鑑みることが出来なかった一人の男の姿が描かれた訳です。
どれもこれも1話完結の物語として秀逸な話ばかりだったと思いますが、そういった「怪獣や異星人が日常的に闊歩する世界」を非常に丁寧に描写した、SF要素の強い世界観として纏まっておりました。
また、『ギンガS』から引き続いて異星人達の「個人名」が設定されるようになったのも良かったですね。今までのウルトラ異星人って、なんだか妖怪然としていて「そういう悪い種族なんだろうな」という感じがするだけであったのですが、普通に考えると何十億人も居て星間航行技術もあったら他の星に行って犯罪行為を行う奴もそりゃ出てくるわな、と。異星人の個人名が出てくる事で、文字通り宇宙警備隊のウルトラマンは宇宙の警察官になる事が出来ると言えるのかも知れません(笑)。
同じ星人でも個々人によって思想や性格は違うし、顔も違うんだぞ、と。

ウルトラマンX絵

世界観と言えば、その共演システムも素晴らしかったですね。『ウルトラマンX』に於いては、ゼロ、マックス、ギンガ、ビクトリー、ネクサスが客演を果たした訳でございますが、実に自然な流れで先輩ウルトラ戦士と共闘できていたように思います。
ウルトラマンメビウス』では、昭和の歴代のウルトラ兄弟達が客演をするというのが売りの作品だった訳ですが、今回の『ウルトラマンX』では平成の、しかも00年代に入ってからのウルトラマン達がこぞって客演してくるという構成になっており、さながら平成版『ウルトラマンメビウス』といった感じになっておりました。
管理人のような『ウルトラマンネクサス』をリアル中二の時に観ていたような世代にとってはもう、たまんねぇ、と(笑)。しかも、オリジナルキャストが出てくるだけでは無く、各作品の雰囲気やテーマをふんだんに盛り込んだ客演だったというのが感涙ものなんですよね。

ゼロはいつも通りの登場でしたし、非常な安定感があります。エックスとゼロの「よく喋るウルトラマン」同士の掛け合いも面白かったですね。
続くマックスの客演。スラン星人クワイラを追ってきた戦士として格好良く登場したのに、エックスを操るゼットンアーマーを無理やりを外そうとするシュールなしぐさをしたあたりが完全にマックスでしたね(笑)。そしてパワータイマーを点滅させる事無くクワイラを倒す姿は、まさに最強・最速っぷりを体現した客演だったと思います。
その次のギンガ組の面々の客演では、前作である関係上スタッフや音楽も同じという事もあり「『X』を観てたらいつの間にか『ギンガS』が始まっちゃった」という錯覚すら覚えるような客演でした。セブン→レオ→ゼロ→ビクトリー→エックスという、シリーズを通して受け継がれる師弟関係の構築もナイス! でも、構図的には3対1のモルド・スペクターさんが可愛そうになってくるような話でもあり(笑)。
極めつけはネクサスの客演でありますよ。第20話「絆 -Unite-」は、『ウルトラマンネクサス』の一編と言っても差し支えないような話になっており、まさに「ネクサスの全てが詰まっている」と言っても過言ではない、明らかに異質な客演回となっておりました。管理人は予告の段階で「あれ、ひょっとして橘副隊長、ネクサスに変身しちゃう・・・?」と思ったのですが、まさか実現するとは。いやぁ、阿部雄一監督以下スタッフの本気に脱帽です。

こういったネクサス客演回のようなものを観ると、タロウに厳しいウルトラ5兄弟とか、頭を焼かれるゾフィーとか、「俺たちはアストラを殺す!」といきなり過激な事を言い放つ初代マンといった、昭和のウルトラの客演が非常にアレな事になっていたのと対比して、今は本当に良い時代になったなぁと、心の底から思います。
特撮界隈全体を見ても『ウルトラマンメビウス』以降、『仮面ライダーディケイド』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』と、オリジナルキャストが出演する過去ヒーローとの共演を描いた作品が出てきている訳でありますので、様々なヒーロー客演モノの流れを汲んでの『ウルトラマンX』の客演という見方も出来るのかな、と。

しかしながら、ウルトラシリーズ45周年記念作品である映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』以降明確に打ち出されたウルトラの多元宇宙、マルチバース設定によって、「各ウルトラ戦士が居るのはそれぞれ別々の宇宙である」という壁はあるにしてもウルトラ戦士の共演が実にスムーズに出来るようになりましたよね。
この設定がある事で完全に新規の世界観を作ったとしても必要とあればどの世界の先輩ウルトラマンが次元の壁を越えて駆け付けてきても良い訳ですからなぁ。しかも、様々な世界を飛び回っているウルトラマンゼロが居るおかげで、「ゼロから話は聞いている!」という一言で共闘が出来るという、これはもはや発明でございますよ! これを「ウルトラマンゼロメソッド」と呼ぼう(笑)。
・・・まぁ、ウルトラマンゼロがメインを張ってきた「ウルトラマン列伝」の系列だからこそ出来る芸当と言えるのかも知れませんけどね。

溶鉄怪獣デマーガ

さてさて、本作『ウルトラマンX』の怪獣面についてのお話であります。
先述の通り、スパークドールズ設定を引き継ぎながらも自らの意思を持つ怪獣達が登場してくる訳なのですが、新旧怪獣達が活き活きと破壊活動を行う様は、やっぱり観ていて楽しくなってきます。
今回は待望の新怪獣が5体(亜種・別形態を含めると8体)も登場してくれました。

第1話「星空の声」に登場した溶鉄怪獣デマーガは紛う事無き大怪獣として出現し、後に第12話「虹の行く先」でダークサンダーエナジーで強化された形態のツルギデマーガに変化してダークサンダーエナジーのヤバさをいち早く体現してくれた、『ウルトラマンX』を代表するような怪獣となってくれました。
第6話「星の記憶を持つ男」及び第7話「星を超えた誓い」に登場した石化魔獣ガーゴルゴンは、知性を備えて作戦を立てた上で地球に飛来するというスペースゴジラもかくやという圧倒的な侵略宇宙怪獣として登場しましたし、ガーゴルゴンと同時に登場したメカ守護獣ルディアンはゴールド星人テルに仕える忠犬っぽさが可愛くもあり、第10話「怪獣は動かない」に登場した不動怪獣ホオリンガは「そこに居る存在」としての怪獣という側面を存分に見せつけた神秘的でかつかわいい怪獣でありました。

そして、第21話「美しき終焉」及び最終話「虹の大地」に登場した虚空怪獣グリーザは、もう訳のわからない恐怖と不条理さを持って襲いかかってきた、おぞましい怪獣でありました。田口監督曰く、「俺の中で増幅された初代ゼットンの恐怖そのもの」。だから虚数! だから無! 測定不能の奇怪な怪獣の登場には、観ながら泣いた子も居たんじゃないっすかね?
そんな虚空怪獣に繋がる絆で勝ったというのは、もう『ウルトラマンX』という作品を体現したかのような勝利でありましたね。絆は見えないけれど、確かにそこに存在している。見えない力に見えない力で勝利する! これは熱かったですね。全乗せアーマーも「そう来たかッ!」と(笑)。

勿論、過去作からの再登場怪獣も新たな魅力を備えて登場してきてくれて素晴らしかったです。
新生態が明らかになったバードン、謎回転攻撃をしかけてくるテレスドン、月面で寝る姿がウザかわいいベムスター、ドリルを換装する間大人しく待っているのがかわいいブラックキング、ゲッターロボもかくやという合体分離を行うキングジョー、ダークサンダーエナジーでゴジラのようになってしまったゴメス、今度は死ななくて本当に良かったピグモン、登場した瞬間に意味も無く建物を破壊するレッドキング、そしてサムズアップをするゴモラ・・・。
いやぁ、どいつもこいつも格好良いし、かわいいッ!
怪獣が怪獣として大暴れしてくれた事に、感謝です。円谷が黒字になってくれて本当に良かった・・・!

最後に、『ウルトラマンX』の特撮面について少々。

以前にも当ブログで書いたように、ミニチュアセットの中に被写体を同居させて撮るという方式は、光源を同一にした極めて自然な画面の一体化を図ることが出来る撮影法であると言えます。
ウルトラマンX』で採用されている撮影手法はまさにそれであり、「ミニチュアセットとスーツによる特撮」であるという事は誰の目から見ても明らかではあるのですが、その自然なライティングは、日本の特撮の合成による色調調整では決して出せない唯一の強みであるという事が出来ると思います。管理人が今年公開の実写版『進撃の巨人』の特撮でストレスを感じていたのは、この「自然なライティング」成分が薄かったからなのかも知れませんなぁ・・・。

第1話より

別に「ミニチュアの手作り感が~」とか「日本特撮特有の温かみが~」とか言い出すつもりは無いのではありますけれども、しかし、慣れ親しんだ撮影手法で撮られているウルトラマンを観ると、何故だか物凄く安心してしまうというのもまた事実な訳で。
例の「ULTRAMAN_n/a」のVFX特撮に覚えた「未知の驚き」とは逆で、『ウルトラマンX』のSFXを主体とした特撮は「既知の喜び」とでも言うべきなのかも知れません。

19話より

しかし「既知」とは言っても、『ウルトラマンX』は毎回予測出来ないアングルで撮ったり旧来からある技術でも複合的に組み込むといった、チャレンジ精神溢れるカットが必ず挿入されるという「日本特撮の可能性」を感じざるを得ない作品でありました。
毎回「うおぉッ!?」となり、録画した映像を巻き戻して観てしまう・・・というのは特撮オタクの性なのではありますが、『ウルトラマンX』はその頻度が非常に高かったです。
ミニチュアをよく見ると、道路に乗り捨てられた車のドアが開いたままになっていたり、衝突した車のハンドルを見るとエアバッグが展開していたり、エックスや怪獣が転倒したあたりを風圧で飛ばされたであろう洗濯物がヒラヒラ飛んでいたりで、見返すたびに「芸が細かいな、ホントにッ!」と思わず叫びたくなるんですよ(笑)。毎回こだわりが尋常では、無い。

また、これは特に田口監督の担当回に顕著だったのですが、寄りと引きをうまく駆使して怪獣やウルトラマンが本当に巨大に見えてしまう一瞬が頻繁にあったというのも、この『ウルトラマンX』の特撮の特徴ですかね。
・・・これは管理人が単に巨大特撮怪獣演出に飢えていたから余計にそう感じただけなのかも知れませんが(笑)。

16話より

そしてそしてSFXだけでなく、VFXに関しても非常にレベルの高い特撮を堪能する事が出来ました。
毎回のXioの航空メカ演出(特に、降下・着地から実車への切り替えが滅茶苦茶自然なんですよ!)も然ることながら、上に貼った第16話での合成カット(これ、本気で「えっ、ミニチュア・・・合成!?」となりました。実景にミニチュアとウルトラマンと爆破を合成していると思うのですが・・・。)や同16話のPOV方式撮影からの銃撃戦の合成・・・。ミニチュアセットの筈なのに中に人が走っていたり、ミニチュアセットかと思ったら実は実景合成だったり・・・。
ミニチュア特撮でも「ええッ!?」となるのに、合成や3DCGでも「えええッ!?」となるので、本当に忙しい作品でありますよ(笑)!
VFX面の極めつけは、1954年公開の特撮怪獣映画『ゴジラ』や1957年公開の特撮SF映画『地球防衛軍』をはじめ、初代ウルトラマンのスペシウム光線を含めた様々な怪獣やヒーロー、メカの光線等の光学作画を担当した飯塚定雄さんが、ガーゴルゴンやグリーザといった怪獣達の光線の光学作画やウルトライザーの光学作画を担当しているという事実であります。
スタッフクレジットを見て管理人は「えええええッ!?!????!!!」となってしまいましたよ。御年81歳! すげぇ・・・。

17話より

そういった感じで、新旧様々な特撮が用いられ、異様な特撮クオリティを魅せたこの『ウルトラマンX』。
聞くところによると、メインの田口監督の手掛けた第1話~第3話の特撮を観て、他の監督達も異様に力を入れたのだとか。
改めて観てみると、坂本監督は予算が無い回に廻されながらもその分カメラワークやナパームを駆使してヒーローを魅せるてんこ盛り丼で勝負してるな、とか、辻本監督はクルマが大好きなんだろうなとか、色々と演出方針やら趣味やらが伝わってきたり来なかったりしますなぁ。いかに格好良くザナディウム光線を撃てるかを各監督で競った、いわゆる「ザナディウム大喜利」も楽しかったですよね!
コレを無料で観てしまって本当に良いのかと心配になるほどに、1話1話が見ごたえのある映像作品として仕上がっていたように思います。

まだ来年春公開予定の劇場版もあったりしますし、2期をやるとかやらないとかいう噂もありますが、兎にも角にもストーリー、設定、世界観、特撮と、毎回様々な趣向を凝らしてきた『ウルトラマンX』もこれにて一旦終了。
続報を待ちつつも、さしあたっては『劇場版 ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン』を楽しみに過ごしたいと思います。
来年も、怪獣の1年になるぞ・・・!

あ、あと『ウルトラマンX』はOPもEDも主題歌が良いんですよね!
管理人はこの6か月間、毎日のように聴いたり口ずさんだりする日々でした。


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劇場版、楽しみっすなぁ・・・!

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2015/12/24 18:32|特撮ヒーローTB:0CM:2

人呼んで日本一のヒーロー! 『快傑ズバット』 

ズバっと参上! ズバっと解決!
人呼んでさすらいのヒィーロゥ!
快傑ズバァッット!!!!!


ニコニコ動画では『仮面ライダー』の配信が行われ、毎週楽しみに観ておる訳でありますが、この度東映特撮YouTubeチャンネルにて、『快傑ズバット』の公式配信が開始されました。
快傑ズバット』は管理人の一番好きな特撮ヒーロー作品でありますよって、こいつぁ記事を書かなきゃぁなるまい!

快傑ズバット


快傑ズバット』は、1977年2月2日より放送が始まった、特撮ヒーローテレビドラマでございます。本来は1年放送の予定だったのでありますが、視聴率は好調でありながらも残念ながら玩具の売り上げが不振であったという理由で、32話にして打ち切りとなってしまった作品であります。
メインライターは、『人造人間キカイダー』、『アクマイザー3』、『特捜最前線』のメインライターを務め、サウンドノベル『街 〜運命の交差点〜』の原作者としても有名な長坂秀佳
主人公の早川健を務めたのは、『仮面ライダーV3』の風見志郎、『秘密戦隊ゴレンジャー』の新命明等でお馴染みの、日本一のヒーロー役者・宮内洋であります!

あらすじは、以下の通り。

天才科学者で山を愛する男・飛鳥五郎は、暴力団・地獄組に命を狙われていた。間一髪、飛鳥の親友の風来坊で、何をやらせても日本一の私立探偵・早川健によって助けられる飛鳥であったが、地獄組の仕掛けた時限爆弾によって重症を負ってしまう。
一命を取り留めた飛鳥であったが、しかし飛鳥の入院している病院を何者かが襲撃し、飛鳥は凶弾に倒れてしまう。
早川は飛鳥の仇を討つ事を強く心に誓い、飛鳥の研究していた宇宙開発スーツ及び宇宙探査車の設計図を元に「ズバットスーツ」、「ズバッカー」を完成させ、地獄組の組長を倒す。
しかし、地獄組は飛鳥殺害には関与していなかった。果たして、飛鳥を殺した犯人は一体何者なのか?
こうして、さすらいのヒーロー「快傑ズバット」の長く果てしない流浪の旅が始まったのである。



特撮ヒーロー番組というのは、時代劇同様にいわゆる「様式美」が重視されるジャンルであると言えます。スーパー戦隊などは、「怪人が暴れる、ヒーローが登場する、名乗りを上げる、倒す、巨大化、それをロボで撃破、大団円」みたいな感じで、1話のプロットが完全に様式美で成り立っていると言える訳です。
そこに来るとこの『快傑ズバット』は、様式美を究極的にまで高めた作品と言う事が出来ると思います。
全32話に渡って、物語の大まかな流れは、以下の型にはまりきっているんですよね。

①早川が飛鳥を殺した犯人を探して新しい町に来る。ギターで弾き語りをしながらの場合が多い。
②その町で、暴力団が横暴を働いている。
③市民を助けるため、早川が暴力団組員と喧嘩。
④そうしていると、暴力団の用心棒が登場。どいつもこいつも何らかの芸当の達人。
⑤早川「だがお前さんの腕前は、日本じゃ2番目だ!」
⑥早川と用心棒の「どっちが日本一か」対決。
⑦用心棒のすごい技を遥かに凌駕する早川のすごい技により、用心棒退散。
⑧暴力団組長と各地の暴力団を裏で操る暴力団連合・悪の大組織「ダッカー」首領の会話。
⑨暴力団の卑劣な罠により、早川、絶体絶命
⑩一瞬の隙を付き、早川が画面からフェードアウト、ズバッカーに乗った快傑ズバットが地平線の向こうからやってくる
⑪ズバッと参上! ズバッと解決! 人呼んでさすらいのヒーロー! 快傑ズバット!!
⑫「二月二日! 飛鳥五郎という男を殺したのは貴様か! 暴力団組長!」
⑬「違う! 俺じゃない! その日俺は○○に居たんだ……!」
⑭「ズバットアタック!!」
⑮「飛鳥、お前を殺したのはコイツじゃなかったよ」
⑯警察が駆けつけると、そこには気絶した暴力団組長とズバットが残した「この者、○○犯人」というカードが。
⑰「早川さーん! ありがとう!」
⑱水木一郎「男は~ひとり~みちをゆく~」


いやぁ、恐ろしく濃密な30分ですね! この濃密な様式美の中で様々な人々の悲喜交々が描かれておる訳なのですから、展開が早い早い。『戦姫絶唱シンフォギア』とか『キルラキル』とかで「展開が早い!」とか言ってる人は、この『快傑ズバット』を観たら卒倒するんじゃないっすかね!
打ち切りが決まった最終2話は、物語を終わらせる為に今だったら1クールくらいかけてやるような内容が2話でまとめられております
そして、毎週出てくる個性豊かな用心棒の数々。最初こそ拳銃の達人とか居合の達人とか、それっぽい人が出てくるのですが、後半になると大工の達人とかダイス振りの達人、テニスの達人といった方々の登場と相成る訳でありまして、次はどんな用心棒が登場するのかというのが非常に楽しみになってくる訳です(笑)。脚本の長坂さんが魅力的に時にヤケクソ気味に描いた、早川と用心棒の対決も大きな見所になっております。

ズバっと参上! ズバっと解決!

・・・「様式美によって成り立っている」と先ほど書きましたが、この『快傑ズバット』という作品、「特撮ヒーロー番組」という枠組みから見ると、かなり異端な作品なんですよね。そもそもとしてまず敵が奇抜な衣装はしているけどごく普通の人間である訳で、敵組織も改造人間を操る悪の秘密結社とか地球侵略を狙う悪の異星人の組織とかでは無く、ただの暴力団なんですよね。まぁ、悪の組織と言えば悪の組織なんですけれども。
それだけに、麻薬の話とか地上げの話とか政治家との繋がりとか、他の特撮ヒーロー番組ではあまりやらない事をやっちゃっています。「花売り少女と白い粉」などという、もうストレート極まりないサブタイトルの回もありますし(笑)。
同じ東映の任侠映画なんかとも相通じるものがあったりなかったり。用心棒が刀や仕込みナイフをを振り回すかと思えば、敵も味方もバンバン発砲しますし、登場人物がやたら吊るされたり磔にされたり血を流したりしますし、東映特撮ではいつもの事ながら殺陣のクオリティが高いですし、子供の腹には平然とダイナマイトが巻かれますし・・・。
それを子供向け特撮ヒーロー番組でやろうというとんでもない企画だった訳でありまして、改めてこの作品が放送されていたのは色々と凄い時代だったのだなぁと感じる次第でございますよ。今じゃ絶対無理です。「皆殺しの富野」を世に知らしめたロボットアニメ『無敵超人ザンボット3』もこの77年の作品ですし、色々とすげぇなぁ・・・。

そしてこの作品の魅力と言ったら、何と言っても主人公・早川健ですよ!
どんな事やっても歌以外は日本一の男ですし、何より宮内洋がノリにノっていた時期の作品なので、他の役者がやろうとしたらもはやギャグとなるような事ですら格好よくキマっているんですよね。
重機のバスケット部分に乗って弾き語りをしながら登場するとか、誰がどう見ても頭オカシイのに、宮内洋が演じているから何故かそれが物凄い格好良く決まってしまっているのだから実に恐ろしいものです。

明らかにおかしいが、格好良いと思えてしまうのだから恐ろしい!

視聴者も作品を観ているうちにどんどん慣れていって、早川がどんな行動を取っても、例え明らかに死んだだろうという場面の直後に地平線の彼方からズバッカーで颯爽と登場してもまぁ、早川さんだからな!」という一言で済ませてしまえるような状況適応能力を獲得する事が出来てしまうんですよね。人はそれを洗脳と呼ぶ。

と、まぁ、このように色々とブッ飛んだ作品故か、『快傑ズバット』は放送当時、メインターゲットに据えていた子供達よりも高校生や大学生といった、比較的高年齢層の視聴者の人気を博したんだそうです。高視聴率だったのに玩具の売上が不振だったというのも、頷ける話でありますなぁ。

大学時代、非特撮ファンである友人の三単元にこの『快傑ズバット』の第一話を観せたところ、彼から「この作品にはエンターテイメントの全てが詰め込まれている!」という名言をいただきました(笑)。
この究極のエンターテイメントスーパーヒーロー作品『快傑ズバット』、皆さんもこのYouTubeでの公式配信を機に、ご覧になられるのも良いのでは無いでしょうか。

東映特撮YouTube オフィシャル 『快傑ズバット』

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『戦姫絶唱シンフォギア』とはッ!!
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『仮面ライダー』って、こんな作品。 

仮面ライダー=本郷猛は改造人間である!
彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である!
仮面ライダーは、人間の自由のためにショッカーと戦うのだ!


現在放送中の『仮面ライダー鎧武』も人類という種を生かすために60億人を殺すとか、最初に倒した敵が実は主人公の友人だったという事が判明したりとか、益々ダークな展開になってきて非常に面白いのでありますが、ニコニコ動画の東映公式チャンネルにて、1971年に放送が始まった『仮面ライダー』の公式無料配信が先週より開始致しました。
いやはや、ニコニコではこの2年をかけて『仮面ライダーBLACK』&『仮面ライダーBLACK RX』を配信してきておる訳でございますが、これからの2年間は初代ダブルライダーの活躍を描いた元祖シリーズを配信していく訳でありますなぁ!

仮面ライダー

管理人にとっては幼少期に再放送を観て、その後録画したビデオが擦り切れるまで繰り返し観てきており、そのビデオをDVDに焼いて今なお観たりする事もあるというかなり慣れ親しんだ作品なのでありまして、こうやってニコニコで配信してくれるという事は2年かけてライダーの活躍が観れるという喜びと共に、若い世代にも気軽に観れるという事でありますので、管理人も非常に嬉しかったりするのでございます。
そういう訳で管理人は早速第一話「怪奇蜘蛛男」、第二話「恐怖蝙蝠男」をニコニコ動画で観直した訳でありますが、やっぱり素晴らしいですね。
そういう訳で本日は、「『仮面ライダー』をこれから2年観ていくにあたって」という観点から、『仮面ライダー』という作品がどのようなモノなのかを、少し書いてみたいと思います。

物語は冒頭に記した毎回のOPナレーションの通りなのでありますが、もうちょっと詳しく書くとこんな感じになりますか。

世界征服を企む、ナチス・ドイツの流れを汲む世界的な悪の秘密結社・ショッカーと、ショッカーに拉致され、身体強化改造を施されてバッタの改造人間となるも、洗脳(脳改造)を受ける前にショッカーアジトからの脱出に成功し、「人間の自由のために」、時に孤独に、時に仲間たちと共に、ショッカーと戦いを繰り広げる本郷猛・一文字隼人の両仮面ライダーの活躍を描いた特撮テレビシリーズ。
それが、『仮面ライダー』である!


仮面ライダー』の基本構造としては、「仮面ライダーは本質的には敵と同じ存在=改造人間である」、「【人間の自由のため】という大義のため全てを捨ててショッカーと闘う青年達の物語」、「仮面ライダー=文明社会に警鐘を鳴らすべく登場した大自然の使者」・・・等といった事を言う事が出来るのではないでしょうか。
まぁ、こういった「『仮面ライダー』の基本構造とは!?」みたいな話はもう散々色々な所で語り尽くされてきた感がある訳でありますので、ここではしつこくは書きません。基本構造は基本構造として置いとかないと、「改造人間の悲哀が~」とかいう話になって必要以上に大袈裟で仰々しい作品だと勘違いしてしまい、実際の本編を観ると「えっ、こんなもんなの?大層なこと言ってたのに拍子抜けだなぁ」なんて事になりかねませんからね。
仮面ライダー』を初めて観るという方は、「作品の根底にはそういうモノが流れているんだなぁ」くらいに、頭にとどめておく程度に考えて頂ければと思います。

さて、作品本編、『仮面ライダー』の魅力とは何か?
管理人個人としては、「仮面ライダー」というタイトル、ヒーローの名前そのものが大きな魅力であると思うんですよね。

だって、「仮面ライダー」って、全く意味が分からないじゃないっすか!仮面でライダー」なんですよ。「ライダーの仮面」では無いのです。ここが重要。
意味を突き詰めて考えていくと、「被り物バイク乗り」という事になり、最早それは何なのか相当に難解であります。ヘルメットでは無く仮面なのか、ライダー!道路交通法違反だぞ、ライダー!
しかし、「仮面ライダー」という名前には妙な説得力がある訳でありまして、「仮面ライダー」と聞けば「ああ、なるほどな」という気分になってしまうのだから不思議な話であります。
また、「謎の説得力」と言えば「バッタの改造人間」というのも相当無茶苦茶なのに妙な説得力を持っています。
バッタの改造人間」って何だよ!?バッタを改造して人間にしたのか?なんなんだ、一体コレは!?
しかしながら、「バッタの改造人間」と聞けば、「なるほど、バッタの能力を付与・強化された人間なんだな」という気になってしまうのだから不思議な話であります。

そして、敵組織「ショッカー」。その名前は一瞬で「世の中にショック(≒混乱)を起こす組織だからショッカーなのか!」と、瞬時に納得し、感動すら覚えてしまいます。
また、その他にもこの作品には個性豊かな怪人や幹部達が続々と登場しますが、それらの名前も素晴らしいのでりますよ。初期の怪人の名前は「○○男」とか「××女」みたいな直接的なモノがスタンダードな訳でありますが、物語が進むと「キノコモルグ」とか「シオマネキング」、「ガニコウモル」に「サボテンバット」等々、非常にバラエティ豊かな愉快なネーミングの怪人達が続々登場する訳でありますよ。
長い物語の中には「再生怪人」と呼ばれる、様々な理由でライダーにやられた怪人達が団体様で蘇る回なんかもある訳でありますが、そこで怪人達が一斉に自分の名前を叫んだりするんですよね。ある意味では非常に愉しい回であると思います。
幹部連中のネーミングも素晴らしく、特に「死神博士」と「地獄大使」の二人は、そのキャラクター性やビジュアルとも相俟って、非常に強烈な印象を我々視聴者に与えております。
ネーミングと並ぶこの作品の大きな魅力は、この悪の秘密結社にあると思うのであります。

さて、ショッカーと言えば忘れてはならないのがその世界征服のための「作戦」でありますよ!
時に本当に残虐で恐ろしい作戦を立てる事もあれば、一方で「ふざけてんのか、それは!?」と、頭を抱えたくなるような間抜けな作戦を実行していたりで、色々な意味で愉しめます。ショッカーの一挙手一投足に一喜一憂する。そんな観方もあるのではないでしょうか。
愉快なか幹部の皆さんに、楽しい怪人軍団、それらに振り回される哀れな戦闘員達・・・・。

戦闘員は本当に哀れな存在なんですよね。怪人の前座としてライダーにボコられたり秘密保持の為に殺されるなんていうのは日常茶飯事で、酷い時にはショッカーの新兵器やら新怪人やらの実験台にされて死んじゃったり、怪人の思いつきで死んでしまったり・・・。
戦闘員」なのにその非力さにも泣けてきます。FBI捜査員の滝はともかく、おやっさんやライダーガールズ、酷い時には少年仮面ライダー隊にすらやられてしまうこともあり・・・。なんでだよ!ライダーカードには「常人の10倍の戦闘能力がある」みたいな事が書いてあったじゃねぇかよ!なんで子供にボコられてんですか!哀しいやら情けないやら・・・。
そして、物語終盤でショッカーがゲルショッカーに組織改編されるにあたって抹殺されていく旧ショッカー戦闘員・・・。
た・・・助けてくれ!と・・・東京の立花レーシングクラブまで連れて行ってくれーっ!
と叫びながら絶命する戦闘員の姿には、おかしいやら面白いやら感涙を禁じ得ません。

そして、そんなショッカーに輪をかけて間抜けなライダーや滝におやっさん、なんて構図のエピソードもあったりするのでありますからもう手に負えません(笑)。結構な頻度で磔にされたり火炙りにされるライダーガールズや少年ライダー隊、そしておやっさん・・・。
特に少年ライダー隊の面々は、ショッカーの車を自転車で追い掛け回したりする訳でありますから、そりゃお前ら捕まるだろと、幼少期の管理人は幾度も突っ込んだのでありました。

他にも、長回しに次ぐ長回しによる戦闘シーンで、ライダーも怪人も明らかに疲れてきているというようなグダグダな映像が延々と流れたり、「ショッカー基地の近くで釣りをしていたから」とかいう理不尽な理由で殺されてしまう一般人が出てきたり、色々と面白いシーンは多いので、最近では流行りの「ネタとして」という観方も、あると思います。

勿論、「ネタとして」というだけでは決して無く、大野剣友会による格好良いライダーと怪人・戦闘員による殺陣、現行の平成ライダーではあまりやらなくなったバイクアクションの数々、そして仮面ライダーの格好良さとショッカーの怪人達の不気味さ、菊池俊輔による劇伴音楽・・・等々、見所は非常に多いこの『仮面ライダー』という作品。
1週間1話だと2年間という長丁場の作品となりますが、最後まで楽しめる作品だと思います。
基本的に1話完結でありますので、どこから観ても愉しめるように出来ておりますので、気軽に、気が向いた時に観る、という鑑賞方法もありますね。
管理人もこの2年間が非常に楽しみであります。

沢山の人が観てくれると良いなぁ。


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2014/03/23 12:38|特撮ヒーローTB:0CM:6

仮面ライダー生誕40周年記念作品! 

と、言う事でございまして、本日公開の映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』を観てまいりました。
オールライダー全員集合は2年前にやっただろ!?などと無粋なツッコミは抜きに致しまして、歴代主役ライダー&サブライダー&4人の石ノ森ヒーローが出演するこの映画、純粋に愉しんで参りました。

と、言う事で以下、ネタバレ注意です。
・・・鑑賞前提で書いている部分もありますよって、ご容赦下さい(笑)。


ストーリーはこんな感じです。
何故か『仮面ライダーOOO』の時間に出現したモールイマジンを追って『電王』組と『OOO』の二人が1971年に飛び、アンクがうっかりセルメダルを落っことしてしまい、それを拾った悪の秘密結社ショッカーが独自に開発していた未完成のコアメダル「ショッカーメダル」と融合させ、「ショッカーヤミー」が誕生。圧倒的な力を持つショッカーヤミーの力の前に、1号・2号は敗北、洗脳させられてしまう。一方、現代に戻った映司達が目にしたのは、ショッカーに征服されてしまった後の世界だった・・・。果たして映司達は歴史を修復できるのか!?

・・・まぁ、こんな感じのお話です。かなりの部分が勢いで創られている為、細かい部分に目をやると大変な事になってしまうのであまりここでは書きませんが、この作品はオーズとNEW電王が主役・・・と思いきや、1971年に於ける仮面ライダー1号・2号の活躍に結構なウェイトが占められておりました。
1号も2号も、声の出演は藤岡 弘、さんと佐々木 剛さんという事で、ノリがオリジナルのまんまでありました(笑)。
よし!ショッカーのアジトを殲滅しに行くぞ!
とか(笑)。
声だけでなく、アクションもオリジナルに近いアレンジが加えられておりました。連続して殴り込むとか、ラリアットをかましてそのまま地面に押さえつけるとか。往年のライダーシリーズの殺陣を担当した大野剣友会のアクションを髣髴とさせるライダーアクションでありました。

ノリがオリジナルのままと言えば、世界征服を企む悪の秘密結社ショッカー。こっちも首領の声を納谷悟朗さんが担当しておりまして、ショッカーのアジトではオリジナルのショッカーアジトでも流れている独特の効果音が流れており、ニヤリとさせられました。
しかしてオリジナルのショッカー戦闘員はあんなに「イー!イー!」言っていなかったような・・・。しかし、ショッカー戦闘員。自転車に轢かれるくらい弱いのはオリジナルのままですね!(オリジナルではおやっさんやライダーガールズにすらやられていました。こんな戦闘員を使って世界征服を企むショッカーはどうかしてると思います(笑)。
因みに、ショッカー幹部のブラック将軍を演じていたのは時代劇の名切られ役である福本清三さん。エビぞりはしませんでしたが、これがなかなかはまり役でして・・・。パンフレッドによると監督が呼んだそうです(笑)。

で、ショッカーに支配された2011年ですが、『ディケイド』の大ショッカーと同じように各悪の組織を団結させ、巨大な組織となっており、昭和だけでなく平成の怪人達も揃えておりました。
そんな感じで「悪の組織大会議」を開いておりましたが、よくよく考えてみればデストロン以下バダンまでの各組織は、設定上同一系統の組織ですのでそれは壮大な茶番なのでは!?と思って観てましたところ、ゴルゴムの大神官ダロムさんとクライシス帝国のジャーク将軍が
我々の目的は世界征服ではなく人類の殲滅で云々
等と言って(空気の読めない)反対意見を出し、GODのアポロガイストさん&キングダークさんに窘められる、なんて一幕もありました。
個人的にこの「悪の大会議」で面白かったのは、ミュージアムのテラー・ドーパントさんが無言で佇んでいたところでありました。平成ライダーでは珍しい悪の組織なんだから何か言えよ!と突っ込みたかったんですが(笑)。
それにしても平成怪人らはどうしてショッカーについてきたんでしょうか?グロンギの皆さんなんかは、
世界征服が達成されたら俺たちゲゲルしまくりなんじゃね?
みたいなノリでホイホイとついて来てしまったのかも知れませんけど(笑)。
魔化魍とかオルフェノクとかはどうやってショッカーに取り込まれたのか・・・。謎です。
ところで、表記がブレる事で有名なデルザー軍団のゼネラル・シャドウさんは、今回は「ジェネラルシャドウ」表記で登場、結構おいしい立ち回りでありました。しかし最期はライダーではなく快傑ズバット以下四人の石ノ森ヒーローに倒されるという妙な扱いとなっておりました・・・。豪華なんだか不憫なんだか。
怪人で目立っていたのは、『ディケイド』の劇場版と同様、イカデビルさんとガラガランダさん。特にイカデビルさんは、「イカイカゲソゲソ」言っておりまして、
お前はイカ娘か!?
と、ツッコミを入れざるを得ませんでしたね。
そして、唐突に出てきて電ライナーを大破させたカメバズーカさん。1971年の段階ではデストロンはまだ居ない訳でして、何故出てきた!?とツッコミを入れるべきところだったんでしょうか。立派にデストロンベルトをしてましたしなぁ・・・。まぁ、ショッカーの影で暗躍していたゲルショッカーの例もありますし、そっちの方で説明はつくような気がせんでも無いですが(笑)。

話の後半で、映司達が捕らえられ、磔にされる訳です。オリジナルでもよく滝やおやっさんが磔にされてましたしね!
で、そこに洗脳から開放された1号&2号が集結し、更には人々の記憶が蘇ってオールライダーが集結します
もうこのシーン、豪華なヒーローショーの様相を呈しておりまして、群集がライダーの名前を呼ぶとそのライダーが登場、不憫三部作の皆さん及び平成ライダーの皆さんは電ライナーのオーナーによるアナウンスに応えて登場。さながらプロレスです
ついには風都からWも駆けつけ、オールライダーが全員集合。ついでに快傑ズバット・イナズマン・キカイダー・キカイダー01も集合
石ノ森ヒーロー4人衆は先述の通りゼネラル・シャドウを退治、「ズバッと解決!」・・・コレ、子供に分かるかなぁ・・・?

で、何だかんだでショッカーの怪人を全て倒すと(ショッカーグリードは1号&2号が倒しておりました。雪辱を晴らす!といったところでありました。)、キングダークが登場。オイ、また『オールライダー対大ショッカー』の再来かッ!?と思うや否や、その背後から巨大な岩石首領が登場
ショッカー岩石首領が動き出したら何もかもおしまいだ~!
とか言いながら地割れに巻き込まれる悪の大幹部達。キングダークさんも一緒に落ちておりましたよって、最大の出落ちだったんじゃないか!?という管理人のツッコミをよそに、1号が、
40年の重み、受けてみろ!
と、号令をかけます。バイクに乗り、岩石首領に突撃していくオールライダー(ブラックRXはライドロンに乗っていました(笑))。そう、オールライダーブレイクでございます。ここに来てスカイライダー押しとは(笑)。
この時OOOが「行きますよ、先輩方!」という訳ですが、そうですよね。ライダーって結構縦の繋がりが大切だったりする訳で、そう考えるとディケイドも電王も失礼な奴らだなぁと思ったものですが(笑)。

まぁ、そんな感じで悪は去って大団円・・・と行きたいのですが、ストーリー上、結構ハードなラストになってしまった感が否めません。歴史改変の影響で世界は40年近くショッカーに征服されていた事になっておりますよって、それからの復興がまた大変なような・・・。さらには『OOO』の世界観は完全に破壊されておりますので、この先どうなるんだ!?という疑問が・・・。まぁ、「本編とはパラレルワールド的存在だから無問題☆」でカタがつくのかも知れませんけど(笑)。

まぁ、そんな感じで愉しめました。・・・いや、少年仮面ライダー隊の大活躍とか、ささきいさおさんの登場とか、まだまだ書いていない事が結構ありますが。あと、主題歌のショボさとか(笑)。劇中、挿入曲として『レッツゴー!ライダーキック』のインストが流れたのですが、主題歌は『レッツゴー!仮面ライダー』の『OOO』風アレンジを女声ボーカルで唄った感じの曲となっておりました。そこはささきいさおさんが唄って欲しかったです
・・・全体としては、後半がちょっと残念だったかなぁ、と思います。あと、タイムパラドックスをもうちょっとどうにか出来なかったのか・・・。
アクション面では、1号&2号の殺陣が良かった他は、そこまで目立つモノが無かったのが、少し残念でありました。やはり各ライダーの特徴を上手く出して欲しかったです(まぁ、最低限の特徴付けはされていたんですけれども)。しかしそをやるにはやっぱり尺があと20分くらい必要になるんですかな?まぁ、妥協しなければならない部分はあろうと思いますが。

まぁ、こんな感じで(笑)。

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2011/04/01 23:59|特撮ヒーローTB:0CM:5

【MOVIE大戦】これもまたライダーの側面だ!【CORE】 

続きまして、『仮面ライダー×仮面ライダー OOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE』の感想的記事でございます。
この作品は冬の仮面ライダー映画として今後も続いていくであろう『MOVIE大戦シリーズ』の2作目でありまして、今回は昨年放送が終了した『仮面ライダーW』と現在放送中の『仮面ライダーOOO』の共演映画でございます。

まず「W編 仮面ライダースカル メッセージ for ダブル」。
仮面ライダーW』は管理人が『クウガ』以降のライダーの中で一番好きな作品でありまして、今回はその後日談的な話であると同時に前日談的な話でもありました。現時点で時系列的に一番前の話と一番最後の話を持ってくるとは、流石といったところでありましょうか。

プテラノドンヤミーがメモリーメモリを入手、仮面ライダーへの知識欲を得たところから物語が幕を開けます。
照井と亜樹子が結婚するという衝撃的な事実も去ることながら、この話のメインは仮面ライダーWではなく、翔太郎の師匠・おやっさんこと鳴海荘吉であると言うところにも驚愕であります。メモリーメモリの影響で、プテラノドンヤミーに連れ去られた亜樹子が、10年前の出来事を見る、という筋書きでございますな。
おやっさんが何故仮面ライダースカルになったのか?といった事や、おやっさんとシュラウドとの関係性(まさか幼馴染だったとは思いませんでした(笑)。)等、本編では明らかにされなかった伏線がここで回収された訳です。
また、物語の展開上、おやっさんがスカルに変身するまでが長いんですな(笑)。しかし、おやっさんを演じる吉川晃司の熱演・アクション等、見所は実に多かった訳です(ですが、やはりと言うかなんと言うか、観に来ていた子供にはあまりウケていなかった様子。変身ヒーローが不在ではちょっと退屈だったのかも知れません)。
また、全編通してハードボイルドにキマっていた訳でありまして、本当にこれは仮面ライダーなのか?という錯覚に陥ってしまった程です。いやぁ、闇夜の中で闘うおやっさん、実に格好良かったですなぁ。

そして、敵にも注目。今回は、風都最初のドーパント事件の物語でもあります。その最初のドーパントは、スパイダー・ドーパント。そして、ミュージアムのガイアメモリ商人の女が変身するのは、バット・ドーパント。つまり、初代『仮面ライダー』の最初の敵・蜘蛛男と二番目の敵・蝙蝠男のオマージュですな。
ライダーシリーズでは度々最初の敵に蜘蛛がモチーフの怪人が選ばれておりますが、『』ではこういう形で持ってくるのか!と、妙に関心しました。
推理パートも色々と裏をかいてきまして、スパイダー・ドーパントの正体はおやっさんの相棒マツという所に度肝を抜かれましたよ。
そしてこの物語は、「仮面ライダーの哀しみ」という題材が選ばれております。異形の姿になり、相棒さえも殺さなければならなくなり、戦いの末愛する娘に触れる事も出来なくなったおやっさん。その姿は非常に哀愁漂うものでありました。
哀しみを背負うヒーロー、それが仮面ライダーの側面といっても過言ではありません。そんな父の姿を見て亜樹子は、
哀し過ぎるよ!
と泣き叫びます。そんな彼女をよそに、発動してしまうメモリーメモリ。
そこで、一旦中断、『OOO』の物語が始まります。

続いて、「OOO編 ノブナガの欲望」。
どこかしら某ゲームを髣髴とさせるタイトルですが、それは置いときまして、ストーリーは、鴻上ファウンデーションが「史上最も欲深かった男・織田信長」をセルメダルの力で復活させ、復活した信長が色々と暴れたり行動を起こしたりする、というものであります。
いやはや、本当に鴻上社長が何を考えているのか理解に苦しみますね
大体、信長が「史上最も欲深かった」という部分に少し?となりました。う~ん・・・。
また、今回の映画では映司のキャラクターがちょっと違うんじゃないか?と思いました。稼いだ金を周囲に分け与えるような奴ではないような気がしますし、人が死んでいるのをスルーするような奴でもないような気がするのでありますよ。
等と思ったら、どうやらこのOOO編はTV版本編とはパラレルワールドという設定のようであります。なるほど、それならば映司がメダルを持っていたりWと共演したりするのも無理が無い訳ですな。しかしそういう話ならパンフレットに書いてあっても良いのに・・・。

まぁ、そんなこんなで映司がノブナガと仲良くなったりノブナガが企業買収したりメダルを埋め込まれて怪人になったりと、色々あった結果、OOOは怪人と化したノブナガを倒し、大団円となります。で、ノブナガを倒すと黒い三つのコアメダル(蠍・蟹・海老という謎なメダルでした。何だったんだろう、アレ?)が風都の方へ飛んでいきます。メダルを追う、映司・・・。

そして二つの物語が融合、「MOVIE大戦 CORE」が始まる訳であります。
相棒を失ったおやっさん、友を失った映司。二人のライダーの哀しみがメモリーメモリと共鳴、更に黒いメダルと融合し、巨大な火達磨怪人仮面ライダーコアが誕生してしまいます。それ故にこの仮面ライダーコアは哀しみと苦しみの戦士なんだそうですが、管理人には暴れている巨大火達磨亡霊にしか見えませんでした(姿は仮面ライダーそのものでしたが)。
しかし、ライダーは哀しみと苦しみだけで無く、正義を愛する心と、誰かを守りたいという意志が必要不可欠であります。それを体現していたのは、照井竜。
彼は愛する亜樹子を守る為に、仮面ライダーアクセルへと変身、仮面ライダーバースと共闘して、プテラノドンヤミーを撃退します。そんな彼の姿は、正に仮面ライダーそのもの。家族を失った哀しい復習鬼から、街を守るヒーローになった照井こそが仮面ライダーとしての本来の姿なのであります(姿はあまり仮面ライダーっぽくないケド)。
哀しみと苦しみだけの仮面ライダーコアが、W&OOOに勝てる筈も無く、あっけなく倒され、物語は真の大団円を迎えたのでありました。
そして、照井と亜樹子は結婚式へ、映司はブラジルへ、それぞれの生活へ戻るのでありました・・・。


さてさて、全体を通しては、やはりおやっさんが格好良いという所でありますね。これに尽きると思います。
また、亜樹子とおやっさんが何故会えなかったのかという部分にも触れられておりまして、正直なところ、若干ウルっとしてしまいました。
そうなると逆にオーズが蛇足なような気がしてしまうんですよね。直に仮面ライダーコア戦に移行しても良かった訳ですから。とは言え、映司の言葉で亜樹子が救われたのであれば、それでも良いのかなぁ、と思ったり(笑)。オーズが悪いという話でも無いのですが。
全体的に『OOO』にはノれないんですよね。面白い作品である事には間違いないんですけれども。
そして、映画が終わった後に1号ライダーの変身音が。

仮面ライダーシリーズ40周年記念映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、2011年春公開決定!

・・・マジっすか!?

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【ウルトラシリーズ】もっと頑張って欲しかった…!【45周年記念作品】 

遅れ馳せながら、昨年末公開の映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』及び『仮面ライダー×仮面ライダー OOO&W feat.スカル MOVIE大戦CORE』を観て参りました。いやはや、当初の予定では2010年内に観る予定だったのですが、諸事情ありましてズレにズレてようやく観れたのは昨日、という事になってしまった訳であります。やれやれです・・・。
と、いう訳で早速感想的記事を書きたいと思います。まずは『ウルトラマンゼロ 超決戦!ベリアル銀河帝国』から、行ってみますか。

さてさて、この『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』は、一昨年末に公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の直接の続編でありまして、前回登場したセブンの息子ことウルトラマンゼロが主役であります。敵役も前回に引き続き、ウルトラマンベリアル改めカイザーベリアル。最近のウルトラ界隈では専ら「セブンの息子」が前に出されて管理人はイマイチ気に入らんのですが、まぁ、作品としての描かれ方とは関係無い訳でして、そこはそこ、というように観なければなりませんな。
・・・にしても、ベリアルさんの宿敵がウルトラマンゼロ、となっているのは若干いただけないような気がせんでも無いです。ベリアル本来の宿敵はウルトラの父ことケンさんなのでは・・・?

さて、ストーリーを簡単に纏めると、こんな感じですかね。

ある日、突如としてM78星雲光の国にウルトラマンゼロによく似た謎のロボットが襲来した。ウルトラセブンとウルトラマンゼロが共闘し、これを撃破するが、そのロボットのパーツは、この宇宙の物質では無かった。また、そのパーツはマイナスエネルギーを別宇宙に送っている事が判明。ウルトラマンゼロは調査の為別宇宙に単身乗り込むのであった・・・。

まぁ、このロボットを送り込んだのはベリアルさんで、その別宇宙を侵略・ベリアル銀河帝国を建国していた、というお話なんですけどね(笑)。
しかし多元宇宙にマルチバース(ホーキング博士もビックリです。)、宇宙艦隊や変形ロボット、そして銀河帝国と、結構本格的なSFをやっていた感じでありました。また、全編通してウルトラマンゼロ一行の大宇宙冒険活劇でありまして、痛快なストーリーであったように思います。

今回の映画の中で特筆すべき点は、ゼロ一行の面々であります。別宇宙に存在する惑星エスメラルダ出身のエメラナ王女、荒野の惑星アヌー出身の兄弟ランとナオ。兄のランはウルトラマンゼロが通りかかった時に弟を庇って死にそうになっていたので、ゼロが乗り移りました。ウルトラ一族得意のウルトラ乗り移り、頂きました(笑)!
そして、エスメラルダ王家に仕えるミラーナイト及び巨大変形ロボットのジャンボット、そして宇宙海賊「炎の海賊」の用心棒・グレンファイヤー。彼らは往年の円谷特撮ヒーローのミラーマン、ファイヤーマン、ジャンボーグAのリメイク版と言うべき存在でありました。いやはや、円谷リスペクトと言いますか、セルフパロディーと言いますか。見事なリデザインでありました。特にファイヤーマンのリデザインは凄かった!
また、ジャンボットを操縦するのはナオでありまして、このネーミングは『ジャンボーグA』の主人公・立花ナオキから採られているのでありましょう。ニヤリとさせられる見事なネーミングでありますね。ジャンバードが売られる展開にならなくて本当に良かった!
管理人が個人的に驚いたのは、ウルトラマンノアの登場でありました。次元やら時空を超越したイメージとして描かれるウルトラマンノアでしたが、まさか今回登場してくるとは夢にも思いませんでしたよ。
しかも『ウルトラマン』第7話「バラージの青い石」と酷似した感じになっておりまして、そちらとの関連もありそうであります。いや、単なるオマージュなのでしょうか(笑)?

そしてベリアル軍。某ベイダー卿に勝るとも劣らない残虐非道ぶりで別宇宙を侵略、膨大なロボット兵器を製造し、ウルトラの星侵攻に向けて頑張っていらしたようです。
そして自らも怪獣化してウルトラマンゼロに挑みます。しかしながらどうして悪というものは怪獣化したがるんでしょうかね?ガノンドロフ然り。
しかし、結局はウルトラマンノアに認められたウルトラマンゼロ&リメイク3人衆に返り討ちにされてしまい、ベリアルさんはまたしても敗れてしまいます。同時に、ウルトラの星に送り込んでいたロボット軍団もウルトラ戦士の皆さんにやられてしまっていました。画面手前に飛んでいるウルトラマンキングさんが非常にシュールでした

そんな感じでウルトラマンゼロはランと分離、帰路につきます。その中でリメイク3人衆と新しい宇宙警備組織ウルテメイトフォースゼロを結成、物語は幕を閉じます。
ああ、現代版銀河連邦ですね!等と思いつつ、管理人は劇場を後にした訳であります。

と、まぁ、そんな感じでございまして、ストーリーはなかなかに面白く、今後のウルトラシリーズがどのような展開になっていくのか、非常に期待が持てるものでありました(と思うと同時に、もうウルトラマンが地球にやってくる展開は無くなるのかなぁ、とも思い、少し寂しなりました)。
ですが、映像面を観ますと、CG部分の粗が見え隠れしたり、合成部分をもっとちゃんとして欲しかったりと、イロイロと不満が出てきちゃうんですよね。エフェクトは結構派手なんですが、迫力が無いような気がしてならんのであります(まぁ、こう感じるのは管理人が根っからの特撮脳だからなのかもしれませんが)。
ウルトラマンやレオノイド等の巨大感の演出は見事だったし、宇宙艦隊戦の描写や、メカニックの描写も決して悪くは無かったのですが、もっと色々頑張ってくれ!と言いたいですかねぇ・・・。
また、数少ないセットシーンも、なんだかセット感が出てしまっていて残念でありました。特にウルトラマンゼロとグレンファイヤーの戦闘シーンが・・・。巨大感・重量感が完全に無かったのがアレでした。シャカシャカ動きすぎなんだよ、二人とも!

その他、語るとしたら豪華すぎる声優陣ですかね。歴代ウルトラ戦士の声はオリジナルキャストが演じていましたし、リメイク三人衆は緑川光さん(ミラーナイト)、関智一さん(グレンファイヤー)、神谷浩史さん(ジャンボット)といった顔ぶれでありました。また、敵の一人、アイアロンは若本御大という感じでありまして、アニメファンにも馴染みの深い声優陣でありました。

まぁ、こんな感じでありました。まぁ、セットやCGに関しては、やはり予算が無いという所に行き着くんでしょうかね。とにもかくにも円谷プロには頑張って欲しいです。
オマージュやパロディーに満ちただけの作品と言うのも別に悪くはないのですが、もう少し新しいモノにチャレンジしても良いのではないか?と、そういうように思えました。今年の冬にも新しいウルトラ映画がやるようですし、そちらでは「チャレンジする円谷」に期待したいと思います。

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観たかったヒーロー映画がそこにあった! 『仮面ライダーW FOEVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 

はい、と、言う事でありまして、本日公開の特撮ヒーロー映画『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービー』及び『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』、観てまいりましたよ!
スーパー戦隊シリーズと仮面ライダーシリーズの抱き合わせ映画は、「夏、始まったなぁ!」という気分にさせてくれますね。
管理人は初回の分を観たのでありますが、盛況でありましたよ。流石は東映ヒーロー祭りでありますなぁ。
客層はチビッ子諸君に混じって大きいお友達(管理人含む)がチラホラ、といった感じでありました。否、大きなお友達の方が多かったような・・・

エピックON THE ムービー& AtoZ 運命のガイアメモリ

天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー』は、良くも悪くもいつも通りのゴセイジャーでありました。
北欧神話をモチーフにした終末観やら、北欧神話は宇宙からもたらされたという解釈やら、なるほどなるほど、という感じでありましたね。
今回はウォースターの残党が出てきたり、復活怪人軍団があったり、妙な自転車での逃走劇があったりで、若干スベっているような気がしなくもありませんが、まぁ、そんな感じでございました。
個人的にはウォースター残党の首領格・ギョーテンオーに対してブレドランさんが
ギョーテンオー様さえ無事ならば云々
と言いつつギョーテンオーを巨大化させるという行動をとっていたのが笑えました。だから巨大化は死亡フラグだってば!
巨大戦は、またしても奇跡の力で完成したワンダーゴセイグレートという巨大ロボによって行われました。
屋外セットによる自然光が迫力を出すのに効果をあげておりました。いやぁ、テレビシリーズではなかなか出来ませんからなぁ・・・。
巨大戦だけでなく、等身大の戦闘シーンでも、テレビシリーズではなかなか出来ない演出やらアクションやらが随所に散りばめられておりました。ヘリコプターからの空撮とか!
個人的にはもっとゴセイナイトさんに活躍して欲しかった・・・。あと、ミスティックブラザー(ry
ところで、公開前にゴセイジャーの映画の上映時間は12分であるとかいう噂を耳にしましたが、別にそんな事は無く、いつも通りの30分でございました。誰だよ、12分とかいう噂を流したのは!?
最近特に、どうもライダーばかりに目が行って戦隊はあまり見られていないんじゃないか、というように思うのでございますよ。いや、別に好き嫌いの問題ですから良いんですが、なんとなくやるせなくなるのです。
もう戦隊はやめてライダーだけの劇場版にすれば良いのに
とかいう声を聞くと。


さて、続きまして、『仮面ライダーW FOEVER AtoZ/運命のガイアメモリ』でございます。
この作品は、テレビシリーズの第44話と第45話の間の出来事でありました。いやぁ、『仮面ライダーW』が
続きは劇場版で☆
みたいな事にならないかどうかヒヤヒヤしていたのですよ。取り敢えずは、一安心であります。
お話は、財団Xが開発した次世代ガイアメモリ「T2ガイアメモリ」が、テロリスト集団NEVERによって風都全体にばら撒かれてしまう、というものでありました。
NEVERの首領格は『仮面ライダーW』史上初の悪役ライダー「仮面ライダーエターナル」に変身する大道克己であります。
この悪役ライダーの登場に、風都の住民は、
悪のライダーなど、邪道だ!
というニュアンスの反応をしておりました。これまでの平成ライダーでも悪役ライダーは多く出てきておりまして、それに対するアンチテーゼ的な何かでありましょうかね?
ばら撒かれたT2ガイアメモリは、風都住民の体を乗っ取り、ド―パントとして暴れ回ります。ナスカ・ド―パントやらウェザー・ド―パントも出現し、さながら復活怪人祭りでありましたね。
しかし照井が
青いナスカか・・・
と言っていた部分が、気になりました。本来ナスカは青でありまして、冴子お姉様が使用したから赤ナスカになった訳でありまして・・・。照井が来たのは霧彦さんが死んでしまった後なので、照井の中ではナスカ=赤という事になっているんでしょうな。
その照井に関連する事でありますが、やはり亜樹子と照井がえらく親密になっているという事がこの映画の中で強調されておりました。いったいこの二人、いつの間に・・・。

テレビシリーズでは出来ない事をやる」というのはこの作品も同じでありまして、ヒート・ド―パントとの戦いでは近年稀にみるバイクアクションが展開されました。
ルナ・ド―パントの繰り出すマスカレイド群も入り乱れるバイクアクションは、ショッカーやデストロン等の戦闘員が怪人と共にバイクでライダーに挑んで来たシーンを彷彿とさせますね。CGやら特殊合成やらワイヤーアクションやらを駆使したバイクアクションは迫力がありました。これぞ、仮面ライダーですな!

仮面ライダーエターナルの能力は、T2ガイアメモリ以外のガイアメモリを機能させなくせなくするというものでありました。それにより、仮面ライダーダブルも、仮面ライダーアクセルも変身不可能になってしまいます。また、ファンぐやエクストリームといった特殊メモリ、そしてミュージアム製のガイアメモリも機能を停止するという事態になる訳でありますね。これではNEVERに太刀打ちなど出来る筈がありません。風都、絶体絶命のピンチであります。
更にフィリップ君は敵の策に嵌り、風都タワーに監禁されてしまう訳であります。
さぁ、どうなってしまうのか!?

今回の映画のタイトルは『運命のガイアメモリ』でありますが、どのあたりが「運命」なのか。
劇中ではNEVERのメンバー達が自分に合ったT2ガイアメモリを入手しておりまして、まさにこれは運命である、というように描写されておりました。
今回は翔太郎の「運命のガイアメモリ」についても描かれておりまして、それはジョーカーメモリでありました。
おやっさんの遺したロストドライバーを使い、翔太郎は仮面ライダージョーカーに単独変身するのであります。
仮面ライダージョーカーの必殺技(マキシマムドライブ)は、ライダーキックライダーパンチ!肉弾戦重視の正統派ライダーでありました。

さて、そうして翔太郎と照井は風都タワーに向かう訳でありますが、照井がやたらと死亡フラグを立てていたのが笑えましたかね。でも、しっかり生き残る不死身の男、それが照井という奴なのであります。
クライマックスでは、エターナルの能力を無効化し、仮面ライダーダブルで仮面ライダーエターナルと最終決戦になる訳であります。
各フォームをすべて使い、エクストリームも使うという、映画ならではの展開が観れる訳ですね。そして、最後は風都の人達のライダーを応援する願いが奇跡を呼び、サイクロンジョーカーGXという形態にダブルが変化する訳であります。いやぁ、実に王道でありますが、こういった王道展開は最近は少なかったように思います。
この風都市民を良く見ると、これまでのテレビシリーズで登場した人達の姿が確認できます。また、パンフレットにはその人達が現在どのような生活を送っているのか、という事が書かれていたりもするんですな。そういった面も含めてみると、この映画は『仮面ライダーW』の集大成的な作品であるなぁと感じる訳でありますよ。
そして、風都タワーは壊れてしまったものの、大団円を迎える訳ですね。ヨカッタヨカッタ。

忘れてはならないのは、次回作『仮面ライダーOOO』に登場する主役ライダー・仮面ライダーオーズが登場したという事であります。今回はルナ・ド―パントと戦っておりました。
3つのメダルを装備して、ライダー史上最多のフォームを持つとされるオーズ。果たして、どのようなヒーローなのか?という話でありまして、早くも若干『仮面ライダーOOO』が楽しみになってきた管理人であります。

さてさて、そんな感じでありましたが、管理人は実にヒーロー映画らしい作品であった!というように思うのであります。
何といっても強大な悪役と、マシンアクション、能力をフルに使った戦闘シーン、そして、市民のライダーを応援する気持ちが生んだ奇跡・・・。
前からこういうヒーロー作品が観たかったのでありますよ。いやぁ、久々にスカッとしました!


まぁ、こういったところでありますか。もう1~2回ぐらい観たいところでありますが、お金がありません・・・
orz


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怪人ライダー・20周年記念ライダー・ジャンボライダー 

本日取り上げるのは、『仮面ライダーシリーズ』の中でもマイナーな部類にある3作、『真・仮面ライダー 序章』、『仮面ライダーZO』、『仮面ライダーJ』でございます。
この3作、本当に不遇な作品達でありまして、特に『』は以後の続編も制作される予定でございましたが、諸事情でそれが制作されることはありませんでした。

真・仮面ライダー 序章』は、よく「グロい」だの何だのと言われておりますが、本編を観れば分かるように、仮面ライダー本来の、改造人間としての哀しみが描かれており、管理人は好きですぞ。特にあの痛みに耐えながらの変身シーンは圧巻であります。とは言え、幼少期に観た時は流石にアレでしたが(笑)。
ライダーと改造兵士の生々しい生物感や、生々しい戦闘シーンは、なかなかクセになります。
続編は出ないでしょうが、続きが気になって仕方がありません(笑)。

続く『仮面ライダーZO』は、仮面ライダー20周年記念作品でございます(ZOというのは、20っぽく見えるという理由で付けられました)。
それ故に、スタッフの力の入れようがひしひしと伝わってきますよね。ストップモーション表現を怪人に使うというのは、仮面ライダーシリーズでは初めての試みだったのではないでしょうか?
敵の博士がささきいさおさんだったり、主人公が『ブルースワット』のシグ役の土門 廣さんだったりで、ちょっとニヤリとします(笑)。
ただ、ZOのライダーキックはシリーズ一格好悪いと、管理人は思います。だって明らかに吊るして(ry
因みに昨年末公開の『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』では『ZO』の敵ドラスがスーパーショッカーの最終怪人として登場しましたが、その際、象のメカに乗って出てきました。
ナルホド、ZOだけに(ry
また、この作品のテーマ曲は『愛が止まらない』ですが、本来は『Riders Forever』という曲が使用される予定でした。そして『Riders Forever』は諸般の事情から『機動戦士Vガンダム』のエンディングテーマ『WINNERS FOREVER―勝利者よ―』として使用される事になりました。

さて、最後の『仮面ライダーJ』でありますが、コイツは前代未聞、巨大化するライダーであります。「その時、不思議な事がおこった!」ばりに不思議な精霊の力で巨大化を果たしてしまった訳です。まぁ、仮面ライダーを巨大化させる案は2号ライダー登場の時に既にあったんですけどね。
オリジナルビデオ作品『ウルトラマンVS仮面ライダー』で、1号ライダーが巨大化しておりますが、それがJを巨大化させる案の元になったようです。石ノ森先生は最後まで反対だったそうですが。
やたらと主人公がロリコンっぽく見えたり、バッタの精霊が微妙な存在だったりで、既にアレな感じだったのですが、巨大戦は更に微妙な感じとなってしまっているので大変です。何となく巨大感が無いような気もしますし。ベルトが普通のベルトだったりというのもアレな要因のひとつです(笑)。
まぁ、悪い作品じゃないんですけどね。

さて、ここまで長々と紹介してきた訳でございますが、この三作品は密接な関わりを持っているのであります。
仮面ライダーZO』は、『真・仮面ライダー 序章』の続編として企画されていまして、紆余曲折あって『ZO』になった訳ですけれども、「細胞レベルから改変された改造人間」など、幾つかの共通点があります。
』も、その後は「マスク&スーツを着用したりや専用バイク等を入手し、仮面ライダーガイアと名乗る」という展開になる予定だったという話なので、事実上ZOは仮面ライダーガイアの仮の姿と言えるのかも知れません。
また、『仮面ライダーJ』は、『仮面ライダーZO』の続編として企画され、マフラーやベルトを装着した「強化ZO」のデザインも固まっていましたが、これまた諸事情あり、『仮面ライダーJ』になってしまった訳です。ZOとJのデザインが良く似ているのは、その名残だそうであります。
このように、3作は密接な関係にあったのであります。しかして、平成ライダーとも昭和ライダーともつかない微妙な立ち位置に居る上、テレビシリーズでは無く、劇場作品やOVであった為に、知名度も低く・・・。嘆かわしい限りです。
最近『』は、主役ライダーである仮面ライダーシンのデザインについてや、続編が創られなかった事を半ば公式にネタにしている感がありますね。遺憾です!
Jは巨大化ばかりが話題になり、昨年の夏映画や冬映画では殆ど怪獣扱いでありました。実に遺憾です!
そしてZOは全く語られない空気っぷり。誠に遺憾です!

この機会に皆さん是非、不遇ライダー3部作を御覧下さい。

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映画の感想とか 仮面ライダー 

※ネタバレ注意

『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
これはチビッコから腐女子まで、幅広い層の観客と、満席に近い人数が入っておりました。
因みに、横浜の舞台挨拶では、即興でフィリップが検索するシーンをやったみたいで、キーワード【12月12日】【十周年】【映画】【大ヒット】で出された結果が、「ワンピース」で、すかさず亜樹子が持っていたスリッパでツッコミを入れていたそうです(笑)。

TV31話が終わった後のディケイド完結編の予告っぽい映像と全く違った件。
栄次郎「これが本当の世界だったのか!」
鳴滝(ディケイドに後ろから抱きつきながら)「正体を明かす時が来たな」
夏美(銃を構えながら)「私がディケイドを倒す!」
士?「お前が本当の士だったのか」

これは一体何だったの?

気を取り直して。
遂に世界の破壊者になってしまったディケイド。次々とライダー達を破壊し、カードにしていく。
スカイライダーは良い。飛んだし 。
カブトも良い。クロックアップしたんだし・・。
Jも良い。その巨大さでディケイドにランチャーまで使わせたんだから。
スーパー1・・・・。ただ吹っ飛ばされて爆発しただけなんて、出てきた意味が無さ過ぎる・・・。
そして、ディケイドを止めたのは仮面ライダーキバーラに変身した夏海でした。
このあたりの葛藤が半年のTVシリーズを観ていると実に感慨深いものです。
しかし、スーパーショッカーのノリは実にシュールでありました。
イカで、ビール・・・・そのギャグ、まだ使うんですか(笑)。
鳴滝もゾル大佐に変身!「服装が乱れておる!」と、戦闘員を厳しく指導。その横で他の戦闘員や怪人も服装の乱れを直し始めるのですが、怪人は服着てないだろ!という突っ込みは入れてはいけなさそうです。
そうして、栄次郎おじいちゃんが変身したスーパー死神博士が妖しげな呪文で復活させた、ネオ生命体が蜂女を取り込みドラスとして誕生。
新生スーパーショッカーもスーパークライシス要塞を機動させ、集まった平成ライダー達にドラスと共に挑む。
全平成ライダーとドラスが対峙したところで、
鳴滝「再び混沌の時代が始まってしまった・・・・。おのれディケイドぉぉぉぉぉぉ!!!
鳴滝さん、何でもディケイドのせいにする病気をこじらしちゃダメです(笑)。
その内太陽が沈むのも、ポストが赤いのもディケイドのせいにしそうです(笑)。

そして、

ドーン!
ディケイド「何だ!?うわぁあ!!」
ガシャン
観客「…え?」
東映マーク
観客「………ぇぇっぇええ」

劇場内が騒然となりました。
物語が何の前触れも無く終わってしまったのです。まぁ、この後のWとの共闘のストーリーと繋がるんですが(笑)。
それにしても、ショッカー戦闘員のやられ方とか(水に落ちたりなど)は、完全にオリジナルのオマージュですね。そういうのを含めて、今回の『ウルトラ』とは違って、愛があると思います。

東映マークの後に、『W』の「ビギンズナイト」。
翔太郎とフィリップが仮面ライダーWになった理由が語られました。
ディケイドとは打って変わって、シリアス調の話に。そりゃぁ、おやっさんの死が描かれている訳だし、重い話になるのは仕方ないでしょう。
二人が何故仮面ライダーになったのか、何故フィリップが翔太郎と一緒に探偵をやる事になったのか、そして、フィリップという名前の意味・・・。吉川晃司さん演じる、おやっさんこと鳴海莊吉、格好良いですよね。大人の漢(おとこ)って感じでございます。
そして、父の死の真実を知る亜希子。
ドラマパートが長くてWの活躍シーンが少なかった為か、子供退屈そうにしてましたかね。
そして、再び、

ガシャン!
直後に、二つの画面で東映マーク。
Wとディケイド、二つの物語が一つに。
「俺は通りすがりの」
「俺たちは、二人で一人の」
「「仮面ライダーだ!!」」
いやぁ、燃える展開ですなぁ。
ちょっとくすぐったいぞ、ちょっとくすぐっ(ry、ちょっと(ry、ちょ(ry、痛みは一瞬だ
これには笑ってしまいました。
そして、Wのファイナルフォームライドで、サイクロンサイクロン・ジョーカージョーカー。ディケイドと三人でトリプルライダーキック!悪は去った!
栄次郎お爺ちゃんは、琉兵衛お父様に「死神博士ガイアメモリ」を貰っていたというオチ。あれ、ドーパント・・って、詳しく考えるのは止めましょう、うん。
しかし結局、鳴滝が何者だったのかとか、幾つかの伏線は丸投げになっておりました。
まぁ、それは渡の、「ディケイドには物語はありません・・・」という台詞=「ディケイドはお祭り」ととらえると、それで良いのかも知れません(笑)。
そうして、半年と劇場版にわたり続いてきた『仮面ライダーディケイド』が完全に終わり、これからは『仮面ライダーW』が続いていきます。
二人で一人の仮面ライダー・Wの闘いを、見守っていきましょう。風都の新ライダー・「アクセル」の動きにも注目です。

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映画の感想とか ウルトラ 

はい、ただいま帰ってまいりました。
今回は近場の劇場で観れたので、交通費はタダ。実に経済的でありました。でもなんだかんだで7千円ぐらいすっ飛んでいます。
朝の六時頃から出かけたのですが、もうね、本当に人が沢山並んでおりました
前後に居る中高生ぐらいの連中の話を聞くと、どうも『ワンピース』の映画を観に来たとのこと。おまけに、限定の漫画0巻が貰えるとことで、そりゃもう色々と凄かったです。中にはにわかオタっぽい高校生が、「『にゃんこい!』の時のCMで『ヤマト』が公開するって言ってたけど、そんなん観るのっておっさんだけだろw」みたいなを事言ってました。悪かったな。
実質的には『ヱヴァ:破』の時と同じくらいならんでましたかね。なかなか壮観でしたよ。
ほんで、チケットを買う段になったんですが、これまた凄い行列でした。殆どが『ワンピース』目当てのようで、並んでいる間に『ワンピース』のチケットは夜までの分全部完売しておりました。
夏に『サマーウォーズ』を観に行ったんですが、その時も夕方までの分が完売しておったのですが、こっちは夜までですよ。なるほど、これがリア充達の力か・・・(違います)。
そんな訳で行列に並んでいたせいで、一番最初に観ようと思っていた『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の初回(9:35~)が観れなかったじゃないですか(←並んでいる間に9時50分になってしまった)!しょうがないから、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』→『宇宙戦艦ヤマト 復活編』→『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』という順番で観ました。では、早速感想などを書いていこうと思います。

※ネタバレ注意

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』
客層は、家族連れが多かったですね。しかしながら、俺の隣に座ったのは、カップルでした・・・。まぁ、それはどうでも良いんですが。
とにかくこの映画、沢山のウルトラマンが登場するのです。タロウが教官であるという設定が活かされており、カラータイマーのない、見習いウルトラマン達を指導してました。中にはウルトラマンボーイの姿もあり、光の国ならでわの描写でした。
特に今回は光の国が舞台ということもあり、かつて学年誌等に掲載された「光の国の設定」がしっかりと活かされていました。特にプラズマパワーの設定は本作品においてはかなり重要な意味を持っておりました。光の国をここまで再現させたのは今回が初めてなのではないでしょうか。
ストーリーは、内山まもる先生の作品をはじめとした、漫画版のような感じでした。過去の悪人・ウルトラマンベリアルが復活、光の国に復讐するというもの。
ザラブ星人によってベリアルは甦っていたのですが、やっぱりザラブ星人は小者っぷり炸裂でしたなぁ。それにしても、ザラブ程度にやられちゃう看守って一体・・・。
今回は全体的に背景や爆発、メカがフルCGであり、劣化スターウォーズみたいな感じになっていたのがとても残念でした。アクションはハリウッドばりのワイヤーアクションで、ウルトラマンらしからぬ動きをみせておりました。ウルトラマンらしからぬ、と言えば、ウルトラマン達の飛び方も何か違和感があったんですよねぇ・・・。
そして、海外版のウルトラマン達の扱いが結構酷かったです。何もそんなやられ方をせんでも・・・。時代劇に出てくる雑魚やショッカーの戦闘員みたいでした。ホント。
そうして、ウルトラ兄弟とベリアルが交戦するのでありますが、全く歯が立たず。ゾフィー兄さんに至ってははカラータイマーが点滅するまで消耗してしまう訳です。
ベリアルと父の戦闘シーンがありました。普段の父の戦闘スタイルからは考えられないような動きをしていましたが、やっぱりベリアルには勝てません。その時、母が父に向かって、「ケン!」と叫んでおりました。なんて日本人みたいな名前・・・。だから息子に「タロウ」なんて名前を付けたのかッ!因みに、母の本名は「マリー」というそうです。
その後、生き残ったウルトラマン、セブン、メビウスの三人と、レイオニクスのレイが打倒ベリアルの為に奮闘。ベリアルは、怪獣墓場で、怪獣達を再生させにかかる訳です。
一方、ZAPのメンバーの元に、ベリアルからの使者、ゼットン星人が。窮地に陥るZAPの面々!しかし、そこを救ったのは、アスカ・シンことウルトラマンダイナでした。しかもスーパーGUTSの制服で登場。『ダイナ』をリアルタイムで観ていた俺は、思わず叫びそうになりました。そう、アスカはあの後、ずっと宇宙を旅し続けていたのです!
その後、ウルトラ戦士に交じり合って極普通に戦っていました。ウルトラマン達は、「誰?こいつ?」みたいなリアクションをとっていましたが。
因みに、ZAP隊員として、ムサシが登場していました。ウルトラマンコスモスにはならなかったのですが。
そういえばメビウスも人間形態のミライ君になった時は、GUYS時代に愛用していたトライガーショットを使用していました。
そして、本作一番の目玉は、新登場のウルトラマン、ウルトラマンゼロです。彼はセブンの実の息子と言う事で登場するのです(じゃあ、お母さんは誰なんのよ!?ってのも気にはなるんですが)。非常に強い戦闘力を持つのですが、プラズマタワーの光に触れようとして、レオによる精神修行を含む修行を受けさせられる事になったのであります。その際は、大リーグボール養成ギブスみたいな効果を持つ鎧「テクターギア・ゼロ」を着けていました。
修行を終えた後は、セブンらのピンチに駆けつけ、ブレストファイヤー光線技やファンネルゼロスラッガー等を駆使して先輩ウルトラマン達と協力してベリアル&怪獣軍団に勝利しました。
最後は、まるで小泉総理みたいな(中の人が小泉さんんなんだから仕方が無い)ウルトラマンキングによる演説があり、終了です。
しかし、エンドロールが終わった後、ベリアルがまだ生きているかのような描写が為されておりましたので、シリーズ化するのかも知れません。
全体的には、フルスロットルで最初から最後まで楽しめる映画だったのですが、どうも設定を使っただけで「ウルトラマン」というものに対する愛が無かったように思います。また、ウルトラマンや怪獣にワイヤーアクションを使うのはやっぱり合いませんね。また、怪獣は町で暴れまわるのが一番だなぁと改めて思いました。
個人的にはアギラが大活躍していたのに驚きです(笑)。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』については、こんな感じで。

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