管理人が特撮・アニメ・ネット等について書いたり自作の漫画を公開したりする処でございます。或いは、管理人の日々の愚痴等を垂れ流す処。または、画力向上を図る処。もしくは、インターネットラジオの投稿を報告する処。非常に混沌としております。

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飛翔掘削

Author:飛翔掘削
冴えない漫画描き。
「人生は楽しみながら」をモットーに、日々思ったことなんかを記していければと思っております。
色々観たり読んだりしますが、主食は特撮怪獣映画。
最近は、漫画と特撮映画と『ストライクウィッチーズ』があれば生きていけそうな気がしています。
2015年1月、人生初の商業漫画が出ました。

更新頻度が低下しておりますが、最低週一回は更新していく予定です。していきたい。
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『スカイガールズ』は質実剛健な、00年代ロボットアニメの白眉であるッ! 

自粛、、在宅、テレワーク……等が求められる、世界的な災厄である新型コロナウィルス蔓延下での日常生活を送らなければならない今日この頃ですが、皆様に於かれましてはいかがお過ごしでしょうか。現状では手洗い・うがい・マスクの着用を徹底しつつ「三密」を避けるくらいしか我々には打つ手がないというのがなんとも歯痒いですが、兎にも角にも何としてでもこのコロナ禍を生き延びましょう……ッ!
さて、管理人はこのコロナ禍で暫く在宅環境となりまして、そこそこの時間もあり、漫画を描いたりアニメや映画を観たりして過ごしておりました。こういう時、自宅で過ごせる趣味があって良かったなァと、思うところですね。学生の頃以来ぶりぐらいにアニメ漬けになっていたような気がします……。配信サイト充実の現代に感謝っす。
しかしながらこう、ずっと家に籠りっぱなしというのもなかなかどうして気が滅入るというもの。早く青い空の下に出たいものだなぁ……等と思いながら、ここ数日はアニメ『スカイガールズ』を観直したりしていた訳です。……まぁ、別の大きな理由も、あるんですけどね……。
スカイガールズ』は、前々(5年くらい前)から当ブログで記事を書きたかった作品なので、この機会に本日は『スカイガールズ』について少し、書いてみようと思います。宜しくお願い致します!

スカイガールズ

スカイガールズ』は2007年7月から同年12月にかけて放送されたアニメ作品。本作に先行して前年の模型・立体物の展示・販売イベント「ワンダーフェスティバル2006夏」にて会場限定OVAが発売されておりまして、それを元に設定・キャラクターを再構成したものが本テレビアニメ版という位置付けになっています。
監督は『ラブひな』、『ゼロの使い魔』の岩崎良明監督が、シリーズ構成は『ゼロの使い魔』、『健全ロボダイミダラー』の吉岡たかを氏がそれぞれ担当。アニメーション制作はここ15年くらい毎年5本~10本くらいの作品をコンスタントに世に出し続けているJ.C.STAFFです。
大元はKONAMIの「メカ×美少女」をコンセプトとしたプロジェクトであり、同社の『武装神姫』シリーズとは姉妹作的な関係にもなっております。キャラクターデザインは「メカ娘」ジャンルの第一人者である島田フミカネ先生を起用。この関係上アニメファンの間では、2008年放送の管理人も大好きなアニメ『ストライクウィッチーズ』とも度々関連付けて語られていたりもします。また、男性キャラクターのデザインは『キノの旅』等のイラストを担当している黒星紅白先生が担当。両先生のデザインしたキャラクターをアニメーターの岩倉和憲氏がブラッシュアップする事でアニメーションキャラクターデザインとして纏め上げられています。

……いやぁ、2007年夏アニメですか。もう13年も前(2020年現在)の作品なんですねぇ。本放送時は瑛花さんと同い年だった管理人も、今や冬后さんと同い年になってしまった……。
そんな感じのもう10年以上前のマイナーな深夜放送のアニメ作品ではあるんですけれども、本作を題材としたパチスロ機が近年になって幾つか出ているようで、それに合わせて新作の短編アニメ等も制作されております。管理人はパチンコはやりませんが、通勤経路にあるパチンコ屋の屋外オーロラビジョンに本作のキャラクターが映し出されるのを見て「ああ、『スカイガールズ』の新台が出たのか」等と感慨に浸ったりもしておる訳です。
しかしながら一方でパチスロ化された影響かネット上で『スカイガールズ』について検索するとパチスロ機の情報ばっかり出てきて少し寂しいです……。パチスロ機になってそこそこ評判も良いらしいので、そろそろBDBOX等を発売しても良いのよ? わしゃ早く高画質でこの作品を観たいんじゃ……!

さて、そんな感じの『スカイガールズ』ですが、そのあらすじは大体こんな感じです。

西暦2071年、突如として人類の前に出現した謎の機械細胞群「W.O.R.M」は、世界規模で人類に対する攻撃を開始した。W.O.R.Mは強大な戦力を保有し、人類軍は有効打を与える事は出来なかった。
「ワーム大戦」の開戦から3年後の2073年、統合人類軍は遂に核兵器をはじめとする大量破壊兵器の投入を決定。それによりW.O.R.Mは壊滅に至り終戦を迎えたが、代償はあまりにも甚大であった。南極大陸は消滅し世界的に水位は上昇、各大陸も大きく分断されてしまう事となったのである。また、人類はこの戦いで総人口の3分の1を失った。

それから10年後、復興の道を進む日本。
日本海軍は10年の歳月をかけて表向きには人命救助・治安維持を目的として開発されていた対W.O.R.M用の人型飛行戦闘兵器「飛行外骨格 ソニックダイバー」を完成させた。
軍はソニックダイバーの試験搭乗員として適性のある人物を軍・民間を問わず人員をスカウト、結果として桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の3名が横須賀の追浜基地に招集された。
こうして、彼女達のテストパイロットとしての日々が、始まった。


上に貼ったDVD1巻のパッケージをご覧いただくと分かると思いますが、まぁ、本作はあられもない恰好をした女の子達が空を飛び回って怪獣と戦うアニメです。文章にすると本当に身も蓋もないですね!
管理人はどうにもこういうアニメばっかり好きになっているような気がするんですが、ふと冷静になった時、色々と踏み外しちゃっている感じがしてどうもアレです……。もう今更戻れませんがッ!
しかしながらですね、こういうビジュアルではあるのですが、本作の作劇はとても丁寧かつ硬派なものになっていると、管理人は思う訳ですよ(襟を正しながら)。

まずその世界観。
ワーム大戦」で世界中が水没、人類は大幅人口減、特に戦闘要員として駆り出された10代~30代の男性の多くが死亡……。故に、未成年の登場人物達も多くは母子家庭だったりする訳です。また復興もまだまだ進んでおらず、電力や物資の供給もままなっておらず停電は当たり前、紙さえも貴重品という始末。その一方で軍の施設には優先的にエネルギーや物資が供給されており、そういう状況故に軍に対して快く思っていない市井の人達も少なくない……といった感じの事が作品の節々で描かれ、世界観に奥行きを与えると同時にそうした世界観に住む「銃後の人々」を描く事で音羽達ソニックダイバー隊の戦う、戦わなければならない理由がより明確化されていると思います。

次に管理人が推したいのは、「訓練課程にかなりの尺を割いている」という点です。
10年前に壊滅したワームは完全消滅した訳では無く、音羽達が訓練を開始するのに呼応したかのように再び出現する訳です。故に本作はワームとの戦いが物語の主軸になるんですが、その実初戦闘は第9話なんですよ。それまでは搭乗訓練、シミュレーション訓練、飛行訓練、軍上層部へのデモンストレーション、追浜基地航空祭への参加、災害救助、難破船の捜索、たまの休暇にショッピングや温泉旅行……といった感じの話が描かれており、8話までの基本はまぁ、訓練訓練また訓練、なんですよね。
こういう戦闘モノのアニメでは、第1話で主人公が初めてロボに乗り最初の敵を撃破! みたいなスピード感が一般的だと思うのですが、本作はそういう訳では無いのです。地に足着けて一つ一つの過程を丁寧に積み上げていく、そうした演出方針なのです。まぁその辺りが本作が地味であると言われる所以でもあり、本放送当時のネットの掲示板などでの不評に繋がったのでしょうけれども……。
本作の前半部分、1クール目はジャンルとしては「戦闘モノ」では無く、「試験機&テストパイロット」モノなんですね。『マクロスプラス』とかと同じジャンルな訳ですよ。管理人はこの1クール目が非常に好きなんです。未知の新型機ソニックダイバー、そのテストパイロットとして軍民問わず集められた女の子達、訓練の日々を通して深まる絆、空を飛ぶ気持ちよさ、ソニックダイバーを整備するメカニックの人々、ソニックダイバーの有用性を疑問視する軍上層部との軋轢、少女らを支え見守り飛べなくなった自分の夢を彼女達に託す指揮官……。
いやぁ、良いですよね! 前代未聞の人型兵器で適正があるとは言え、民間から招集された女の子がいきなりガンガン操縦出来るなんて事は普通に考えたらまぁ、無い訳ですよ。しっかりじっくり訓練課程を見せる事で、16歳・17歳の女の子達が人型戦闘機を操縦するというシチュエーションに確かな説得力を持たせているのであります。
戦闘シーンで「訓練通りにやれば良い!」みたいな台詞はこの手の作品ではよく出てくると思うんですが、本作でも第9話の初出撃時に「訓練通りに」的な台詞が出てきます。しかし、8話かけて彼女達の訓練模様をずっと描写してきているので、本作のそれは重みが違って聞こえてくる訳です。この積み重ねがあるからこそ、この初出撃では、ワームの殲滅よりも彼女達の無事な帰還を純粋に祈りたくなる訳ですね。

また、整備士を「パイロットと二人三脚」として描いているのも好感が持てるポイントです。
ロボットもの、戦闘機もの等のメカものの作品ではこういう部分が重要になってくるんですよね。「パイロット一人で機体を動かしているんじゃないぞ」と。機体を設計した人・建造した人・整備した人・操縦する人・操縦する人をバックアップする人。みんなの思いを乗せてロボット(本作の場合はソニックダイバー)は動いているのだという事を描いている本作は、メカ好きとして心に来るものがあります。
色々な要素がいちいち丁寧なんだよなぁ……。

作品の後半部分、2クール目からは、ソニックダイバー隊は壊滅した西ヨーロッパ基地(劇中では特に言及されていませんが、ドイツ軍)からの追加パイロットであるエリーゼ・フォン・ディートリッヒちゃんを加え、特務巡洋艦攻龍に乗艦し、南半球は南米沖にあるとされる「ワームの巣」に向かう展開になります。管理人は航海モノも好きなので、この展開はなかなか嬉しい。
出現頻度を増して本格的に復活してきたワームとの戦闘、ワームとの戦闘の被害による食糧廃棄に伴う食糧問題とその解決、物資補給の為の寄港、ソニックダイバー隊遭難で始まる南の無人島サバイバル生活、艦内でのクリスマスパーティの開催……等、バラエティーに富んだ話が展開していきます。それによってキャラクター達の掘り下げを行いながら、終盤には新たなパイロット・アイーシャ・クリシュナムをメンバーに加え、ワームの正体の解明やソニックダイバーの開発経緯といったものが明かされ、主人公・音羽の過去とも紐づけされて最終決戦に雪崩れ込みます。
かといって「怒涛の展開!」みたいな感じでは無く、1クール目同様少しずつ丁寧に積み上げていってからの最終決戦なので、割と「静かな熱さ」みたいな感じではあると思うんですけどね。

特筆したいのは、やはり最終話です。
本作の最終話は、最終決戦から半年後の後日談となっていて、パイロット適正を緩和したソニックダイバーによるレスキュー部隊の新設に伴た式典でのデモフライトを行うという話になっています。新生ソニックダイバー隊の結成に伴い音羽達が乗って戦ったソニックダイバー4機が博物館展示になるという事で、文字通り最後の飛行となる訳ですが、これがまた良いんですわ……。
飛べなくなった俺の代わりに、あいつらには平和になった空を飛んで欲しい」と言っていた冬后さん、最終決戦の極限状況から昏睡状態に陥ったアイーシャ、空を飛ぶのが夢だった音羽の弟・優希との約束、ラストフライトに際して万全の状態に整備しきったメカニック達、送り出してくれたパイロットらの家族や友人……。
様々な人達の思いを乗せてのラストフライトとなっている訳です。もう描かれる空が綺麗で気持ちよくて……。本当に、『スカイガールズ』らしい、作品に相応しい最終回になっいると思います。管理人などは今回観直して思わず感涙してしまいました。なんか年々涙腺が緩くなっている気がする……。

個人的にはこの『スカイガールズ』が00年代のロボットアニメの最高峰の作品だと思っているのですが、どうなんですかね。
本作はめちゃくちゃ派手な戦闘も無ければ、作画や3DCGのレベルも放送当時のアニメの平均水準でこれと言って抜き出ているという訳ではありません。しかしながら、テクノロジーと人間との関係性、空への憧れ、託される思い……といったテーマと、丁寧な積み重ねを重視した作劇は間違いなく本作を傑作たらしめていると確信するものでありますッ!! KONAMIの往年のシューテイングゲーム『グラディウス』の主役機・ビックバイパーも劇中の統合人類軍の新型機として大活躍しますし!(傑作かどうかとはあまり関係ない話
しかしながら現状だと、この配信サイト隆盛の時代に配信しているところは無く、視聴手段もDVDを買うかレンタルするかのどちらかしか無い為、本作を題材としたパチスロ機が人気になったといえどアニメ本編の再評価はなかなかされていないんですよねぇ。良い作品なんだから、是非とも多くの人に見て欲しいなぁと思うところであります。
その一方で「知ってる奴だけ楽しんでいればもうそれで良いんじゃ……」という思いもあり。スカイガールズおじさんの心境は、複雑です。

先月、本作にてソニックダイバー隊の指揮官である冬后蒼哉大佐を演じられていた声優の藤原啓治さんが、癌のため亡くなりました。
謹んで、哀悼の意を表します。


【関連記事】
メカ少女のこれまでと『ガールズ&パンツァー』と第二次大戦メカの展望

【OP】


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2020/05/22 01:05|SFアニメTB:0CM:0

「ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ」のジオラマが楽しい、というお話 

気付けばもう12月に突入しておりますが、皆様に於かれましてはいかがお過ごしでしょうか。
管理人は、Twitterでのツイートがバズったり別名義での漫画制作や地元特撮イベントの運営のお手伝いをしたりなど、忙しくも充実した日々を送れているような気がします。そのかわりに当ブログの更新が途絶えてしまったりもしているのですが……。
更新が少なくたっていいじゃない、個人ブログだもの。

……さて、好きなウルトラ怪獣を育てて戦わせる事ができる、スマートフォンゲーム「ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ」。間もなくリリースから1周年を迎えるという事で取り敢えずは続いてくれて何よりですよね。
以前書いた通り、管理人はドハマりしているのですが、半年くらい前に「ジオラマ」機能が実装されまして、管理人もちょくちょくこの機能で遊んでいる訳ですよ。

ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ

このジオラマ機能、要はゲーム内の3DCGデータを利用してデジタルジオラマを作れる機能なんですが、はっきり言ってこれ、ヤバいです。
取り敢えず管理人が作ったこのジオラマをご覧ください。

絵の再現

このジオラマは、管理人が描いたこの絵をジオラマで再現した感じのアレなんですけれども、絵を仕上げるのに数日かかっていたのに、ジオラマだと僅か十数分で完成してしまったんですわ……。
これ、怪獣を描く人にとってはかなり凄い事ですよ。普段一生懸命描いていた怪獣の絵が、こんなにお手軽に再現できるようになるなんてッ!!

そういう訳で本日は、この半年間に管理人が作成したウルバトのジオラマを貼っていこうかなと思うところです。
PCの画面で見るとスマートフォンの画面で見るよりも迫力が全然違いますねぇ。俺、良いジオラマ作ってるよな……(自画自賛マン)。

※50枚ちょいくらいあるので、以下、追記にて。


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2019/12/08 01:30|特撮関連雑記TB:0CM:0

役目を果たしたので当記事は限定記事と相成りました。 

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2019/10/16 21:02|お知らせ等

企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣 『シン・ウルトラマン』、本格始動! ウルトラファンの庵野監督が手掛ける新作は、果たしてどのようなものになるのか。 

まずはこちらの発表をご覧ください。

『シン・ウルトラマン』映画化に関するお知らせ ‐スタジオカラー

庵野秀明と樋口真嗣のタッグによる新作ウルトラ映画だとぅ!?
……はい。
いや、実はウルトラファン界隈では密かに囁かれていたんですよね。「円谷プロが庵野監督に作品制作を打診しているらしい」という噂が。管理人がその噂を耳にした後に週刊大衆が「庵野監督がウルトラを作るらしい」と報じて騒動になったり、樋口監督が何らかの作品に携わりはじめたという事をイベントで示唆していたりしていたのを見て、管理人は「あ、これは本当に庵野版ウルトラが来るかも……」と思っていたのですが、この度正式発表と相成った訳でございますね。
樋口監督の話を見るに本来はもう少し先の発表の予定だったようですが、先日週刊大衆が再度「庵野監督がウルトラを作るらしい」という記事を出しちゃったから予定を早めての発表となった、という所でしょうか。

いやぁ、『シン・ゴジラ』ラストの「ゴジラの尻尾から人型の巨人が生まれ(かけ)た」というのは日本特撮史的なメタ視点(1954年の『ゴジラ』で怪獣ブームが起き、その中で1966年に『ウルトラマン』が生まれた)を組み込んだモノだったと思うのですが、そのまま「人型の巨人」の映画を庵野監督が手掛ける事になるというのはもう笑うしかない訳ですよ。
もうね、我々は『シン・ゴジラ』があそこまでの作品として完成しているのを知っている訳ですから、出来に関して何も心配する事は無い訳じゃないですか。後はどういった方向性の作品になるかという話なんですが……。
今回は企画・脚本を庵野監督が、作品自体の監督を樋口監督がそれぞれ務めるという点がポイントになってくるんでしょうかね。庵野監督は監督でも総監督でも無いという事が作品にどういった風を吹かせる事になるのか。
既に脚本は脱稿済との事で、庵野監督は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が完成次第『シン・ウルトラマン』の制作に移行するとの事。エヴァの制作が終わって庵野監督が現場を見ているうちに「俺がやる!」となってディレクション作業に入ってくるとかが無い限りは樋口監督がメガホンを取る形になるのでしょう。『エヴァ:||』の公開は2020年6月ですから、『シン・ウルトラ』は撮影中か撮影が終わっているかという頃合いでしょうから、庵野監督が大きく関わるのはVFXや編集等のポスプロ段階なのではないかと思われます。現場で「カメラを1mm動かしてください」とかいうような事は無いのでしょうが、ひょっとしたらVFXに関しては「プリビズ通りにやってください」みたいな『シン・ゴジラ』の再来という事もあるのでは(笑)。

いさや、当たり前のように「3DCG主体で制作される」みたいに考えちゃっていますが、今回監督を務める樋口監督は「ミニチュアアーク主体のSFXでもまだ出来ることがあるのではないか」という事を度々言っているんですよね。と、いう事はですよ。今回の『シン・ウルトラマン』ではミニチュアワークや着ぐるみといった従来からの特撮技術を主体として制作される可能性も無くは無いっちゅう事にはなりませんか? そもそもこの撮影手法で現在も続けているシリーズこそが現行ウルトラである、という話もあります。
そうした樋口監督の意向や現行ウルトラの流れもあるので、
企画・脚本:庵野秀明
監督:樋口真嗣
特技監督:田口清隆

みたいな座組みが実現すると管理人がとても喜ぶのですが、果たして……ッ!?

……しかしまぁ、究極的には予算の問題ではないかという話になるんですけどねぇ……。ウルトラマン最大の敵は怪獣でも異星人でも無く、予算なんですわ。
現行ウルトラは怪獣の着ぐるみも色々と使いまわしてやりくりしたりそもそも放送期間が2クールだったりと、かつてのウルトラシリーズと比較すると割とリーズナブルな体制ではあるんですよね。それは円谷プロ自体が一回潰れかけたという事が大きく、長年蓄積されたその傷はいまだ癒えていないという現状もある訳です。更に、ウルトラの持っている興行規模はいかほどか……という話もあります。諸々複合的に見て、あまり大規模な予算が組まれるという訳では無さそうな気もするんですよね。
ミニチュアワークと着ぐるみをはじめとしたSFXを主軸でやるのか3DCGをはじめとしたVFXを主体でやるのかは分かりませんが、どちらにしても庵野脚本を完全に近い形で実現するにはそれなりの予算が必要となるのではなかろうかと管理人は思います。願わくば、脚本を忠実に再現した完成度の高い映画になるだけの予算を……どうか予算を……ッ!!

その予算面に関してですが、気になるのは今回の『シン・ウルトラマン』は円谷プロと共同制作&配給が東宝であるという点ですかね。『シン・ゴジラ』での大成功がある訳ですから、東宝が結構出資してくれているのではなかろうかという期待はあります(笑)。
しかしながら、円谷と東宝ですか。
古くから円谷とタッグを組んで様々な映画を配給してきているのは松竹映画な訳ですが、そもそも円谷は東宝傘下の企業であり、作品によっては東宝配給で公開している作品もあった訳です。『長篇怪獣映画ウルトラマン』とか『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』とか。しかし、90年代頭頃に喧嘩別れのような形で円谷は東宝傘下から離脱している訳で、今回の東宝配給によるウルトラ新作映画というのはなかなかに衝撃的でもある訳ですよ。歴史的和解と言っても良いのかも知れません。
いやぁ、これも庵野監督の紡いだ縁という事になるんですかねぇ……。

シュワッ!

あとは脚本というか、どういうストーリーになるのかという話でしょうか。
広く知られている通り、庵野監督はウルトラシリーズ好きであります。学生時代に自主制作映画『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』を監督し自らもウルトラマン役として出演していますし、代表作たる『エヴァ』などは特にウルトラシリーズへのオマージュに満ちている作品でもあります。『新劇場版』の方でも昭和のみならず平成のウルトラネタも随所に仕込んできているくらいですから、庵野監督のウルトラ作品に対しての造詣と愛は広く深いものであると言えるでしょう。また、庵野監督は常々、「ウルトラマンは原典が完璧だからリメイクする必要は無い」みたいな事を言っているので、原典に極めて忠実な再現をするか、或いは全く新しいウルトラマンを提示するかのどちらかだと思うんですよね。
シン・ゴジラ』形式に則るとすれば、「現代社会にもしも怪獣(或いは侵略異星人)とウルトラマンが出現したら」というシミュレーション的な作品になると思うのですが、しかしそれは04年公開の映画『ULTRAMAN』がやった事でもありますから、庵野監督は避けそうな気もします。
ではどうなるのか……。
キーになるのは、2021年公開という点ですね。そうです。帰ってきたウルトラマン』の放送開始50周年なんですよ!!
そして、帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックの異名のひとつは「新ウルトラマン」である訳です。
やっぱりこれは初代ウルトラマンでは無く『帰ってきたウルトラマン』のリメイク的な作品になるのではなかろうかと、管理人は睨んでいるのですが、果たして……。


2012年の「特撮博物館」、2016年の『シン・ゴジラ』、2017年のNPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構」設立、2019年の「特撮アーカイブセンター」設立、そして2021年の『シン・ウルトラマン』……。
特撮博物館」で庵野監督が言っていた「特撮技術・特撮文化の保存&継承」が着実に成されている事をなかなかに感慨深くなります。
シン・ウルトラマン』、ウルトラファンとして、庵野ファンとして、楽しみに待ちたいと思います。


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2019/08/01 18:09|特撮関連雑記TB:0CM:0

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、それは、大いなる巨神たちによる神話である! 

ソレソレソレソレ! ハッ! ハッ! ハッ! ゴ! ジラ!

……はい。お世話になっております。当ブログ管理人の飛翔掘削でございます。
去る2019年5月31日に、特撮怪獣映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題『Godzilla: King of the Monsters)が公開しました。管理人は公開初日にゴジラ休暇を取り、公開初日・初回でこの映画を観に行った訳でございます。
この記事を書いている段階で既に4回ほど観に行っているのですが、いやぁ、面白かった! 4回観て面白かったという事は、これはもう10回20回観ても面白いという事なのでしょうね!
公開初日の劇場は平日という事もあって客の入りはそこそこでしたが、日を改めて休日に行くと、劇場は満席入れ食い状態。情報によると、公開3日間での興行収益は全世界では約1億8千万ドル、日本国内では約840万ドル(約9億1千万円)という速報が出ております。これはまたヒットするぞォ! 怪獣映画の未来を担う子供達もかなり来てくれていたようで、特撮怪獣ファンとしては嬉しい限りであります。

やっぱりゴジラ映画は面白いなぁ」という感想だけでこの記事を終わりにしちゃっても良いのですが、折角感想をぶちまける当ブログという場がありますので、本日は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の「何が面白かったのか」という事を少し書いていきたいと思います。それでは皆様、宜しくお願いします。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

※以下、公開中の作品に付きネタバレ注意です!

【『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』予告編】






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2019/06/04 21:48|特撮怪獣TB:0CM:3

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